February 27, 2007 10:23:44

ホンダRA107環境カラーで発表

テーマ:ALFA-RACING
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真っ黒マシンでテストをこなし、2007年度のカラーリングをなかなか公表していなかったホンダF1チーム。一説では、

「コーポレート・アイデンティティをからに変更して環境へのアピールをする」

などと言われていましたが、遠からず近からず、でした。で、遂に新車RA107のカラーリングが発表されました。↓

環境をテーマにした新コンセプトを発表

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驚いたのは地球のカラーリングではありません。スポンサー・ロゴがホンダの””とタイヤの”BS”除いて一切無いこと。これは環境に対するアピールに、直接マシンにロゴを貼付けるのではなく、パートナーシップ契約することによりマシンとロゴのビジュアルをライセンス化して、各企業が利用出来るようにする、という新しい試み。”走る広告塔”と言われたF1マシンがまさか環境問題に対する企業メッセージ・ボードとして利用されるとは、思ってもみませんでした。

更にマシンに描かれている地球の衛星写真をピクセル化し、チャリティを目的として販売するという手法も編み出しました。↓
www.myearthdream.com

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いや、コレは新しいね。現在の自動車メーカーにとって環境対策は死活問題。今後50年、自動車メーカーが生き残るには枯渇する燃料問題、環境問題に対する技術力が問われ、再編が起きたのは周知の事実。日本国内企業として、ハイブリッドで完全にトヨタの先行を許した観のあるホンダですから、こりゃチャレンジャーな企画です。というか起死回生の一発に近い。インパクトも相当ありますねぇ。しかも環境をアピールしたいスポンサー企業側のニーズも満たしていると思われます。考えたヤツは天才。

しかしねぇ、環境つったら、そもそもレース・カー自体が超燃費悪い環境破壊系玩具なワケで、F1はその最高峰でしょ?我々レース界末端に席を置く人間でも、週末のバーツクで触媒なしの生ガス吸って、

「寿命が縮まった」

くらい思ってますから、そもそも環境によろしくないF1で一般大衆に対してどれだけ効果あるのでしょうか??

「環境ーゆーんならレースやめればイイじゃん」

とか興味ない人に言われそう。かつてBTCCでボルボ850TRが環境に配慮し、エステート・ボディ+触媒付きのレースカー走らしてましたが(遅かったけどね)、それくらいのコトやってくれないと説得力ないよーに思うが。現行レギュでは分かりませんが、ハイブリッド模索するとかね。
とか言っても触媒付きのF1なぞ見たくもないけどね・・・(どっちだ)

ま、最初に手を付けたところは偉大ですわ。英断したホンダ上層部には先見の目あり。立派。しかし、現場や市場で実が伴わないと相当ヤバい企画だと思いますね。とりあえず3戦くらいは話題沸騰でしょうけどね。並行したブランディングや環境系PRイベントや新技術発表など、F1以外で巨額の費用を注ぎ込むコトになりそうです・・・。
その金、次世代技術開発費に廻したほうが、結局環境にも良かったりして・・・・。




えー、しかしま、難しい問題は置いといてこの環境系宇宙に浮かぶ地球カラーリング・・・・


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センスね。
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February 22, 2007 11:12:02

Tipo33.2 Stradale制作日記9 ~発泡ウレ、イタイんですけど~

テーマ:ALFA-RACING
年末にスタジオ撮影をネジ込まれてヨロヨロしつつ、ギリギリの12/29まで追い込んだ我が

Scuderia Torifoglio Tipo33.2プロジェクト

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制作日記では年末にウレタン注入したことになってましたが、実際に7kgを吹いたのが年明け1/13のことでした。
(ズレてましたすみません。日記って毎日書かないと忘れますな・・・)

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最初は発泡ウレタンに慣れる作業で、とりあえず感触を掴み硬化するのを待ちます。2回目の作業時、ウレタンの発泡過程での特性を掴んで、ハコにした状態で発泡させる方法を仲間が編み出しました。

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↑フロントバンパー側面にウレタンを廻すため、段プラで囲い装着の図。JaguarXKみたい・・・。


さて、7kgを使ってみての感想は

「発泡ウレタンって超無駄」。

整形時に余分をカットしてゆくんですが、サクサク切れるので作業はし易いものの、上方に盛り上がるため殆ど切り落とすことになるのです。感覚的には

70%はゴミ

です。特にサイドは施行し難く、難易度高し。
で、造形監督から先に使ったウレタンもダメ出しをくらい、再度やり直すこととなりました。追加したウレタンは、フロント部使用量を考え、38kgとなりました。後で判明したコトですが、どーも板状にブロックのようにした状態のものを詰めていくやり方が正しいようです。結果的には38kg追加しても足りませんでした・・・。

