2007/03/16 東福寺 涅槃会

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070316_1546~02.jpg  東福寺山門から

昨日3/15(旧暦の2/15)は涅槃会。
お釈迦さまが入滅←亡くなられた日。
3/15-16には京都市内各地で涅槃図が公開されます。

東福寺の大涅槃図。

本日は、東福寺にある三門(国宝)の特別拝観もありました。
その三門からの眺め。
織田信長が京都に滞在した際に物見台として使ったといわれるほど、見事な景色。
あじさい美しいお寺ですね。

山門の上にあるお堂の中におみえなのはお釈迦さま。
華厳の釈迦と十六羅漢。
柱には、禅宗とは思えない極彩色の絵が描かれています。

「三門」の三つの門。
風門。二層門。そして涅槃門。
三門とは、涅槃の入口なのだそうです。

甘酒の歓待もありました。お茶
とてもとても皆様が優しくて、こころがほのぼのいたしました。

夕方、高台寺のほうまでゆきましたら、すごい人波。
春なのですね。
陽気がよくて、皆さん京都にこられているのですね。
いい季節です。

高台寺の公園に、特設の能舞台がありました。
お能を拝見いたしましたよ。
東山花灯路というイベントのひとつ。
夜は清水寺の散策もできました。

いつものように八坂の庚申さんにお参りをしてから帰途につきました。
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 八坂の塔からのまちなみ 虹


京都の駅にあるジュースバーがお気に入りで。ワイン

よくいただいています。

今日は「京水菜と豆乳」クローバー

さっぱりしていてイケてましたわ。(o^-')b


JRで嵯峨嵐山の駅まで。


冷やしアメというものを是非いただいてみたいと思っていたので、街中で購入してみました。

ショウガの味がしてとてもヘルシー。クローバー

喉によさそうな感じです。

ぶらぶら歩いていたらコロッケやさんを発見!

たなかコロッケさんで「地鶏のコロッケ」と「野菜のほくほくコロッケ」をGET。

コロッケ好きにはたまりませんわあ。


いつもは寄ったことはないけれど、駅の横のトロッコ列車へ。電車

コスモスGWで陽気も良いためすごい人!

今日の分のチケットはすべて売り切れでございます。

嵐山のトロッコ列車と保津川下りはセットになっていて大人気!

これからの時期、嵐山の観光スポットとしての定番になりますから。

個人ではなかなか手に入りづらいかもしれません。!!


それにしてもトロッコ列車、本当にかわいいですね。

乗ることはできなかったけれど、見に行きました。

お花畑のようなホームに入ってくる列車、素敵でした。ブーケ1

とにかく今日は、冬の間はまったく静かなこの駅の活気に圧倒されます。

植物園が併設されていて、なんか不思議な空間。

大きな温室の中に咲き誇る さまざまなお花・植物。

その合間に出ているお店。

小物やお土産、布製品など、所狭しと並べられていてそのギャップが面白い。o(^-^)o

まるで、東南アジアのお土産やさんみたい・・


蒸気機関車の展示もあります。

いくつか置いてあるのですが、実はこのなかには現役のものもあるのです。

実際にはもうそれに適した線路レールもありませんので走ることはありません。

現実には走りませんが、廃車の手続きがされていないのです。

今は休車。

またいつか、どこかで走ることができるかもしれません。

ロマン♪だわあ。雪の結晶


嵯峨野散策チケットというのが販売されていました。

よい季節ですものね。


宝厳院


春と秋にだけ特別公開される、天龍寺の塔頭(たっとう)

広大な敷地の名園です。

「獅子吼の庭」は、江戸時代の名所名園案内記「都林泉名勝図絵」にも紹介されたという名園。

何時間でも過ごせそうな美しさ。絵のような景色です。

新緑のコントラストが素晴らしい。あじさい

たけのこが生えてくるところ。

私、生まれて初めて見ました。こんなふうなのね~。

嵐山を借景とした見事な回遊式山水庭園でございます。


また行きました。

森嘉さんの油揚げとひろうす。ウサギ

私の定番です。幸せなのだなあ。


清涼寺宝物館

5~6月に開館。

先日のお松明はせわしなくて、頂くことが出来なかったご朱印をお願いしているときに伺った衝撃!

あのときに拝見した大涅槃図。

あれもやはりあのときだけしか観られないもの。

ショックでした。ダウン

もっとちゃんと観ればよかったあ。

貴重なものはそのときに教えてくださいっ。(ノ◇≦。)

涅槃図の前でみなさん普通に寝転がって寛いでみえたために、その重要性に気づきませんでした。


この時期もご本尊の御開帳をしていましたが、あのときはあんなに近くで拝見できたものが今日は無理。

なかなかお近づきにはなれないようです。

やはりあの日は特別。

地元のお祭りだからなのでしょうね。

お寺の仏さまは地域の信仰のものなのです。


宝物館の国宝・阿弥陀如来。

左大臣源融(みなもとのとおる)←この寺を造った方。源氏物語・光源氏のモデル 

彼が、自分に似せて造らせたという代物。

紫式部が思い描いて書いた光源氏は、こんな顔をしていたのですね。

ここはなんか宝物殿という堅苦しさはなく、身近に感じられる造りとなっています。
とてもお近くで拝見できるので有難いです。


釈迦の十大弟子の像があるのですが、不思議なことが。

阪神淡路大震災でかなりの被害を受けたのだとのこと。

当時の写真と修繕されたばかりの像が並べて展示してあります。

見るも無残な情景。あせる

バランスの悪い木像は足元から崩れ落ちて折れてしまっています。

なぎ倒されて重なり合う十大弟子。

写真を見るだけでも地震当時のものすごさを感じて、涙が出そうでした。

そしてそのなかのお一人。「迦葉(かしょう)」

釈迦の一番弟子である彼の像だけが壊れなかったというのです。

他の像は惨々たる状態だというのに。

写真で見ても、確かに一体だけがすっくと立っているではありませんか。

釈迦の火葬に間に合わなかったはずの、あの迦葉です。

伝説だけではなく、現実にもそういった釈迦の加護があるのです。

なんと興味深いことでしょう。

すごく、神秘的です。キラキラ


昔の地図がありました。

このあたりのお寺の勢力図が描かれているのですが、いまのそれとはかなり違っていてとても面白いです。


かざりやであぶりもちをいただきながら、多宝塔の写真を夢中になって撮ってみました。

夕日に反射してとてもきれいだったからです。


小野篁は六道珍皇寺にある井戸から冥界に入り、このあたりの井戸、福王寺(廃寺。現在の清涼寺内)から明け方出てきて宮中に参内したのだといわれています。

お寺は廃寺となっても井戸だけは残されていたそうだが、最近になってそれも埋められてしまったのだそう。

場所はいまいちはっきりしないのだそうです。残念。←清涼寺のお坊さん談ニコニコ

どこなのだろう。地獄の出口・・・メラメラ

清涼寺から大覚寺までの道筋の中で、なんとなくおかしな辻を発見!

六道の辻のような、微妙に入り組んだ辻。

いくつかあったのですが、きっとこういうところなのだろうな。

今は、普通に民家がひしめき合っていますが。

細い、路地です。


大覚寺


霊宝館目当てで伺ったのですがバツでした。見れず。

4時半閉館。そうよね。遅いもの。

諦めて境内を見せていただきました。


入り口にすごい老松が。

根元の部分がどうしてもカメラに収まりきらないくらいの大きさ。

これで何本なのだろうと思い尋ねてみると、なんと一本!

樹齢何年なのでしょうか。感動でした。

新緑が美しく素晴らしいコントラスト。本当に素晴らしい。


広沢池のほとりにある寺なのですが、というより

広沢池は、嵯峨天皇がこの寺のそばに造らせた人工池なのです。

大きくて平和で、水面がきらきらしていて、なんかほのぼのー。

水辺のほとりは、よく将軍・吉宗公がパカパカと馬に乗って走らせているイメージ。

(←実際にロケでよく使われることも)

まったりとして寝ちゃいそう。幸せだわ。


方丈前庭に面した扉をよく見ると、留め金が全部「蝉」

それもひとつひとつが違う細工なのです。

蝉を象った留め金が上品で素敵で、嬉しくなってしまいました。

知っている蝉も知らない蝉もあって、うん。勉強になります。

芸が細かいですね。


ある新し目のお部屋の天井を見てみると、枠の中ひとつひとつに描かれているのが密教の法具。

そして、独鈷杵、三鈷杵などのなかに巻き物くんが。

まるで陰陽道のようです。驚き!


霊宝館は拝見できなかったけれども充分堪能できました。

しかしそれにしても、あの法具の天井絵。ピカピカの真っ赤な建物は一体何なのだろう?


