トドお父さん通信

高BMI中年北部九州サーフィンと家庭菜園と子育てグルメ


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3年ぶりに再開して、年初にようやく完了したこのプロジェクト

最後まで報告しないと、次のプロジェクトが始められないので、きちんとケジメをつけましょう!

 

回路図と、部品リスト、オシロで実動作解析を行って、ミッション・コンプリートにしたいですね。

 

まずは、回路図の説明と、部品リスト・入手先から

 

まずは、最終の回路図です。Bschで書き直しました。結構マメですね、トドお父さん。

 

次に回路図の説明と部品リストですね。

 まず、AC入力部から説明します。

 メインの整流回路です

 

ケースはLeadのRC3を使いました。 マルツで¥1380 もうひとまわり大きめのRC2だと3Aの

トランスも入って余裕がありそうです。

【リンク】

プラグ付きACコードは安いものでOKです。 マルツで¥180

【リンク】

ヒューズフォルダーはレトロなものを選びましょう。 サトーパーツ [F-4000-B] ¥180

【リンク】

トランスはTOYOZUMI の24V 2A トランス【2H242】 を使います。 マルツで¥2880

カホパーツにある、菅野のトランスは少しお高いですが、小型でおススメです。

【リンク】   外形写真はこちら正しいです。 【リンク】

電源スイッチは2連のスイッチを使います。 AC100Vをトランスに入力するとともに、同時に

電源LEDを点灯させます。 レバーが大型、動作が軽くてちょっとお高いものを、マルツで¥380

NKKスイッチズ 【M-2022 L/B】

 

電源のブリッジ整流器について、メインの整流器は

トランスの24V出力を、そのまブリッジ整流する場合と、半分の12Vのタップ出力で整流する場合と

2つの場合にスイッチで切り替えます。

 

低い電圧を出力する場合に、24Vで整流するとロスが大きくなって、出力トランジスタの損失が大きく

なってしまいます。

熱になるばかりです。 ひいては、環境に悪いですからね。

 

このスイッチは、ケースの裏側に付けています。 ミヤマ【M550】マルツで¥182

【リンク】

 

 ブリッジ整流器はメインの24Vを整流する 新電元のDX15XB  800V 15A を使います。

かなり、オーバースペックですが、手持ち部品です。 マルツで整流用ダイオード【GBJ1504-BP】

400V 15Aでいいと思います。 ¥318

【リンク】

 

6Vタップを整流する5Vサブ電源用のブリッジダイオード、今回は手持ちのLT GBL406を使用。

マルツでは、整流用ダイオード【GBU4G-BP】 ¥210

【リンク】

 

出力平滑用のケミコンは2200uF 50V x2  (1個でもOKのようです。写真みたら1個ですた!)

 アルミ電解コンデンサー 基板自立形 50V 2200μF【ESMH500VSN222MP25S】  \440 x2

【リンク】

 

これらを取り付けるラグ版 4P ¥60

【リンク】

 

出力ON/OFF用の2極双投 ミヤマ  トグルスイッチ 双極 ON-ON【MS500FB】 ¥210

出力をON/OFFすると同時に、2色LEDの色を切り替えます。通常は緑、出力時は赤または青にします。

【リンク】

 

サブ電源 5Vを作るための3端子レギュレータ。 ここからは秋月電商 5V1A NJM7805FA ¥40

【リンク】

 

LED表示器は、地元のカホパーツで買いました。(値段は忘れました)

電源ON時のパイロットランプ、さきほどの出力ON/OFF 2色LED、それとオーバーカレント表示用の

赤LEDの3種が必要になります。

 

ここからは、メイン電源 DC電圧の制御部です。

前回のシミュレーションで説明した部分ですね。

 

結局、ブーストTr(ここでは2SC4278)のVbe約0.7Vとベースに直列にいれたダイオードの

Vf 約0.6Vをたして、約1.3Vで、LM317Tの最小出力電圧 1.25Vをキャンセルしようと

いう作戦にしました。 Vbe・Vfカーブとから、後述するフライホイール抵抗で無負荷時にも

電流を少し引いてやれば、負荷がかかっても、出力に与える変動は少ないと思われます。

 

