先日、塾生に聞いたところ、そもそも参考書をどうやって選んだら良いか悩んでしまって、時間を多くロスすることがある、との事なので、問題集の選び方や使い方、僕がどのように参考書を見ているかを、まとめてみようと思います。

 

同じような名前で、オススメ参考書紹介というシリーズがありますが、それとは趣旨が異なります。

オススメ参考書紹介というシリーズは、その名の通りオススメする書籍を紹介するもの。

今日から始める新シリーズ「有名参考書レビュー」は、オススメするかどうかは、脇に置いておいて、有名な問題集を取り上げて、使い方や捉え方を解説していくシリーズです。

皆さん、選び方や使い方で非常に悩んでいらっしゃるようですので、参考になればと思います。

 

ちなみに、もし読者の方で、レビューしてほしい参考書がありましたが、HPからその旨書いていただいても良いですし、コメントに書き込んで下さっても構いません。

どうぞお気軽にご意見頂戴下さればと思います。(科目も、数学以外で構いません。)

 

さて、初回の今日は、一つ取り上げるというより、選び方や使い方に対する心構えやスタンスの部分に触れておこうと思います。

 

それにしても、世間では参考書や問題集のレビューとか使い方、紹介の記事が溢れてますよね。

そりゃ、無数の問題集が販売されていて、無数の受験生が使って、先生が紹介しているわけですから、そうなるのは当然。

 

あるサイトを見ると、この問題集が良い。

別のサイトを見てみると、また別の問題集を使った方が良い。

などなど、どれを使ったら良いか迷うのも仕方ありません。

 

まず大前提として、僕が常日頃言っていることは、what よりhowが大事。

何を使うかよりも、どうやって使うかの方が何倍も、何十倍も大切です。

 

チャート式の数学問題集を使って合格する人もいれば、不合格になる人もいます。

また逆に、不合格になったのは、問題集のせいにするひとも、滅多にいない。

みんな、問題集や参考書は、受験勉強のサブでしかないのを分かっているのに、それに頼ってしまう。

このループを断ち切らないと、いつまで経っても、参考書や問題集に振り回されて、出版社の財布をチャリンチャリンと鳴らすだけになってしまいます。

自分が中心、問題集や参考書はオマケなのです。

 

例えるなら、問題集や参考書は、野球で言うとグローブやバット。

要するに、道具です。

良いグローブやバットを使っていても野球は上手くならないのと同じで、使い方が大切です。

どの道具を使おうか考えすぎて時間を浪費するなら、今ある道具で最大の効果を出すように、頭を切り替えるべきです。

 

 

問題集や参考書を使うと言うと、ボロボロになるまで使い倒すのが前提のような風潮があると思います。

「この問題集は買ったけど、ちょっと問題を解いただけで終わりにしちゃったんです。」

などと、自分の不勉強を恥じるように言う方がたくさんいますが、
何が悪いのでしょう。
 
僕が昨年、東大受験をした時には、買ったけどほとんど使ってない問題集や参考書がたくさんあります(笑)。
でも、別にそれで何も恥ずかしいと思ってないし、勿体ないとも思っていない。
実際に合格しているわけですし。
 
食べ物は残したら勿体ないと思いますが、問題集や参考書は別。
全く使わなかったのは勿体ないと思いますけど、隅から隅までやり込む方が、時間の無駄になることだってあります。
 
僕みたいに専門で受験指導をしている人が、イザ受験生に戻って参考書選びをしても、失敗をするのです。
書店で良さそうだと思っても、使ってみたら使いづらいと感じたこともたくさんありました。だから、ある程度失敗を覚悟に多めに選んで、使いながら絞っても良いと思います。
 
 

そもそも、問題集には用途があります。

解説が詳しいもの、問題がたくさん載っているもの。カラフルで見やすいもの。それぞれ、書き手の意図があって、対象としている読者が違います。

 

ゴルフクラブを思い浮かべて下さい。

飛距離を出したい時は、このクラブ。グリーンの上に乗ったら、このクラブ。

というように、色々な種類の道具を持っていて、用途に応じて使い分けます。

それと同じように、持っていても、あまり使わない問題集があって良い。用途に応じて使い分ければ良いのです。

 

 

その時に参考になるのは、「目的を持って選ぶこと」

数学であれば、

「今まで使ってた問題集は解いてしまったけど、確率の部分だけ不安だ。

だから、二冊目を買って確率の所だけ解こう。」

というように、自分の目的に沿って購入し、必要な所だけ解けるようにすれば、残りは放置で構いません。

 

今自分に必要な勉強が何なのか。

が分からないと、どの参考書に目を通して良いのか、どの問題解いて良いのかが不明です。

自分の軸が定まっていて、必要に応じて問題集を買い足すようにすれば、迷うことは減るでしょうね。

 

 

また、数々のサイトを見ると、

「この問題集をやったら、〇〇点が取れました。」

「この問題集をやった、合格しました。」

などの情報が、山ほど得られます。

 

それはそれで、ウソではないでしょうし、一つの参考になるとは思いますが、なぜ流されてしまうかと言うと、正解があると思ってしまうからでしょう。

合格した先輩の情報を見て、「そうやれば良いんだ」と、合格するための正解を見つけたような気分になってしまうことがあると思います。

受験勉強には、出題者が用意した正解がありますが、世の中には正解がありません。

正解が無数にあると言い換えても良いし、正解がないと言っても良い。そもそも正解を探すことが間違いなのです。

 

大切なのは、自分の方法を模索して、研究して、確立した上で、自分が正解になることです。

昨日も、生徒とお母さんに言いましたが、受験の不安は絶対になくなりません。

毎日どんなに長時間勉強していても、どんなに模試で良い成績を取っても、不安は残ります。

もっと言うなら、合格通知書が来ても、「本当に受かってるのかな」と不安になるくらいです笑。

 

だから、結局は自分のやっている事が信じられるかどうか、だけです。

自分流の方法が、効果的かどうか探るために、ネットで勉強法を検索して参考にするのは良いでしょうけど、参考にするだけ。

決断は自分でしなきゃいけないし、実行も自分でしなきゃいけない。

忘れないようにして下さい。

 

と言う事で、問題集や参考書を選ぶ上での心構えを書きましたが、いかがでしたでしょうか?

ぜひ、僕のブログの読者の皆様には、情報に流されず、情報を使いこなせるようになってほしいと思います。

 

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