2008年に、
日本エッセイストクラブ大賞を受賞した、
堤未果さんの「貧困大国アメリカ」を読んだとき、
あるページに栞を挟んだことを思い出しました。



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P177

もはや徴兵制など必要ないのです。

政府は格差を拡大する政策を次々と打ち出すだけでいいのです。

経済的に追い詰められた国民は、

黙っていてもイデオロギーのためではなく

生活苦から戦争に行ってくれますから。


ある者は兵士として、

またある者は戦争請負会社の派遣社員として、

巨大な利益を生み出す戦争ビジネスを支えてくれるのです。

大企業は潤い、

政府の中枢にいる人間たちを

その資金力でバックアップする。


これは国境を超えた巨大なゲームなのです。

                (ここまで引用)
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ある言葉をある言葉に置き換えると、

ぴたっとくる感じするのはわたしだけ?

アメリカが911で辿った道を学習しておくことは、

無駄にならないかもしれません。


右矢印岩上安身&堤未果対談、お時間ありましたらご覧ください。


真実を遮断する時、民衆は恐怖を煽られる。

繰り返し報道することで、受け手にテロリストの恐怖を植え付ける。



わたしはこの言葉に背筋が寒くなりました。

まさに、わたしたちがさらされていた状況ではないですか。

少なくともわたしはそうです。


情報の小出しは、仕組まれたものだったのかも、

(軽く言えばノウハウ)

なんてちょろっと思いました。


それを前提にすれば、

こっちも心構えができますものね。

そこに隠れているモノに驚かされると知っていれば、

肝試しはどうってことない。

シュミレーションしておきましょう。


恐怖に捕まっていると、

細かいことが見えなくなってくる


         インタビューより