June 19, 2005

渋谷系1

テーマ:渋谷系

1990年頃から音楽メディアを中心に頭角を現し、

一つのスタイルとして認識されていった、「渋谷系」。

自分自身も東京という土地に生息し、体現し、

意識、無意識に関わらず影響を受けていた、

このユーモラスでファジーな「渋谷系」というい言葉を、

情報を整理し、且つ、数多い新たな発見と共に、

アーティストを紹介しながら再認識していこうと思う。


- Flipper`s Guitar -


Three Cheers for our side ~海へ行くつもりじゃなかった

1989年の1stアルバム。

80年代初期に賑わっていた、

Aztec Camera、Orange Juice、Monochrome Set 等、

"ネオアコ"に対する敬意に溢れる

彼らの唯一となるバンドでの音源。

ギターポップサウンドに小山田の

サウンドライクなヴォーカル(歌詞は英語)が駆け巡る。

アルバムタイトルの"Three Cheers for our side"は

"OrangeJuice"の楽曲名から来ている。

当時の評論家は口を揃えたように、

「曲は良いが、演奏は稚拙で、歌詞は英語で意味を持たない。」

というシニカルな論調だった。

僕はかなり後になってこのアルバムを聞いた。

ダイヤモンドの原石のようなアルバム。


Camera Talk

1990年の2edアルバム。

このアルバムから小山田圭吾と小沢健二の二人になる。

80年代中期に"El(エル)レーベル"を率いて、

ネオアコスタイルを確立させた"Mike Alway "

のエッセンスを素に作られた大傑作。

前作とは打って変わって、歌詞は全て日本語。

「とにかく誰にも何も言わせない」

と勝ちに行って、大勝利を収めた。

彼らが身にまとう"アニエスb"なども含めて

渋谷系という言葉の発信素となったアルバム。

「全ての言葉はさよなら」

曲名といい好きです。

後に"Mike Alway"は彼らの

ベストコレクション をプロデュースしている。


ヘッド博士の世界塔

そして1991年の彼らのラストアルバム。

サンプリングを駆使したクラブミュージックへと

シフトが変わり始めている。

渋谷系のアーティスト同士でも化学反応を起こしていたのだろう。

"ビーチボーイズ"などのネタも話題になり、

有線やラジオでは彼らの曲が流れまくっていた。

なぜ、解散したのかなどとは言わない。

人間関係とはこういうもの。

ただ、彼らのスピードはマッハ級だ。



音楽ジャンルというのは、

会話の中において、

その人の持つ「思想」、「ファッッション」、「生活スタイル」

などを表すキーワードとして用いられる事が主である。

特に外国ではその意味合いが殊更強く、

"好きなジャンル=その人のパーソナリティ"

という標準的な解釈が存在すると僕は思う。


女性ファッション誌「Olive」に、

ミュージシャンとして初めて広告を出し、

インスタントなメディアや、アーティストに対して、

非常に率直で鋭利なコメントを発していたFlipper`s Guitarは

そのままの全てが、渋谷系の中心にいた。


僕が知る限り、

"渋谷系"は日本で起こったジャンルとして、

唯一、グローバルに成長する可能性を秘めていた。



Rocka


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