で、ボディ全体に施行した状態から、段プラでアウトライン出している場所まで、余分なウレタンを切り取って行きます。作業はホームセンターで切削系のツールを漁り、切断と削りで行います。この作業は実際の原型出しとなりますから、非常に慎重。特に面が見えているだけに、ズバっと切れないんですねぇ。コソコソ削っては離れ眺めてまた削るの繰り返しでした。ま、これも後で判明しますが、面出し作業の切削ツールはデカいのでやる必要があるそーです。平滑な面を細かいツール使って出すのは至難の業ですからねぇ。コレも勉強ですわ。
そーやってコツコツ創り上げて行き、遂に3D面によるストラとご対面となりました!↓


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↑ボディ全体にウレタンの図。ちょこっと余分は削ってあります。初めて面によるストラが見えました!


おぉ!!凄ぇっ!!!
カッコ・・・・いいのか悪いのか既に判断つかないけど・・・・兎に角凄いっ!(っぜ俺たち!!)


最初の面出しは、やはり片側だけ精度の高い造形を完成させ、それを反対側へ移す算段で行きます。(実はコレも間違い)ある程度、段プラの上端が見えて来た段階が上の写真。コレ、当たり前なんですが想定していたラインより2~3mmは厚ぼったいんですねぇ。リアのボリュームも明らかにデカいぼっちゃり安産型ですわ。これが、扁平させた写真を見ていた弊害でした。また、ハイライトの入り方でキャラクターラインを探してますから、当然アングルや光源方向の差で違いが出るんですわ。それも主観となって個人差が出る要因になります。やはり造形に関しては複数人で仕上がりからチェックしてゆくしかなさそうです。


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↑背後からの図。明らかにデカいリア廻り。


で、削り込みに関しては段プラが見えるどころか、段プラからさらに削り込んで行くことになりました。
ん~思ったより難しいゾ・・・・。

しかしね、この発泡ウレタンちゅう代物の切削は簡単なんだけど、カスが酷くてエライ目に逢います。チリの粒子が細かいわチクチク痛いし、防塵マスク&ゴーグル、手ぬぐいと帽子、ナイロン製の作業着などあった方が良いですわ。



続きます・・・。

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February 14, 2007 18:51:41

Tipo33.2 Stradale制作日記8 ~意外に旨そうじゃん?!~

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段プラ・ベースを組み上げ、外寸のイメージを創って行く途上、先にも書きましたが”全高が低い”ことと、”トレッドの拡大”はスタイリングに相当影響あると改めて認識。解消するには、レース中のドライバー姿勢は無視して限界まで車高を低め、極限まで前後トレッドを拡大してやる必要があります。
長身のOさんは尾骶骨を削る覚悟です。 ←既にシートまでウレタンで造るつもり

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車高を低くするためには、車高調で落とすのと同時に、キャビン全体を低くしつつ違和感出ないようにキャラクターラインを下げ、デフォルメするなどの方法が考えられます。ヨコ方向は、サスペンション・アーム類の伸長は難しいため、スペーサーと特注ホイールで対応させることになりました。

さて、こうしておおよその外寸が見えたので次の段階に入って行きます。
っていうかこの作業完了時点で既に11月・・・。計画では年内にベース完成くらいの勢いでしたから、既に遅延は否めません。とりあえず、左側だけの段プラを右側にコピーしてゆく作業を黙々とこなします。で、左右出来上がったのがこの写真。

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この時点では相当良いと三度自画自賛モード。細かく修正を加え、ある程度満足な感じになりました。

左右出来上がったところで、いよいよ段プラベースに発泡ウレタンを吹いて行きます。ベースモデル制作の材料はイロイロあるのですが、通常はモックアップと言って木材や石膏をベースに1/5や1/2モデルを造りスタイリング評価してから原寸に移行します。

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↑ホンモノのモックアップ。これはフォームで切削は3D CADと連動したロボットが行います。これが出来てから、いきなり1/1を創るケースも。



ウチらでは素人作業ですし時間も金も限られてますから、この部分は割愛。いきなり1/1ベースモデルを制作します。発泡ウレタンを選択したのは、”削り易い”ことと”後で追加出来る”ことがポイント。削り過ぎても足せるのは大きな魅力です。