本日五月三日は、実は千本釈迦堂にてえん魔堂狂言(三大狂言)が開催される日。

しかし時間の都合で達せず。

また来年挑戦できたらよいな。

二尊院にもお参りしたかったのですが、次回にしておきませう。


バスでのんびり祇園まで。

七輪が美味しいあぐらやさんへ。

GWはどこもいっぱいです。


さて二日目。

河原町三条東のプロントさんでモーニングをいただきました。

パンがとてもおいしいところ。覚えておこうね。


鴨川を歩いて四条まで。

うーん。いい天気。

こんな朝早くから釣りをしているおじさんがみえましたが。

何が釣れるのかしら。


清水の坂を上る途中、二年坂のあたりにとても絵の上手なおじさんがみえました。

多分、いつもここで描いてみえるのだろうな。

あまりのうまさにひっきりなしに人だかりがありました。

写真のような緻密な情景に、夏服を着た世界各国の方々が生き生きと描かれているのです。

やはり観察力は大切です。

観光も忘れて後ろから見入る人々・・


行き交うのも大変なほどの人波をかきわけて、バイクをひいたお坊さまがやってみえました。

この近くのかたなのかな。

近くのお土産やさんのかたと二言三言声を交わしてゆかれます。

汗をかきかき生活感があって、ほほえましいものでした。汗


清水寺


本日、ようやく巡り会えました。(*^o^*)

念願の清水寺の如意輪観音さま。

首振り地蔵さんも健在です。

何度拝見してもお美しい。

とっても綺麗な観音さま。

長野の善光寺式なので、上品下生(じょうぼんげしょう)なのです。

だれをもお救いくださいます。パー


上品下生とは、観音様のお手を見るとわかります。

基本的に観音さまは、この世でよい行いをしたものを救われます。

だから、ちゃんとよい行いをしなさいよという戒めなのです。

しかし、どうしても救われない悪い行いをした者。

本当は救ってはもらえないはずの者までをお救い下さるのが善光寺式。

だから、長野市にある善光寺には、絶えずおまいりされるかたがお見えなのですよ。


本堂にも参りました。

仏足石にはすごい人!

まったく近づけませんでしたので、また今度。

清水寺のご本尊は秘仏なので、御前立(おまえだち)があります。

御前立というのは、参拝者が拝むのにやはり目の前に仏さまがあったほうがよかろうという意で、ご本尊より少し小さいことが多いのですが、同じ仏さまが彫られているものです。


たくさんの人々が参拝してみえる割にはなかなか目につきづらく気づかれないのが残念なのですが、ふと見上げると立派な掛仏さんがありました。素敵ですね。


そうそう、清水で気になったこと。

門が西側に向いて建っているのです。

普通は、南大門というだけあって南向きに立っているものなのにね。

参道が西側だからしょうがないのかな?

けれど、ご本尊はちゃんと南側を向いてみえますよ。不思議・・


地主神社に寄りましたら、本堂の裏に大国主命(おおくにぬしのみこと)が。何故?

紙の人形(ひとがた)を水に溶かしたり、結び文があったり。

完全に観光地化されていますね。

石から石まで人にぶつからずに歩ければ願いが叶うといいます。

これだけ人がいれば無理なのでしょうか。

けれど昔私も挑戦いたしましたけれど、ちゃんと行き着けましたよ。

懐かしい思い出です。

しかし、何をお願いしたのかはまったく覚えておりません。(涙)

これは有名な願掛けなので、試しているかたには近づいてはいけないという暗黙の了解ができています。

ですからちゃんと皆さんよけて歩かれるのですよね。


大木に沢山の五寸釘のあとが残されています。

怖いなあもう。ひとを呪ってはいけません。

マイナスの感情は、みんな自分に返ってきてしまいますよ。


三重塔のちかくまで上がって向かいの清水の舞台をみたならば。

緑が映えて素晴らしかった。クローバー

舞台の足元にまで及ぶ木々がとても豊かです。

こちらからの景色のほうが私は好きです。

ここは静かで、お寺の喧騒から離れてゆったりとした時間が流れています。

どうぞこちらからの清水を御覧くださいな。


音羽の滝のそばにある滝の家の向かいのお席で、お蕎麦と湯豆腐をいただきました。

風がそよいでよい気持ち。DASH!

鴨川の床とはまた違った、夏の涼しさなのだなあ。

しつこいようですが、GWなので滝には近づくことさえできません。

またこの次に。←こんなのばっかりだなあ。

しかし、清水寺はいつでも伺えると思うと気軽です。


産寧坂の近くで、めちゃくちゃかわいいかえるのハンカチを発見!

即、GETです。

今日は近所でお祭りをしているので、御神輿がでていました。

近くの方々はお神酒を呑みながら楽しそうに談笑。

どこの町でも変わらない風景です。


八坂の庚申さんに寄ってから、八坂の塔へ。


八坂の塔(法観寺)


聖徳太子建立。

鎌倉時代には、六波羅探題の遠見所であったお寺です。

お茶室でまったりと過ごしました。

太子2歳の像と、釈迦誕生の掛け軸がありました。

天井に穴が開いていて(突上窓)、そこから八坂の塔の相輪(塔のてっぺんの輪っかのこと)が見えるそう。

これは見せていただけず、残念です。(仰輪所)


五重塔はとても急で危ないため、この寺は子供入場禁止です。

そんなことをいわなくても・・と思いつつ中に足を踏み入れてみて。

そうか!わかる!怖いよここは。

階段が細くて急で、手すりがあっても登るのが大変。(^▽^;)

更に文化財がすぐそこにあるため、万が一落ちたらお互いに大変なことになります。

けれど、頂上から見る京都市内の景色は本当に優美。

とても美しく、来てよかったと思わせます。

塔の前からまっすぐにのびる道筋に人はほとんど見えませんが、往時の面影を偲ばせます。

これが京都のメインストリートなのですから。

現在の繁華街とはまったく違う、静かで穏やかな京都のいにしえに思いを馳せました。


お庭に、よく手入れされた綺麗な牡丹の花が一輪。黄色い花

凛としてまっすぐで、とてもとても美しい。


京都の代名詞として、絵葉書や写真などにしばしば清水寺とともに登場する八坂の塔。

それなのに、実際に訪れたのは生まれて初めてでした。

ほとんど人の気配を感じさせない、小さいけれどよいお寺です。


そこからぽこぽこと歩いて京都国立博物館へ。


日本に国立博物館は4箇所。

東京、京都、奈良、福岡。

←福岡は、邪馬台国の金印。これを納めるための博物館なのだろうな。

地域がかなり西よりなので、東北方面にも是非建設されるとよいのにね。

日本の文化は京都や奈良だけではないと思うのだけれど。

恥ずかしながら、今回初めて伺いました。

これでようやく4箇所全部に訪れたことになります。(苦笑)


今日の目的は「鳥獣戯画」


所蔵している高山寺に行けどもレプリカのみで、寄託先であるこの国立博物館でさえ普段は見れないもの。

この企画展でどうしても見たかった!

すごく混んでいてなかなかたどり着けませんでしたが。

本物もやはり可愛い!

かえるの相撲、かけっこ、弓道、釣り etc

とても生き生きと描かれていて、描かれた当時の文化水準、時代の豊かさを感じます。


今回は、大絵巻物展ということで、さまざまな絵巻物が勢ぞろい。


「源氏物語絵巻(国宝)」のなかから「柏木」「末摘花」


有名な絵です。

柏木・・・藍色の直衣を着た源氏の君が縁側で琵琶を弾いている

末摘花・・・外の柵の隙間から従者(惟光)を連れた源氏の君が末摘花の家の中を覗いている

しかし、何度見ても綺麗ですね。

こころが豊かになります。


名古屋の徳川美術館蔵なので、いつでも見れるといえば見れるのですが。

源氏物語絵巻はそのほとんどが徳川美術館にあるので、例年そのうちのいくつかを順番に見せてくださいます。

ちなみに昨年は愛知万博開催の年ということで、特別展として全部をまとめて公開いたしました。

それはそれは壮観でしたよ。


さて、印象に残ったのは「泣不動縁起」


安倍清明がある高貴な方の病気平癒を祈る。

そしてそれを果たすために弟子に病を乗り移らせて身代わりに死ねと言う。

とんでもない!!

