穂村さん歌会 in新宿

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     Popん?TANKA

久しぶりに行われた、穂村さんの歌会です。
掲出歌は、こちら。

はにかんだ風燃え落ちて朝かたたんと薄黒縁の案内とどく

題詠は「燃える」「燃やす」でした。
どんな感想をおもちになりましたか?


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NHKBS短歌 祭り

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328
今年の夏、NHKBSに出演してきました。
そのときの短歌です。
今回のテーマは「祭」。
BSで放送される、日本の夏の行事にまつわる短歌を、デジタル放送を見ながら作ると言うもの。
京都五山の送り火
徳島阿波踊り
秋田花火大会
の3箇所です。


京都:送り火
弘法の護摩よりいづる大文字 京の夜空に明々と燃ゆ
盂蘭盆会 五山にゆれるかがり火へためいきごとにあふれくる影

徳島:阿波踊り
ぬらぬらと夜空にあぐる踊り子のてとてとてとがいのり連ねて

秋田:花火大会
ちりぬるを珠のをばなはみずはねてをもののせきに施餓鬼となさむ
送り火のまなかにきみの影をみる 歓声とおくまなつのさくら

5首をつくり、青字の作品を読み上げました。
実際に放映されたものは、阿波踊りの作品です。

とても貴重な体験でした。
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335
会場 ネイキッドロフト
プログラム
第1部:「戦後と短歌」篠弘×岩田正」
第2部:「これからの短歌」奥村晃作×枡野浩一
第3部:セイレーン』朗読 辰巳泰子


第1部は定刻通りに始まった。
舞台下手から篠弘さん、岩田正さん、辰巳泰子さんの順番でテーブルを囲んだ。
辰巳さんの挨拶に続き、篠弘さんの話が始まる。

昨日、京都に行っていました。そこで50年間の女性の歌と言う話をしてきました。今回は辰巳さんの歌を中心に話しますが、少しだけ年代別に話をしましょう。
昭和40年代、河野裕子と言う歌人は、女性性を生かした 短歌を詠みました。
 今刈りし朝草のやうな匂ひして寄り来しときに乳房とがりき

次に、学生運動時代の短歌を道浦母都子と言う歌人が詠んだ。代表作は
調べより疲れ重たく戻る真夜怒りのごとく生理はじまる

最後に、夫婦についての歌を詠んだのが阿木津英、代表作は
「                                          」(ごめんなさい、歌を中途半端に覚えていて検索したのだけれど見つからなかった。覚えていた人、教えてくださいm(__)m)

それ以前の短歌は、女性としてどう生きるべきか?が詠まれていた。
そして、40年代以降、俵万智の登場となる。その後、俵万智と対照的な歌の登場となるのが、辰巳さん、水原紫苑さんのふたりなのです。
辰巳さんの歌は、3つに分けられると思います。1つ目は、教師時代の歌。ふたつ目は、奇麗事の愛ではない愛の歌、三つ目は、性愛の世界も生身で捉えていく、少し偽悪的捉えてしまう部分、その3つではないかと思います。
水原紫苑さんの代表作は
まつふさに眺めてかなし月こそは またき裸身と思ひいたりぬ

ここで、俵万智と水原紫苑の歌をファッションの世界に喩えて
俵万智-コンサバ
水原紫苑-モード
と表した。

格調や気高さの雰囲気が、辰巳さんの歌にはある。
報われない愛であったり、ちょっと艶歌調であったりするけれど、エゴイスティックなまでに突き詰めてゆく、それは、あることに対して命をかけてゆくことでもある。歌に対する懸命さは、生きることへの懸命さでもある。と、辰巳さんの歌に対する評をして、篠さんの話は終わった。

約3時間のプログラムを一気に書くのは、かなり難しいので今日はこの辺にしておきます。
次回は、岩田さんの話をまとめて書きます。すみませんm(__)m

夏の慧星

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328
日曜日に、東直子さんが参加した展覧会『東京音図 展覧効果』を観に行ってきた。
東さんの短歌を書家の人が書にした作品や、透明なビニールホースの細い管に、貼り付けられた短歌たちがいくつかあったりして、とても興味深かった。

この写真は、その東さんの短歌を書にした方に、ボディーペインティングで書いてもらったものです。
文字は、「夏の慧星」。
うちの名前「和香慧」の「慧」を取って「夏の慧星」としてくれました。家に帰ってから、勿体無いので写真に撮ったのですが、全体をカメラに収めることが出来なかったので、星の部分だけアップで撮りました。
イベントをやる時には、お願いしたい!と思っちゃいました。


  ウーヤーターでキスをするヒーローは
               くまのプーさんかもしくはママ

トークショー

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今日(正確には昨日の日付)、友達に誘われて枡野さん辰巳さん のトークショーを聴いてきた。
タイトルは「もういちど愛について」と言うものだった。
事前に、トラックバックされた短歌をおふたりが選んで、愛について語るというものだ。

17時の開演を少し押して話は始まった。
しかし、イメージしていた雰囲気とはちょっと違った。
勝手にイメージをしていたのだから仕方が無いといってしまえばそうなのかもしれないけれど、何となくだるい話し方と言うか、気だるそうな雰囲気に、ちょっと興ざめした部分は否めない。
トークショーって、こんな雰囲気なんだっけ?と正直思ってしまった。
これなら、聞きに来た人との意見交換みたいな感じにして欲しかったなぁ~と勝手なことを思ったりもしたのである。

でも、辰巳さんが選んだ歌を朗読してくださったの辰巳さんのイベント告知の話しはとても興味深かった。
傷ついても、どんなに嫌な想いをしても乗り越えるためには、書くこと・表現することでしか越えられない何かがあると言う話には心惹かれた。
それと、人からなんだかんだ言われて落ち込むくらいならスターにはなれないって言う話にはめちゃ共感。
悩みながらも、自分のスタイルを確立してゆく何かがないと何事も大成しないよね。

そうそう、枡野さんが「別れた相手のことを思い出せなくなっているけれど、どうでも良い事を思い出したりする瞬間がある」と言っていた。
その言葉を聞いて、帰りの電車の中でこんな歌を作ってみた。

ふりそそぐ夏の終わりはやわらかく新幹線に乗ろうときめた
両肩のずんとくぼんだ鎖骨には右目の欠けたにひきの金魚
たわいないこと想いだすまひるまはつんととんがった鎖骨恋しい

そして、枡野さんがブログに雑談とかもトラックバックして欲しいと言っていたので、これを手始めにトラックバックしてみようと思うのでありました。

簡単ですが、イベント報告とさせていただきます。
290 【日時】2005年7月3日(日) 受付開始   13:00~ 
シンポジウム 13:30~17:00 
授賞式 17:30~19:30
【会場】日本出版クラブ会館 
東京都新宿区袋町6 電話03-3267-6111 
http://www.shuppan-club.jp/
【プログラム】▼シンポジウム 「現代短歌を語りあう『ことば』」
◎鼎談  荻原裕幸×加藤治郎×穂村弘 
◎公開歌合わせ  判者=加藤治郎 司会=穂村弘  
紅組=石川美南、飯田有子、伴風花、盛田志保子、天野慶、天道なお  
白組=笹公人、大松達知、黒瀬珂欄、斉藤真伸、斉藤斎藤、しんくわ

▼授賞式 第3回歌葉新人賞受賞者=しんくわ 授賞式および祝賀パーティー

参加してきました!
レポを書きたいのですが、アメブロが重過ぎて、へばってます。
ゆっくり書きますのでお待ちくださいませm(__)m