点線でくくられた部分は将来的にブーストTrにサーミスタを付けて、温度が異常上昇した

際に出力を切断する、いわゆるサーマルシャットダウンを付けるための予備回路です。

(今回は実装せず)

 基板の完成図です(テスト中)

 

24Vを整流した出力に繋いで、電流検出する0.1Ω抵抗 セメント5W、オーバスペックですが。¥30

2Wの酸金抵抗でもいいと思います。 P=IxIxR =2x2x0.1 = 0.4Wしかならないですからね。

【リンク】  【リンク2】

 

次はキモの電圧制御IC LM317Tです。動作については前回説明しましたね。1個 ¥50

【リンク】

 

LM317の出力をブーストするトランジスタですが、自分は手持ちの 2SC4278を使いました。

秋月では、この辺が使いやすいかもですね。 2SC2837 150V 10A ¥135

【リンク】  配線は熱収縮チューブ、ゴムブッシュ等をつかって保護しましょう。

放熱シートもお忘れなく  【リンク】

 

 後ろです。SWもあり

 

それと必要なのは、裏に付ける放熱器です。 結構大型のものを使用しました。

放熱器(ヒートシンク)【34H115L70】 マルツで¥690

【リンク】

 

3個使用のダイオードは汎用 100V 1AでOKです。 0R8DU41(50本入) ¥100

【リンク】

 

中央のトランジスタは汎用のNPN。 秋月では 2SC1815でしょうか? パチもんで20個 ¥100

【リンク】

 

下の段で、U2は今回のキモ、リニアテクノロジーのLT6106です。秋月で¥210

【リンク】

ピッチ変換用の基板も必要です。1枚 ¥20 【リンク】

 

U3は電流制限用の制御をおこなう、コンパレータですね。 新日本無線 NJM2903 5個 ¥100

【リンク】

 

可変抵抗(ボリューム、POT)は、電圧荒調整用 10KΩと微調整用 500Ω、それと電流制限用の5KΩを使ってます。 1個 ¥40 x3

電圧調整用のVRは当初は基本回路通りR8を200Ωにして、5KΩにしていたのですが、それだとP=ExE/Rで計算すると、E=30Vですから P=0.18Wで可変抵抗が定格オーバー。(定格1/8W)

 

現在の定数でP=0.09WでなんとかOKです。 R8も200Ωから390Ωに変更します。

本当は下に示すポテンショメータが許容電力が大きいのでおススメですね。

【リンク】

ポテンショメータ10kΩ 1個を使うのもありですね。 その場合Ebayで購入します。$1.52 (約¥180)

多回転 10回転ですから、微調整用がいりません。(でも、くるくる回さんばいけません(爆))

【リンク】

 

 

あとは、出力部の回路の説明です。

アナログ電流計と、電圧計が今回のウリです。 レトロでアナログチックでいいですよね。

 

 

 

また、左側は出力保護用のポリスイッチ2.5Aです。 保護回路は入ってますが、フェールセーフですね。

若干直列抵抗が増すのが悩みですが。 いったん切れても冷えると復帰します。

りセッタブルヒューズ 2.5A REUF25 ¥30 【リンク】

 

中央の2.2KΩ 2Wは、前回 トランジスタのVbeとダイオードのVfが電流により可変するため、

レギュレーションが悪い問題を解析しました。 無負荷時にも2.2KΩで2.2V時に1mA、22V時に

10mA 流れますので、負荷が増えてもそれほどレギュレーションに影響しないためのフライホイール

抵抗になります。 (環境には悪いですがw) 酸金抵抗 3W 2.2KΩ ¥20

【リンク】

 

32Vアナログ電圧計(パネルメーター) ¥1000 50mmx50mm

【リンク】

3A アナログ電流計(パネルメーター) ¥1000 50mmx50mm

今回は 5Aのものを使ってますが、明らかにオーバーです。

【リンク】

 

出力端子(ターミナル) MB-126G ¥150 赤/黒 各一個。

【リンク】

 

 上からレイアウトです。

 

ユニバーサル基板と基板に付ける端子も必要です。基板は適切な大きさに切って下さいね

【リンク1】  【リンク2】

 

さぁ、ここまでで今回使用した部品と回路の動作は分かりましたでしょうか?

