やったことある?「プラ板」はなぜ縮む

2010-06-03 13:26:26 テーマ:ブログ
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「プラ板」で遊んだこと、ありますか?

プラ板とはプラスチック製の、透明な薄い板です。

それを、漫画やイラストの上に置いて、
油性ペンで絵をなぞって、写し取ります。

それを、オーブントースターのトレイの上に
アルミホイルを敷き、加熱するとどうなるでしょう。



プラ板はオーブンの中でぐねぐね動いたかと思うと、
みるみる縮み始め、最終的には最初よりも随分小さく、
しかし分厚い形になります。


あらかじめプラ板に穴を開けておけば、キーホルダーなどに
加工することもできる、という遊びです。



プラ板は、どうして加熱すると縮むのでしょうか?



プラ板は、ポリスチレンという、ポリマーの一種です。
(ポリマーについては先日のブログ参照!)

ポリスチレンは熱可塑性という性質を持っています。

これは、簡単に言えば
「熱を加えると軟らかくなる」という性質です。

温度が下がればまた硬くなるので、熱してから加工することで、
さまざまな形の製品を作る事ができるんです。



なるほど~、だからオーブンで形が変わるのか…と、
ちょっと待ってください。

それなら、「熱すると溶ける」とかなら分かるとして、
「熱すると縮む」っていうのは、一体どういうこと?



それは、ポリスチレンが弾性という性質を持っているから。

弾性とは、力を加えて形を変形させたものが、
元の形に戻ろうとする働き
のことです。

輪ゴムをビヨ~ンと伸ばして、手を離すと、パチン!っと
元の形に戻るのを想像してもらえばいいと思います。



つまり、プラ板は、元々分厚いポリスチレンの板を、
一度熱して軟らかくなったところに、力を加えて
引き伸ばして薄い板に加工したものだということです。

だから、再び熱して軟らかくすると、また元の厚い板の状態に
戻ろうとするんですね。

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1 ■無題

学校でプラ板のブースを理科的要素をいれて作ることになって調べて見ていたらこのサイトにたどり着きました(゜▽゜*)

発表するときの参考にさせてもらってもよろしいでしょうか?

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