人間色々な欲があるが最も強いのは食欲ではないだろうか。が、食欲が質の面で満足させられる事は私に関する限りほとんどない。自炊もままならないライフスタイルで、勢い外食に頼る事が多いが、美味しい物にありつく確立は大変低いからである。


外食業界はもはや成長産業ではなく、1996年をピークに縮小に転じた反面「中食市場」という、スーパーやコンビニなどで調理食を買ってオフィスや自宅で食べる食形態が増え、外食市場を脅かしているという記事を見た。


私などもファミレスやファーストフードストアには行かなくなって久しい。なぜか?


1 禁煙席がしっかり確保されていない。他人の煙を吸い込んでまで食事したくない
2 騒ぎ立てる子供や大声、長話の主婦のグループやマナーの悪い若者の傍若無人ぶり
を放置している店で楽しく食事などできない
3 いまさらだが、ロボットのようなマニュアル接客には、うんざりしている
4 美味しくない、メニューに工夫がない、健康に悪いジャンクフードが多い
5 高く付く
6 クレジットカードの使えない店が多い


コンビニ弁当も実はあまり体に良くない。同じメニュー、割高、健康に悪い(味付けが濃い、防腐剤が入っている)など、食生活に感心の薄い男性でもうっすらとわかっているらしく、私が品川でバイトをしていた時には社員はほとんどお昼時にオフィスの外にずらりと並ぶお弁当屋さんから買っていた。450円でそこそこのお弁当が買え、お茶まで付いて来た。


外食で美味しい店などないと私は諦念している。食べ歩きの好きだった私は一時情報誌をわざわざ購入して吉祥寺などの店に出掛けたものだが….チャーハンが絶品とされる有名店など、高い値段を取るくせにご飯にダマが出来ていて、これでは私が作った方がよほど美味しいではないかと憤懣やる方なかった。情報誌を頼りにあちこちに行ってもまた行きたいと思うほど美味しい店は10軒に1件もない。


美味しい店を探したって青い鳥と一緒でどこにもない。もう自分で作るしかないのである。料理はキライなのに因果な話である。しょうがなく自分でマーマレードも作れば干物も作る。私のマーマレードはフォションには遠く及ばないものの、自分でもいで来た夏みかんで作るのでこれ以上なく安心だし、干物も天干し、塩は高級なのを使っている。三越で買えば1 枚700円はするだろう。これからの季節はらっきょう作りである。店で買えば高いが自分で作れば美味しくて安全である。


物語のオチのように、青い鳥は自宅にいた、という事だ。

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迷惑な温泉客

まもなくゴールデンウィーク。さすがにこの時期にはさびれきったA市にも観光客がわんさか押し寄せてくる。東京で疲れ切ってのんびりしようとA市のボロ家にたまさか戻ってくる私としては行き付けの共同温泉場も込むし、あまり喜ばしくはないのだが、そういう時には家に引きこもるようにしているから実害はない。


ところが、先日は平日というのに、脱衣所に明らかに地元民ではない20才ぐらいの若い女の先客が2人いた。イヤーな予感がした。そしてそれは的中した。


一足先に風呂場で洗身していると何がそんなに面白いのか2人は脱衣場できゃーきゃーと騒いでいる。いや、そんな生やさしいものではない、文字通りギャーギャーと、鶏が絞め殺されるようなゾッとする声なのだ。よもや浴場内ではそんな声は出すまいと思ってはいたのだったが…


湯船に入る時に「ギャー、あつーい!!」、「うわー、温泉ー」などとまたギャーギャーと騒ぎ始めた。うんざりした私は「あのね、子供じゃないんだからそんなに騒がないでくれる?」と注意をした。注意をするというのはかなりなストレスである。アルファー波が出て、いつもは得られるリラックス効果がこの2人の為にお
じゃんになってしまったのだった。


若い女性というのは大体からすの行水で、パッと入ってパッと上がるものだが、いやはやこの2人のしぶとい事。彼女達が上がったらリラックスできると内心いつ出て行くかと心待ちにしていたのだが、小1時間経っても浴槽のへりに腰掛けけてのべつまくなし駄弁っている。聞きたくもない人のお喋りを聞かされるのは拷問に近い。お風呂の長い私が遂には先に出るという事態となってしまったのだった。


温泉でお喋りしていけないという法はないが、普通、温泉とは静かにのんびり入るものではないだろうか?


私が通うスポーツクラブのサウナの入り口には「大声でのご歓談はご遠慮ください」と張り紙してある。以前はなかったのだ。きっと誰かが「皆さんのご要望」という箱にそういう要望を書いて入れたのだろう。私ではない。私は普段サウナは利用しないから誰が大声で歓談しようが知った事ではない。


が、温泉は困る。お喋りで他人のアルファー波放出を妨げるのは迷惑条例に該当する。全く、ガキじゃあるまいし、ある時など湯船で「ひとーつー、ふたーつー」と声に出して100まで数えている女がいた。「それ、声に出さなきゃいけないんですかね」とイヤミを言ったら「うん、ダメなの」と全く悪びれない。許されるなら一発ポカッと頭をどやしてやりたかった。


かくなる上は「すべからく、浴場では静謐を保ち、過度なる歓談や数を数えるなどの迷惑行為は差し控えるべし」という一項を温泉条例に取り入れ、浴場の入り口に貼って欲しいものだ。

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都市伝説とは?