 

最後に、レギュレーションと併せて問題になる、出力ノイズのレベルを検証してみましょう。

 

比較対象は前回 作った超小型DC安定化電源です。 こちらは、スイッチング型なので、

ノイズレベルが高くて、オーディオ用途には、今回 作りましたアナログ型の安定化電源には

かなわないはずですね。

現実はどうなっているんでしょうか?

 

どちらも12V出力時にオシロでAC結合して観測してみましょう。
それぞれ無負荷の時と、20Ω負荷 (約500mA)のとき。

 

 

ヤフオクで年末に買ったオシロが活躍します

 

【今回のアナログ電源】

まず無負荷にて、立ち上がりを観測

CH1(青)がトランスAC整流直後、CH2(シアン)がターミナル出力電圧 (安定化)です。

CH1 が5V/div(1ワク)で、35V。CH2が2V/divで12Vに予定通り(?)立ち上がってます。

 

 

AC結合で電圧レンジを拡大してリップルを観測 (CH1:CH2とも100mV/ div)

CH1(AC整流入力)は100mVp-pほどリップルが出ていますが、CH2(安定化出力)

にはほとんどリップルもノイズものっていませんね。

 

 

 

 

さぁ、次に500mA負荷をかけて、同様に立ち上がりを観測してみましょう

入力電圧のリップルが大きくなりました。

 

 

AC結合で電圧レンジを拡大してリップルを観測 (CH1を500mV/ divに変更)

 

こちらも CH1(AC整流後入力)は1.6Vp-pほどのひどいリップルが出ていますが、

CH2(安定化出力)には無負荷時同様ほとんどリップルもノイズものっていませんね。

 

思惑通りの動作で、トドお父さん、ちょっとドヤ顔です!

 

【前回作成のDC-DCスイッチング電源】

次に、前のプロジェクトで作ったDC-DCスイッチング電源ベースのDC可変安定化電源で

同様に実験をしていきましょう。

超小型の電子工作用ベンチDC可変電源を作りました!(Part3 最終回)

 

まず無負荷にて、立ち上がりを観測

CH1(青)がACアダプタ(16V)入力、CH2(シアン)がターミナル出力電圧 (安定化)です。

 

CH1 が5V/divで、16V。CH2が2V/divで12Vにこれも予定通り(?)立ち上がってます。

立ち上がりも早く、リップルも感じられませんね。

 

 CH1のレンジが高い!

 

さぁ、次に500mA負荷をかけて、同様に立ち上がりを観測してみましょう。

CH1 CH2ともに2V/divに変更しましたよ。

 

 CH1も2V/divに

 

おやおや、入力電圧と出力電圧にリップルが出て来ました。

 

アナログ電源と同様AC結合で電圧レンジを拡大してリップルのレベルを観測してみましょう。

(ノイズレベルに合わせて、CH1を1V/ div、CH2を200mV/divに変更)

 

  ノイズが発生!

入力に1.2V程度のリップルが発生し、出力は400mVp-p のひどいノイズが発生

していますね。

 

これわ、ひどいですね。  もちろん高周波なのでプローブに直接飛び込む成分も

あるとは思いますが、オーディオなんかに使ったら大変なことになりそうです(爆)。

 

アナログ電源を作ってよかったな、って今頃ほくそ笑む変なオヤジです。

次は、デジタルアンプ LXA-OT3の電源につないで聴き比べをしましょうか!?

ステレオ誌2014年1月号付録デジアンLXA-OT3 (第三回電源OFF時のポップノイズ対策)

 

LM2596S って安くていいんですが、高周波発生マシーン(笑)ですね。

近くにアマ無線をやっている人がいたら怒られそうなレベルですw

 

これで、今回のプロジェクトはミッション・コンプリートです!

 

お疲れ様でした!3年がかりのこのプロジェクト、終ってほっとしました。

後半は仕事の業務報告みたいになってしましましたね、オヤジブログらしくなくてスミマセン

次は、止まっているプロジェクト家庭菜園の自動水やりシステムを再開しようと思っています。

 

GWの宿題です。 (いつも自分にプレッシャをかけていますねw)

 

それじゃ、おやすみなさい!

