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2008年04月08日

『勝間式「利益の方程式」(☆☆☆☆☆)』

テーマ:書評
勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─/勝間 和代
¥1,575
Amazon.co.jp


最近立て続けにベストセラーをたたき出している勝間氏ですが、

その中でも、この本は文句なしに一番のものだと思います。


よくある、「わかりやすい会計の読み方」みたいな本かと思って

手に取ってみたのですが、中身は全然違います。


会計士などによって書かれた本は、

数字ばかりが並んでいたり、項目の読み方だったり

「で、それが分かるようになってどうするの?」と

思ってしまうものが多いのですが、

この本に書かれている中心のテーマは「利益」です。


もうちょっとわかりやすく言うと、

この本では、「どうすれば儲かるのか?」が書かれています。


実は、このテーマは案外あるようで少ないのです。

また、その手の本で良質な本も少ない。


個人的に目を引いてしまったのはIT業界の話。

IT業界については、参入障壁が低いこと、

新技術についても、他者が技術的に追いつくまでが早いため、

利益の出しにくい状態が出ているということです。

これは、実感としてものすごく感じますね。


ITは、同じサービスについても、あっという間に価格が下がることがしばしばです。

よく、企業が昔に導入したシステムなどをそのままにしていて、

周りでは、価格が下がっていることを知らずに、

高い費用を払い続けているケースをよく見かけます。(場合によっては数倍!!)

くれぐれも注意しましょう。


著者は、国内外の様々な著書を参考にしてこの本を書いています。

この本のもう一つ特筆すべき点は、

いわゆる名著と呼ばれる、経済本、マーケット本などのエッセンスを

「利益」というテーマで誰にでもわかりやすい形で、凝縮している点です。

これだけでも、この本は読まれる価値があります。


経営者であればもちろんのこと、ビジネスマンであれば

必ず読んでおきたい一冊です。



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