2014年10月01日(水) 17時00分21秒

ターコイズとインディアンⅠ

テーマ:ブログ

POWWOW



皆様こんにちは!



初回はずばり、《ターコイズ》についてです!


そんな第一回の今回は《ターコイズと人、そしてインディアン》

みんな大好きターコイズ
インディアンだけではなく、世界各地で愛されている、そんな宝石です。





・何時位からの付き合いなんだろう?
紀元前3000年頃とされる、

エジプト王族の墳墓から既にターコイズとゴールドの装飾品が発見されたり。



↑ターコイズやラピスを使用したアミュレット 紀元前1250年ごろ (ルーブル美術館所蔵)


旧約聖書の中にも既にターコイズは登場しています。
世界各地に逸話や伝説があり、

ローマ帝国の博物学者大プリニウスも、

紀元77年から刊行された著書「博物学」で紹介していたり・・・。



↑執筆からから2000年近く経った今でも手に入る「博物学」
Loeb Classical Library


アジアではマルコ・ポーロが四川省で発見されたターコイズについて書き記していたり。


アメリカ大陸でも白人の入植前から南米・北米問わず、

ターコイズの存在は認知されていました。

中でもトルコ石のモザイクマスクなどは非常に有名です。



↑テスカトリポカのマスク(大英博物館蔵)


「我々人類と共に歩んできた由緒ある宝石」それがターコイズです。


・じゃあ世界中で採れるの?

結論から言えば「イエス!」です。


紀元前ではエジプト、ペルシャ地方(現在のイラン、イラク)、中国が歴史上よく見かけるでしょうか。

最近ではアフリカ産(エジプト産ではなく)のものも見かけます。

もっと端的な言い方をしてしまえば、乾燥していて・銅山や鉄鉱山のある場所からは大なり小なり獲得のチャンスがあるという事です。



↑大雑把な銅鉱床のマップ

(ターコイズが産出する地域ほど密集しています・・・)


さて北米では?

インディアンとターコイズ・・・・古い時代からまじないの道具として、装飾として愛されてきました。

お守りとしても非常に特殊な存在となってきました。


今日でも名前が残っているターコイズ鉱山のなかには、

白人の入植前から採掘がされていたとされる鉱山もあります。

セリリョスなどはそのいい例でしょうか?



 ↑セリリョス・ターコイズとジュエリー(POWWOWナゲッツ)


荒涼とした南西部にあっては、むき出しになったターコイズの塊はさぞ神聖なものに見えたことでしょう。



 ↑ビズビーターコイズの原石(POWWOW所蔵)



・インディアンにとってのターコイズ


アメリカには本来全土に渡って何がしかの部族が住んでいました。


↑いろんなトライブマップが存在しています、その中の一つ


アリゾナ・ネバダ・ユタ・コロラド・ニューメキシコはその気候条件と銅・アルミニウムなどを多く含む地質のため、これら南西部に住むインディアン達が特にその恩恵を受けてきました。


時は紀元前1200頃


最初のターコイズを発見したのは現在のフォーコーナーズ周辺に住んでいました。

彼らは現在のプエブロ達の祖先とされており、

便宜上彼ら集団をアナサジやアナサジ族と呼んでいます。



↑4つの州の隣接する場所、それがフォーコーナーズです。


彼らが狩りの途中だったのか?はたまた、ただの散歩途中だったのか?

はっきりした事はわかっていませんが、まず間違いなく、地表面付近に脈状にむき出しになったターコイズを発見したのでしょう。

一般的に鉱物は同じ鉱物であっても地中深くにいくと硬くなる性質があるため、現在でいうところのチョーク(非常に柔らかいターコイズのあだ名)であった可能性が高いと思われます。


もちろん石器や動物の骨等を使っての採掘なので、今の様な大規模なものではありません。

その希少性と苦労は相当なものだったでしょう。


・各部族にとってのターコイズ

インディアン達はターコイズに神聖さを感じると同時に、その青さを非常に不思議に思いました。

「一体何だこれは?」「何がどうして、土の中にこんなものがあるんだ?」


多くのインディアンの見解として多いものが「空を切り取ったもの」「空の青さを盗み取ったもの」という「空」というフレーズでしょうか?

そういった彼らの疑問と彼らなりの答えや思いは、各部族に伝わる伝説や伝承に色濃く残っています。

ごく一部をご紹介します。


<サントドミンゴ族の場合>

とある偉大な酋長が居た。強大な敵から逃げてきた時に休息を取った場所で流した汗が地面に染み込んだものが、ターコイズになったとしています。



<ホピ族の場合>

地上のあらゆる事象を知り尽くす神聖な動物(知恵の象徴である)トカゲが、地中奥深くに潜り込んだ彼らの吐き出したものがターコイズなんだろうと考えているそうです。



<ズニ族の場合>

ターコイズは、太陽やイーグルと同じく天空の向こうにある世界(天界といえば解り易いかもしれない)からもたらされたのだ。完全な無欠なブルーは男性の、そのほかの色のターコイズは女性の象徴とされています。


<ナバホ族の場合>

特にナバホには様々な伝説や逸話が残っています。

ネットで軽く調べるだけでもかなりの話が出てきますね。


中でも特に有名なのが天地創造の話です。

世界を創造したファーストマンが地中から地上に出てきたときの話だ。

水で覆われたこの世界を住めるようにするため水をはけ、大地を作った。

ある時東から白い光がさし西側の空に黄色い靄が立ち上った。

それは星になり、大地を照らすようになった。

しかし多くの人々はさらに明るい光―太陽を求めた。

そこでから彼は懐からおもむろにターコイズを取り出し球形に磨き上げ、空にそれを掲げた。

ターコイズは太陽と同じくらい神聖で大事な物なんだ。と




              ↑どこまでも青い突き抜ける青さ(店長出張日記より)



そんな紀元前から、彼らと密接だったターコイズ。

しかし、多くのアメリカンターコイズは、結果的には彼等自身のものであり続ける事はありませんでした。


入植してきた白人との摩擦は激しく、多くの部族が消えていきました。


土地を始め多くのものが、具体的には命が奪われていったのは厳然たる事実です。

何が良くて悪いかという話ではなく、あくまで事実としての話です。


結果、多くのアメリカンターコイズが白人主導の管理になっているのが現状です。



       ↑現地のディーラーとのやり取りの一枚(店長出張日記より)


しかしそのおかげもあって、ゴールドラッシュ頃に現れた伝説的な鉱夫やディーラー達の子孫によって、ターコイズ達は品質と歴史をしっかりと管理されています。


現在でも伝説的なターコイズファミリーといえば、ザカリーファミリでしょうか?

非常に有名なのはジョーダン・ロウリー氏でしょう。



             ↑POWWOWにも遊びに来てくださいました



いま将にターコイズを所有の方、気になるけど・・・と思われている方。

何気ないこの空色の石には何千年という人々の歩みと想いが詰まっています。


この石の声を聴き、より日常の中に組み込んだ人々。

その末裔ともいえるのが今のアメリカン・インディアン達でしょう。

彼等ほど日常の隣にターコイズを置く人々は、世界各地見回ってもそういるものではありません。




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コメント

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1 ■無題

こんばんは。
キャッスルさんの方も物凄いです
(*^^*)。
学術シンポジウムの講演のごとき出来映え。
感動しました
m(__)m。

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