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 これが問題の浴室ファン

みなさんこんにちは、トドお父さんです。

 

今回は、自宅のお風呂のメンテナンスについて記事を書きたいと思います。

我が家、2001年に立てましたから、築15年になるのですが、そろそろあちこち痛んできました。

特に水回りですね。

 

風呂場にはTOTOのユニットバスを取り付けているのですが、このユニットバスに付いている

浴室乾燥暖房機の換気扇の音が最近ブーンと大きくなりました。

換気も十分されていないようです、浴槽内の結露がスゴイ。

取扱説明書ををみると、吸入口にティッシュペーパーを近づけて、吸っているとティッシュが吸いつく

らしいです。

 

さっそく試してみます。

あら、ティッシュ、まったく吸いつかないじゃないですか。

モータはにぎやかな音を出して回っているのですがね。

 

これは、たぶんファン(シロッコファン)のフィンが汚れているのでしょう。

 

下の蓋をあけても、シロッコファンのローターが見える様子はありません。

ふたを開けて型番の表示が見えます。

TOTO TYK200U4というタイプでした。(三乾王ってネーミングげなです)

 

 フタを外してもファン見えない

 

いろいろとググってみても、掃除の仕方が出て来ません。

ホームクリーニングの記事が見つかりました。

浴室乾燥機(toto三乾王)のお掃除~ハウスクリーニング・掃除

 

これは、TOTOでも比較的 新型でシロッコファンが見えるタイプですね。

それでも、降ろして掃除しちゃってます。
 

どうも、掃除をするためには、本体をいったん降ろして、分解掃除をするしかなさそうでです。

ユニットバスの天井のメンテ用口をはずして、中を見てみました。

 

 点検口を開けます

 

100Vの配線、アース、それとリモコンからのケーブルがありますね。

これを外す前には、専用回線のブレーカを落としてからやる必要がありますね。

(電気工事士二種の免許が必要です)

ファンの掃除をするために、電気工事士を呼んでくる必要があるとは、昔のTOTO 神仕様です!

 

 ケーブルが見えますね

 

 さきのホームクリーニングの方も電気工事士を持っているとは思えませんが、きっと保有しているのでしょう。(ちなみにトドお父さんは、2011年に取得です)

 

閑話休題:

まず、浴室乾燥機のブレーカがオフになっていることを確認します。 リモコンを押して反応しなければ

OKです。(いったん電源が切れると、再びONしたときにリモコンのエラー88が点滅します)

 

天井裏の100V 白黒2本と緑/黄色のアース線1本を抜きます。

抜くときは、ボックスの白い部分をマイナスの電気ドライバで押えてから引き抜きます。

黒い方に電圧がきますので、ブレーカ切ってあっても万一のため用心して下さい。

自分はクセで外したら、ビニールテープを巻いて絶縁します。(安全第一、事故防止ww)

 

ボックスの下に、同じ色のファストン端子で本体からの電線がつながれていますので、抜け

ないように注意して下さいね。(抜けたら、極性を間違えないよう注意して差し込んで下さいね)

 

次に、リモコンから来ているコネクタを抜きます。

日圧のコネクタですね、両側を押さえて簡単に抜けます。

ネジで固定している、白いクランプも外して下さい。(ACコードもクランプを外します)

2個のネジは紛失しないようにキープして下さい。

 

さぁ、これで準備ができました。

 

TYK200の工事施行説明書は下記のサイトからゲトしました。 本当に情報ありがとうございます!

この情報がないと、降ろすことができませんでしたよ。

 

建築専門家のための検索サイト「コメット」

 

さて、降ろしましょう。

8本のネジを電動ドライバで外していきます。

さびて固いネジがあったりするので、注意してくださいね。

 

降ろす時は、カミさんに手伝ってもらいました。

なんせ、お掃除ですからね。

 

 ダクト接続口

 

結構重いです。

施行説明書をみると、外から換気するためのダクト接続口は別ピースになっていて

本体は差し込まれているだけなんですね。

 

施行説明書をゲトするまえに、ココが分からず、どうやって外すのか悩みました。

ちょっと固まっていましたが、実際はスライドして降ろすだけなんですね。

 

結構重いです。落下に注意です。

 

 16年間の汚れ、きちゃない

外したら掃除します。

シロッコファンは4個のネジで止められているので、これを外します。

結構、汚れていますね。(汚写真に注意です)

 

 雑巾で拭きあげました

 

  ファンを外して絶句!

