『勝間式「利益の方程式」(☆☆☆☆☆)』
テーマ:書評- 勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─/勝間 和代
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最近立て続けにベストセラーをたたき出している勝間氏ですが、
その中でも、この本は文句なしに一番のものだと思います。
よくある、「わかりやすい会計の読み方」みたいな本かと思って
手に取ってみたのですが、中身は全然違います。
会計士などによって書かれた本は、
数字ばかりが並んでいたり、項目の読み方だったり
「で、それが分かるようになってどうするの?」と
思ってしまうものが多いのですが、
この本に書かれている中心のテーマは「利益」です。
もうちょっとわかりやすく言うと、
この本では、「どうすれば儲かるのか?」が書かれています。
実は、このテーマは案外あるようで少ないのです。
また、その手の本で良質な本も少ない。
個人的に目を引いてしまったのはIT業界の話。
IT業界については、参入障壁が低いこと、
新技術についても、他者が技術的に追いつくまでが早いため、
利益の出しにくい状態が出ているということです。
これは、実感としてものすごく感じますね。
ITは、同じサービスについても、あっという間に価格が下がることがしばしばです。
よく、企業が昔に導入したシステムなどをそのままにしていて、
周りでは、価格が下がっていることを知らずに、
高い費用を払い続けているケースをよく見かけます。(場合によっては数倍!!)
くれぐれも注意しましょう。
著者は、国内外の様々な著書を参考にしてこの本を書いています。
この本のもう一つ特筆すべき点は、
いわゆる名著と呼ばれる、経済本、マーケット本などのエッセンスを
「利益」というテーマで誰にでもわかりやすい形で、凝縮している点です。
これだけでも、この本は読まれる価値があります。
経営者であればもちろんのこと、ビジネスマンであれば
必ず読んでおきたい一冊です。








