第4回歌葉新人賞に今年も応募しました。
今年で2回目の挑戦になりました。
見事撃沈でしたが。。。。。。
しかし!
来年にむけて色々と考えていきたい事があるので、下の「茶の味」30首を読んで、ぜひ気に入った、気になった、ここは良かったけど、これがよくない!とか、何でも良いです。
コメントを下さいませんか。
番号を振ってありますので、何番が好き!何番が嫌い!でも、何でも良いです。
どうか、よろしくお願いします。
しばらくは、この記事をトップにしておきます。
投票フォームを別に作りました。出来ればコメントも欲しいですが、この歌が気になる!とうところに投票してくださいませ。
コメントは、ここのコメント欄でも投票フォームのコメントでも構いません。

投票フォーム
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「茶の味」

01.追伸。今朝はちょぴりっと寒いです。湯の温度は高めに。茶の葉より
02.うちゅうにさいたひまわりにのみこまれるでじゃぶああぁあさひがのぼる
03.(エフ ブン ノ イチ)ノ ゆらぎ ヲモツ人ヨ朝焼ケニ吼エテハクレナイカ
04.あかときのバス停ぽつり消え残るコンビニ前に一輪の傘
05.止らないクシャミクシャミクシャミクシャリ「おはようございます」涙め
06.ほんのりと夏の匂いをひきつれてすいかかすいか店先ころり
07.くしゃみして『あ、あめのにおい』つぶやけばじいちゃんにやりいればがカタリ
08.あぁ!それでも君が点滅 詰まるとこ詰まっちゃったトイレみたいなBlue
09.あまいあめらんらんらららふりふりとかさなるかさにあまいおとだま
10.叱られたじいちゃんまったり茶をすするえんがわころぶひまわりの種
11.頬ばったグリコがとけてカンケリはチィチィカチチチンラジヲの時間
12.笑っちゃうね どしゃぶりの雨ぎざざぁぁぁ冷蔵庫には一六タルト
13.茶ツボはじけるだいどこでじいちゃんがゆらりこただよう夢のすきま
14.雨が立ち止まった真昼間コツコツと涙が上がりこむ 卑怯者
15.風邪ひいて茶ばしらとにらめっこの午後ないちった安住アナにあがる熱
16.じいちゃんにしかシッポをふらないミケのお気に入りは茶の味のよだれ
17.ねこみみにくちびるよせてむねふかくいやしけいのこえもつひとよ
18.茶葉をかむ (きっと)少しだけ西瓜の味がつまらなくなってきた午後に
19.手の紙におしあてた恋文ひとつ インクのしみに炙りでる声
20.生茶生茶葉茶柱ばしゃばしゃりん じいちゃん手足がびろろろろん
21.空みたことかそら耳はさささ死すそらくりかえすあきすとぜねこ
22.根性なしのたそがれは一字空けのそらみたいにぼんやり優しい
23.みずたまりゆるいしせんはごごよじのいろめつかいだたいようめ ぴちゃ
24.空が、われた。ぴかぴかの王冠バッチかざしてハイホォと笑いながら
25.のほほんとじいちゃんころぶ井戸の端すいか頭がならんで 打ち水
26.薬缶には愛らしきものなべにはまやかしをたらす夕げの支度
27.そう、たぶん恋はうたかた東京の夜は7時と小夜子が笑う
28.ジャズジャズジャムるくらやみにともるノイズはぶるーのーとの声さがして
29.すすっている茶の味よりか棄てられる茶葉のゆくえを気にするよふけ
30.じいちゃんが煙と消える日えんがわに渋茶の湯気がぽつり残った
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071:次元

310 投稿歌

土曜日の歪んだアリス散歩する次元空間どこでもドアで

以下候補作

低次元の争いだと思うほど熱くなる朝まで生テレビ
四次元ポケットを買ってとねだる子供と家を買ってとねだる愛人

メモ:過去ログ125
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070:曲

237 投稿歌

雨が降りそうなので曲が書けませんと言う曲芸師の言い訳

以下候補作

この恋は気まぐれすぎて奇想曲(カプリッチオ)だと黒鍵が騒ぎ出す夜更け
夜想曲(ノクターン)をかけて野辺送りです泣き虫ピエロが起きないように

メモ:過去ログ124
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335
会場 ネイキッドロフト
プログラム
第1部:「戦後と短歌」篠弘×岩田正」
第2部:「これからの短歌」奥村晃作×枡野浩一
第3部:セイレーン』朗読 辰巳泰子


第1部は定刻通りに始まった。
舞台下手から篠弘さん、岩田正さん、辰巳泰子さんの順番でテーブルを囲んだ。
辰巳さんの挨拶に続き、篠弘さんの話が始まる。

昨日、京都に行っていました。そこで50年間の女性の歌と言う話をしてきました。今回は辰巳さんの歌を中心に話しますが、少しだけ年代別に話をしましょう。
昭和40年代、河野裕子と言う歌人は、女性性を生かした 短歌を詠みました。
 今刈りし朝草のやうな匂ひして寄り来しときに乳房とがりき

