本郷理華選手、SPをクリーンに滑って、ワグナー選手の上位に立って、5位でした。
4位のポゴリラヤ選手とは僅差。
フリー次第では、順位を上げることも可能。
曲が軽やかに進んでくると、客席から手拍子が湧いて、本当にお客さんの応援を感じながら滑ることができたんじゃないかと思います。なんだか、私も嬉しかったです。
バルセロナのファイナルは、会場もなんだかのどかで、オープニングのショーは「雨のひとつぶから・・・」というストーリー性のあるもの。二人のスケーターが物語をつむいで、光の芸術がそのバックドロップを描くという幻想てきなものでした。
まずペアの演技があって。
3組ずつの6分練習、そして3組ずつの演技がグループ1と2に別れて。
カヴァグチ・スミルノフ組は、ジャンプを2つ転倒して、1位とは11点ほど差がついてしまったので、残念ながら挽回はむずかしいかもしれませんが、今シーズン、男性の怪我が回復して素晴らしい演技をNHK杯でも魅せてくれたと思います。
まだシーズン続くのでぜひ気を撮り直して頑張って欲しい。
そして、ロシアのワンダーキッズに席巻されたかのファイナルですが、ベテラン(とはいえ、まだ17歳、18歳?)のトクタミシェワが、貫禄の演技。
夫も私もリプニツカヤちゃんをフィンランディアで初めて見た3年前から応援しているんですが、ここは一度沈んでから頑張って浮上してきたトクタミシェワ選手に勝ってほしい、そんな気がしています。今シーズンの彼女は、本当に美しくて、ソフィスティケートされた演技を魅せてくれています。まさに、彼女にぴったりのプログラム。
昨年のリプニツカヤのプログラムが彼女にぴったりはまっていたように…。 この選手のためのプログラム、というのがあるものですよね。
本郷選手は、怖いものがないかのように伸び伸びと演技して、SB(シーズンベスト)をまた伸ばしました。明日のフリーも伸び伸びと楽しんでほしい。
そして、いよいよ始まる男子の決戦。
明日は、午前の公式練習からしっかり見学します。なにしろ、試合より練習のほうが好きなぐらいですから。練習風景を見ていると、本当にためになります。自分のコーチからも、「練習風景をビデオに撮ってきてよ!必ず!」と頼まれています。リンクメイトとも、練習は、ぜったい見逃さない!と言い合っています。トップ選手が練習にどんなステップワーク、エッジワークを入れているか、どんなコースでジャンプを練習しているか、これほどためになることはないそうです。
ま、私なんかの下手くその初心者には及びもつかないレベルなのでなんの役にも立たないだろうと思われるかもしれませんが、かなこちゃんのモホークを何度も繰り返し見ていて、できるようになりましたからね~!やっぱり上手な人の演技を繰り返し見ることは、役に立ちます。イメージができるので。言葉で説明されるよりも、ずっとわかりやすいですね。
今日は、会場で買ったお花を投げたんだけれども、一番前の席だというのにリンクから遠いもんだから、理華ちゃんに投げたお花3本のうち、2本がフェンスの手前に落ちてしまって、目の前にウロウロしていたプレスの人が拾ってリンクに投げてくれました。
そのあとリプニツカヤなんかに投げた花も、前に立ってたカメラマンの後頭部に当たったりして…。拾って投げてくれました。お高いVIP席に座っている人たちはリンク間近ですが、私達一般席は、ちょっと遠すぎるんじゃないの~~!目の前の柵はやっぱり高すぎて、椅子に深く腰掛けると目の前にパイプがみえちゃうし。
いやいや、文句ばっかり言ってないで、楽しんでこよう。来られるだけでも、ラッキーなんだから。
あしたも、また気合入れて応援してきますよ~!
さ、今日も遅いからもう寝て体力温存しなくちゃ!