ポーランドで読んで、ポーランドを書いて

ポーランドで私が読んだ本の感想やこれまでに雑誌上やインターネット上で執筆・掲載させて頂いた記事を少しずつ紹介していきたいと思います。


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娘は昨年9月に小学2年生になり、学校で定期的に課題図書を出されるようになりました。

この機会を利用して、娘と一緒にポーランドの小学生がどんな本を読んで育つのか、ご紹介していきたいと思います。

 

第一弾は、コルネル・マクシンスキ(Kornel Makuszyński)作、マリアン・ヴァレンティノヴィチ(Marian Walentynowicz)絵の『まぬけなヤギの120の冒険(120 przygód Koziołka Matołka)』という物語です。

小学1年生の修了式に、1年次終了のお祝いとして贈られたこの本は、同時に夏休みの宿題となり、娘にとっての初めて出された課題図書になりました。

 

 

リズミカルな4行の詩形式の文章の上にそれぞれイラストがついていて、コミックス形式ともいえる愉快なヤギの物語は1933年に出版されたものですが、今日までポーランドの子ども達に愛されています。

 

 

 

物語の内容は至ってシンプル。

パツァヌフ(Pacanów)という町では、世界中でただ一つ、ヤギに蹄鉄をつけてくれるという噂を聞きつけたヤギ達。中でも勇気あるマトウェク(「おまぬけさん」という意味)が志願して、パツァヌフを探す旅に出ます。

途中で魔女に食べられそうになったり、大砲で飛ばされて月へ飛ばされてしまい、そこで伝説のトファルドフスキ(Twardowski;悪魔と契約した結果、今は月にいるというポーランドの伝説に登場する主人公)に会ったかと思えば、流れ星に乗ってまた地球に舞い戻り、中国にたどり着いてしまったり、そこからインドに行ってしまったり。

こんなにハチャメチャな冒険旅行の末、果たしてマトウェクは無事にパツァヌフを探し出し、蹄鉄をつけてもらえるか、というお話です。

 

課題図書に出されたのは全部で20ページほどの1冊目で、このシリーズは全4巻となっています。

 

パツァヌフという町はポーランド南部に実在し、ヤギのマトウェクの像があります。

 

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コルネル・マクシンスキ(Kornel Makuszyński)

1884年生~1953年没

代表作に『O dwóch takich, co ukradli księżyc(月を盗んだ二人の話)』(1928年)、『バシャをめぐるドタバタ劇(以前『みなしご天使』のタイトルで日本で出版されていました)(Awantura o Basię)』(1937年)、など。

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