ORANGE

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443




ORANGEがまぶしい日にはまっしろいシャツに着替えて手紙を書くの
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219 何故だろう?
あまり短歌の中に人の名前を入れて読むことはしないのだが、桝野さんの名前は時々入れてみたいと思う衝動に駆られてしまう。

今月号のかばん誌に、名前を読み込んだ歌を作ったが、このときはすべてローマ字にした。
漢字も最初は考えたのだが、漢字にしてしまうと情報量が多くなり、歌のイメージに合わないような気がしてローマ字に変えた経緯がある。
眞鍋かをりさんの時には、無理やり入れ込んだが、基本的には人の名前を入れるのは苦手のようだ。
それなのに、桝野さんの名前は、そのキャラクター的要素なのか入れてみたくなるのである。

題詠マラソンの中の1首にも候補作だがフルネームで入れてしまった。
そんな、謎なぞの気分。


教会前のラーメン屋は夾海 常連客は枡野浩一
立ち読んだ枡野氏の歌集不揃いに本棚そろう金曜の午後
枡野氏の歌集本屋で立ち読んで買わずに帰るパンプキンな日

折句

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ややさんの掲示板(歌日記) で、名前の折句をやっていたので、作って見ました。
ややさんのは、すべて頭が「や」になっています。
結句の「やくもややしも」は、造語です。
全体のイメージから、こんな感じが良いんじゃないかなぁ~と創ってみました。

※ 各短歌の下の歌は、みなさんからいただいたうちへの折句歌です。(色を変えてあります)

ややさん

やまぶきのやわらかき色やんわりと山すそそめてやくもややしも

風よりももっと飛べるねメロンパン 噛みあと残しもうここは空

ほにゃらかさん

本棚の匂いほのかにやわらかく らりるれのはら風をはこぶよ

風の文字 もてあそぶのか 愛でるのか 燃ゆる想ひの かほる韻律

はやしゆみさん

ハレーションやきつけるようしんしんと弓張り月はみなもかがやき

にわまゆみさん

にゃあにゃあとわらっているよな眉がすき ゆうべこっそりミントを植える

哀しみに燃え立つ海をめぐりゆくかもめかもめは風のごとくも

さわきりおさん

さみだれてわたしは海のきりん……リリアンを編むおくれげは月

髪を編みもう泣かないと目を閉じた少女が歌う夏のシャラララ

にむらみずきさん

日記帳にむらさきの文字みつけた日ずいずいずっころばし 君が転んだ

keiさん(ふなさかけいのすけさんの「けいのすけ」です)

敬虔ないのりにかえて野イチゴは澄みゆく空へけせらせら飛ぶ

見晴るかすさやかなる空飛ぶかもめ若き思いを描くその姿(かげ)

大江千里

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makoさんが、百人一首、大江千里(おおえのちさと)作「月みれば千々にものこそかなしけれわが身ひとつの秋にはあらねど」の本歌取りで歌を詠んでいたので、ちょっと作者(漢字だけ)つながりでパロってみました。
うちは、本歌取りならぬ、曲名を織り込んでみました。


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makoさんの歌「 千々にものこそ」

仲秋のまたき月光きみと見し花野あまねく照らしゐるらむ
われのみの秋にはあらね丸過ぎる月に対ひて千々をかなしぶ
まんまるの秋の月夜をうらはらの情(こころ)がふたつ鞦韆を漕ぐ
ただ秋といふだけでもう悲しげなそんな月だね きみも見てるか
反射率1・0の名月をひとり占めしてる なんて贅沢



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Kamomeの歌「大江千里」

ぬばたまのペルセウス座流星群ハート型してぷるぷるふるる
星空に歩けば秋を殴りたい ほしほしほしが干からびてゆく
ぷりぷりの太った月影ぢりぢりとこころふたつの宿題かかえ
秋 という天気図見つめつぶやいた君と行きたい君と生きたい
ぶくぷくと粒たちが鳴くフラスコは赤い天体観測用キット

アルビレオ

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♪おみそしるパーティー♪ほにゃらかさんの歌「水はどこへと帰るのだらふ」からイメージした歌です。