その弟子が故郷に帰り、母親と最期の対面をして戻ってくる。

結局彼は最後に死ぬことはないが、不動明王に化身するのだ。

弟子の日頃の信心と行い・心根のよさによって悟りを啓くわけで、修行する身とすれば本望なのかもしれないが。

すごいっすごい話だ。

今昔物語や日本霊異記にでも出てきそうなお話。

昔話って、どうしてこうも無茶で無慈悲なものが多いのだろう。


「釈迦堂縁起」


ちょうど昨日拝見してきた、嵯峨釈迦堂の本尊・釈迦生身の像の略縁起。

←本尊像の成り立ち略縁起であって、釈迦堂(寺)の略縁起ではない。間違えるヒト、多いのだろうなあ。


インドで発心した優嗔王が、自分で(!)切り出して彫らせたのだという。

その頃はまだ釈迦が存命で、彼に焦がれた王が会いたいがばかりに彫った。

なんと、出来上がりを釈迦本人に見せたら褒められたほどの傑作なのだという。ほう。


「信貴山縁起 飛倉の巻」


金払いの約束を破られて怒った命蓮(みょうれん)上人が、長者の家にある米俵が沢山貯蔵された米倉ごと奪い去る。

それがなんと、米倉ごと空を飛んでぐいぐい飛んでゆく。

みんな慌ててよの行く先を追いかける。

辿り着いた命蓮上人のもとで彼に平謝り。

せめて米だけでも返してくれと懇願すると、蔵だけそのままで、米俵だけがまた空を飛んで帰ってゆくというお話。

なんとダイナミック!(・ω・)/


祇園の「花よし」さんで京料理をいただいてから帰途に。

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これは余談ですが★

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私の卒業論文は源氏物語。(・ω・)/


『六条御息所私論~その物の怪となるまでの推移』


源氏物語の登場人物に、六条御息所という女性がいます。

彼女は皇太子妃でとても身分の高い方だったのだけれど、皇子が若くして亡くなられてしまったので未亡人になってしまいました。

教養も高く文化人で、彼女のお屋敷ではよくサロンが開かれ、そういった文化の親交を深める場所であったのです。


そこにやってきたのがプレイボーイ・光源氏。男の子

マザコン男の源氏の君は、物心つく前に亡くした母親・桐壷の更衣に似ていると噂の義母・藤壺の女御になかなか逢えない(当たり前です。パパ・帝の奥さんですから)のが淋しくて。

身分の高いヒトなら藤壺に似てるかもー。などと安易に口説いたわけです。

それで、似ていないから(これも当たり前です)、飽きちゃったわけです。

女の敵。

まあ、見る眼がない女性も悪いのだけれど。(^ε^)


それにしても、棄てられたほうはたまったものではない。

ましてや、元皇太子妃というプライドもある。

御息所は深く深く傷つき、しかし彼女は大人だから、ひたすら我慢するのです。


さて問題の「車争い」。ビックリマーク

今でも京都で5/15に執り行われる葵祭り。

この行列に、着飾った源氏の君が出られるらしい。

源氏の正妻・葵上は、気晴らしにお供を引き連れて観にいきます。

大通りを闊歩する一行。

ところがもう時間はぎりぎり。みんな、場所取りをしてまちはごったがえしています。

お供は周りを蹴散らします。ヽ(`Д´)ノ

そして、その場に居た先客を退かそうとするのです。

「邪魔だ邪魔だ!こちらのお方は今をときめく源氏の君の奥方だぞ!」

・・・そこに居たのはなんと、六条御息所。

ひどい目にあっても、それでも大好きな源氏の君をそっと観に来たのです。

「いやいや、こちらのお方は退かされてよい方ではない。ほかを当たれ。」

「なにをー」

そして従者同士の争いとなって。雷

運の悪いことに、可哀想な御息所は車から落ちてしまうのです。ダウン

そんな身分が高い女性が、こともあろうに庶民に姿を晒してしまったのです。とんでもないこと!

そしてそこを通りかかった源氏の君は、御息所には気付かずに葵上に恭しく手を振って行ってしまいます。


さあ、大変!(・Θ・;)

後で話を聞いた源氏の君は青ざめます。

慌てて六条御息所のところに謝りに向かいます。

しかし、謝ってすむ問題ではありません。

御息所は気分がすぐれないからと会うことはありませんでした。

ところが、左大臣の娘として箱入りに育った葵上にはことの重大さがまったくわかりません。

源氏は彼女に諭しますが、とうとう葵上は謝罪をしませんでした。あせる


そしてこの時。

六条御息所は初めて憎しみというものを覚えたのです。

しかし、教養ある女性にとってその感情はとてもはしたないもの。

持ってはいけないものだと自覚しています。

そしてそれが仇となるのです。(TωT)


ひとのこころとは計り知れないもの。

彼女のその憎しみは、形のない場所に顕れます。

そう、無意識という場所に。


夜、眠りについたあとの御息所の意識は遠くに飛んで、彼女はなんと「生霊」になってしまうのです。

別に生霊になったからといって相手をとり殺すわけではないのですが、なにしろそういった霊的なものは莫大な「負」のエネルギーを持っているものですから、体力が弱まっている方にはたいへん毒。

あてられてしまうのですね。


六条御息所の霊あじさいは語りかけます。


「何故あのかたは、私のところに来てくださらないのだろう?」

そう、呟くだけ。

それが怖いのだけれどね。(・ε・)


フロイトの学説「無意識論」に当てはめて考えてみると、こうあってはいけないという自戒の意識が高い完璧主義者のほうがやはり精神的に脆く、抑圧された無意識が体現されてしまうとのこと。夢遊病とかね。


まあ、そういったわけで六条御息所は正妻・葵上と夕顔というか弱い(実はしたたかだと私は思うが・・)女性を死に導いてしまうのですねえ。

そしてぢつはその後、これはあまり知られていないのですが、彼女はなあんと亡くなったあとにもかの藤壺の宮を出家させ、紫の上を死なせたりしたのです。

それは何十年もあとの話。


女の恨みは怖いですね。ショック!

哀しいくらい、憐れですらあります。

くわばらくわばら。


でもね。

私が六条御息所がだあいすき☆:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

なんだかんだゆっても、こんな命をかけた純愛はないと思うから。


高校生のころから大学の卒論のテーマを定め、それを書くためだけに大学に入った私。

六条御息所くらい、ひとを愛したいものですね。

女はやはり、死ぬまで恋をしていたいものです。ラブラブ

2006/4/2 仁和寺の宝物館

テーマ:

 広隆寺

今日はのんびりさんの旅なのです。

JRで花園までゆき、妙心寺を通り抜けて仁和寺までぶらぶらと。

桜がそろそろ咲き始め。桜


妙心寺近くにある「萬長」 さんでつれづれ弁当を頂きました。

うまうまでございましたわ。

そしていよいよ仁和寺へ。(o^-')b


仁和寺


春の宝物館特別公開。

童子経本尊坐像というのがあって、牛馬15鬼と15童子が扉の内側にある乾闥婆(けんだっぱ)

なんか面白いですよこれ。

江戸時代の作です。比較的新しいですね。(・ω・)/


出山釈迦如来。

釈迦が修行から帰るときの一木造りの像です。

マントまでがひとつにつながっていて格好いい。

悟りを啓く前の釈迦の像なので、長いザンバラ髪を振り乱して長いマントまでが風にたなびいている・・。

風を受けて立体的になびくマントがとても印象的です。

杖を突き、岩盤の上に立つお釈迦さま。

ありがたい像なのだろうとは思うのですが。

失礼ながらとても仏像とは思えません。


阿弥陀如来(国宝)さまが厳かで、素敵でした。(*^ー^)ノ

そして今回、私が一番拝見したいと思っていた薬師如来(国宝)さまは駄目だした。

とても細工の細かい、美しい、美しい仏さまです。

小さくて、でもふくよかなそのお顔。

写真でしか見たことはございません。

お目にかかりたいけれど、当分無理だそうです。

なぜなら。

ある博物館に出開帳された際に、取り扱いがあまりにずさんだったためになんと。

欠けてしまった!!のだそうです。

国宝・・・


もう、拝見させてはいただけないかもしれません。

門外不出となりました。

・・・あんまりですね。((((((ノ゚⊿゚)ノ


京福電車でごとごとと。

途中、ラブラブ桜並木があまりにも美しい区間がございます。

京福の単線のところなので、両側に桜がしなだれかかってたいそう素晴らしい。

夜になると、電車のライトを消灯して、ライトアップした夜桜を拝見できるのだそうです。o(^▽^)o

京福さん、オツなことをされるものです。(≧▽≦)

観光文化だけではなく、京都の中にはこういう感性が当たり前のように息づいているのにはいつも感銘を受けますね。


太秦で下車。

広隆寺で改めて弥勒菩薩さまを見せていただくことに。


広隆寺


ここはいつも、伺うごとに違います。

自分の環境や心持ちによって受ける印象が違うのです。

今日は、泣き弥勒さんが切なかった。(´・ω・`)

のんびりのんびり。

桜 ここも桜がちらちらと。

美しいものでございます。あじさい


宇治の平等院鳳凰堂音譜

大きな藤棚があるので、季節的にはさぞかし綺麗だろうな☆

そう期待をこめて参りました。o(^-^)o

しかし・・


平等院


よくなかった。最悪だった。観にいかなければよかった。あせる

私がお寺に対してこんなことを言うことなど未だかつてない。


この世の極楽である筈の平等院。その前で静かに水をたたえる美しい阿字池

などなかったのです。

池の水がほとんど抜いてあり、平橋・反橋 ともにその下は干上がってしまっている。

ほとんど水面が見えないため、有名な多くの写真にあるような水に映った鳳凰堂を見ることは無理。

最初は水不足なのかと思いました。今日は運がなかったのだと。

けれど、違いました。

対岸は整備しすぎて埋め立てられ、すぐ向こうに本堂が見えてしまう。DASH!