ブラシで落としていきます。

埃がするので、マスク必携です。

同時にダイソンの掃除機でゴミを吸っていきます。

 

  水戸黄門(爆)を歌いながら

 

汚れについては、さきほどのホームクリーニング屋さんのHPにありますが、あんなもんです。

1万円か、2万円くらい取られても、仕方がないような作業ですね。

 

電気製品ですので、水は極力使わず、ブラシだけで掃除しました。

暖房吹き出し側のシロッコファン(少し小型)も掃除しました。

こちらは、あんまり使ってないので比較的汚れは少ないです。

 

 ずいぶん綺麗になりました

 

さぁ、掃除が終わりました。

ネジを止めて、また天井に取り付けます。

 

 吹き出しファンも掃除です

 

ネジが固いときがありますので、その際はいったん緩めてネジの方向性を確認しながら

慎重にネジ留めを進める必要があります。(自分は1本ネジ山をつぶして焦りました)

ホームセンターで予備のネジを用意しておけば、安心ですね。

 

 いいドライバを使いましょう

 

天井に固定できたら、またAC電線2本(白と黒)、アース線(緑/黄色)、リモコン線をつなぎます。

ブレーカーを戻して、リモコンを押してみます。

 

ブォーン、動きました! やった、お疲れ様です。

ティッシュペーパーを吸い込み口に近づけます。

吸い取って落ちて来ません。

ミッション、コンプリート。

今日の作業代は、スーパードライ 500CC 6本です。

本当はTOTOに請求したかったのですが(爆)カミさんに買ってもらいました。

 

貴重な休日の作業、お疲れ様でした!

 

 

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3年ぶりに再会したのはいいものの、結構苦戦しているこのプロジェクト

冬休みに宿題として取り組みましたが、なかなか完成せず。

 

前回 2月頭に途中報告をしてはや2カ月。更新するのが遅れてしましました。

自分の個人的な活動と二男の高校受験が重なりまして、ちょっとテンパリ気味でしたので、

更新が遅れたことご容赦ください。

 

前回、リニアテクノロジー社から無料で提供されている、LTSpiceで整流回路と安定化レギュレータIC

LM317の動作説明まででした。

 

このとき、負荷が1KΩでしたので、実際の設計負荷の最大2Aまでのときにどういう動作になるか、

ということと、電流検出ICLT6106を使った電流制限回路の動作はどうかというところまででしたね。

 

それでは、この辺を確認したいと思います。

まず、負荷を0.1A~2Aまでステップシミュレーションで動かしてみましょう。

 

まず、基本的な動作を確認します。

下記の回路です。

 

前回は、LM317の出力電圧を決める抵抗R2はステップで可変していましたが、今回は2.2KΩ。

12V 出力の設定です。

 

今回、電流検出ICLT6106を使った電流制限回路の動作は1Aで制限しています。

この部分の説明は後で行いますので、いまのところはそのように了解して下さいねー。

 

一方、前回は1kΩで固定であった負荷抵抗は、ステップシミュレーションで可変にしています。

画面中央上右側のR13 ですね。{Rf}がステップシミュレーションの記号です。

 

パラメータは、上に示す①1KΩ、②100Ω、③24Ω、④12Ω、⑤6Ω、⑥3Ωですから、

それぞれの負荷で、電流は①24mA、②120mA、③500mA、④1A、⑤2A、⑥4Aの設定になります。

 

今回、1Aで電流制限をかけていますので、うまく動作するでしょうか?電圧の安定度は?

というシミュレーションです。 

さあ、さっそく行ってみましょう。

 

まずは電圧値。

 シミュレーション結果です。

① 24mAで12.2V、②120mAで12。2V、③500mAで12V、④1Aで11.8 ⑤2Aで6V

というところでしょうか?

