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『ふたつの海のあいだで』 を読んで
『ふたつの海のあいだで』 カルミネ・アバーテ 著 関口英子 訳

西はティレニア海サンタ・エウフェミ湾 東のイオニア海側はスクイッラーチェ湾が舞台


イタリア南部、ふたつの海を見下ろす小高い丘に、かつて存在した“いちじくの館”。主の血を引くジョルジョ・ベッルーシは、焼失した伝説の宿の再建を夢見ていたが、ある日突然、逮捕される。身勝手な祖父ジョルジョの言動に反発を覚えながらも、次第に心を動かされていく孫フロリアン。数世代にわたる登場人物の声により、この土地の来歴を説き明かす、スリリングな長篇小説。

イタリア南部、ふたつの海を見下ろす小高い丘に、かつて存在した“いちじくの館”。主の血を引くジ南イタリアに蔓延(はびこ)るこうした幾つかの犯罪組織の起源には、古代から常に他民族によって支配されてきた彼らの、自分たちのものであるべき土地への執着と情念が拘(かかわ)っている。カラブリアの場合は特に、険しい立地条件や経済的燻りも含めて、愛憎とも解釈できる強烈な思い入れが故郷に対してあるのかもしれない。そんな自分たちの土地の記録を僅かながらでも残してくれた、アレクサンドル・デュマという古(いにしえ)のフランスの文化人に対する屈託の無い信仰のような敬意を抱く登場人物達に、この土地の性質が生々しく垣間見えてくる。こうした独特の地域性は、イタリアが未だに内面では統一されていない確固たる裏付けにもなるが、それこそが、まさにこの国の真の姿ともいえる。
  作者がアルバニア移民の集落の出自であったり、ラテン語に近いとされるカラブリア方言が随所に用いられているという点も含め、どこまでも深く、そして複雑な要素を秘めたイタリアという国のあり方を、この作品は力強い説得力を持って読者に伝えてくれるのだ。ョルジョ・ベッルーシは、焼失した伝説の宿の再建を夢見ていたが、ある日突然、逮捕される。身勝手な祖父ジョルジョの言動に反発を覚えながらも、次第に心を動かされていく孫フロリアン。数世代にわたる登場人物の声により、この土地の来歴を説き明かす、スリリングな長篇小説。

絶対に無理な、伝説の『いちじくの館』の再建、強烈に働き、商売に励み、羊を飼い、葡萄育て、身勝手な祖父ジョルジョ。
伝説とは、フランスの作家アレクサンドル・ディマの南イタリアの旅し、カラブリアの風土が細かく書き込まれた『アレーナ大尉』いう作品の中にいちじくの館とジョルジョが・・・・モデルが。
ドイツ人の有名カメラマンの息子の父とドイツでイタリア語教師をするジョルジョの娘の母間に生まれた孫フロリアンが語る。北の文化と南のイタリアの辺境のカラブリアの土地に根差した家族の物語。

 

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『わたしは、ダニエル・ブレイク』

監督 ケン・ローチ
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、ダニエルと家族との交流が生まれる。貧しさに人としての尊厳を奪われることなく、寄り添い合い絆を深めていく貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。
映画を観る前に知っておきたいこと
イギリス社会派の巨匠ケン・ローチが、初めてカンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いたのは、アイルランド独立戦争を描いた『麦の穂をゆらす風』(06)だった。この作品が珠玉の名作であることを疑う余地はないが、やはりケン・ローチの真骨頂は『レイニング・ストーンズ』(93)や『レディバード・レディバード』(94)のようなイギリス労働階級者の生活をリアルに見つめた社会派映画である。
この映画が内包する普遍的なメッセージに、日本人である僕たちも共感を抱けるように、イギリス社会保障制度の現状は?
福祉国家イギリスの現状
‘揺り籠からお墓まで’の福祉国家として知られるイギリスがここ数年間でこれまでの社会保障システムの形と内容を変えようとしている。

給付や手当の詐欺問題も深刻になってきていて、2010 年だけで74億ポンド(約1兆41千億円)が不当に支給されており、数万個の仕事があるにもかかわらず、800万名以上が求職活動をしていない。以外にも、薬物とアルコール中毒者のなかでリハビリを拒否しつつ、働かないまま国の財政に頼っている人も少なくない。こうした不条理の解消と仕事への誘導のために福祉手当のような財政支援を中止する案も推進されるようになっている。また、260万名にのぼる勤労不適格手当受給者の勤労能力有無を徹底して検証するために全員を対象とする健康検診も実施することになった。こうした現状を変える策として連立政権は、複雑でばらばらに機能していた多数の給付や手当てシステムを統合することで働くことのメリットや福祉依存の体質から脱皮する狙いでUniversal Credit システムを導入することにした。一方での福祉システムの乱用や行政側のエラーによる莫大な財政的な損失の裏では、年10万名に上る年金受給者が施設サービスを必要とし、少なくとも4万5千の人たちがケアのために自分の家売らなければならないという老後におけるケア問題は大きな社会問題になっている。