整備してある岸ぎりぎりに水位がついているので、あれが今の本来の水位。

あれ以上に水かさが増すことなどないのでしょう。

とてもがっかりでした。修学旅行対策なのでしょうか?(-"-;A


10年ほど前、平等院の大修復工事に入る前に一度だけうかがったことがあります。

あのときの思い出を大事に、それが私にとっての(そして多分、日本人にとっての)平等院鳳凰堂。

かなり無理して拝観いたしましたが、一度だけでも見ておいてよかった。。とかげ


そしてここからが本題。


鳳翔館という宝物館があって、美しく現代的に多くのものが展示されています。

中に足を踏み入れて驚愕。(((( ;°Д°))))

本堂の屋根にあるはずの鳳凰が対になってあるではないか!!

国宝である鳳凰を、風雨から守るため。との説明をしていただいたのだが。

ならば、現在屋根に見えるのはレプリカなの??

ここは世界遺産なんですよ?

近くで見られることに皆さんとても感激をしてみえるので、これはこれでよいといえるのだろうか。

私にはわかりません。

いろんな考え方ができるのだと思うのだけれど。

ごめんなさい。私の感性には合いません。


ご本尊、阿弥陀如来の胎内にあった持物(じぶつ)の展示もあり。

蓮台(仏像が乗せてある蓮の花かたどった台)も現在修復中というのだが。クローバー

「蓮台のつくり」と題されたガラスケースに、分解された花びらの数枚がまるでレプリカのように立体的に展示されている。

聞けばやはり本物。

修理完成後には、これをちゃんとご本尊のもとにお返しするのだろうか?

・・そう、信じたいです。(ノ_-。)


鳳凰堂の壁四面に配置されている、雲中供養菩薩52躯(国宝)をご存知ですか?

雲に乗った52躯の菩薩が、それぞれ様々な楽器を持って楽を奏でているという、美しい、本当に美しい仏さまです。

阿弥陀如来は、人間の臨終の際にこの菩薩さまとともにお迎えにいらっしゃるのです。

そう。まるであのフランダースの犬のワンシーンみたいに。←ごめんなさい。でもそんなイメージ

その仏さまが。

立派なガラスケースに入れられて、綺麗に整然と並んでいる部屋が。

まさかと思いながらどきどきしながら勇気を出して伺ってみると。

やはりこれもレプリカではないという・・・

もう本堂に戻される予定はないのだそうです。

涙が出そうでした。あせる

国宝を間近で見られる利点はあるものの。

観覧するにはよいのかもしれないけれど、そういう問題ではないでしょう?

こんなことをして何になるのだろう。。

このお寺にはもう、信仰という言葉は存在しない。そう痛感しました。

ここまで徹底して観光寺院に成り果てている寺を生まれて初めて見ました。

ここはもう、からっぽ。


目の前で見る雲中供養菩薩は美しかったです。

素晴らしい。傑作です。かお

だけれど素直に喜べない。

お願いですから本堂にお戻しください。


特別展として、本堂に戻される前の光背(背中の光)を拝見できました。

普段は仏さまの後ろに隠れてしまって見られないものなので、非常に興味深いものでした。

修復が終わったばかりの期間限定の展示です。音譜


ご本尊・阿弥陀如来さまの修復は終わっているものの、天蓋(天上の世界を表わす)と光背(仏像のうしろから輝く光)、そして(足元の蓮の台)が修復中。

本堂・鳳凰堂へは入場規制がかけられており、時間ごとに区切られています。

バスガイドのようなお姉さんが案内してくれるのですが。しっぽフリフリ

長い時間この広いお寺の中にいるのですが、それにしても本当に僧侶がいない。ひとりもいない。大丈夫なの!?

扉絵が美しい。(・ω・)/

阿弥陀さま御本体しかおみえではないのでとてもシンプルで、いつものきらびやかさキラキラはまったくない。

ニコニコ早く元通りにしていただけるとよいですね。

けれど、阿弥陀さまご自身は修復の効果で、金箔がすべて張り替えられてお顔がきらきらしてみえます。

ほっぺたがまっくろでしたものね。よかったよかった。ヽ(゜▽、゜)ノ


鳳凰堂の前の扉には丸い穴が開けられています。

昔は、本堂の中には高貴な方しか入れませんでしたので、下々の人々にも阿弥陀さまが拝めるようにと対岸からお顔を拝見できるように穴をあけてあるのです。

つまり、対岸から見ると池のなかに浮かぶ鳳凰堂は極楽浄土そのもの。流れ星

あの世から阿弥陀さまがこちらを御覧になって手を差し出してくださる・・・パー

そういう情景として、皆さんここで手を合わせ、信仰の対象であったわけですね。


さて、先程の雲中供養菩薩さま。

悲惨でした。(T▽T;)

当然レプリカの設置がされているものと思いこちらを拝見したのですが。

鳳翔館のお姉さんがおっしゃったとおりでした。

本当に適当に、全体から半分を抜いてあります。

レプリカなどはございません。

外された部分には、無残にも釘だけが残された状態。

半数が無くなって、歯抜け状態になった雲中供養菩薩。

まるで誰かに荒らされてしまったかのような本堂。あんまりです。ひどすぎます。

こんなことが許されていいものでしょうか?

脱力感でいっぱいになりながら、平等院をあとにいたしました。

これが、国宝の宝庫。

これが、残していかなければならない、伝えていかなければならない、世界遺産。。


平等院の参道で、お茶抹茶ぜんざいなるものをいただきました。

お抹茶に、白玉と小豆が入っています。

ほろ苦くて甘い、不思議な甘味でございました。o(^▽^)o

ここは宇治茶の産地。お茶屋さんが数多くありました。ラブラブ


平等院と同じく、世界遺産となっている 宇治上神社 へ。ブーケ2


宇治上神社


嘘みたいに人の手がはいっていない、静かな静かな神社です。わんわん

宇治川をはさんであの賑わしい平等院があるとは思えないほどひっそりとしています。

空気が澄んでいて、ピーンと張り詰めています。雪の結晶

ぶーぶー 誰もお見えにならないためか、とても神聖で素朴な雰囲気。

宇治水という湧き水があります。DASH!

本当に湧き水は豊富です。神域そのもの。(*^o^*)


本殿が国宝。

日本最古の神社建築だそうです。

だから世界遺産。

とても面白い造りになっています。鏡餅

神社の中に神社。ひとつの屋根の下に更に三つのお社が建っているのです。(・ω・)/


o(^▽^)o 初めて見ました。

祀られているのは仁徳天皇とその弟。莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)とその父。

莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)は、仁徳よりも武芸智慧ともに秀でており、まわりがしきりに帝位を望んだ方なのだけれども、儒教を篤く重んじていたために年長を敬い、皇位を継ぐことはなかったのだそうです。

立派な方ですね。クローバー

そのために争いが回避されたわけですからね。ニコニコ


宇治神社


宇治上神社ともに、平等院が造設された際に守り神として造られたそうそうです。


源氏物語の宇治十帖にちなんで、そこここに様々な石碑や案内があります。o(^▽^)o

今回は訪れなかったのだけれど、宇治源氏物語ミュージアムも近くにあります。

源氏物語ふぁんなら一度は訪れるとよういかもしれません。素敵ですからあじさい


朝霧橋、橘橋を渡って平等院の傍をゆき、橋姫神社へ。

宇治橋の下で鬼と化した姫君を祀ってあるのです。星


JRを一駅戻ると、黄檗(おうばく)。

萬福寺


中国・福建省から渡来する隠元禅師が開創した黄檗宗。

日本三大禅宗(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)のひとつです。

徳川の庇護も篤く、権勢を誇った大本山。てんとうむし

とはいえ、黄檗宗って、現在の日本ではそんなに多くはない宗派ですよね?

あとは山口のほうにあるようです。ウサギ

このお寺の住職さまも、つい最近までは中国の方が務められることが多く、日本人がその名を連ねるようになったのはごく最近。

今は大分の方だそうです。

何もかも中国式のこの寺での日常はいかがなものかと尋ねてみましたところ、

手紙 お経はすべて中国読み。(・ω・)/

会話もかなりの割合で中国語でなされるとのことでした。

不思議な感じです。


萬福寺といえば、有名なのが「普茶料理」ナイフとフォーク

中国式の精進料理です。わんわん

中国らしく、大きなお皿をみんなでつついていただきます。

ザーサイとかメンマとか、芋とか煮物とか。

宗教的な料理なので、そんなに美味しいものではないけれど、話のタネにはなるかな?!

←ごめんなさい。

お堂の手前に、天王殿と呼ばれるお寺の玄関にあたるものがあり、そこには布袋さまがおまつりしてあります。

ここでまずお参りしないと、本殿には参じてはいけないという中国のしきたり。シラー

布袋さまは弥勒菩薩の化身

布袋さまと背中合わせに、韋駄天がおみえです。o(^-^)o


開版(かいぱん)・・魚梆 という魚の形の板があり、時を今でも知らせます。

これが木魚の原型なのですって。フグ

天井からぶら下げてある立体的なもので、口には”球”をくわえています。ひらめき電球


開山堂や法堂の匂欄は、卍崩しの文様になっています。

とてもかっこよいのだけれど、何故なのだろう?Σ(・ω・ノ)ノ!