次に、学生運動時代の短歌を道浦母都子と言う歌人が詠んだ。代表作は
調べより疲れ重たく戻る真夜怒りのごとく生理はじまる

最後に、夫婦についての歌を詠んだのが阿木津英、代表作は
「                                          」(ごめんなさい、歌を中途半端に覚えていて検索したのだけれど見つからなかった。覚えていた人、教えてくださいm(__)m)

それ以前の短歌は、女性としてどう生きるべきか?が詠まれていた。
そして、40年代以降、俵万智の登場となる。その後、俵万智と対照的な歌の登場となるのが、辰巳さん、水原紫苑さんのふたりなのです。
辰巳さんの歌は、3つに分けられると思います。1つ目は、教師時代の歌。ふたつ目は、奇麗事の愛ではない愛の歌、三つ目は、性愛の世界も生身で捉えていく、少し偽悪的捉えてしまう部分、その3つではないかと思います。
水原紫苑さんの代表作は
まつふさに眺めてかなし月こそは またき裸身と思ひいたりぬ

ここで、俵万智と水原紫苑の歌をファッションの世界に喩えて
俵万智-コンサバ
水原紫苑-モード
と表した。

格調や気高さの雰囲気が、辰巳さんの歌にはある。
報われない愛であったり、ちょっと艶歌調であったりするけれど、エゴイスティックなまでに突き詰めてゆく、それは、あることに対して命をかけてゆくことでもある。歌に対する懸命さは、生きることへの懸命さでもある。と、辰巳さんの歌に対する評をして、篠さんの話は終わった。

約3時間のプログラムを一気に書くのは、かなり難しいので今日はこの辺にしておきます。
次回は、岩田さんの話をまとめて書きます。すみませんm(__)m

069:花束

202 投稿歌

花摘みに来て花摘まず花束を駅で買おうと思う日曜

以下候補作

嘘吐きの花束は今朝あかずきんが食べてしまった狼の舌
春は花束縛られたぴんく色りぼん包んでひきちぎる 棘
この花は私ですって花束を抱えながら歌うなよかあちゃん
心に花束だなんてくさすぎて後ろ手の指空を弾くよ

メモ:過去ログ123

068:四

176 投稿歌

ふるふると四月生まれはかなしいピンク散るだけの 紅をください

以下候補作

四十年後逢いに来てかすみそうに包まれ眠る場所へと 君
四条から三条までのぬくもりは今もここに住んでいるのです

メモ:過去ログ122

067:スーツ

319 投稿歌

僕たちのスーツケースは小さくて抱えきれないメモばかりだね

以下候補作

夕暮れの海へ来たのにスーツーって
                 寝息を立てないでよ ずるいな

皺ばかり気にしていたね初めてのスーツ
                 ちょっとずれたネクタイよか

メモ:過去ログ121
完走おめでとう!

高崎れい子 さん

84 「ジャケットの歪みがいいね今日の君林檎一個の重さぶんだけ

林檎一個の重さのぶんだけって表現が良いですね。

35 「契約後送付されたる約款に口づけ禁止は記されてない

口づけ禁止を記さないってところがいいです。

5 「ファミレスのランチタイムのサラダバー少女の皿はパセリで埋まる

嫌われ者のパセリでお皿が埋まる状況が良いですね。

返歌「パセリ色したリンゴごん転がってランチタイムはくちづけ禁止

邪夢 さん

67 「しみひとつないスーツには鬼が棲む 潔癖なひとはだから怖くて

凄い発想ですよね。色々な想像が働いてしまう。こういう想像を働かされる歌好きです。

37 「汗をかくグラスの頬に指をつけ水と共鳴している夕べ

グラスが汗をかく状況が色々出来て良いですね。

返歌「汗じみのスーツに指を這わせてはクラスに浮かぶ鬼を見ていた

仁村瑞紀 さん

89 「縁側の渦巻き形にのこる灰指でこわした真夏の朝(あした)

縁側に残っていた灰がなんなのだろう?と思わせてくれますね。気だるさが漂ってきます。

87 「専用の箸や歯ブラシ置いてゆきあなたの部屋を侵す計画

こういう計画って、案外と立てている人多いんじゃないでしょうかね。とても可愛い心境ですよね。

70 「あめ色の曲線をもつ君が弾くバッハの調べにつつまれている

あめ色の曲線って表現がいいです。バッハ自体があめ色のイメージを持っていて、それと相まって良い感じです。

21 「うたた寝の愛しくちびる奪うのは特権じゃなく恋人の義務

これはもう、恋人の義務だと言い切ってしまうこの感性が好き。

返歌「あめ色のくちびる奪うえんがわに歯ブラシのよな背骨の曲線

以上です。