あまくらぶちゃんの話題は、一度おやすみ。
また次のエントリに続けますね。
今日は、大学時代の友人吉元貴弘さんが指導・指揮をされている社会人楽団「サンシティアンサンブル」
の演奏会を聴きに行ってきました。
午前中仕事だったので、到着ギリギリになっちゃったんですけど
そしたらもう席がほぼいっぱいに埋まっていて。。。集客力に感服。
一緒に聴きに行ったみいあさんが席を取っていてくれたので、無事座れました。

吉元さんの関わっている楽団は出来るだけ本番聴いて感想を差し上げる習慣がついてます、私の中で。
やらなくちゃ!って駆り立てられるような。
この団は2013年の前回演奏会の時に初めて聴きました。
今回も、お腹がいっぱいになる(褒め言葉ですからね!!)多彩なプログラムで満席のお客様を魅了しました。
団員さんが出てくると、会場がどよめきます。女性の団員さんは華やかなドレスを思い思いに身にまとい登場。
ぱあっと舞台が明るくなり、それだけで気分が上がります。

まず第一部はクラシカルステージ。
暗闇から光に至るような「エグモント序曲」。
全体にチェロのはたらきが光っていました。後半から輝かしいエンディングに向かう部分はヴァイオリンが頑張っていて力を感じました。
「アルビノーニのアダージョ」。
オルガンの音色のキーボードが通奏低音を奏で、チェロのピッツィカートが美しく乗って曲が進んでいきます。
ソロヴァイオリンの情感のこもった音色とフレーズ運びも素晴らしく、惚れ惚れと聴き入りました。
「田園 第1楽章」。頑張る弦アンサンブルにさらりと入ってくるフルートのターン、小鳥のさえずりみたいでなんてきれいなんでしょう!
それとここで気付いたのは、フルートとマンドリンをユニゾンにするとまたとないキラキラした音色になるんだなぁ、っていうこと。
ここの団の編成ならではの、特徴ある響きが聴けて素敵だなと思いました。

第2部はタンゴのステージ。
「ラ・クンパルシータ」はダイナミクスの付け方が吉元流の超~アモローソな感じ♪
2コーラス目、弦のカウンターメロディの歌わせ方がホントにふくよかで。
「真珠取りのタンゴ」。キーボードのグリッサンド、場面によって音量や強弱の付け方をきっちりと変えてバランスをとっているのがよくわかりました。ヴァイオリンの高音でのメロディユニゾンもきれいです。
「ジェラシー」。ヴァイオリンの華麗なソロがハバネラのリズムに乗って、まるで踊るように流れていく美しい曲。
「エル・チョクロ」。安定感のある演奏で、クラリネットの音色が特に美しく響きました。
「オブリヴィオン」。ピアノと弦が中心のイントロから、クラリネットのソロでメロディがスーッ、と立ちのぼるように聴こえてきて耳が釘付けに。中間の弦メロディの美しい高音、そしてバンドネオンの音色のキーボードが素晴らしかった!!アーティキュレーションもダイナミクスも、目を閉じればバンドネオンにしか聴こえない完成度の高さ、細心の心配りが感じられて涙腺を刺激してくるのです。
どのパートも、ピアソラの音楽の良さが生かされている演奏でした。
「リベルタンゴ」チェロのソロ、堂々としていて素晴らしい!!さすがの安定感です。音色にも奏法にもこだわったキーボード、演奏が皆さんホントに上手です。。。
カッコいいピアノソロもあって、華やかなプレイに会場の皆さんのお顔が上がりました!

第3部は再びクラシカルステージ。
ここまででもかなり曲数たくさんやってると思うのに、さらにくるみ割り人形組曲とモルダウなんて!!
凄すぎます。
まずはくるみ割りの中から「行進曲」。ここでも音色にこだわったキーボードが活躍、チェロのピッツィカートが軽やかに決まります。
「金平糖の精の踊り」。チェレスタの音色にもこだわり、バスクラも加わってより本物感が増した演奏に。
「アラビア」。クラリネットとキーボードの和音とのバランスが良くてどれが生楽器なんだかわからないぐらい。同じパターンを繰り返すチェロやキーボードの支えの安定感、繊細なタッチのタンバリン、後半のキーボードソロ、フルートのオブリガートなど美しい聴き所だらけでした。
「葦笛の踊り」フルート大活躍ですね。セクションで心を合わせてバランス作りに心を砕いているのが良く聴こえてきます。
「花のワルツ」。ハープはピアノで演奏。ホルンはキーボードで演奏されていました。

さらにこのあとに「モルダウ」が待っているなんて!
団員さんたちにとっても、チャレンジな曲目だとのことですが。。。本当に熱心に練習されてきたんだと感動しました。
角笛のホルンは少し尖ったトランペット風の音色を使っていて、雰囲気が良く出ています。
全体に難しいパッセージもとても頑張っていて好感の持てる演奏だったのはもちろん。
目一杯攻める中でちゃんとダイナミクスを存分に表現し、場面の切り替わりを美しく処理していく・・・そんな吉元さんのひと味ワザありな指揮テクニックがなんとも小気味好くて!目も耳も楽しませてもらいました。
激流の場面では左手で「もっと来いよ!!!!」な感じで煽ってましたね~(笑)しっかり応えていた団員さん、特にピッコロが素敵でした!
シンバル、欲しかったな、、、ってちょっぴり寂しく思いつつ、終盤へ。華やかに駆け抜けて、最後は美しくディミヌエンドからのジャン、ジャン!で終わります。今回のジャン、ジャン!は楽器の音色とホールの余韻を生かすような、合唱のときより少し短めに演奏してましたね。

アンコールは「ペルシャの市場より」。大曲を終えてリラックスと思いきや、中間部のクラリネットソロなど聴かせどころ満載のドラマティックな展開でした。クラリネットと同じメロディで弦がメロディを高音部で奏でる所は、より一層の華やかさでした。


今回の演奏会全体を通して、キーボードと生楽器が本当にバランス良く鳴っているので。。。キーワードは

『本物感が半端ない!!』

といったところでしょうか。
オーケストラに匹敵するサウンドをここまで出せてしまう編曲と演奏の素晴らしさに、ただただ目を丸くしながら聴いておりました。。。

熱心に練習に取り組み、大きな舞台を終えられた団員の皆様
編曲からご指導までいろいろ大変なことも乗り越えて、今日を迎えた吉元くん
サポートメンバーのPさん
本当にお疲れさまでした。

司会の方が「団員一同、明日からまた高みを目指し。。。」とおっしゃってましたが
さらに高み!!ってどこまでいっちゃうのでしょうか。。。。また、次の舞台も楽しみに待っていようと思います。
渾身のステージ、ありがとうございました。


帰りにホール近くの喫茶店でひとやすみ。
懐かしい甘さのホットケーキ、るまいっ!!!
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