大きな石碑もあるのですが、何故かそれが亀の背中の上に建ててある。

不思議が多いお寺です。ペンギン


広い境内のいたるところに様々な解説や建物の説明のためのテープが置かれています。

とても判りやすく親切ですね。

とにかく広い。とても広い。さすが大本山です。すごいなあ。


今日は最後に伏見稲荷にいきました。


伏見稲荷

山中にある朱塗りの千本鳥居虹

見渡す限りどこまでもつづく鳥居は本当に壮観!!(*^ー^)ノ


ここは、五穀豊穣・商売繁盛の神を宿す、全国三万にもにものぼる稲荷社の総本社。

背後の稲荷山にある鳥居の多くは寄進されたもの。

風雨に晒されて痛んでしまうと、また新たな方が寄進されます。

そしてその移り変わりがかなり激しい。黄色い花

新しい鳥居と古い鳥居が混在していて、脈々と受け継がれてゆく信仰の深さを感じます。


途中の奥の社で、「願い石」なるものがありました。

願いを込めてその石を持ち上げたときに、自分が思ったよりもその石が軽ければ願いが叶うとのことでした。

やりましたよもちろん。!!

かっ軽かったですよ。うん。(^ε^)


かなり登りきったところに、足腰の社という有名なお社がありまして、ここに詣でると痛みがなくなるそうです。

しかし、はっきりゆって、ここまでやってくること自体が大変なこと。あし

ここまで頑張ってのぼってみえる方々は、大丈夫!!

これも信心ですよね。その気力が励みとなって、お体もよくなるのです。

ニコニコ 皆さん、元気に長生きしましょうね!

私も腰が悪いので、お祈りしました。

痛いの、なくなりますように・・(^人^)


豊川稲荷もございました。

私の家の近くです。家

それにしても、お稲荷さんてこんなにたくさんあるのですね。

それが何より驚きでした。(ノ゚ο゚)ノ


お昼ごはんがさえなかったので、お夕飯は美味しいものをいただきました。

祇園にでて、花よし さんへ。

新しいお店を開拓です。

安くて美味しいお店でしたよ。(^ε^)♪


伊勢丹で、お土産に生湯葉を購入しました。ベル

めちゃめちゃ美味しかったです。

また買いたいーっ.。(≧▽≦)

  醍醐寺の桜 ブーケ2を見に参りましたよ。

がっ

ほとんど咲いていませんでした。淋しい。(T▽T;)

蕾はまだまだ固く、春の訪れまではいましばらくかかりそうです。あせる


今回は霊宝館の春季開館にあわせて伺ったので、よいものをたくさん見ることができましたよ。

今回のテーマは「秀吉と桜」

秀吉・家康・前田利家などが詠んだとされる直筆の花見の歌メモなんかがありました。

(^ε^)♪ さすが醍醐寺。

ちらほらの桜ともどもよい感じでございましたわ。(*^o^*)


上醍醐薬師堂の薬師三尊像(国宝)。美しい。

銅製の曼荼羅がありました。しっぽフリフリ

これ、すごいですよ。

胎蔵界曼荼羅も、金剛界曼荼羅も、本当に細工が細かい。(ノ´▽`)ノ

曼荼羅のあのひとつの枠の中に、どれくらいの仏さまが描かれているのかをご存知ですか?

本当に感動してしまいます。ラブラブ


カエル とても綺麗な如意輪観音さまがおみえでした。

宝物館というのは、仏像を美術品として展示して見せていただけるのでとても有難いですね。

かなり近くで比較的明るく拝見できるので嬉しいです。晴れ

お顔のつくりまでゆっくりと。ヽ(゜▽、゜)ノ


仏像を拝見するのにとても気を遣うこと


その仏さまを人々の信仰の対象としてみるのか、それともそれを美術品としてみてしまうのか。

とても難しい観念だと思います。ウサギ

学問的に考えても、仏教史からみた見かた。宗教史からみた見かた。そして美術史からみた見かた。

それぞれの常識が相容れない場合が多くて本当に難しい問題です。長音記号1

しかし、学術的な価値基準だけでは計れないひとびとの真摯な信仰の思い、信心がないがしろにされるようなことは決して許されてはなりません。o(^▽^)o

美術品としての価値そのものよりも、そこに向かう人々の思いの強さが大切なのです。!!

ですから、お寺ではあまりしげしげとは拝見しないようにしています。

ただ、美しいものを美しい

そう素直に言える感動があればよいのだと思います。ニコニコ

しかしまあ、宝物館ではその遠慮がいらないので、心行くまで堪能できますよね。

仏像の管理というのは、温度・湿気その他いろいろな問題があるのでとても大変です。

ですから、最近のお寺では最初から博物館や、縁のあるこういった大きなお寺などに寄託してしまう場合が多いです。


地蔵菩薩さまが話しかけてきました。∑(゚Д゚)

本当!大きな目で訴えかけてこられます。こころに響く、仏さまです。クローバー

そうそう、五大明王さまもご立派でしたよ。(´∀`)


境内にある、雨月茶屋でお昼をいただきました。

ここの名物は、「すもし(湯葉で包んだお寿司)」と「五大力うどん(丸餅入り)」、そして精進料理。

醍醐寺特製の五大力酒。美味でした。かぼちゃコロッケも屋台で。


桜の季節にあわせて多くのお茶屋さんがでていました。桜餅やわらび餅などが豊富に。

いい賑わいですよね。(≧▽≦)


地下鉄・JR・近鉄と乗り継いで、東寺に参りました。

こうやってみるとやはり醍醐寺は遠いのでしょうね。(^~^)


東寺


宝物館、金堂、観智院の特別拝観。

胎蔵界曼荼羅略記、千手観音立像。国宝重文級。


観智院


とても手入れの行き届いたお庭。「五大の庭」と称します。

空海が唐から日本へ帰ってくる様子を示しています。


唐から日本へ帰る途中に嵐にあいました。台風

そこで空海は、独鈷杵(とっこしょ)←密教の法具のひとつ。をそこに投げ入れたのです。

雷 すると、亀・龍・シャチが現れて日本まで守ってくれたのだそうです。∑(-x-;)

右側に唐を表わす石組み。左側に日本を表わす石。くもり

真ん中に船があってまわりに右から「亀」「龍」「摩竭魚←伝説のシャチを表わす」

右上に道しるべとなる鳥。

左上には、砂でかたどってある「独鈷杵」があります。

(・ω・)/ 面白いのは、(そんなことを言ってはいけないかもしれないが)

唐の石組みの中に、お釈迦さま誕生の姿が表現されているのです。得意げ

空海が、釈迦の教えを日本に持ち帰ってきたことを表現してあるのでしょうね。o(^▽^)o


客殿は国宝だそうです。

一般の襖にはなっておらず、押板(おしいた)と呼ばれる、壁や板に和紙を張って絵を描くという技法で、室町~桃山時代特有のもの。

ここにしばらく逗留していた宮本武蔵が描いたのだそうです。

彼は画才もかなりあったらしく、こういった絵が実はほかにもあるのですって。

「鷲の図」「竹林の図」

ともに、をうまく描きわけています。

武蔵は左利きだったそうです。

それを示す証拠というのが、水墨画のこれらの作品がみんな右から左の順で描かれているからなのだとか。


こちらの本尊は、五虚空蔵菩薩。

唐から伝来したものらしいです。かお

なるほど、普段見慣れた仏像とは様式がまったく異なるのですぐにわかります。

とてもシャープなライン。

やはりつくりが日本の感覚とは違うのです。

三本牙の象、馬、獅子、孔雀、カルラにそれぞれお乗りです。

とても珍しい仏像だと思います。(´∀`)


もうひとつ庭があり、(中庭)

ここは四方正面の庭←どこから見ても美しくなるように計算され、四方全部が正面になる庭

三方向が部屋になり、あと一つは廊下からの眺めになります。(*^ー^)ノ

枯山水が低く造られています。

各部屋では座った状態で庭を鑑賞することを考えて、全体的に低く見やすくなっています。

三種類の石が敷き詰められているのですが、o(^▽^)o

賀茂川の白石。貴船の緑がかった石。そして白川の玉砂利なのだそうです。

三色のコントラストが大変美しく、その対比がとても良い感じ。


とかげ この庭を見るための部屋には、「武者隠し」見張りがいる)の小部屋が隣接していて、曲者が来たときに隠し窓から兵(つわもの)が出てきて殿を守るのだそう。(・Θ・;)

時代劇にたまに出てくるそんな部屋を実際に初めて見てビックリ!

物騒な時代なのだなあと痛感いたしました。

ちなみにこの部屋の天井は「紙」になっていて、忍者が来たら落ちる仕掛けになっています。おおっ!


空海が最澄に宛てた手紙「風信帖」のレプリカがありました。

空海が日本三筆に数えられる所以のもの。

何故ここに??

