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今日は珍しく、どのシリーズにも属さない話です。
昨日、うちの嫁がとある勉強会に参加してきたんですが、偏差値のルーツについて聞いてきたそうで、面白いのでちょっと調べてみました。
 
普段偏差値を使って何かを分析することはあっても、その偏差値を生み出した時の話なんて考えた事もなかったので、知らない事ばかりですね。
 
とりあえずウィキペディアに行くと、やはりそのような記述を発見!
そして、偏差値を考案した人の名前をチェックして、その名前で検索してみたところ、このページを発見しました。
(以下、上のリンクの情報をまとめまたものです。)
 
今の日本において、受験と偏差値は切っても切り離せない関係ですが、それを考案したのは、なんと一人の公立中学校の教員だった桑田昭三さんだそうです。
 
桑田さんが勤務していた学校の進路指導会議で、桑田さん担当の生徒の志望校を、本人の志望校とは別の学校へ変更するように決まってしまいます。
丁度、「君の力なら大丈夫だ。頑張れ」と励ました直後だっただけに、進学係の先生へ不服を申し立てると、
「前年度までの合格実績と、長年の我々の“勘”によるものだ」と言われてしまいます。
そして、「君の方こそ“論理的”に説明して頂きたい」と言われて、奮起。
 
3年かかって学力偏差値の導入を実現します。
 
偏差値の概念や実用例は、心理学においてはあったものの、学力面において使われた例は皆無と言って良いほどなく、苦労なさったそうですね。
 
また、偏差値というのは、生徒の点数が正規分布という、キレイな分布になると仮定して計算するものです。この仮定が正しいのかどうか、数万人の点数データを回収して実証したとのこと。
とんでもない苦労のもとに、システムの考案があったんですね。
 
インタビュー記事の後半には、桑田さんの教育観や受験に対しての考え方も書かれているので、ご興味あればお読み下さいませ。
 
さて、残念ながら、桑田さんは昨年亡くなってしまったそうです。
しかし、偏差値システムがなかった頃の進路指導というのは、それはもう大変だったことでしょう。私も偏差値を参考にして進路指導しますから。
 
ただ、偏差値というと、必ずあるのが批判です。偏差値で人の価値は判断出来ないとか、偏差値で進路指導は出来ないとか。
偏差値っていうと、まさに悪い意味での受験の代名詞として語られることもあり、中々難しい所。
 
 
僕は偏差値に対してどう思っているかと言うと、大して重視していません。
おい、お前、さっき「進路指導の参考にする」って言っただろ、とツッコミたくなるかもしれませんが、参考にしますよ、当然。
 
僕が言いたいのは、偏差値だけで判断しないということ。偏差値は、様々な判断材料の一つであって、それだけで判断しているのは浅はかだと思っています。
 
参考に、以前書いた記事をご紹介しています。(上級編は、まだ書いてません)
 
桑田さんのインタビューの途中にもありましたが、偏差値っていうのは、受験者の点数が正規分布になると仮定した話です。
 

何やら難しい記号がたくさん書いてありますが、全て無視して結構。とにかく、山の形だけ見て下さい。
こういう、なだらか真ん中が尖った山の分布になると仮定したら、偏差値の数字がピタリと当てはまります。
 
しかし、現実的にはこうなるとは限りません。という事実を知っているだけでも、偏差値だけを判断にするのは、浅いというのが分かるでしょう。
 
さらに、試験っていうのは、体調が悪かったり、前の夜に寝れなかったりすると実力が発揮できなくなるモノ。教室の隣を、救急車が通るだけで集中力は切れてしまいます。リスニングだったら最悪です。
 
試験において、点数を取る実力があっても、実力が発揮できずに終わってしまう場合も、大いにあり得ます。
戦略的に言うと、作戦や戦術、技術レベルで勝っていても、大戦略で負けるということですね。
 
そういうデリケートな水物が試験であって、偏差値だけ見て合否判定するのは、かなり荒っぽい議論です。
ついでに言うと、偏差値を適当に2とか3ずつに区切って出す「判定」は、もっと信用なりません。
A判定だったら安心とか、E判定だったら心配とか、そういう判定の魔術に騙されるのは愚かだと思って下さい。
 
理系、特に統計を少し勉強した人からしてみれば、数学が苦手だからと言って、分かりやすくキャッチ―な結果だけに飛びついて右往左往している姿が、本当に愚かに見えるでしょう。
この辺りは、上にリンクを貼ってある、私の過去記事をご覧下さい。
 
 
では、どうしたら良いかというと、模試の成績表で言えば、判定とか偏差値という、最終結論の数字だけ見て判断するのではなく、そのプロセスまで見て分析しましょう。
僕で言うと、一枚の模試の成績表を本気で分析しようと思ったら、30~60分はかかりますし、もっと本気で分析しようと思ったら数時間かかります。
 
なぜなら、そのくらい色々見なければ、実態が見えてこないからです。
E判定ばかり並んでいるのを見て、「あ~これじゃ、志望校に受からない!」と、一瞬で結論を出すのは早すぎます。
 
ここ1~2週間で、模試を受験した(する)生徒が多いでしょうから、模試の話題も良いかなと思って書きました。
偏差値には頼るけど、頼り過ぎない。正しく利用しましょう!
 
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