発泡ウレタンは、サイドシルなどに注入してボディ剛性を上げる用途で、GT系レースカーでも採用されたことで有名になった材料です。硬質と軟質があり、ソファーなどのベースと言えば想像し易いでしょうか。2液混合タイプで、1:0.9の割合で2液混合した後に攪拌して使用します。実測、約30秒で発泡が開始され、仮硬化するのも10分程度となかなか作業し易い。

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完全硬化後はフランスパン程度の堅さになりますから、切削も超簡単であります。とりあえず、トライアルとして7kg購入(1万円ちょい)しました。この素材、東急ハンズなどでも売ってますが、素材屋さんに較べ7倍くらい価格が違います。もし、クルマ1台のベースモデルを造るなら、40kg近く使いますので素材屋で入手しないと金掛かってしょーがありません。

下準備として、段プラ・ベースモデルに液を受ける土台を新聞紙などで追加します。

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で、2液混合して箸で攪拌したところ、20秒ほどで膨らみ始めました。急いで段プラで仕切られた新聞紙部分へ投入。しかし、ブワーっと膨らむのを期待していたところ、原液の4倍ほどにしか膨らみません。また、流し込んだ後に原液に触ると、発泡を妨げることも判明。発泡に関してイロイロ試したところ、どうも気温や湿度、攪拌時間など諸々関係してそうです。

して、とりあえず原液はストーブ近くで混合し、電ドリにオリジナル攪拌ブレードを装着。ストーブ近くで10秒以上攪拌した後、一気に流し込むことになりました。



ん~イイ感じに発泡してゆきますね。この状態で原液の6倍くらいの発泡量でしょうか。密度も濃くて本来こーゆーモノなんでしょう。で、ウレタン吹き終わったのが↓の写真。

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気持ち悪ぃでしょ?!

これが膨らんで来た時ぁ、旨そうなんですよ。なんかパンケーキみたい。思わず手ぇ出しそうになりました・・・。

ま、7kg程度では全部使ってもボンネット1枚も終わりませんでした。更に発泡ウレタンは上方へ向かって膨らむため、ナカナカ横方向へ行ってくれません。なにせセコく新聞紙でカサ上げしてありますからねぇ。ヨコに拡がって貰わないとかなり効率悪し。上方に発泡してしまうと、殆ど要らない状態になりますので、削り取ることになります。勿体ないので、フロントフェンダーやサイドパネルなどには切り取ったウレタン片を体積増しに再利用しました。で、7kg使用して出来上がったのが↓の写真。

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↑子供達には「なんじゃコリャ?!」な状態。見てろよそのうち・・・


また、上方へ発泡する性質上、サイドや下回りで発泡させるのが思いの他難しい。これは、著者不在時に仲間が段プラで4方に空間を造り、その枠内で発泡させる方法を編み出し、効率的に運用出来るようになります。


こうして、発泡ウレタンにまみれつつ、年の瀬も迫る12/29、年内最後の作業場を後にしたのでした・・・。




続きます・・・・。






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February 13, 2007 16:41:40

Tipo33.2 Stradale制作日記7 ~いよいよカタチが・・・半分だけ?~

テーマ:ALFA-RACING
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意外に世間さまから注目を集めてるような本プロジェクト。Barたま読者の皆様、お待たせしておりますすみません。mixi先行でUPDATEしております。(タグ切るのが面倒なモノで)実際の進行では当然、もっと進んでおりますがUPするのが遅くてスミマセン。因みに現在、日記に書いているのは昨年10月頃のオハナシです・・・。

CAD入力したデータから断面をプロッタ出力して切り出した段プラ。そいつを測定値通り原寸で地ベタに並べてみると、写真のようになります。

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ん~「モスラの幼虫?!」みたいな。
雰囲気あるんだけど、いかんせん地面に平置きしてるからイマイチイメージ沸きません。どーも分からんので、フロントガラス部とフェンダーラインを紙使って追加してみます。

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↑平置きに前窓とフェンダーラインにテープ追加、の図


そーやって雰囲気考えながら微妙に修正を加え、高さや幅、トレッドなど想定されている寸法と原寸を比較検討します。車高は一番背の高い人乗車時のギリギリが全高となりそうです。しかしね、ウチのチームで一番背の高い人は180cmオーバー。理詰めで行くとスタイルに影響するんですわ。ジュリアスーパー造るならともかく、ストラですからねぇ。で、どうしてもカッコ優先の考え方がムラムラ出てくるコトになるんですよね・・・。それは後のお話・・。

おおよその型紙イメージが出来たところで、現車へ搭載することに。搭載にあたっては、段プラ乗せるベースを組み、順々に設置してゆきます。で、いざ載せてみましたが、段々の型紙が並んでるだけで肝心のスタイルが良く分かりません。

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↑搭載にあたっては板でセンターにフレームを組み、治具を等間隔に固定します。


で、シートを被せてみることに。それにヘッドライトやらグリルやら重要な要素を書き込んでみました。それが下の写真です。

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ね、ね、カッコ良くね?!