しかし、やはり整った綺麗な字ですこと。(o^-')b


日本三筆・・・空海、嵯峨天皇、橘逸勢

ちなみに三蹟・・・小野道風、藤原行成、藤原佐理


浜田泰介画の「四季の図」が描かれている書院。流れ星

新しいためか、色彩が素晴らしい。とても鮮烈です。

こうしてみると、昔に描かれた数々の絵もこのように美しかったんだろうなあ。


一番奥に室町の茶室があって、鹿おどしなんかもある手入れの行き届いたお庭。チューリップ紫

時間が早ければここでお抹茶を頂くことなんかも出来たのですが、閉院間近の時間のために断念。また機会があればよいな。

寛いでみえるかたがたが羨ましい。虹


入り口のところに弘法大師さま(空海)がおみえになって、普段はここまでは拝観できる模様です。

水ろうそくなるものがあって、蓮の花の上にろうそくをかたどったものあじさい 水に浮かべてお祈りするというもの。

学問精進を願い、皆さんたくさんお参りされるようようですよ。o(^▽^)o


帰り道で、京都駅南のあたりの商店街で人だかりがありました。

近所では有名なんだろうお肉屋さん。o(^-^)o

その場で揚げてもらえる各種コロッケほかのお惣菜。

買ってしまいましたよ。今日二件目。にひひ

キス 私は無類のコロッケ好きですから・・

かなり待ち時間はありましたが、サクサク肉コロ。美味です!グッド!

皆さん20個とか注文されているのに、「肉コロひとつの方~?」と呼ばれた私。

ちょっと恥ずかしかったのは確かですが。(笑)


この際お惣菜をたくさんと思い。ナイフとフォーク

伊勢丹のデパ地下で購入した下鴨茶寮「鱧の子ゼリー寄せ」「ひろうす&やわらか豆腐」

ううっ。でりしゃす♪:*:・( ̄∀ ̄)・:*:








 清涼寺 お松明


本日3月15日は「涅槃会」

各寺で涅槃図の公開があります。音譜

涅槃図というのは、お釈迦さま入滅の様子を描いた絵図

一般的には掛け軸です。

それを観たくて参りましたよ。o(^▽^)o


まずはバスでのんびり上賀茂へ。バス

いやあ。下町だわ素敵(≧▽≦)


堀川今出川のホテルに荷物を預けて、一条戻橋。

清明神社

一年ぶりくらいかなあ。

ここは空気が澄んでいて、大好きな空間です。ラブラブ

修学旅行生も多い。(o^-')b


☆五芒星のお札を購入しました。

なかなか行けないけれど、私にとっては心の拠りどころです。クローバー


北野天満宮に再度挑戦。

1WEEKもたっていないのに梅が満開。虹

先週よりもずっとずっと綺麗でしたよ。


そして「とようけ茶屋」に行きました。

皆さん、普通に二時間くらい待たれるのですって。私はたまたますぐに入れていただけましたが。

生湯葉丼。美味しかったです。ほかのも食べたいっ。

ここはもともとお豆腐やさんがメインなので。

やっぱりお豆腐が美味しいですよね。とっても甘いのです。

そして本日のメインイベント。嵯峨野清涼寺へ。女の子


清涼寺


毎年3/15は涅槃会嵯峨大念仏狂言。そして お松明式でございます。
それぞれ、京都三大狂言、三大火祭りに数えられます。o(^-^)o


三大狂言・・・嵯峨釈迦堂狂言・壬生狂言・えんま堂狂言

三大火祭・清涼寺お松明・鞍馬の火祭・五山送り火


いつもはあんなに閑散としている清涼寺がすごい賑わい。o(^▽^)o

本当に地元のお祭りらしく、小中学生がとても多いです。

昔ながらの屋台もたくさん出ていて、更に安い。雪の結晶

驚いたのは、ゴミ箱がひとつもないこと。(*^o^*)

それではどうするのかというと、なんとボランティアの小中学生が交代でゴミ袋を持ち歩いて皆さんから集めて回っているのです。

星 素晴らしい。それをまた彼らは当たり前のように当番をしている。ニコニコ

学校・家庭それぞれの地域の教育が本当に行き届いている証拠なのでしょうね。うり坊


  嵯峨大念仏狂言


3:30からの部「大黒狩」は拝見できませんでした。

嵯峨狂言、全部演目が違うのだと知っていればもっと早く参りましたのに。残念。(^▽^;)


本日は全部で3演目。

「釈迦如来」「土蜘蛛」を拝見いたしました。それぞれ、5:00、6:30開演。

奉納狂言だけに、かなり宗教色が濃い無言劇

「釈迦如来」は、釈迦堂狂言でのみの独自の演目です。

しかし、面白いですよ。派手な見せ場はありませんが、人のこころを動かします。

日頃からの信心が大切という意味合いの内容をうたってあるのですが、判りやすい。

ただやはり思うのは、無言劇というのは大変だろうということ。

出演者の呼吸よいうか、息があっていないとできない。

ましてやそれぞれ面を被っているわけだから、顔をみることはできませんしね。

観ているよりも難しいモノでしょうね。( ̄ー ̄;

さて、本日3/15(旧暦 2/15)は、お釈迦様が涅槃にはいられた(亡くなられた)日

この日は拝観無料になるそうです。

黄色い花 本堂はとても賑やかで、多くの方々がくつろいでおみえでした。o(^▽^)o

奥のお庭を拝見させていただいたあと、法話を聴かせていただきました。


秘仏であるご本尊(本日のみご開帳されています)

三国伝来生身(しょうしん)の像

インド・中国・日本の三国を伝来して今ここにある、という意。お釈迦さま生き写しとのこと

35歳で悟りを啓いた釈迦37歳の姿男の子 5尺2寸、約162cm。

インドから持ち込まれ、中国に祀られていたこの像。

当時渡中していた日本の僧・奝然がそれに目を留めて、是非とも日本に持ち帰りたいと思います。

しかし、世界にたったひとつしかない(!)貴重な生身の像。

当然許可はされず、それならばせめてそれを模したものならばとの奝然の熱意にとうとう模造が許されたのだそうです。

985年に奈良に持ち込まれたのですが、なんと現在中国にあるはずの本物は紛失。

清涼寺にあるこの像が、世界唯一の釈迦生身の像なのだという。!!

ご本尊はとても静かで厳かで、あたたかい像だと思います。(*゜▽゜ノノ゛☆

お釈迦さまそのものなので、釈迦如来像とは様式がまったく異なります。

御髪はラホツ(仏像の頭の上にある丸いぽつぽつ)ではなく、長髪編み(細かく三つ編みしてあるものを束ねる)

お召しものも日本のお坊さんのように半身の袈裟ではなく、タイやベトナムのように長い布を身体に巻きつけた全身を覆う袈裟となります。パー

坐像ではなく立像なので、とても背がお高い。

お釈迦さまって、本当にこんな感じだったのかなあ。(≧▽≦)

普通の、本当に普通のおひとって感じで、失礼であるのは承知の上なのですが、なんか親近感を覚えてしまいます。音譜


像の中には様々な持物(じぶつ)が。

985年当時のお金、経典、菩薩の版画など26点80品目。

何よりもすごいのが、絹で作られた世界最古の五臓六腑

←これは国宝。そしてギネスにも載っています。

あ、そうそう。像の目は黒水晶、歯は象牙。喉ぼとけには鈴がついているそうな。

ふえーっ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

四月から宝物館の特別拝観があるそうなので、また来なくちゃね。

その時も本尊は御開帳されるとのこと。

ちょこっと期間が長いので、見られる機会は多いかも。(・ω・)/


3:00頃から護摩木を焚いて、紅提灯 ひらめき電球を使っての占いがありました。(私は間に合いませんでしたが・・)

今年の運勢を占います。

昔は農作物の出来不出来を、現代は賭け事などに利用されるとのことです。v(^-^)v

今年はというと・・

4月がよくて、6・10月がよくないらしいよ。p(^-^)q

月ごとの折れ線グラフになっていて、赤提灯がその形に灯してありました。面白いね。


清涼寺の涅槃図はとても彩色が綺麗。ドキドキ


「涅槃図」 というのは描かれている様式がだいたい決まっています。

お釈迦さま涅槃にはいられた時にそばにあった木々・沙羅双樹。

釈迦の右側にある木々までが悲しみに沈んで真っ白に色が変わってしまったのだという。

中央に、左向きに横になったお釈迦さま。肩肘をついています。

この絵の時点ではまだ生きておいでです。

手前に弟子たち。

しかしそのなかに釈迦の十大弟子のひとり、「迦葉(かよう)」の姿はありません。

この方は、釈迦の一番弟子でもっとも釈迦に近いとされるかたなのですが、残念ながら師匠の臨終に間に合いませんでした。(´・ω・`)

しかしこれにはあるエピソードが残されています。DASH!

