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2008-05-07 12:42:06

死別の悲しみからの回復プロセス

テーマ:死別関連
このブログには”死別”で検索して来られる方も
多いので、書いてみようかなぁと思いました。

私が夫と死別したのは‘98年。
かれこれ10年になります。

さて、回復プロセスなのですが、
いろいろな理論があるようです。

その中で今の私が
過去を振り返ってみてしっくり来たのが
アルフォンス・デーケンの12の段階です。


(1)精神的打撃と麻痺状態

頭の中が真っ白で何が何だかわからない。
ショックを少しでも和らげようとする
本能的な働き(防衛機制)だそうです。

泣く・悲しむ、などの感情も
あまり湧いてこず、
ボーっとしているような状態でしょうか。

実は私もこの時期のことは記憶が断片的です。
無意識下で一生懸命、自分を守っていたのでしょうね。


(2)否認

死の事実が受け入れられない状態ですね。
なかなか受け入れられるものじゃないですよね。


(3)パニック

ショックやら受け入れられない現実やら
悲しみやらいろんな感情が整理されずに
混沌として更にそれがそれぞれ激しさを
帯びているので、自制不能、という
感じでしょうか。
家族や友人の協力を得て
見守ってもらうことが必要でしょうね。


(4)怒りと不当惑

なぜこんな目にあわなきゃいけないのか。
なぜわたしだったのか。
わたしが何をしたというのか。
強い怒りの気持ちが湧きます。
本当に苦しかった。


(5)敵意と恨み

怒りから派生する、恨めしい気持ち。
まわりも自分も、共に扱いにくい状況だと思います。


(6)罪意識

これにも参りました。
わたしがこうしていれば、ああしていれば、
最悪の状況は防げたんじゃないか。
そんな気持ちです。


(7)空想形成、幻想

空想の中で、亡くなった人を生きているように
思い込んで実生活でもそのようにふるまうそうです。
出張していると思い込もうとする、など。

私はここはなかったように思います。
そう思うことが逆に虚しく感じたからかもしれません。


(8)孤独感と抑うつ

寂しさや、孤独感でどうしようもなく気分が沈みます。
一人ぼっちで取り残されたように感じます。


(9)精神的混乱と無関心

これまでの生活目標を失った空虚さから、
何もやる気が起きず、人と会うのも億劫に。
引きこもったような状態ですね。


(10)あきらめ→受容

やっと、あきらめもつき、受け入れられるように。


(11)新しい希望

新しい生活へと歩みだそうとする希望が生まれます。


(12)立ち直りの段階~新しいアイデンティティの誕生

悲しみを乗り越え、新たなアイデンテティを獲得していきます。



これらは”悲嘆のプロセス”と呼ばれる、
残された人が経験する一連の情緒的反応だそうです。


日にち薬、などといいますが、
愛する人がいない、という状況に、
時間をかけて慣れていくしかないんだな、
そう思った時を覚えています。

それが(10)のあきらめかもしれませんね。


(8)や(9)の状態が長く続くと健康を損ない、
身体症状がでることもあるそうですので、
カウンセリングやグループワークなど、
専門家の力を借りる事も必要だと思います。
私も両方経験し、ずいぶんと助けられました。


無理をせず、頼れる時は頼り、
人のちからを借りて、
自分のペースを大切に、休み休み、
ゆっくりと進んでいけたらいいですね。



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