ケイティはフードバンクが頼りです。フードバンク(飢えを避けるために十分な食糧を購入することが困難な人に食糧を配布する非営利の慈善団体です。 )フードバンクを訪れている間、Katieは飢えによって克服され、崩壊します。 彼女が万引きを受けた後、警備員は彼女の仕事をエスコートとして提供します。 売春宿で​​彼女を驚かせるダニエルは、仕事をあきらめようとするが、彼女は子供を養う選択肢がないことを涙ながら断言する。

財政赤字削減を公約に掲げた英保守党デービッド・キャメロンが首相になった2010年から、5年以上に及ぶ緊縮財政(福祉、住宅手当、社会保障の削減)と福祉保障制度改革の結果、“片手に指が1本でもあれば就労可能”と皮肉られるぐらいイギリスにおける障害の認定基準は厳しくなった。

心臓に疾患を抱えた主人公ダニエルも、この制度によって困窮させられた社会的弱者の一人である。ダニエルも就労可能と認定され。
職探しをしなければ、求職者手当ももらえない。

職探しは、ネット上でするために。まずは、パソコンの勉強から、求職者手当の請求に必要な書類のネットからアンケートに答えるように・・・。

大工としての職人としては、一流でもネット社会へ対応が苦手な独身の五十代に仕事はなかかかない。あっても心臓病で仕事はできない。この矛盾がダニエルを追い詰めていく。

求職者手当てを受ける条件として、ダニエルは工業団地で仕事を探しています。 彼はscrapyardで仕事を提供されていますが、健康上の理由から退職しなければなりません。 ダニエルの仕事コーチは、仕事を見つけるために一生懸命働かなければならないと言いますと、ダニエルは建物内で「私はダニエル・ブレイク、私が飢える前に私のアピール・デートを要求します。 彼は他の給付金請求者を含む通行人の支援を得ているが、逮捕され警察の警告を受けている。 ダニエルは彼の財産の大部分を売却し、撤退する。

ダニエルの訴えの日、ケイティは彼を法廷に連れて行きます。 福祉相談員がダニエルに、彼のケースが健全に見えると伝えます。 彼の事件を決定する裁判官と医者を見渡すと、ダニエルは気になるようになり、トイレを訪れ、致命的な心臓発作を起こす。 彼の " 葬儀のお葬式 "で、ケイティーは、ダニエルが彼の上訴で読むことを意図したスピーチを含む、 賛辞を読む。 ダニエルの演説は、 福祉制度がどのように彼を傷つけたかについての彼の感情を記述し、彼は社会のために金を支払ったと自慢する人ではなく、数のように扱います。

日本でもリーマンショック以降、失業者と生活保護受給者は一段とふえていきました。
今の仕事とにつく前に小生も1年以上のの失業期間がありましたので、この映画を見ると共感するところが多くありました。

 

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■女性の仕事環境がどんどん悪くなる現実を見ながら「何もできなかった」
「クローズアップ現代」は扱うテーマに制限を設けないというのが大きなモットーです。政治も経済も、国際もビジネスも、イノベーションも、文化もスポーツも、ありとあらゆるものを取り上げる番組でした。そこで私は日本の変化をずっと見てきたんですが、この20年間で日本の世帯の平均所得は200万円下がりました。サラリーマンが安定した仕事ではなくなり、だんだんと共働き世帯が増えていって、女性が働くのが当たり前な社会になっていったわけです。
ところが女性が置かれている状況を見てみると、1980年代のバブル期には、正規雇用で働いてる女性の割合は70%程度でした。私が番組を始めた1993年にはおよそ60%、現在は40%程度にまで下がっています。女性の活躍やダイバーシティが大事だと言われながらも、女性が置かれているその状況は、むしろ悪くなってしまっている。日本にはイノベーションが必要で、どうしたらもっと競争力を高められるのかとずっと考えていましたが、番組の中でもなかなか答えが見出せず、長い間、本当に暗い気分で番組を担当していました