釈迦の入滅(なくなること)後に、人々が火葬をしようと火をつけようとしても、なかなかメラメラ火がつかなかったそうです。

そしてそこに遅れた迦葉がようやく駆けつけた瞬間に火がついたのだそうです。

そのおかげで迦葉は釈迦の最後の姿と対面できたのだといいます。

お釈迦さまにとっても大切なかただったんですね。(*゜▽゜ノノ゛☆


釈迦の向かって左うしろ側にある木にある袋が掛けられています。

これは薬の袋などではなく、「仏具」です。

・・・ここまでが一般的な涅槃図の様式です。

そこにもうひとつ、「ネコ の絵が描かれている場合があります。

清涼寺の涅槃図はそのひとつ。


涅槃図には本来、人間以外のものは描かれないことになっています。

しかし当時、前記の袋のなかに納められていた仏具、

これをネズミにかじられたのだそうです。!!

それにより、お釈迦さまの大切な仏具をかじったネズミ、それを退治してくれる「猫」だけを唯一例外として描くことになったとのこと。

もちろん猫ネコも悲しみのためにうなだれて泣いていますよ。あせる


ニコニコ 厄除けの甘酒をいただいて、夜が更けるのを待つことに。


  お松明は8:30頃から。メラメラ

モリゾーのおばけみたいなかたちのお松明が三本。高さは5mほど。

足元のほうが狭く、上の口の部分が一番広い。長音記号2

8:00からお坊さまや地域の方々が総勢60名ほどで提灯を持ってお練りです。p(^-^)q

走る人 境内を順次練り歩き、いよいよ点火へ。 

まずは納められたお札を焼く。すごい数です。経を唱えながらそれをすべて焼ききると、今度は長い棒の先に藁の束を引っ掛けてそれに火を移し、その火種をお松明の上からぽとりと落とす

あっという間に火の勢いは増してゆき、一気に燃え広がります。

先程までの薄暗さが嘘みたいに明るいキラキラ

つい今しがたまで まだまだ凍えそうなほど寒かった身体が一瞬で温まります。o(^-^)o

大きな逆三角形の火柱が三本。近くにいると熱いのです。

人々はそれに手を合わせて様々なことを祈るのです。あじさい

私の迷いが焼き切れますように。(^人^)


お松明が燃え尽きると、残り火がくすぶります。メラメラDASH!

消防の方がホースで水を掛けて念入りに火を消します。

ショック! なんとなく、切ない。汗


本堂に戻って、最後に改めて法話をうかがいました。


シンガーの槇原のりゆきさんはクスリをやって捕まってしまったが、自己を更正させるべくお経を学んだそうです。

そしてその中で清涼寺の涅槃図を見ていたく感銘を受けて悟りをひらき、あの名曲「世界にひとつだけの花」を作られたのだとか。


   世界にひとつだけの花

   ひとつひとつ違う種を持つ

   この花を咲かせることだけに一生懸命になればいいチューリップ紫


そうかー。

お釈迦さまの教えだったのね。やはり深い歌だったんだ。(・ω・)/


その場にいた皆さんが期待を込めた拍手をすると、にっこり笑ったお坊さまが、「今日はお祭りだから・・」と歌ってくださいました。

「坊主の歌なんて滅多に聞けませんからねえ」と。クラッカー

アップその気持ちが温かいです。(´∀`)


すべての行事が終わったのが9:30をまわったくらい。

ちょっと歩きつかれてしまったので、早く宿に帰って寝てしまいましょう。ホテルは堀川今出川。清明神社の裏手あたり。

京福電車で北野白梅町までごとごとと。電車

しかしもう夜が遅いので無人駅。

なんだか淋しくなってしまいます。(´・ω・`)


ところで、京福の嵐山駅には足湯があります。温泉

(*^o^*) タオルつきで200円だったかな?

今日はまっくらでしたけれど。お月見

旅先で入る足湯って、手軽でよいですよね。

今度はもっと明るいときに参りませう。ぐぅぐぅ

朝は早めに起きて、泉涌寺まで。(-_\)


泉涌寺


グッド! 本堂に掛けられていた大涅槃図。

紙本極彩色。16×8mの、日本最大の涅槃図です。

江戸中期作。明誉古礀上人によって描かれました。

公開は例年3/15-17の三日間。

紙製なので彩色が奇抜。とてもダイナミックなものです。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

描かれかたもとても判りやすい。ニコニコ

普段は本堂のご本尊の後ろ側に配置してある巨大な箱の中に安置してあります。

猫はいません。

期間中に釈迦のために奉納されるあられ、「花供養(はなくそ)」を購入しました。

ここの涅槃図は本当に大きいです。


天井から吊り下げられた掛け軸なのですが、あまりの大きさのために全体を広げることが出来ません。だから下のほうが巻き取ってあります。


絵自体に対しての感想なのですが・・・(+_+)

原色が多用されていて、失礼ながら悪く言えば彩色にあまり深みを感じません。汗

ただ、本当にはっきりとした絵図なので、かなり印象に残ります。

遠くから見てもとてもしっかりと判別が出来ると思われます。

というよりまず、これだけの色合いが残っていることが驚異ですね。(*^ー^)ノ

基本的に秘仏ですから。シラー

もしかしたらきっと、現物があまりにも大きいことから、案外この図はこうやってお堂の中で近くにいて拝見するものではなくて、もっと離れたところから観るように描かれているのかもしれないですね。o(^▽^)o

しかし、そもそも勅寺(皇族のお寺)である泉涌寺。

ここに納められている涅槃図がそういった形式なのは、何か意味があるのでしょうか?

ちょっと興味がありますね。(・ω・)/


前回、年末に伺ったときにはあまりにせわしなくてじっくりと拝見できなかった楊貴妃観音さまキラキラ、今日こそしっかりと目に焼き付けてまいりましたよ。堪能できました・・


ご朱印をいただくために立ち寄った寺務所で、庭園の公開をしていました。

「厄よけ蕎麦」 というのを会期中はいただけるとのことで、遅めの朝ごはんにそれをいただいてみました。ラーメン

雨のしとしと降る中、美しい日本庭園を見ながらのお蕎麦はとても風流で、格別でございました。

お茶DASH! そして、これと一緒にお出しいただいたお茶がなんともいえない風味。(^ε^)♪

今までに味わったことのない変わったお味なのですが、なんともまったりとしたえもいわれぬ味なのです。

思わず、これがどのようなお茶でどこで手に入るのかと尋ねてみました。

すると、これは泉涌寺のお坊さんのなかで飲まれている緑茶で販売はしていないのだとのこと。

お近くの方からいただかれていて、今回それを特別にお出しいただいいたのだそうです。残念。(ノ_-。)

本当に味わいの深いお茶でございました。(`∀´)


同じく3/15-16に大涅槃図を公開している東福寺にも伺ってみました。

泉涌寺から東福寺までは閑静で良い散歩道になっているのですが、雨足が強くなってきたのでバスで一区間。バス


東福寺


黄色い花 泉涌寺のそれと比較すると少し小さくはなりますが、でもやはり大きい。

彩色は細かくとても繊細。色合いは落ち着いていて厳かな感じです。(´∀`)

猫、あり。

室町時代の画家・明兆作。

同じ涅槃図でもこれほどまでに違うのかと思うほど、違います。p(^-^)q

ただ、色調が暗いので、近くからひとつひとつをじっくりと拝見する形になります。かお


特別公開している山門がありました。男の子

すごい人だかり。

門の上には多くの仏像があるそうで興味があるのですが雨に負けました(涙)。台風


甘酒の歓待があっていただきました。

そこにみえたおじちゃんがとても親切で、いろんなことを教えてくださいました。o(^-^)o

伏見稲荷の参道のあたりでお土産やさんを経営していたけれど廃業。

こうやって地域のために尽くしているのだとのこと。わんわん

雷 雨がザーザーと降っていてあまり動けなくなってしまったので、おじちゃんの勧めで光明院のお庭を見に行きました。檀家さんなんですって。



光明院


和尚さんが今はもうご不在で、奥さまおひとりで手入れをしてみえます。

 庭園に滝があり、桜 川が流れていて壮大な造りでございました。ラブラブ!

門構えはとても控えめでそんなに大きなところとはわかりませんが、ここは「そうだ!行こう京都」にも取り上げられたことがあるほどの、知る人ぞ知る名跡なのです。しっぽフリフリ

拝観料はかかりませんが御志納をとのこと。

のんびりとしたよい時間を過ごせました。

是非また伺いたいなあ。(≧▽≦)


清水寺


本日は、春の青龍会 観音加持」。そして龍の御練りとかげがあります。

4/3が当日らしいのですが、3/15-17にも行われるとのこと。

青龍の地を守り、清水の御本尊とともに都を警護する夜叉神・緑鈍色の龍神が境内を駆け抜けます。


ところで、如意輪観音さんはいつになったらお戻りなのかしら?

どうしてもお会いできないので、とうとう意を決して清水寺の寺務所で聞いてまいりましたよ。

そしたらなんと!

