ガソリン価格が急上昇している。石油情報センターは22日、19日現在の全国のレギュラーガソリン価格を発表した。東北の1リットル当たりの平均小売価格は135円40銭と前週より2円90銭も上がり、全国の平均価格(135円20銭)を上回った。原油高が続く中、小売価格への転嫁が進み、上昇幅が拡大した。東北の135円台は2008年11月10日以来、1年5カ月ぶり。値上がりは7週連続となった。

 6県すべてで価格が上がり、県別では高い順に山形137円30銭(3円30銭高)秋田136円90銭(4円40銭高)福島135円50銭(3円高)岩手135円30銭(2円90銭高)青森133円90銭(70銭高)宮城133円90銭(3円10銭)。青森以外は2~4円台の大幅上昇だった。
 石油元売り各社が原油高を背景に、卸売価格を引き上げたのが理由。小売価格への反映を極力抑えてきたガソリンスタンドが、これまで以上の価格転嫁に踏み切ったとみられる。
 東北ではハイオクも2円90銭上がって146円10銭となり、軽油は2円60銭上昇の113円50銭となった。
 石油情報センターは「原油価格は4月初めの1バレル86ドルから19日には81ドルまで下がった。反発もあったが、一本調子に上がる要素もない」と一進一退が続くとみている。

◎市民「近場で我慢する」

 1リットル当たり135円を超えた東北のレギュラーガソリン。1年前に比べると20円以上アップした。ゴールデンウイーク(GW)を目前にした高値は、遠出を計画していた行楽客の足を鈍らせそう。書き入れ時のスタンドは客の微妙な変化を感じ取り、観光地は価格動向に気をもんでいる。
 昨年4月20日現在の東北の平均価格は114円60銭。今月19日現在との差は20円80銭で、遠出となれば影響は大きい。
 例えば1リットルで12キロ走行できる車で仙台市から約320キロ離れた弘前市に向かう場合、必要なガソリンは約26リットル。1年前だと2979円だが、今年は3520円。昨年と同じ額で給油すると22リットルしか入らず、鹿角市辺りでガス欠になる計算だ。
 市民の反応は正直だ。GWに家族3人で盛岡方面に1泊予定の仙台市泉区の男性会社員(42)は「130円を超えると少しきつい。暫定税率の廃止で安くなるという話もあったはずなのに」と不満そう。石巻市の主婦(31)も「最近は満タンにしていない。GWは近場で我慢する」と語る。仙台市内のガソリンスタンドの従業員も「最初に価格を聞いてきて、満タンではなく、一定の金額分だけ給油するお客さんが増えている」と証言する。
 GW前の値上がりが気掛かりなのは観光地。弘前さくらまつり(23日~5月5日)を控える弘前市の佐藤耕一観光物産課長は「桜の咲き具合も良さそうで、例年以上の人出を期待したい」と毎日、価格の動きを新聞で確認している。
 今年のGWは自動料金収受システム(ETC)の「1000円乗り放題」が利用できる最後の連休。岩手県雫石町の小岩井農場を経営する小岩井農牧はガソリン価格を意識しつつ「それより天気が気になる」という。


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