July 03, 2005

自然光Movic2

テーマ:自然光Movic

1964年に、デンマークでは、

政府が映画に投資する「filmlov」という法律が発足します。
1966年には公立の映画学校"Den Danske Filmskole"も設立され、
映画が「娯楽」から「芸術」という認識に変わっていきます。


と同時に、国内の流れと対極にある

"ハリウッド"が主流という映画界に対するアンチテーゼは、
常にデンマーク映画の大きなモティーフとなっていたようです。


1995年になり、
「Dogme95」という新しいプロジェクトが、
・Lars von Trier ・Thomas Vinterberg
・Soen Jacobsen ・Kristian Levring
によって設立されます。
小型のハンドカメラ、自然光、自然の音を用い、

SFXやCG、集音マイクや照明機材を使わず、

屋外で撮影をする・・・
などの十項目を"十戒"と表記し、"純潔の誓い"を立て、

宗教的で挑戦的、ストイックに映画制作を追及する「ドグマ95」。


彼らの映画で最も重要なのは会話であり、
ストーリーと登場人物こそが映画の中心と説きます。


コペンハーゲン発信の純正作品を主に、
世界に30近くある"Dogmefilm"は、
母国で大人気を得た後、海外でも多くの賞を受賞。
Lars von Trier監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
は記憶に新しいかな。


今回の紹介は
僕が自然光に興味を持つきっかけとなった

Title : Celebration (1998)

監督:Thomas Vinterberg
脚本:Thomas Vinterberg

自然光度 ★★★★★

夏のデンマーク、
「デンマークの鉄鋼王」である父の
還暦を祝う誕生パーティが催されることになり、
子供や孫たちが次々に屋敷へ集まっていた。
なんとか全員揃ってパーティが始まるが、
ある事がきっかけで息子クリスチャンが、
自分や妹リンダに対して父親が行っていた
近親相姦をスピーチの中で暴露し始めた・・


"自分の目で見ている"
錯覚に陥ってしまうほどの臨場感、リアリティ。
自然光による不安定な映像が、
家族のぎくしゃくした関係まで浮かび上がらせていて、
これまでに見たことのない映画でした。
俳優たちも同じような感覚で演技したのでしょう。

1998年カンヌ国際映画祭審査委員賞受賞


一つの魂が浮かび上がる見事な作品。



そして、自然光度の高い音楽

Karla Bonoff

Title : Karla Bonoff (1977)

自然光度 ★★★★★

豊潤な低音、煌びやかな高音。
彼女の声は素晴らしい。
やわらかい日差しに包まれるようだ。
久しぶりに聞いて、
いつの頃からか封印されていた
AOR体験の紐を解こうと思った。


オープンリールのテープを流す渋谷の店で、
僕は様々の音楽を学んだ。


イーグルスや
リンダ・ロンシュタット等と繋がりの深いカーラは、
リンダ程"八方美人"ではなくて、
一途な感じさえする。

そこが彼女のチャームポイント。


「Cos I love you and lose again・・」



Rocka


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May 23, 2005

自然光movic1

テーマ:自然光Movic

1954年にコダック社から「TRIーX」という高感度白黒フィルムが発売され、

それを機に映画・写真の世界での表現方法の大変革が始まります。

そう、「ヌーヴェル・ヴァーグ」(新しい波)ですね。

人工的で光と影のコントラストをはっきり出してしまう、

古典的なフィルム・ノワールの映像に不満を感じていた

ジャン-リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、ルイ・マル等、

フランスの若手映画人たちは「TRIーX」と共に

自然光のみで映画撮影するという斬新な手法を見い出しました。


僕の好きな映画は自然光で撮られた物が非常に多く、

また、自分の好きな音、作る音なども、

自然光を浴びるような感覚と共振するような音であり、

またそうありたいと考え作っています。

まぁ、そう思ったのは最近ですが・・


Title : 天国の日々 (1978)

(監)(脚) テレンス・マリック Terrence Malick
(撮影) ネストール・アルメンドロス Nestor Almendros

(音楽) エンニオ・モリコーネ  Ennio Morricone

(出演) リチャード・ギア Richard Gere
      ブルック・アダムス Brooke Adams
      リンダ・マンズ Linda Manz
      サム・シェパード Sam Shepard

自然光度 ★★★★★
撮影はほとんど自然光のみです。

日が沈んでからの20分、

世界が最も美しく見えると言われる時間帯を

「マジック・アワー」と呼んでいて、

重要なシーンのほとんどはこの時間帯で撮られています。
キャンプ・ファイヤーのシーンが本当に素敵だ。
アルメンドロスはアカデミー賞、最優秀撮影賞を受賞。

いやー三角関係物は良いな。



そして、

"自然光度が高い音" 第一弾


Jack Johnson

Title : Thicker Than Water : O.S.T

自然光度 ★★★★★
ハワイ生まれのハワイ育ちのサーファー

彼の初監督サーフ・ドキュメンタリー作品。

BenHarper ,G.Loveなどと交流が深く

決して新しい音ではないが

彼そのものの音にこだわり 味わい深い。

VocalとMatonギター の音が、

まぶしいくらいの幸福色で照らしてくれる。

サーフミュージックと呼ばれてますね

このジャケット最高

今、日本でライブ中。


なので記念に



Rocka

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