随書雑感

のんびりが好きなぴっぷのひとりごと。社会保険関係や労働関係のニュースを取り上げつつ,基本的には日常雑記です。


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ことし平成29年元旦の初詣で,神武天皇陵,綏靖天皇陵と

初代,2代の天皇陵へ行った。橿原神宮を中心に畝傍山を取り囲む形で,

初代~4代天皇陵は存している。2代~9代開化天皇までは,俗に「欠史八代」と呼ばれる

こともあり,事績・人物等については記されることも少なく,

いわゆる実在していたかという疑問も指摘されている。

 

しかし,おそらくは何らかのモデルとなった御方あるいは物語があり,

存在を肯定することも難しいだろうけど,完全に否定するのもまた難しいだろう。

ちなみに,「神武天皇」というような「~~天皇」という呼び方(漢風諡号)が現代まで生きているのは,

もっと後世,一部の例外を除いて44代元正天皇までは一括撰進されたとのことである。

つまりは,後からつけれらたということ。

 

それでも連綿と現代までつながる歴史の雄大さに触れ,

そしてその歴史を繋いできた存在が眠る御陵へ行くことで,

肌身に実感がわく。考古学的にも,歴史学的にもややこしい議論はあれども,

単純なドキドキ・ワクワクで御陵を巡っていたりする。

 

このあたりの御陵は,いわゆる古墳,もう少し代を降るといよいよ有名な「前方後円墳」という

形の御陵になってくるが,もっと降ると仏教式になっていたり,いよいよ「どうやって参拝するのが

よいのか?」になってくると思うが,一応,鳥居がある所は,二礼二拍手一礼,仏教式になったら

合掌でよいのかなぁと思ったり。

 

綏靖天皇陵を詣でた後,歴代天皇陵について調べていたら,

「御陵印」の存在も知ることになる。いわゆる,御朱印のようにこちらも奉拝の

記念というか,私の興味関心が増していく材料となってしまった。。。

 

【安寧天皇畝傍山西南御陰井上陵】

読み方は「あんねいてんのううねびやまのひつじさるのみほどのいのえのみささぎ」。

 

神武天皇陵域内,遥拝所に行くまでに山道のような横道がある。

畝傍山を一周するような形で,初代,二代,三代,四代と御陵が存している。

 

3月19日と5月4日の二回訪問したことになる。

 

道路脇に案内がありすぐ横に,安寧天皇陵は存している。

 

 

初代東征,二代兄弟間の争いとあり,三代目で「安寧」の諡号というのは,

社会が落ち着いていた証だろうか。

 

 

こちらの御陵も長いこと所在不明とされ,

文久の修陵により,現在の箇所が安寧天皇陵として治定されたとのこと。

幕末の勤王思想,尊皇攘夷なんて絡みから,御陵を巡る動きも活発になってきているらしい。

読書を進めると蒲生君平とか興味深い人物も出てくる。

御陵巡りをきっかけに,知識欲がわいてくる。

 

 

こうしてきちっと整備され,草もきれいに刈り取られて,

私の知らなかった日本の姿がまたひとつ見えてくる。

 

【懿徳天皇畝傍山南纖沙溪上陵】

読み方は「うねびやまのみなみのまなごのたにのえのみささぎ」。

御陵の遥拝へと入る道は,正面と横の2本あるが。。。

 

 

駐車場に挟まれている方が正面となっている。

簡単な木柵がひとつ。

 

 

安寧天皇陵からすぐ到着した。陵の形は「山形」とのこと。

 

 

2本の松が構えていて,威厳に溢れている感じがした。

安寧天皇陵とはまた異なる雰囲気。御陵と一つに言っても,それぞれの個性があるような。

 

懿徳天皇の「懿」の字の意味を調べてみると「充実して立派,美徳」という意味があり,

「懿徳」という諡号はとにかく褒め称える意味となっている。

 

二代綏靖天皇の「綏靖」は,「安らかな」意味あいが強く,「安寧」と似ている。

 

「綏靖」「安寧」「懿徳」と,なかなか個性的な諡号が4代まで続き,

次代からは8代まで,孝昭,孝安,孝霊,孝元,とすべて「孝」の文字が続くことになる。

 

【御陵印】

 

御陵巡りの楽しみである,御陵印。

全国に5ヶ所ある宮内庁書陵部の陵墓監区事務所に,それぞれの監区内にある

御陵の印(神代3代も)が集約されている。

 

