指 メルマガ1号より

テーマ:
314


  午前四時目覚め息づく指の腹熱る芯よりほろりほろろん

  ひとりの夜君膨らんで究極ねひとりほとり萎指先空

  指先が触れる乳房の冷たさに凍え朝露濡らすゆびさき

  アユタイの風おおらかに吹き渡る午後せわしなく這回る指

  赤いんだ切ってしまった君指先が 落ちた朝陽を拾いに行くよ

  黄ばんでる君の指先愛しくてくちびるの痕つけて眠るの

  調律を狂わせる指どこまでも深く甘くと囁くように

  指が好き優しく細い曲線に鎮めてくれる 噛み切りたいの


メルマガを発行して、37号目。発刊準備号を入れれば、38号出した。
今日、何気なく発行部数を見たらば、いきなり読者が増えていて\(◎o◎)/!
何だかとても嬉しい。

右のプロフィールからメルマガのバックナンバーを見ることが出来るので、良かったら覗いてやってくださいませ。
メルマガの発行会社が変わって、バックナンバーが見やすくなったし、レビューも書くことが出来る機能がついたので、何かあったらひとことでも書いてくれるとめちゃくちゃ嬉しいです。
今日は、気分良く眠れそうな気がするのでありました。
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045:パズル

321 投稿歌

パズルズル
  ズルズル ルルル
       ルーズズル

パルスパルスス
    シナプス プスリ



以下候補作

預言者の書き残しいった鏡文字おちゃめなパズルダビンチコード
このパズル解いたらキスをしても良い?って台詞チープすぎて好きだわ
Q:君は幸せじゃないの?A:それは解けないパズル

メモ:過去ログ99
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たまねぎ

テーマ:
236



たまねぎも残ってはいないおとといのカレーライスが眠るダブルベッド

ややさんのところで、「たまねぎ短歌」をみなさんが投稿していたので作ってみました。
「たまねぎ」と言えば、涙と言うのが嫌だったので、違った角度から詠んでみました。
さびしさを感じてもらえたら嬉しいです。

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ひざまくら

テーマ:
57
君の髪そっとふれながら膝まるく吐息がつつむぬくもりふかく

この膝が君の重さを覚えてる春昼下がり猫の欠伸と

膝小僧なでるいたずら指さきは キスのオネダリ耳そうじあと


※昔作った歌を少し手直ししました。( 元歌は、サイトの「恋の歌」にあります)  
完走おめでとう!

落合葉 さん

32 「冷蔵庫いつも眠るは乾電池 肝心なときサイズが違う」

そうなのよね、肝心な時には、何故かサイズが違ったりするの。
それって、とても哀しい。

96「 電池切れあたしのアタマ半分はただいま居留守にしております」

居留守にしているってところが良いわ。

99 「八月の動物園に浮遊するつぶを蹴散らせ青い傲慢」

「八月の動物園に浮遊するつぶ」この部分、とっても好きです。

返歌「ひそやかな冷凍庫には乾電池くるまれねむるモーター音と」

ドール さん

8 「これからも旅行鞄に隠し持つヒト形を保つための錠剤」

ひとがたを保つって、大変な労力ですよね。うちも、いつも持ち歩いております。

31「散らかったままのあなたの部屋の中 盗みたいものがひとつだけある」

うわぁ~良いなぁ、これ。盗みたいものがひとつだけ。うんうん。共感します。

返歌「ひとがたに発光してゆくハルシオン 鞄の中に散らばったままで」

伊波虎英 さん

9 「フェルメール・ブルーの眼(まなこ)もつ猫の嗜眠を解かば世界は畢る」

絵画の世界そのままみたいな雰囲気ですね。

56「松木さん、登別にも春は来てゐますか 雨にインクが匂ふ」

雨とインクって何故か似合いますよね。着地の仕方が綺麗です。

返歌「雨色のねこがかたどるインク染みフェムメールブルーと囁けば」

以上です。

044:香

320
投稿歌

あかあかと芳香剤が臭いのは死臭に群れる赤色のせい

以下候補作

誘われたのは珈琲の香りかな それと最後は君のくちびる
行き過ぎた香りは危険ちょっとそこのバカ男解ってんの?あんたよ

メモ:過去ログ98
完走おめでとう!

ジテンふみお さん

13 「グラニュー糖3グラムほど重い身をすこし焦がして走ってこんかい!」

上句の喩が良いですね。そして、下句への展開。走ってこんかい!って言われても。。。と思いたいのですが、有無を言わせない勢いがありますね。

32 「切れかけの乾電池なの 足ツボをつついてみはる?ねえ旦さん」

不条理さがたまらなく好き。

61 「じゃがいもで毒殺をしてみようかと芽をえぐる手をゆるめたキッチン」

優しいなぁ。。。手を緩めてしまうのね。。。いや、もしかしたら妄想の中に落ちて行ったのかしらん?ホラーのような妙なリアル感がたまりません。

返歌「3g軽かったのね、と乾電池 キッチンには芽の無いじゃがいも が」

野良ゆうき さん

48 「からみつく中途半端な七分袖うでまくりして にせものの夏」

絡みつく夏の暑さが、にせものの夏と言う結句で不思議な空間へと展開していますね。

63 「鬼を決めずに始まっている鬼ごっこひとり残らず隠れてしまえ」

こういう不条理さが好きなのであります。

96 「留守がちな君のこころに置手紙しているように話しつづけた」

切ないなぁ。。。胸キュンです。

返歌「にせものの袖には鬼が置手紙 いるするするすいるするするす」

以上です。
319


                    たとえ離れていても

                    君がいる そう感じる事が出来る

                    それだけで 僕は ここで生きてゆける

                    君へのぬくもり 今は届かないかもしれない

                    だけど ねぇ

                    空を見上げてよ

                    悲しみも 苦しみも 切なささえも

                    すべて包み込んで

                    君の傍にいる

                    だから ふぁいと!

                    こころ広げて

                    ふぁいと!

                    僕は ずっとエールを送るよ

                    辛くなったら

                    悲しくなったら

                    空を見上げてよ

                    僕からのメッセージ

                    空にきっと映っているから

                    ふぁいと!

043:馬

297

投稿歌

僕たちは駱駝か騾馬かどっちかな 月の砂漠は歩けるだろうか

以下候補作

薄ピンク色をして騙すのよ ピエリスなんて名前つけて「馬酔木」
馬場から面影橋まで歩いた雨降りの いやあれは桜だったね

メモ:過去ログ97