僕のノートの取り方を公開! ポイントは徹底した〇〇主義 | 東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

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先日書いた、ノートの取り方の記事を見て、僕のノートを見てみたいという声を結構多く頂戴しましたので、早速ですが公開してみようと思います。現物です。

写真がたくさんあるので、一つ一つへのコメントは簡単にしておきます。

 

では早速、タイトルの答えを発表しようと思いますが、僕の勉強の仕方は徹底した合理主義です。

無駄なものは排除し、意味のあるものに徹底的に時間と労力を割きます。自分のやっていることには、全て意味があって、ちゃんと説明出来るのです。

 

まず、勉強では何を目指しているかというと二つです。

「知らないことを覚える」ことと、

「出来ないことを出来るようにする」ことです。

この二つを極めていくのが勉強なのです。

 

ちょっと脱線しますが、以前、CPUとHDの話をしました

脳みそには、二つ役割があります。「理解する」ことと「覚える」こと。(スマホやパソコンで例えればCPUとHDと似ていますね。)

CPU系の科目とHD系の科目があって、CPU系の科目の筆頭は数学。HD系の科目は日本史や世界史でしょう。

英語で言えば、長文読解はCPUですが、英単語の暗記はHDでしょうね。

 

つまり「知らないことを覚える」というのは、HDを鍛えることで、

「出来ないことを出来るようにする」とはCPUを鍛えることです。

これが勉強しながら目指す方針なのです。

 

裏を返すと、「既に知っていること」や「既に出来ること」は勉強する必要はありません。解ける問題を解くのは、ある意味時間の無駄。覚えている事を覚え直しても知識は増えません。

(厳密に言うと、今は覚えてても、明日忘れてしまいそうなことは勉強する必要はありますけどね。)

 

と、前置きが長くなりましたが、ノートの写真を見ていただきましょう。

 

まずは、英語のテキストの写真です。

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ほら、ちゃんと一生懸命やってるでしょう!?

 

このブログを最近読み始めた方もいらっしゃると思いますが、僕は去年の一年間は東大受験をしていました。

一年で東大文三に合格したんですが、その時に受験サプリ(今は改名してスタディサプリ)を主に利用していまして、その動画の授業を受けながら書いたテキストの写真ですね。

本当に勉強してたのか?とか、本当に合格したのか?と思ってる方も絶対いると思うんですが、本当ですよ。

 

僕はあまり字がキレイではないので、お見せするのは恥ずかしいんですが…

でも、始めに提示した合理主義に戻りましょう。

 

ノートやテキストのメモって言うのは、自分しか見ませんね。だから自分だけが読める字で書けば良いと思っています。(たまに、自分でも読めない字で、グッチャグチャに書く子がいますけどね笑)

 

だから、丁寧さにこだわって書く必要はない。あくまでも見直した時に分かれば良いと思います。むしろ丁寧さにこだわって遅くなるよりは、スピード感の方が重要です。これは前回の記事で解説しました。

 

また、知っていることや出来ることは、先生が板書していたとしても、私は書きません。
もし、知っていることや出来る事ことをテキストやノートに書き写したら、その分見辛くなります。僕は見返した時に、自分が勉強すべきことだけが書かれているようにしたいので、自分が知っていることは書きません。

 

その証拠に、同じテキストの別のページをご覧ください。

 

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さっきのページと比べて、明らかにカラフルでもないし、書き込む量が減ってると思います。きっとこの文章はスラスラ読めて、知ってる事ばっかりだったんでしょうね。ちなみに、さっきの写真よりも後半のページです。

 

このテキストを見直した時、どうですか?

数分、多くても10分あれば、復習が終わるでしょう。

余計なことが、たくさん書いてあると、不要な情報がたくさん目に飛び込んで来るので、イヤなのです。

世間では復習に時間をかけると褒められますが、僕は逆です。さっさと復習を終わらせて、他の勉強もしろ!という主義なので、ドンドン進みます。

 

ちなみに、僕は予習の時はシャーペンで書き込みながら問題を解きます。そして授業を聞いてるときは、赤や青などのペンを使いながら聞くのが徹底しているので復習の時はカラフルな色の文字だけを読めば良いようになっています。これも合理的。

 

 

では、同じことを古文でも見てもらいましょう。

まずは、知らないことが、たくさんあったんだろうな~というページ。

 
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いっぱい書き込んでいます。

 

これに対して、書き込み量が少ないページでは、こんな感じ。

{D7E2B729-5297-4339-89CB-9BE821841CE5}


明らかに地味。

英語の時と同じ理屈で、知らない事や勉強し直したいことは、ちゃんと書き込む。そして未来の自分に教えてあげるようにします。

でも、未来の自分にとって勉強にならない事は、わざと書き込まないのです。

 

 

さて、テキストの書き方はこれくらいにして、ノートの取り方に行きましょうか。

 

英語のノートはこんな感じです。

{84903F2E-4A42-49C6-8CAC-E2B06C7A8B2E}

 

結構細かく書いてありますね。

ちょっとグチャグチャしてますが、これも実は合理的です。

僕は、調べたい事をすぐに調べたいし、復習したいことをすぐに復習したいので、テキストで学んだ事を、ルーズリーフにまとめてしまう習慣があります。

そしてリングファイルに閉じています。

 

使ってるリングファイルはこれ。

{C51ADE53-D555-46A3-9C1B-615CE208BCE4}

別に普通のものです。どこで買ったか、いくらだったかも覚えてませんが、きっと近所の文房具屋で100か200円くらいで買ったものでしょう。これには特にこだわりはありません。

 

さて、先ほどの英語のノートの写真をもう一度載せますが、赤い線を入れておきました。

{DCF6598F-0D59-46BB-BCB3-D09ECD67DD4E}


拡大してみるとわかるかもしれませんが、講義のタイトルのところです。

この2ページだけで、なんと講義9回分のポイントがまとまっています。

学校の授業では、1回の授業で何ページも書くかもしれませんが、僕はそうしません。ページが少なければ少ない方が良いと思っています。

 

この記事で、何枚か写真をお見せした通り、授業を聞いている時は聞きながらテキストに、しかも色文字で書き込むルールがあります。そして、そのカラーの部分だけ復習すれば良いようにカスタマイズする。

そうしたら、次にそのカラーの部分の中でも、まだ覚えてない所や、まとめておきたい所などを、ルーズリーフにまとめてしまいます。

 

すると、ルーズリーフ5枚とか10枚を見直せば、テキスト1冊分の復習をしたのと同じ効果が得られるようになります。(どうしてもテキストを見直したければ、家に帰って見れば良いだけですし)

こうすれば、リングファイルにはテキスト数十冊分の復習材料が詰め込めるわけですね。

で、あとはこのリングファイルを持ち歩いて、いつも手元に置いておきながら勉強すれば良いと。

荷物も軽いし、いつでも復習したいことが出来て、非常に合理的。

 

つまり、僕にとって、テキストは使い捨てです。テキストを何度も見返すのって面倒だし、何ページも読まなきゃいけないから気が遠くなります。

だったら短時間集中して、自分のルーズリーフを数枚見直した方がずっと楽です。

こんな感じで、常に情報量を減らしながら勉強しています。

 

さて、まだまだノートの取り方について語りたいところなんですが、長くなってしまったので今回はここまで。

次回は、暗記系の科目について書こうと思います。日本史や地理の写真を公開しますよ!

 

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