事務所を訪れ「御陵印いただいてもよろしいでしょうか?」と声をかけ,

大きな木箱の中に,大きな御陵印がずら~とあるのは壮観である。

朱肉も大きいのがあって,なかなか緊張しながら押していく。

 

一般的な神社仏閣と異なりセルフサービスとなっている。

だから言ってしまえば,5つ回ればすべての御陵印がいただける。

でもそれだとあまり面白くないので,奉拝した後,その印を押していくことにしている。

 

 

御陵印だけではさびしいので,下手くそな筆文字で一応,それなりに書いている。

 

畝傍山を周り4代回れたので,4つ。

ちなみに御朱印帳は橿原神宮で購入した。

 

私が死んだら,棺桶に入れてもらうことにする。

 

いじょ。

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久しぶりに庄野潤三の作品が読みたくなった。
天気予報は外れ,照り返しの強い午後,郵便局にいくついでに図書館に寄ろうと思った。
 
金曜日の午後の図書館は空いているだろうか,とも思ったが
いつものように気の利いたソファーには人が多く,男性がとても多い。
 
文学の方へ行き,「さ行」の作家の欄を眺める。
 
『逸見小学校』と題した本があった。
逸見小学校/新潮社
¥1,404
Amazon.co.jp
 
一時期,庄野作品に興を感じ,かなりの量を耽読したが,
この作品は知らなかった。いつものクセで冒頭ではなく,結の方のページをめくっていくと,
「解題」があり,この作品についての説明書きを見つけた。
 
亡くなった後,夫人が氏の書斎の棚に保存されていたとのことである。

「未発表作品かぁ」と興味をそそられ,借りることに。
残念なことに,ハードカバーのコーナーにはこの1冊しかなかった。
 
続いて,文庫のコーナーでもう1冊借りてみようかなとふらふら。

講談社文芸文庫版の『ザボンの花』『愛撫・静物』『野鴨』の三冊があった。

庄野作品は,もう少し充実していてもいいのになぁと思いつつ,
『ザボンの花』は古い本か全集で読んだ記憶があったけれども,この講談社学芸文庫版では,
ことし2014年の4月に発行されたばっかりだったので,この1冊を借りることにした。
ザボンの花 (講談社文芸文庫)/講談社
¥1,728
Amazon.co.jp

表紙裏の説明文を引用すると,
 
「 『ザボンの花』から庄野潤三独特の家庭小説が始まる。
これは,著者にとって最初の長編小説であり,
麦畑の中の矢牧家は,彼がまさに創りつつある,
新しい家庭であり,生活を愛し育んでいく本質と主張を,
完成度の高い文学作品にしあげている。
一生のうち,書くべき一番いい時に書かれ,
やがて『静物』『夕べの雲』へと続く作品群の起点でもある。」
 
こちらは,長きに渡る「家族シリーズ」→「老夫婦の日常」へと続く「起点」となる作品。
私もまた「創りつつあり」「生活を愛し育んでいく」過程にあるので,
おそらく,20代の時に読んだときの印象とは,また異なる新しい出会いになりそうである。
 
いじょ。
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学生時代を通じて,毎晩読書を続けてきており,
けっこうな量になるかな?と思いつつも,まだまだ読んでいない作家は多い。
 
某社への応募書類を郵送しにいった帰り図書館に寄った。
ここ数年はいささか偏りを見せながらも,歴史関係の本や文学ばかりだったので
久方ぶりに作家に戻ろうかなという思いと,加えて,きょうは閉館が17時ということもあって,
パッと目についた1冊をサササっと借りた。
 

鴎外随筆集 (岩波文庫)/岩波書店
¥648
 
漱石や芥川,太宰や三島に川端,谷崎などなどけっこう有名ドコロの文庫に関しては,
概ね読んでいるのだけど,森鴎外の作品はあまり読んだことがない。
遠い記憶をたどるならば,国語の教科書に出てきた『舞姫』くらいしか触れたことがない。
 
どうも「難しいだろうなぁ」という先入観を以って敬遠してきたと言っても過言ではないだろう。

最初,『古事記』とか『日本書紀』デビューしようかなとも思った・・・
 
と,いうことでパッと目についた岩波文庫の『鴎外随筆集』を借りてみた。
これで面白ければ,いよいよ鴎外の作品を読み進めていくきっかけになるかもしれない。
 
ついでに,妻との休日や眠る前に何か映画でも,とDVDも借りてみた。
 

博士の愛した数式 [DVD]/寺尾聰,小川洋子,小泉堯史
¥5,076
 
ひとりで見る映画も良いが,二人でワイワイ言いながら見る楽しさを見出している。
 
いじょ。
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