江戸はスゴイ!

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ある仕事の中で、江戸時代の事を調べることがありました。


そこで調べてみてビックリ!!私が学生の頃に習っていた江戸時代とイメージが全然違うんです。


皆さんの中で、江戸時代というと、どんなイメージでしょうか?

農民が厳しい身分制度の中で低い階級に追いやられて、重税に苦しみ、貧しく死ぬまで農作業をやらされてるとか。

水戸黄門みたいに、お殿様と富豪が結託してワイロをもらったり悪い事をして庶民を苛めてたとか。


治安も悪く、人々が幸せに暮らせなくて、悪人がはびこっていたとか、そんなイメージでしょうか?

実は、これらのイメージは、偏ったイメージだという事がだんだんわかって来ました。

当然、265年も続いた江戸時代ですから、そのような混沌とした時代や地域など限定的にはあったかもしれません。私は専門家ではないので知りませんが、但し今からご紹介するような側面もあったという事が、私にとってはとんでもない衝撃だったんです。


という事で、これからいくつか江戸時代の真の姿をご紹介します。


①江戸時代は超平和な時代だった。

地球上の全ての世界史のうち、日本以上の国土を持っていた国で、政権がひっくり返るような大きなクーデターなどもなく、外敵から攻められて国がなくなることもないような平和が200年以上のが続いた例は、実はたったの2つしかありません。

そして、その2つの両方が日本にあります。江戸時代と平安時代です。


このように、世界史でも他に例を見ないほどの平和な時代が江戸時代でした。


②江戸は世界一の都市だった

江戸というのは、世界で唯一の100万人都市でした。つまり、発達した都市です。


今でいうと、仙台、広島、千葉、北九州と同じくらいの人口ですね。

しかしながら、当時の日本の人口は2500万人とか3000万人くらいなので、今の5分の1くらいです。


それなのに、江戸には100万人も住んでいたという事は、とんでもなく栄えていた都市でしょう。


現在の人口に換算すると、500万人もの人口が一か所に集まっている事になります。



③治安がめちゃくちゃ良かった

江戸は100万人も人口がいるのに、警察(という名ではありませんでしたが、同じような立場の人間)がなんと30人しかいませんでした。


50人とか多少ばらつく説もありますが、いずれにしろ100万人を警備するには少なすぎます。

しかし、朝と晩の交代制だったようなので、事実上15人で100万人都市を警備していたようです。


私設の岡っ引きは、もっと人数がいたようですがそれでも今の警察のような人数ではなくて、ごく少数です。


また、江戸時代には殺人事件が年間で1件しか起きていないというデータも。


④黄金の国ジパング


マルコポーロが書いた東方見聞録の中で、日本を『黄金の国ジパング』と表現したと言われていますが、それもそのはず、なんと当時の日本には世界の金の1/3があったらしいです。


現在の私たちは、高額なお金は紙幣ですね。つまりこれは、紙という素材には価値がないものに、1万円という価値を付与して使っているという事です。


そのため、現在の1万円札は、日本が侵略などでなくなってしまったら、ただの紙切れです。


しかし、江戸の日本では違います。金を素材にした小判を皆が持ち歩いているのです。


お殿様や皇族などの身分でなくても、国民が金を持ち歩いているというのが、当時の世界の常識からするとあり得ない事だそうです。


また、お伊勢参りや金毘羅さん、富士山信仰など、庶民が旅行に行くことが出来たというのも、豊かさの象徴だそうです。


今の我々からすると、『一生に一度はお伊勢に行きたい』などと聞くと、一生に一度しか行けないくらい貧しかったんだなぁと思ってしまいますが、本当は逆で、一部の庶民でも旅行に行けるくらい日本は豊かだったという事なのかもしれません。



⑤清潔でエコな都市
当時の日本は、清潔感においても世界でダントツ一位でした。というか、当時の他国が汚すぎたので比較になりません。

ヨーロッパの都市の汚さは、ここでは割愛しますので、ご興味あれば調べてみてください。


江戸は、超リサイクル社会で、切った髪の毛でさえ勿体ないと言って、集めて回収する業者がいて、裁縫の時に針を指しておく玉にしました。


また人糞の回収業者がいて、家に回収しに行って、それを地方の畑に肥料として売っていたそうです。



⑥頭が良い
寺子屋が全国各地にあるお蔭で、日本人はよく勉強していました。


裏を返せば、庶民まで勉強が出来るような、平和で豊かな社会でした。


当時、パリやロンドンなどのヨーロッパの都市では、識字率は良くても10~20%くらいの所、日本では70%だったそうです。


⑦文化の発信基地

平和な時代には文化が育つといわれていますが、当時の日本の文化は世界で最先端でした。


浮世絵、文学作品、俳句、歌舞伎、浄瑠璃、能、狂言、落語などなど様々な文化が今でも残っていますね。
特に浮世絵は、パリを中心にヨーロッパで大流行して、芸術家達がこぞって浮世絵を買いあさったというのは有名ですね。


写実主義から印象派へ転換させたのが日本の浮世絵ですし、印象派というのは、本当は日本派と呼ぶべき所なのに『日本みたいな端っこの国に影響を受けたなんて、ヨーロッパの俺たちのプライドが許さない!』といって、印象派という名前にしたとも言われています。


日本から輸入する漆器が質が高く美しいため、こぞって買いあさっていた所、漆器の裏に書かれていた『JAPAN(日本製)』という文字を、ヨーロッパ人が『JAPAN=漆』と勘違いして、漆を塗ることをjapanと言うようになったのも驚きました。


英和辞典でjapanと調べてみてください!大文字じゃなくて小文字ですよ。すると、名詞で漆、動詞で漆を塗るという意味があると出てきますので。



さてどうでしょう。

江戸時代が素晴らしい時代だった事が少しでもわかりましたでしょうか?


歴史は、後の人間に都合良く書かれてしまうものなので、しっかりと勉強したり調べると違った側面が見れて、大変面白いですね。

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