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インターネット時代の流言「都市伝説」  スカイパーフェクトTVで都市伝説(アーバンレジェンド)を検証するという番組を見た。インターネット上では嘘とも真ともつかぬ小話が日々飛び交っている。それを一つ一つ検証するというアメリカのリアリティ番組である。それだけ虚実入り混じった情報が飛び交っているという事だろう。  


私がまんまと乗せられた伝説は、いかにもありそうな話だった。それはラスベガスのホテルのスロットマシーンで大当たりを取った白人女性と2人の黒人男性の話である。  


女性が、当たった大量の小銭を入れたバケツを持ってエレベーターに乗ると2人の黒人が乗り込んで来た。1人は大男である。彼女はお金を取られないかとヒヤヒヤしていたので、黒人が「Hit the floor!」(伏せろ!)と言った時にはお金の入った器から手を離して床に伏せたので小銭が宙を舞ったという。


すると大男の黒人が「フロアのボタンを押せ、と相棒に言ったんですよ」と丁寧に謝りながら小銭を拾い集めるのを手伝った。2人の紳士ぶりに彼らを疑った自分を恥じた女性が自分のフロアで降りると、2人が大笑いするのが聞こえたという。  


翌日、彼女の部屋に1ダースのバラが届けられ、そこには「あなたのおかげで最近になく笑わせて頂きました」というカードが添えてあり、「マイケル・ジョーダン&エディ・マーフィ」とサインされてあったという。  私はこれを真実と信じて友人にも転送したのだが、後に都市伝説と判明した。考えてみれば著名な2人を知らぬアメリカ人はいないだろうし、もしこれが真実の話だったとして、黒人というだけで理不尽に疑われては彼らは内心穏やかではなく、バラを贈るどころではなかっただろう。  


話としては面白いし、これを書いた人にはクリエイティビティがあると思うが、やはり嘘には違いない。うっかり信じた私は後味の悪い思いをした。しかも、この話はアメリカのトークショーで紹介された話だから真実だ、というオマケまで付いていて、一時は信じていいのか悪いのか混乱させられてしまった。  日本の都市伝説というのはまだ聞かないが、あまりいい趣味だとは思えない。流行らないで欲しいものだ。


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ジム・キャリーという俳優がいる。世間的には人気があるが、私は彼にうっすらとした嫌悪感を持ってしまう。彼と似たタイプの先輩俳優にジェリー・ルイスがいる。彼もまた好みではない。2人とも、わざとらしいあざとさがあって好きになれないのだ。


そのジムがインタビューに答えてこんな事を言っていた。彼の父親はブルーカラーとして一生懸命働いたが、生涯貧乏だった。そういう父を見て、こんな生き方だけはしたくないと思ったのだそうだ。普通なら嘘でも「そんな父を誇りに思う」と言うところだが、ジム・キャリーはこの言葉を聞いた限りでは自分を育ててくれた父親の生き方を否定しているのである。


これとそっくりな事をホリエモン氏が著書に書いている。「(父親は)一生懸命やっているわりには全然お金を持っていない。高校を卒業してサラリーマンをやっているが、それでも貧乏なわけです」「額に汗して労働する事が尊いのだとか言ってますが、それでは資本家に搾取されるだけです」。かくて彼は自分で会社
を作ることが金持ちへの近道だと気付いたのだという。


私は堀江氏を格別好きでもないし、特にキライでもない。理想、信念などの一切感じられないのっぺりした顔に、ジム・キャリーに感じるのと似た、うっすらとした気味悪さを感じるのみである。彼は信条通り、額に汗することなく得た巨額の金をジェット機を購入したり美女タレントと派手に交遊したりと、社会に還元する事なく湯水のごとくに濫費した。


東京新聞客員の米コロンビア大学教授ジェラルドカーティス教授も「彼を好きではないし、彼の価値観も評価しない。米国で彼のように短期間に多額の資産を築くことだけを人生の目標としている若者を数多く見てきた」と書いている。


実は私はむしろこれからの堀江さんに期待しているのだ。アメリカでは何か悪い事をしてでも有名になりさえすれば書く本がベストセラーになったりする。彼は十分有名な訳だから、いつか社会復帰したら本音で体制批判本を書いて欲しい。


「資本主義社会でビッグになろうとしたら違法、不法行為なしにはできない。バレないで金儲け出来れば勝ち組。そういうヤツをちやほやするバカが多いから悪いヤツは後を絶たないのだ」と、言いたい放題書いたら大ベストセラーになって、またひっぱりだこになるやもしれません。


続・ひえーな人

ダイエットの為にスポーツクラブで朝泳ぎ、夜はマシンでウォーキング。大分体重が減って来たけれど、夜、スーパーに寄ったらつい、誘惑に負けて缶ビールを買って飲みながら家路に着いてしまった。ま、糖分70%カットという淡麗グリーンラベルだけど。


しかし、どうしてダイエットしてると体に悪い物とか太る物ばっかり脳裏に浮かぶのであろうか。


ハンバーグにポテトフライ、キャビア、からすみ、ポテチ、チーズケーキ、プリン、トンカツ、カツ丼、ステーキ、ラーメン、オニオンスープ、生ハム、あー食べたい。


スポーツクラブでひえーな女性を見かけた。


鏡の前に座って右のドライヤーを使うのが普通だが、その女性、両手にドライヤーの二刀流でブンブン言わせている。しかも頭を下げ、長い髪を後からかきあげて、時々左右にバサバサと振ってまるで連獅子。髪振り乱して、という表現にぴったりのこの彼女、鬼気迫ってましたね。彼氏が見たらぎょっとするのでは?