珠算修練会さくら珠算教室です。
実は将来的にできたらいいな、と思っていることがあります。
それは幼稚園の時間外のなかでのそろばん指導です。
幼稚園では、通常の通園後にそのまま延長の形で
習い事をしていることがあります。
英語だったり体操だったり、保護者のご希望などに合わせて
色々な個性豊かな講座を外部から取り入れて提供されているのですが、
その幼稚園のなかにそろばん教室を取り入れてほしいな、と思っているところです。
まだ、実際の行動には移せていませんが、そろばんを幼稚園児でやることのメリットがあります。
それは、小学生になる前に数の概念がはっきりして、筆算の前にそろばん式暗算が
できるようになることです。
実は小学生になってから入塾している一部のメンバーでおやおや、と
困ることがあります。それは、暗算を筆算(頭の中の筆算)で解いている、ということです。
頭の中なのですぐには発見しにくいのですが、
「透明そろばんを思い描いて指を動かして」、といったときに指が適切に動いていないと
わかったところで、判明したりします。
これは、そろばんより今は筆算の方が早い、そろばん式暗算しろ、と言われているけれど、
目先の点や○に気持ちが奪われて、ついつい筆算式の暗算になってしまうという問題が起こるのです。
それが判明した時点で、即刻簡単な問題に戻り、基礎からやり直すのですが、現在も二条教室では2名ほどそういう生徒がいたことが判明し、おおお、今までの労力が、、、、と
がくんとくることがあります。
暗算だけでなくそろばんでもたとえば、5+7を解かせて目を離すと12ととけているのですが、
その生徒がはじくのを隠れてにこそっと見ていると、5をいれて、それからまずすべてを消して12を入れている、とか、それも入れずに珠を動かさず答えを書いているとかになり、
どう?と声をかけた瞬間そろばん式にしようとして、でもできなくて手が止まる、というような
こともありました。
勿論、そういう子を見つけたら重点的にサポートしますのでそのうちなおってくるのですが、
これが、年長ぐらいからだと、そもそも筆算式が身についていないので、
そもそもそろばん式でしか解けません。数の基本がそろばんでスタートするのです。
こんなにすばらしいことはありません。
勿論小学3年からスタートしてもちゃんとこつこつとそろばん式で頑張ってくれる子もいます。
筆算式でやっている子だって、やりたくてやっているわけではなく、
そろばん式より目の前に簡単に解ける方法を知っているが故につい誘惑に負けちゃう
というだけですので、できる限りそろばん式で解く大切さを説明したり
(1級の問題を見せてこれが1分で1問解けるんだよ、筆算では無理でしょ?そろばんって
すごいよ!といったり)
こまめに、ちゃんと解けているか確認したりとしますが、
そういった最初の最初でスムーズな導入ができるなんて良いだろうなとは
前から思っていました。
ただ、自分の子供がお世話になったのは保育園ですので、幼稚園にルートもありません。
色々飛び込んでいくことに平気な私ではありますが、やっぱり
幼稚園にいきなり連絡を取るのは勇気が要ります。。。。
ということで、ひとまず気持ちを書いてみました。。上京区中京区の幼稚園さん、
良ければ声かけて下さい。。。
勇気が出たら私からも声かけたいと思いますが。。。