11/12(木)、亀有にてベースと唄だけでソロやって参りました | ピラニアなるままに

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ピラニア楽団(ムロ・室田晃)のblogです

自分はバンドマンといっても、他の楽器はほとんどふれずにほぼベース一本と唄のみでやってまいりましたので、楽器の特性上、あまりソロでライブをやることは考えてきませんでした。

バンド形式でのライブが自分にとって最もやりたい事で、最もベストな表現だと思い続けてきていることもあるのです。

そのため、家でコツコツと音楽活動をしたり、1人でライブをやるということは、あまり考えずに生きてきました。


ただ、藤原章監督と出会い、『ラッパー慕情』から始まった映像への楽曲提供が本当に面白かった。



『ラッパー慕情』では、出演もし、音楽も全面的に作ったので、かなり色んな角度で作品を感じれるきっかけになり、それまでなかった価値観が生まれた瞬間でした。

今でも白馬からやってきてピラニア楽団でギターを弾くヒデ(へりこひでも)も、この作品で地球楽団の一員と実感したと思うし、彼も飛躍的に成長したと思います。

藤原章監督とは、その後も『寿し刑事』『ヒミコさん』『ダンプねえちゃんとホルモン大王』とご一緒させてもらいました。

同じ監督からお話をいただけたおかげで、自分達の経験や成長がわかりやすく、あの頃に自信がついたんだと思います。

そうそう、こういった経験から、先日UPさせていただいた福岡県の観光推進映像へと脈々とつながってきてるんだもんなぁ。



また、ゲキバカの『ワイルドターキー』などでは、ベースだけでその場の音を演奏させていただきました。

この舞台の内容も合ったでしょうが、潔さ、漢らしさ、お祭感、といったものに後押ししていただけたような気がしています。



近年になると、徐々に「ソロでライブして見ないか」「もしもソロでライブに誘ったら何をやる?」など聴かれるようになって、本人は全く自覚がなかったものですから、悩み、躊躇をしてきました。

ですが、7月のサモハン君の一周忌のイベントもあり、彼の言葉を思い出したり、選ぶのは自分ではないと考えるようになったはずの自分に、まだ勇気がないことにも気づいたようなところもありました。



そんなタイミングで今回白倉新之助君から大変貴重なお誘いをいただきました。



彼が生み出してきてる音楽の美しさは、俺が生み出すものとはだいぶ異なると感じる方も多いと思います。


それでも情熱や音楽に託す思いの強さは、共感するのです。



もう1人、白倉新之助君に俺を呼んでみたらと仕掛けた1人の山男がよよよゐ君です。


見た目は山男ですし、出身は山梨でまぁ間違いではないのですが、山男以上にミュージシャンです。唄を唄います。


彼が生み出す音の優しさも、俺が表現する音とだいぶ違うと感じる方も多いと思います。


それでも情熱や音楽に宿る力強さは、共感するのです。


今回は、そんな彼達二人に加えて若衆一麻君が加わった四組と言う事で、勇気を出して参加することにしました。


ただ、今までのピラニア楽団の楽曲は全て楽団メンバーがいる前提で作ってる曲達なので合いません。
だからといって全曲新曲・・・というのも伝わりにくいし、第一間に合わない。



ということで、ライブで仕掛ける「アイディア」含めでライブを組み立ててみました。


それは、俺をソロのライブに巻き込みやがった白倉新之助と、よよよゐにも巻き込み返してやろうと思いましてね。


よよよゐには「白倉新之助の曲を一曲やらないか?」と内緒の相談、よよよゐは嬉しそうな顔でOKと承諾。

一方の白倉新之助には「よよよゐの曲を一曲やらないか?」と内緒の相談、白倉新之助は面白いね!と承諾。


2人ともまさかだましてる自分がだまされてると気づいていません。


そんな曲に加え、ピラニア「軍団」の方から、一曲カバーさせていただいたりしました。


まだまだ1人でやるにはやることは沢山ありますが、小さな一歩を年内に踏み出せたことが本当に良かった。


来年は久しぶりにピラニア楽団で3/20に宇田川別館でのライブが決まったし、今年は例年以上に嬉しいことだらけで、なおかつ程よい忙しさのままで迎える年末年始だ。


あらためて、こんなタイミングで誘ってくれた白倉新之助、よよよゐ、本当に感謝しています。


最後に今回は映像ではなく、久しぶりに連続写真の方にしたいと思います。


ピラニア軍団なんかを1人でやってる写真もありますが、だましだまされてる表情が非常に愛おしいです。

11/12(木)白倉新之助第二回企画 「放蕩一代記」/亀有kidbox
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リハーサルだよ白倉新之助
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真ん中が白倉新之助、右手前が若衆和麻
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ゆるくゆるくはじまったライブ
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この辺は
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お題をもらってそれっぽいベース弾いたり
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ピラニア軍団の曲を唄ったりですかね
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ここからがだましあい
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まだまだ笑ってます
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だましてる方なのかだまされてる方なのか
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仕掛け合いの顔が良い
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そろそろ覚悟を決めての
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やっぱり皆自分の唄を唄うと会場中に広がります
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奥も含め、良い顔がうまく映ってる
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良い顔なんだわ
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ギターも山男もオレンジ
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最後は白倉新之助君に助けてもらい、締めの一曲を
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ご静聴・・・ではありませんね、しかし聞いてくれてありがとうございました。
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そしてありがとう亀有
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▼まだ早いですが3月のライブについてです

■日時■
2016/3/20(sun)
Open15:00/Start15:30/ Till Midnight (終電まで)

■会場■
渋谷宇田川カフェ別館/
Tel: 03-3464-9693
渋谷区宇田川町36-3-6FL (日高屋の上)

■イベント名■
FIGHT FOR RIGHTS Special vol.70
「Mestizo Fiesta Party」
163020fight_for_rights_vol70

■出演■
CARIBBEAN DANDY
BI BALA (from バスク)
LOOP POOL
DUB BASTARDS
TEX & SUN FLOWER SEED
宇田川別館バンド
ピラニャ楽団
STREET CORNERS WITCH
B MOUNTAIN CREST

DJs:
藤井悟 aka SATOL.F (CARIBBEAN DANDY)
TETZ MATSUOKA (CLUB SKA)
KAZ SUDO (ZOOT SUNRISE SOUNDS)
AMEMIYA (discos Papkin)
TXAKO (JAPONICUS)
TAGOOD (MONTE BAILANTA)
YONESUKE SYSTEM (RUDIES NIGHT)
LLUMI (CLANDESTINO)

他:
Visuals: MATCHA (REBEL FIESTA PARTY)
Food: 宇田川カフェ別館

■料金■
¥2,000 / ¥2,500 (+1D)
宇田川カフェ別館/discos Papkin/Japonicus/にて1.21 ON SALE!
前売りチケット取り置きはJaponicusまで。(締め切り3月19日)

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