このブログ、とっても長いことほったらかしの状態でした。
このままフェードアウトするような感じですが、オンラインヨガをはじめてみたので、ひさしぶりにこちらにも書いてみようと思いました。
one to oneで、ゆるっとやっています。
おしゃべりでもするように気軽にご参加いただければ。
詳しくはホームページをご覧いただき、ご予約ください。
1か月間、ネパールに行ってきました。というより、ネパールに戻ってきました。
今回は、初めて友人と一緒に。
友人は10日間ほどの滞在でしたが、ポカラで私がヨガを教えている場所やデビカをはじめとする友人達にも会ってもらえて、よかった!
短い期間でしたが、近くの村までハイキングをして、ホームステイをしたり、チベット仏教の僧院を訪れたり、満喫してもらえたかな?
日本からポカラへのヨガツアーを企画したいと思っているので、その参考にもなりました。
彼女とは日本で何度か一緒にネパール料理の会などを行ってきたけれど、はじめてゆっくり落ち着いていろんな話をする機会が持てて、深い話もできてよかったと思います。
彼女が日本に帰国してからは、ヒルに何ヵ所も血を吸われながら山の中を歩いたり、何度かヨガや瞑想を教える機会があったり、お世話になっているシャーマンのところに行ったり、あっという間の滞在でした。
1年振りのポカラはますます西洋化が進んでいて、残念にも感じましたが、それでもやっぱり戻ってくるとほっとしました。
まず、ケンタッキーができていることにショック!(笑)
ネパール人達の服装もますます欧米化しています!スキニ―ジーンズは前から流行っていたけど、それに加えてミニスカートやキャミソールで歩いている女の子たちがいたり!
男の子の髪型の流行りについては、毎回首をかしげてしまうのですが、今回も。
サイドだけ借り上げて、てっぺんをふわふわさせている?のか天然なのか?が流行っている様子。パイナップルのような感じ!あとは、ちょんまげのようにその部分を結んでいる子も!そして、髪をオレンジ色に染めている子も多かった!
そんなところに注目しつつも、ここで大切な人達と出会ったことへの感謝の気持ちを改めて感じたり、湖、緑、鳥やホタルの美しさにはっとする瞬間が何度もあったり、贅沢な時間を過ごすことができました。
パーマカルチャーという言葉をご存知ですか?
パーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築した「permanent(永続的な)」と「agriculture(農業)」や「culture(文化)」を組み合わせた造語です。
その土地ごとの自然環境を生かしながら野菜や植物などを育て、雨水利用やコンポストトイレなど循環型の暮らしをデザインしてゆく手法です。
人に、自然に、地域に、社会に、地球に優しくある暮らし。
個々の特徴がうまく生かされ、お互いの生命が生き生きと輝くような暮らし方。
それは何も新しいことではなく、日本の伝統的な循環型の暮らし方。
創造的で、生産的。
自給自足という言葉が浮かぶかもしれませんが、それだけにとどまらず、自分と家族や周りの人達との関わり、自分と自然との関わり、自分と地域、社会、地球、との関わり方をどうやって持続可能なものにしていくかをデザインすることなので、人としてどうありたいのか、どう生きていきたいのか、という生き方の根本を自分自身に問うようなことなのです。
何だかテーマが壮大!のように感じますが、実はとっても身近にある自然や人間関係をじっくりと観察することから、はじまります。
GWにパーマカルチャーを学ぶ合宿に参加してきました。
南房総での1週間に及ぶ合宿は、濃密でかけがえのない時間でした。
コンポストトイレや雨水を使い、火でお料理をして、循環型の生活を体験しながら、私達の普段使っているエネルギーや食べ物、水がどこから来ているのかについて改めて考えたり、元気な土を作るためのコンポスト作りや等高線の図り方などを学んだり、粘土団子を作ったり!
それは、ネパールでの、物質的には貧しいけど、精神的にはとても豊かな暮らしに触れたときに感じた、心が満たされるような感覚と同じでした。
何に心を動かされたのだろ?
モノがないことから生まれる創造性?自然のリズムに沿った暮らし?それも当てはまるけど・・・でも、一番は、「人」のつながりがあること、のように思います。
コミュニティの大切さ、を実感しました。
一人ではできないことも、仲間と一緒だと新しいアイディアが生まれたり、誰かの話を聞くことから気づきをもらったり、話すことから自分の気持ちが整理されたり。皆をただ眺めているだけでも、気づきをもらったり、誰かの行いから心がふっとゆるんだりあったかくなったり。
でも、それは、コンクリートに囲まれた場所よりも、緑や大地の匂いを感じる場所のほうが、人はより朗らかに、柔らかくなれるから、そんな暮らしがやっぱり大切じゃないかなって思いました。
素晴らしく魅力的な講師陣の方々、細やかな気配りで場をいつも暖かくしてくれていたスタッフの方々、いつもとびきり美しくて美味しい料理を作ってくれた素敵なお二人、ホームステイ先のパンクでかっこいいご家族、美しい心を持った愛すべき仲間達。
今回出会えた全ての人にありがとう。
この合宿は、前半が終了したところで、8月に後半の1週間、また共に過ごすことができます。
また皆に会えるのが待ち遠しい~。