こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
 
 
この日はフラッグスタッフの人気ローカルレース「Downtowo Mile/ダウンタウンマイル」をみんなで観戦に行きました。


歳をとって短い距離を速く走るのはしんどいからね。だからフルマラソンやウルトラマラソンにチャレンジするんだ」という考えの人がいれば、今日の大会の出場者は「歳をとると筋力、スピードが衰えるからね。だから短い距離の大会で刺激を与えてあげることがいいんだ」という考えの人もいる。面白いじゃないですか。

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スタートとゴールは同じで2周の周回で1.6km。日本は距離表記なので1,500mが一般的ですがアメリカはマイル表記なので1,600m。日本では「走り始めたらハーフやフルマラソン完走」と長い距離が人気ですがアメリカでは10,000mやそれよりも短い距離への記録チャレンジもランナーに人気があります。
 
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車の通行量が少なく、お店も閉まっている朝の早い時間帯にマラソン大会開催するアイディア
朝6時50分のスタート。車の通行量も少なく、どのお店も閉まっている時間帯に街角を封鎖してマラソン大会を開催。車両通行止めも最小限で済みますし、大会後はランナーがお店に行くことも考えられます。


健康増進を目的としたスポーツイベントの提供だけでなく、地域コミュニティの活性化にも繋がり素晴らしいと思いました。日本でもダウンタウンマイルレース、開催したいなあ!
 
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号砲は、ノースフェイス契約プロランナーのロブ・クラールロブは大会主催者の「ランフラッグスタッフ」のショップからもサポートを受けています。ひげを剃ればかなりのイケメン。話しているときは気さくなお兄さん(現在41歳)の印象ですが、静かにしている時の佇まいは武装色の覇気を放っています。
 
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第1走者は40歳以上のマスターズの部。いいですね、ショートレースならではのこのぴりぴりとした緊張感。応援者側は1週目でランナーの順位を知ることができ、まるで競馬を見ているような興奮感。男子の優勝タイムは5分2秒、女子は6分7秒。標高2,100mでコースは平坦ではなく緩やかな上り下りが幾つかある中での記録です。

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当日エントリーできるゆるさもいい。トレイルラン合宿ツアー参加者の男女6、7名が飛び込み参戦しました。写真の彼女はマスターズで女子3位入賞。みんなこのあと15キロトレイルランするのに元気ですね〜僕は慣れない標高、その後のことを考えて足休めしました。
 
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第2走者は女子の部。
 
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第3走者は、エリートの部。みんなまるで鳥のささみのような肉体。大学陸上競技で鍛えた、見るからに速そうなメンバーです。アメリカ国旗のパンツが派手。スタートして一人だけ集団から大きく遅れる男性がいました。そのとき沿道の観客からぼそっと「(え…エリートの部だよね?)」という失笑の声が聞こえました。エリートは自己申告で誰でもエントリーできます。「(観客は怖い。見栄を張ってエリートの部にエントリーするもんじゃない)」と思いました。
 
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第4走者はキッズの部で1周のみのファンラン800m。子どもたちも全力疾走で楽しみます。


第5走者は車いすの部。車いすを自分で押して走る人と誰かに押して走ってもらう人が入り混じっての参加。車いすを押してもらって参加している人が本当にノリノリで楽しそうで、見ているこちらも楽しくなりました。


年齢になく子どもから大人、障がい者まで楽しめる。いいですね、こういうマラソン大会の雰囲気。


さすがに1,600mは短すぎ、5,000mも速すぎてしんどいかもしれませんが10,000mのマラソン大会参加は自分の実力を知るいい機会になります。10,000mの記録が遅くなっているのにハーフやフルマラソンの記録が伸びることは考えにくく、逆に10,000mの記録は伸びているのにハーフやフルマラソンの記録が伸び悩むというのは、ランニングフォームの経済性や練習量や内容を見直す必要があります。


初心者だけでなく多くのランナーにハーフマラソンより短い距離への定期的な参加を僕はおすすめしています。

 

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