バンドマンの恋人になる方法
テーマ:大槻ケンヂ昔、十四、五年前だろうか。日曜日の朝、フジテレビでオーケンとまだ有名ではない菅野美穂が
他愛もないトークをする番組があった。いつも観ていたわけではなかったが、日曜日の朝の解放さ
れた清々しい雰囲気に菅野美穂の初々しさがよくあった。エンディングにオーケンの変な歌詞の歌
が流れていた。
オーケンは女と話すのが上手だと思った。色々計算して相手の喜ぶポイントを見つけたり、
話を読んで先回りして伏線をはっている。つう会話だった。多分、キムタクはこういう話術はし
ないだろう。この本は「kera」という女の子向け雑誌に2003年11月~2007年9月まで掲載され
ていたもの。会話巧者のオーケンの面目躍如というエッセィ。あんまり大した内容ではないが、
読んでて楽しい。この頃、ムツカシー本何回も読んでメモをとってつうことに疲れてしまった。時間
もないし本ばかり読んでてもねーという気分にもなってくるので。これは本稿には関係ないですが。
若い女の子向けに書かれた本を俺なんかが読むこと自体おかしいが、まあいいでしょう。多分
この雑誌の姉妹誌にゴス・ロリ専門誌があるくらいだから、この雑誌の読者もヴィジャル系とか
好きなクラスでもちょっと変わった女の子なのだと思う。
それで、面白いと思ったことですが、漠然と死にたくなったらどうすりゃいいの?というコラムで
青春にありがちな何もかもいやになって死にたくなってしまうとき、北方謙三の死にたくなったら
本を百冊読め。という提言をひいて本を読むことの効能を書いているが、その中で
それに本を読むとなんとなく頭がよくなった気がするでしょ?
アレが重要。
他者に対する知識の優越感ってそのまま生きる自信につながるから。ひけらかすとヤな
奴になるんだけどさ。
てな、件があってこれはまさしく本を読む動機の一つで俺なんか100%この例そのままで、青少年期
の膨大なコンプレックスの裏返しとしてムツカシー本を読んだのであって知的好奇心のなせる業では
なかった.し他者に対する知識の優越感という屁みたいなものに縋りついて生きてきたのかもしれないが、
この頃、そういう読書がいやになってきた。
もっともオーケンのように徹底性がない怠け者なので死ぬ気で本に耽溺したわけでもないですが。
その他、ゴシック・ロリータという言葉の由来が書いてあった。
酒を飲んだあとのほよ~よ~んという脳みそで炬燵で読むと最高。
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