 

次に電流値も確認します。

青のプロット表示が電流値です。

① 24mAで24mA、②120mAで120mA、③500mAで500mA、④1Aで1A ⑤2Aで1Aです。

電流制限は設定の1Aでスパッとキレている様ですね。

電圧変動が、若干多いのが気になります。

 

しかし、おおむね意図通りの動作をしているようでホッとしました。

④の時の動作は、シミュレーションに負荷がかかるようで、途中です。(⑤まで行き着きません)

が、動作はほぼ解析できていますので、問題ないでしょう。

 

レギュレーションが悪い問題を考えます。

今回、LM317の最低出力電圧1.25Vをキャンセルするために、ダイオードの潤電圧Vf 0.6VとトランジスタのVbe0.6Vを併せて1.2Vでキャンセルして、0Vから出力できるように設計しています。

 

しかし、VfもVbeも電流によって変わりますので、思惑どおりに言ってないようです。

ためしに、ダイオードとトランジスタを外してみましょう。(出力電圧は若干高くなります)

下記の回路図ですね。

 

 

まずは電圧値。

 

今度は、500mAまで、ほぼ±0.1V内に収まっています。 1Aで制限がかかって落ちています。

やっぱダイオードやら入れない方が、レギュレーションいいですよね。

0Vスタートはあきらめましょうか?

 

次に電流値を見てみましょう。

こちらも1Aでピッタンコ電流制限がかかっています。

 

このようなシミュレーション結果になりました。

結構、思惑通りの動作でちょっぴりドヤ顔です。

 (実際はR12にポリスイッチで保護を入れましたので、この抵抗がレギュレーションに多少影響すると思われます)

 

 

次に、電流検出IC LT6106を使った電流制限回路の動作の説明に入ります。

なんか、会社の仕事みたいになってきましたねw

 

まずは、リニアテクノロジーさんのHPからデータシートをDLします。

LT6106 - SOT-23パッケージの低コスト36Vハイサイド電流センス・アンプ

 

最近は、秋月電商さんでもあつかっているようです。

ハイサイド電流センス・アンプIC 1mA LT6106CS5

 

自分は無償サンプルでもらいました。 マニアでもサンプルくれるんですね、この会社。

 

さてさて、閑話休題:

サンプル回路です。

左上の電流検出抵抗が0.02Ωの時に、200mA/Vの出力が出るんですね、このIC。

今回、0.1Ωを電流検出抵抗にしましたから、1A/1Vの出力になります。

つまり、1Aで電流制限をかけたければ、コンパレータを使って、1V以上になったら

LM317の出力をオフってやればいいわけです。

2Aなら、2Vです。簡単ですね。

 

それが、下記の回路です。

 

 

右下のIC LT1017(U2)がコンパレータ 日本無線ではNJM2903 になります。

電源は5Vにしていますので(ここでは電圧源)、コンパレートする基準電圧をR3とR7で分圧して

つくってます。5Vx2K/(2K+8K)=1Vですね。

シミュレーションのため、固定抵抗を使ってますが、実際は可変抵抗を使います。

 

中央のLT6106の出力が1V以上でると、電流が1Aを超えたということで、U2がオフになり

左端のQ3 2SC4081をR8 2.2KΩでオンしてLM317の出力をオフるという回路構成です。

 

 リニアにフィードバックがかかっているわけではなく、いわゆるバンバン制御ですが、シミュレー

ションでは問題なく動作していますね。

 

大きなCR時定数がはいればうまくいきませんが、今回は電流検出からダイレクトに制御していますので

OKのようです。(R1 220ΩとC4 10uFが時定数です)

ここまでが、今回の安定化電源の動作のキモです。

 

大分、ココまでの説明で、疲れて来ましたね。焼酎でのエネルギー補給が必要のようですw。

 

次回は、実際の安定化電源で動作が思惑通りに動作しているか、オシロで動作を解析して

説明できましたら、最終回としたいと思います。

余裕があれば、Bschで書きなおした最終回路と部品リストの説明もしたいと思います。

 

最近はデジタルばやりで、この辺のアナログ電源の説明も少なくなってきましたね。

参考になる資料が少ないので、正直 若干困ってます。 

おやおや、愚痴になりました。 もうこの辺で終わりましょう。

 

それじゃ、おやすみなさい

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