■報道されなかった理由は「報道する側に女性がいなかったから」だった
そんな暗い気分を、私の目を覚ましてくれる1本の電話が、7年前にかかってきました。日本で行われるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の事前会議で、「女性と経済」をテーマにパネルディスカッションをするので、そのモデレーターをやってくれという、経済産業省からのリクエストでした。私は当時それが何かも知らなかったのですが、行ってみると、会場には、世界中から集まった女性政治家や起業家、行政の担当者がいて、とても熱い議論をたたかわせていたんです。
男性中心の職場の中で、みんなと同じように働いていました。打ち合わせや番組の収録時間も、土日も深夜も早朝も厭わずイエスと答え、飲み会もできるだけ一緒に行く。フリーの立場だったこともあり、がむしゃらに働いてでもどうにかして認められたい、そういう心境でした
フリーのキャスターとして成功している。人がパーキングプアの生活を番組内で取り上げてもどうしても他人事でしかない。BBCやCCNの女性キャスターがスタジオでアフリカからの移民の話をするときの服を見ただけで、上からの目線に見えてしまうのが、テレビの不思議なところでは、ないでしょうか?

  キャスターとは言葉を探す人だ。9・11同時多発テロが起きた時、ブッシュ米大統領は「これは新たな戦争だ」と語った。だがいったい誰との戦争なのか。著者は、「見えない敵」と表現し、「テロとの戦い」が持つあいまいさを浮き彫りにした。
キャスターはバトンを受け取り、走り切る人でもある。記者・ディレクター・編集マン・音響効果・声優、そしてプロデューサー・編責…番組には実に多くの人間が関わる。素材の裏に隠れたものを補強し、豊かさを伝える最終ランナーだ。
3千回を超える放送の中で、著者はさまざまなゲストや取材者から吸収し、日々筋トレをするように研さんに努めた。尊大とは無縁の、学び続ける人でもあった。
著者のすごいところは、番組の冒頭で趣旨を伝える「前説」をいつもひとりで書ききったことだ。自分が納得できる言葉でないと、視聴者に届かないと思ったからだ。常識を超えた長い前説のこともあった。評者は番組のプロデューサーとして日々の努力と涙を脇で見てきたから、その執念がよくわかる。
本から インタビューの力


1997年、ペルー日本大使公邸人質事件で人質救出後にフジモリ大統領が来日したときのこと。手柄話を聞いたあとで、キャスターは同大統領の暗部である内政面での強権的手法に臆せず切り込んだ。
すると放送後、日本の恩人に失礼だとの抗議がどっときたというが……。それでもきくべきことはきく。自分の信念に喜んで殉じるのも、ジャーナリストの仕事の一つに違いない
 是枝裕和さん
「わかりにくいことを、わかりやすくするのではなく、わかりやすいと思われていることの背景に潜むわかりにくさを描くことの先に知は芽生える」
 国谷さん
「新しい事象を新しい言葉で定義し、使用して、多様化している視聴者に共通の認識の場を提供する、このとが「クローズアップ現代」のような報道番組の大事な役割だと思って取り組んでいます」(『問う力ー始まりのコミュニケーション 長田弘 連続対談 みすず書房より』
 日産自動車のゴーン社長
 「曖昧な言葉で質問すると曖昧な答えしか返ってこないが、正確な質問をすると正確な答えが返ってくる。明確な定義を持つ言葉でコミュニケーションすれば、その人は自分の言葉に責任を持つようになる」
 日本語の何となくストレートに聞けない曖昧さをどうやって排除していくか。それは、インタビューしていくうえで大きな課題だ。
最終回にメッセージを
 危機的な日本の中で生きる若者たちに八か条
 柳田邦男さん
一 自分で考える習慣をつける。立ち止まって考える時間を持つ。感情に流されずに論理的に考える力をつける。
 二 政治問題、社会問題に関する情報(報道)の根底にある問題を読み解く力をつける。
 三 他者の心情や考え理解するように努める。
 四 多様な考えがあることを知る。
 五 適切な表現を身につける。自分の考えを他者に正確に理解してもらう努力。
 六 小さなことでも自分から行動を起こし、いろいろな人と会うことが自分の内面を耕し、人生を豊かにする最善の道であることを心得、実践する。特にボランティア活動など、他者のためになることを実践する。社会の隠された底辺の現実が見えてくる。
 七 現場、現物、現人間(経験者、かんけいしゃ)こそ自分の思考力を活性化する最高の教科書だることを胸に刻み、自分の足でそれらにアクセスすることを心掛ける。
 八 失敗や壁にぶつかって失望しても絶望することもなく、自分の考えを大切にして地道に行動を続ける。
日々の日本を現代を捕らえる番組であったが、番組が日本へ影響を与えることはほとんどなかったのが残念なところですかね。
 

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