「2~3日前まではお見えでしたがねえ」:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

今は・・

横浜だそうです。出開帳がお好きな観音さまです。あせる


夜の7時から、八坂神社の境内で茂山兄弟の新作狂言の奉納がある筈なのですが、かなりの雨に疲労困憊。

帰ることにいたします。

21日まで、「東山花灯路」と称して、東山全体のライトアップや祇園の舞妓さんの踊りや三味線(・∀・)なんかもあるようですが、やめておくことにします。残念ですが・・(_ _。)










              しかさん(*゜▽゜ノノ゛☆

晴れ あたたかくなりましたね。

ぽかぽか陽気の中、青春18切符で花園へ。電車

京の冬の旅、特別拝観で、妙心寺春光院に参ります。o(^▽^)o


狩野派の襖が沢山。(´∀`)


『琴棋書画図』

中国での四大教養

音楽を奏で、将棋を打ち、絵画を愉しみ(描くことも観賞眼も)←この場合は掛け軸

そして文学(用は勉強)に通ず。

四方壁面に描かれていてとても面白い。(*^o^*)


そして『花鳥の間』には四壁面に四季が。 黄色い花

春には松と雉。夏は牡丹と鳳凰。秋はまた松と山茶花、そこに野鳩。冬には雪が降り積もった松。

素晴らしい季節感です。

ほかにも、雁の静と動を描いた『月と雁』などなど。

方丈前庭(よくお寺の本堂正面にある内庭のこと)は

『さざれ石の庭』

なんと、伊勢神宮を抽象的に模してあります。カメ

下手は伊勢外宮の御社です。

そして上手が内宮かと思いきや、

・・・森なのです。クリスマスツリー

伊勢神宮は皇族の神様。

だから、内宮を模すのは天皇に対してあまりに恐れ多い。

せめて伊勢の森を、とのこと。すごい。(^~^)

真ん中あたりにさざれ石が。

君が代にもでてくるあのさざれ石。

「さざれ石」というのは、海中深くにある岩を波が削ってできるもの。

これを伊勢湾から採取したのだそうです。

全面に敷き詰められている敷石も、普通は白砂を使うものだけれど、伊勢神宮の参道と同じ玉砂利が使ってあるのですって!

手が込んでマス。(^ε^)

中央に、座禅を組むための石・坐禅石があります。

・・・気づきます?

坐禅を組むのは仏教の教え。パー

ここは明治維新前年につくられたために神仏分離されておらず、美しく融合しているのですね♪

キリスト教伝来の南蛮寺の鐘もあります。ベル

南蛮寺とはキリスト教会のこと。信長が作らせました。

ベルみたいでとても可愛い。

全国を転々としてようやくここに落ち着いたのだけれど、この寺ではずっとこの鐘を守るために「朝鮮伝来の鐘」と言って隠しておいたのだそう。(・ω・)/

鐘には、「I・M・S」そして、十字架と錨が彫りこまれています。

反対側には西暦の年号があり、外国で作られた証拠となります。

今でも現役で、8/15・終戦記念日には美しい音で鳴らされるのだという。平和の象徴なのです。クローバー

京都大学の学生さんがボランティアでいろいろと解説してくださいました。

すばらしいことです。 ヽ(゜▽、゜)ノ

普段は拝観謝絶のところなのでなかなか入れませんが、よいところです。(*^o^*)

京福に乗って、北野天満宮へ。チューリップ赤 

梅がちょうど咲き始め。綺麗です。

しかし、とようけ茶屋の湯葉丼も、たわらやさんも全然駄目。カナシイ。

梅はね、いろんな色彩で美しかったよ。

京都駅でマサラの野菜カレーをいただいていよいよ奈良へ。

(京都じゃないけど書いちゃいます。)

遠いです。とても遠い。とかげ

東大寺 二月堂

待つこと二時間。さっさぶいっ。

本日は水取り

始まるのは19:00です。

二月堂修二会

修行僧が、二月堂本尊に人々の幸福と世界平和を祈ります。o(^-^)o

舞台でお松明が振られ、火の粉を浴びると無病息災をもたらすといわれています。しっぽフリフリ

・・がっ!

二月堂が燃える!!メラメラ

本当にボタボタ炎が舞台の上に落ちて、それを竹ぼうきで(!)消すのですが、メラメラ燃えているのです。

行事なので、ちゃんと消防しているのだろうけれど、みているほうはもうハラハラ。(^▽^;)

すごくダイナミックですよー。かっちょよい。グッド!

得意げ いやいや、

できるものだね奈良の日帰り。(^ε^)♪

奈良公園の鹿たちが、普通に生活の中に根ざしているご近所の方たちの様子がなんとも不思議で、のんびりとした時間を過ごせました。フグ

鹿との共存かー。奈良の都は奥が深い。お月見

次に伺う時には、防寒防寒。DASH!

2006/2/3 節分会

テーマ:

  盧山寺にて弓で吉方角に向けて矢を放つ


カメ 今日は 節分会
京都の節分を見てまいりませう。
どれだけ見れるかな??(*^o^*)

  八坂神社

四花街による舞踏奉納がありました。クローバー

四花街…祇園甲部・宮川町・祇園東・先斗町

そう、京都は五花街。北野天満宮のあたり、上七軒は参加されないみたい。
あちらはあちらで、千本釈迦堂にて奉納されるようです。

今様 の奉納060203_1104~01.JPG

今様とは、当世風という意。いわゆる白拍子の舞です。 流れ星  
生まれて初めて拝見いたしました。
その時に撒かれた節分豆。
GETならず。残念。
今年の福男による豆撒きでした。o(^▽^)o

祇園甲部の舞妓さんによる舞を数曲。音譜  
踊られる舞妓さんより、弾いてみえるお師匠さんのお三味線がとっても素敵でした。

鬼払い

義父、義母、娘、婿(みんな鬼)による舞。カエル
060203_1337~01.JPG 舞台に上がるときもすぐには上がらず、鬼門の方角にまわりこんでからでした。
←鬼の娘の結婚に向けてのストーリー。人も鬼も、同じということですねー。

舞の奉納のあと、舞台上の邪鬼がでてくる場所を踏み締めて封印する儀式。

その後、八坂の神様の返礼の舞…
←本当か!?( ̄□ ̄;)



信心深い者だけには見えるとのこと。(・・;)
「 ただいま八坂の神が、裾を翻して舞い降りました。そして分身の術で踊っております。

だから、鬼たちがキョロキョロしています 」 ショック!

Σ(・ω・; |ナルホド。何にもない(失礼!)舞台の隅で、鬼があちこちを見回しています。

そして舞い終わり、神は何ごともないようにお社に帰っていかれました…。Σ(・ω・ノ)ノ! 

その後に餅投げが行われました。
鬼たちの力はかなり強いので遠くまで飛びます。グー
舞妓の豆と鬼餅、GETできました。 A=´、`=)ゞ

八坂神社で節分豆を購入すると、福引券がついてきます。
結果は 71-82
なんとトムヤンクン!
…要するにハズレ!?(^▽^;)
でも、カップラーメンの方もみえたので、いろんなランクがあるらしい。(笑)
面白いですね。
それにしても、八坂神社でトムヤンクンなんて。何でも有りですね♪

お昼は下河原通りの『しょうあん』さんへ。
湯葉と刺身が激ウマ。
こじんまりとしてますがよい店でした。(*^o^*)
しかし、ここの大将曰く、八坂で節分なんて聞いたことないって。こんなに近いのに。何故!?

千本釈迦堂でも2/3 本日、おかめさんの狂言が上演されるとのこと。(1日2回)
今年は無理でも、来年は行ってみたいなあ。

京阪出町柳で降りて、御所の近く・盧山寺へ。ここは紫式部が生まれ育ったところ。

 盧山寺

15:00から行列入堂。
1時間あまりの読経のあと、鬼法楽(鬼おどり)が行われました。 060203_1530~02.JPG

ここの鬼はとてもユーモラスでかわいい。

着ぐるみを着た赤青の鬼。
 とても愛くるしいのです。(≧▽≦)
八坂の鬼は、能面をつけた儀礼的なものだったのでその違いが面白い。

奉納行事というより、火や棍棒を持った鬼たちが暴れその後追い払われて退散するという流れ。
そのあとに餅投げ。

福 餅 ←販売もしている
そして福豆 ←紅白2色あり。豆を砂糖で包んである。1.5cmくらい。ひとつ食べると3年寿命が延び、ふたつ食べると6年寿命がびる。こちらも販売している。1袋¥400

すごい人です。
京都ではかなり有名な節分行事らしいです。(o^-')b
決して広くはない境内にたくさんの人達がぎゅうぎゅうで、門の外まで人が溢れておりました。ちょっと危険…。

壬生寺の節分狂言を観にいく予定でしたが時間の都合で割愛。
代わりに、吉田神社をうろついてみました。

 吉田神社

2/2~4 は疫神祭。追儺式(鬼やらい)
火炉祭のハズなのだけど、私がたどりついたときは何もありませんでした。(´□`。)

高さ7m、巾5mほどの円柱に、お返しされる御札の山。
そのお札をまたうまく使って輪郭に沿って壁を作り積み上げてゆきます。
すごい技術。(・∀・)

境内から鳥居外の参道まで600軒もの屋台が立ち並び壮観です。音譜
規模が半端ではなくとっても賑やかでした。

京都いちの規模。
星 なんか本当に縁日という感じで楽しそうでしたわ。 (*^▽^*)