かな~りイメージ沸きますよね。仲間内でもハンドメイドがベースながらナカナカの出来、と再び自画自賛
ところがこの段階、スタイリング制作としては全然初歩段階なんですよ。ですが、この段プラで創った型紙は後々にかなり重要になります。ココで創り込まないと後で苦労することになります。余力があれば、縦と横の両方造って格子状に設置するのがベターです。

実車サイズにして判明したことは、

「兎に角ストラは全高がやたら低い

ちゅうコトです。後付けで装着するパーツ類を駆使して車高を下げる必要があると実感。更にベースは軽自動車ですから、付随して左右トレッドも極限まで拡げなくてはなりません。ココ、気が付いのが重要なトコでした。それと、これは後で気が付くコトなんですが、2Dの写真しか見てませんから、広角のレンズ使って撮影された写真が参考となっており、特徴的な部分がかなり誇張されてイメージ化されています。それが後の作業に影響を与えます・・・・。

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↑こーゆー写真ね。カッコいいけど正しくない。


しかしまー、平日激務こなして週末も早朝から深夜まで作業するでしょ?作業後のこの「考える時間」ってばアタマ廻らないんだなぁ。ま、元々算数の「考えましょう」が大嫌いだったワイは、大好きだった(だろう)友人に任せて半分寝てましたけどね・・・。
ってか、ワイ以外は全員、理数系なんだけどネ・・・。

して、おおよその完成予想ディメンションを練り上げて行き、実際の制作にフィードバックすると言う作業が続きました。





続きます・・・・

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February 05, 2007 13:53:04

Tipo33.2 Stradale制作日記6 ~ふ、フルスクラッチって?~

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さて、全く使えなかったオータキを諦めて、フルスクラッチでベース造るコトになったプロジェクト。仲間の技術者から支給されたのは、200*200*300程度の発泡スチロールのカタマリとナイフ。つまり

フルスクラッチで削り出せ

ってコトです・・・・。マジですか。
まぁ、プラモ世代な管理人が独りでやってたら

「オータキにパテ盛り

とか考えたでしょうが、テーパーも滅多に消しませんでしたからねぇ。ま、ウチのチームはクリエイティブな仲間が多いモノでイチから作り出せ!な風潮。シコシコ作業に取り掛かりました。ま、ね、アレって造形のセンスがモロ出ますが、やってみると意外にカタチになってくんですねぇ。で、3時間くらい経ってイイ感じになってきたのがコレ↓

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↑全員で造ったスチロール・ストラ


ねね、オータキより全然雰囲気あるデショ?(途中、相当悩みましたけど)
んで、幾つか造ったやつからイイ造形んトコ真似しながら、1コのベースモデルを造りました。都合、半日を投入しましたが、出来上がってみると・・・

結構イケてね?!

と自画自賛。
勢いこっからは測定に入りました。外形に沿って等間隔にポイントを打ち込み、CADにインプットして断面図をプロッタ出力するんですねぇ。で、ソレ型紙にして段プラを切り、実車に載せていくワケです。

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↑制作にあたってはこーゆー設備が隣にあるのは非常に有利。なくても世界堂行けば出力出来ます。


で、全体を作るには材料費も掛かるし、だいたいにしてハンドメイドがベースなだけにプロポーションに自信ナイですから、

「とりあえず半分だけやっか?」

みたいな話になりました。気ぃ弱いんだオレら。
とりあえず造ったベースの発泡スチロール塊を半分に切断。ポイント打ち込み、CADに入力してゆきます。この時、ビートの寸法も計算に入れつつ考えます。例えば、シートより屋根低く出来ませんし、トレッドもどの程度オフセットする(出来るか)でプロポーション変わって来ますからね。

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↑とりあえず前のイタから並べた図。おぉ!雰囲気あるじゃん


んで、段プラ切ったあとに計算した間隔でとりあえず段プラ並べて行くと、なんとなく原寸大ベースモデルが姿を現してきました・・・・。




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続きます・・・
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