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ほにゃらかさんの歌「水はどこへと帰るのだらふ」

夜半から雨降りにけり ひたひたと星の願ひも浸食しゆく
ゆるゆると水は意識を持ちはじめ動けるものへ裏切るものへ
胎盤の剥がれおちたる瞬間も青きデネブは青色なのか
横たはる銀河ふたてに分かれゆき何処と何処とをめざすのだらふ
水に棲む生きものたちの哀しみが赤く光って地球に帰る
夏空の大三角が見えぬ街 オーロラなどの見えるはずなし




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Kamomeの歌「アルビレオ」

さゆらさら こんぺいとうがふる夜に願いは星へとかされて ひた
あやかしの絵のようにソラ昇りゆくみずがめ座の声さんざめいて
折りたたむ蛍光灯の青白きひかりまたたくデネブに抱かれ
ふりそそぐ流星群につらぬかれひかりの海をめざすのです
あかあかと夜空を焦がすゆうやけは枯れゆく水のふるえるまつげ
乗れなかったスリーナインがあかときのアルビレオ観測所へワープ

ゆらゆら

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「二進法の恋」のmakoさんの「夏の夜の花」からイメージした歌です。


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makoさんの歌「夏の夜の花」

うちつけに空を揺るがせ咲く花にひとらも蝉も声ころしたり
くづれてはまた打ちあがる夏の花 反古にせし夢重ぬるやうに
きんいろにしだるる花の消ゆるたび秋のにほひの風吹き抜けぬ
川の面にうつる花火のうつくしさ気づかぬままにみな空を向く
花火消えし静寂のなか去りがてに佇つあぢさゐの浴衣の少女




314

Kamomeの歌「ゆらゆら」

川風にもたれる背中いきをのむ からからのそら鳴るファンファーレ
夏風にゆられ夜空をそめかえる永久という名の万華鏡 クル
ためいきをひとりじめしてきんいろに揺れるはな先 秋をさそうよ
空をむくきみの横顔みなもゆれ落ちる火の粉にうつむくばかり
歓声をあげる横顔まぶしくてみなもにゆれる君を見ていた(↑の改作)
引き潮の空ゆらゆらと歩きだす浴衣の君はひまわりと咲き

Erotica seven

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311

噛付いたヒップの舌のカンカン棒したたりもどかしくイクヨイク

AM(ごぜん)4時目覚め息づく指の腹熱る芯よりほろりほろろん

声と声絡ませて舌ぬめぬめと夜は切り裂く百舌鳥(もず)の歌を

ざらざらとどす黒き桃滴るを掬い採りたる舌先の夢

突いて振って激しく深く身を焦がし刻み突けてよ君の痛みを

どうしょうもない朝立ちの朝の朝白く濁ってく太陽に狂う

ゆるい朝呑みこんでいた高気圧吐き出してミルク色に染まる


調子こいて、こんなんアップしてしまいます。アホ!と笑ってやってください。
あ、でも、座布団は投げないでね。(おひねりなら歓迎します(^^ゞ )
(タイトルには、あまり意味はございません。何となくノリでつけました。)

夢一夜

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310 絡む指もつれる舌先君の声
       絹擦れひびく夢のさなかを

声の先見つめしひとみ潤む夜 
      吐息は響きあなたに溶ける 

囁きでいかせて囁きで殺して
      天国であなたに出会うから

ささやきを身にまとうわ桃色吐息で
      あなたを天国へみちびくために

濡れそぼる糸に惹かれし身の業に
      溺れし情果てるをしらず

ふと香る君の香りに夢思う
       契り交わせし あえぎの夜を

夢の通い路逢瀬の時よ袖の紐 
      掛かるその手にときめきの胸


短歌を書き始めた頃の作品です。
百人一首と与謝野晶子ぐらいしか知らなくて、でも、与謝野晶子もちゃんと読んだことはなく、何となくイメージで創ったものなのです。
なので、漢字だらけだし、字足らず字あまりばかりでした。
今じゃ、絶対に書けまっしぇん、こんなん、恥ずかしくって。。。
と言いながら、サイトの方には「恋の歌」としてまとめてはあるのですが(^^ゞ
艶歌第二弾と言うことでアップしてみます。