王子が王子に恋をした65-1.桜ひめ 編( 櫻葉小説 | なうのこたつ保管部屋

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今までの
王子王子シリーズ
1話~64話/お正月
番外編までのリンクと

簡単な説明は↓
王子1話~55話まで説明ページ
王子56話~説明ページ


下記はテーマ♪王子王2にあります
王子王子反転シリーズ
桜屋も説明ページにあります

特別吸血鬼verもあります♪
上記に説明あります


前回のおさらい↓
王子王子64-4

・・・



桜ひめ 編 亜紀
王子が王子に恋をした65-1




翔が桜の季節になると
何処かへ出かけるのは知っていた
だから・・羚に聞いてみたら
その日だけは彼が楽しみにしている
隣街で、さくら祭りという行事があり
何故か夢中で出かけて行くらしかった


中学になり
今までの友達を捨てるように
こちらの翔と羚がいる場所へと移って来た
レベルとしてはさほど変わらない
むしろ元に居た学校の方が上に進めば
偏差値は高いのかもしれない


それでも・・


翔に振り向いて欲しかった
なのに・・自分の心とは裏腹に




「 亜紀、何見てるの? 」



いつも声をかけてくるのは羚・・
どうしてなんだろう、


お父さんとお母さんが
私に好きになるように教えたのは翔だったのに

多分、私を好きだと想ってくれるのは
いつも羚だった気がする



「 ・・ううん、何も・・翔は? 」



そんな翔の事を一番理解しているのは
結局羚であって、ダメだって

もし羚が想ってくれているなら
すごく嫌な事をしているんだと思う
だけど・・今さら、


じゃあ今日から羚を好きになりなさいと
言われても無理で
私の心は・・・翔を運命の人だって
決めてしまっていた




・・
・・・・・




お父さんとお母さんは
忙しくて、大学病院に所属しながらも
海外への講習なども多く家に居る事が少なかった



「 亜紀、翔くんとはどうだい? 」



いつもはお手伝いさんであり
年の離れた姉のような加代さんと過ごしていて、たまに帰って来るとそんな会話



「 別に・・いつも通りだけど 」



「 亜紀ちゃんはこんなに可愛いから
翔くんももっと年頃になれば意識するわよ 」




親バカすぎる両親、
幼い頃に決めた約束が実行されると思っていて

私の心は見事にその通りに躍らされている
事実・・私は翔が好きだった



たとえ翔が・・
自分の方を向いていなかったとしても



そして両親が居ないからと
翔の家に行けば、ふたりのお母さんである
庸子さんも自分を娘のように接してくれて
誰も居ない自宅よりも居心地が良かった



ある日のこと・・
訪れた翔の家で


玄関を開け
驚かせるつもりで
静かにゆっくりと靴をそろえ
リビングへ



キッチンを覗いたけど
庸子さんはお仕事だろうけど
お手伝いさんの稲さんも居なくて
ふたりの部屋へと階段をのぼり右奥の翔の部屋へ


ドアには鍵はかかっていなくて
後ろから近付く私に気付かないぐらいに
何かを見ているようだった


そこには数枚の写真が拡げられていて

・・ 先日の入学式の写真と同時に
翔が取りに行って行っていた写真だと分かる



「 何っ、見せて 」



翔の見つめていた写真を取り上げた




























・・・・つづく



改めましておはようございます♪



王子王子
書けば書くほど


色んな人の気持ちが動いていて
色んな心が溢れてくるっていうか


長く書いてるから
全員がサイドの主人公になるほどに
色がついてる気がします


なう自身も
それぞれの人間を愛していて
人間が・・


みんなこんな風なら
本当は良いのにって
願い書いてたりします


心の奥にある
黒くて曲がった物が
誰にもあると思う

それが大きいひと
とても小さいひと


嫉妬という心があるから
ひとは成長するのかなとか
色々考えて人間を見ています
漫画家の先生が


服のシワを普段の生活から
凝視していると先日の番組で言っていて
なう自身も楽しい時間の中で
ふと・・


笑ってるけど
本当はどう思ってるんだろうとか
色々考えて眺めています


家族もまた
家族なんですけど


子供は血が繋がっていて
ボスは繋がっていません


不思議なもんで
血が繋がっているだけで
どんだけ酷いことを言われても
されても許せて忘れるんです

でも血が繋がっていないと
そこが不思議なくらい別物で
どんだけ良い人で
育てて来た関係性がとても
健やかでも


一言で
全部打ち消す力が
家族じゃない人にはあって


でも・・
全然関係のない
全く知らない人からの優しさに
癒されたり


最近思うこと
私だったら


そう思うことを止めました


自分だったら
こうされたら嬉しい
こうするだろう
こうされたら哀しい

そう思って生きて来たんだけど
全然違う心が存在するのに
より気付いてしまい
私は私の心のままに生きてるかも

それで幸せだったり
誰かを傷つけたりしても

その程度しか
自分には価値がない気もするしね
なう自身前向きの心と
後ろ向きの心が見事に混合してて

3つ進んで10戻る
そんな事を繰り返してる


それでいい気もするけどね


付き合わないとダメな人と
ダメなら切れちゃう人と


それは仕方ない事だもん
ただ好きな人だけには
好きだって言えればいいなぁって
不器用だけど思う


全然話しかけないけど
ふと・・思い出したりね
ここに来てくれて話しかけてくれる人も
読んでるよって人も
いつもの顔になっていて
来てくれると無理な米なんか
気にしてないんだけど
それでも安心するというか嬉しかったりする

自分は文字でしか返せないのに
それでも今日のこと
これからのこと

そして大変だったり
嬉しかったことを書いてくれる


人生は楽しいですか?
すこし疲れたりしてますか?


だけど結果笑えたらそれで良い


この世界も
現実の世界も


困った事と笑顔で溢れてる
だけど良い


いつか忘れたり
笑えたらそれで良い
別に私を嫌いな人がいても
それは仕方ないしね

だって違うんだもん


だからこのままで良いの
わたしはわたしの好きな物を
大切にする

苦手な物も大切にする
それで道がすこしでも明るくなるなら
苦手な物も大切になるかもしれないしね



では

また後記
意味無く長くなりましたが



今日も書けたら


12時前


15時


18時半


頑張れたらいいな



よい1日を♪


なう



・・・・・・・・


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これからゆっくり
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アップしてゆきます↓
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