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2010-04-12 23:16:52

〔断食リトリート〕 「やすらぎの里」大沢剛先生

テーマ:天竺花園

 今回は、わたしが伊豆の、とくに伊豆高原という場所に移り住んでみたいと思った大切なきっかけについて書いてみたいと思います。


 伊豆高原という場所を知ったのは、以前オンライン女性誌の編集の仕事をしていたころ、断食(ファスティング)に興味を持ったことがきっかけでした。当時はファスティングやマクロビオティックなど、シンプルな食生活に目を向けることで生活の質を向上させようという動きが始まって間もない時期でした。


 「やせる」という単語は、女性誌にとってヒットが期待できる魅力的なキーワードです。なぜだか、「やせる」「シェイプアップ」などという単語が並ぶとたくさんの女性が読んでくれるのです。


 さて、「ファスティング」も、「やせる」を強烈にイメージさせる言葉です。企画会議ではスムーズに話が進み、わたしが興味を持っていた断食について取材できることになりました。


 晴れてファスティングをテーマに取材を、と思っても、締め切りや企画がOKになったタイミングなど、すべてに余裕のないスケジュールでした。

 取材仕事はとにかく、取材させてくれる相手先を見つけることがなににも増して大切です。しかし雑誌で紹介されていた施設に電話で取材申し込みしてみても、タイミングが悪かったせいか、のきなみ断られてしまう状態でした。もしくは、通常の利用客と同じ金額を支払うこと、などという条件をつけられたのです。


 夜10時近くなって、この日のうちに取材先にアポイントを入れなければ締め切りに間に合わなくなってしまう…。そんな焦りも感じていた時間、ネットで検索して見つけたのが、今わたしが住んでいる伊豆高原にある断食施設「やすらぎの里」 でした。


 わたしの急なお願いに、「やすらぎの里」 は即断でOKを出してくれました。電話口からはやさしい雰囲気が漂ってきて、まさに「やすらぎ」だと実感しました。今から思えば、その人は代表の大沢先生だったのだと思います。


 次の週末に2泊3日体験したい、しかも撮影が必要なので同僚と2人で、という急な依頼を、その電話でお願いしたのです。


 先生のお返事は、1泊目は「やすらぎの里」が空いていないので近所の民宿で、2泊目は「やすらぎの里」に泊まってください、とのことでした。1泊目も、泊まりが民宿だというだけで、診断からリトリート、断食体験まですべて体験できるということでした。しかも感動したのは、民宿も用意していただけるということでした。


 さて、前日も深夜まで仕事をしたあと、念願の断食の日がやってきました。特急踊り子号に乗り、伊豆高原に着くまでも、どんどん濃くなり生気を増す緑に仕事に疲れていた心がうるおうのを感じました。


 そして「やすらぎの里」に着くとあまりの心地よさに陶然とした気分になったのを覚えています。まず、入り口に入ってすぐ漂ってくるやさしいアロマ、そしてセンスがよく落ち着くインテリア…。これはまさに「やすらぎ」そのもの、と感じました。


 診察の時間にお目にかかった大沢先生も、やはり「やすらぎ」のイメージでした。断食指導者というと、どうしてもある種の先入観があり、ちょっとこわそうな人を想像してしまいますが、大沢先生はとっても柔らかなエネルギーの持ち主でした。


 そんなふうに始まった「やすらぎの里」での断食体験は、一貫して「やさしさ」「やすらぎ」が印象的でした。海が見える露天風呂温泉や、何種類も体験できた治療もよかったのですが、なによりも驚いたのは、食事がとてもおいしかったということでした。


 断食なのに食事がおいしい!断食なのに気持ちがいい!


 「やすらぎの里」での心地よいリトリート体験が忘れられず、いつかはこの伊豆高原で自分も自然に包まれた暮らしをしたいと強く思ったことを覚えています。


 それから5年以上たち、不思議な流れで同じ場所に暮らすことになりました。


 この場所とは何かの縁がある、と感じたのは、今住んでいる家を見に行った帰りに、大沢先生とばったりとお目にかかったという偶然に恵まれたときでした。

 実は案内してくれた不動産屋さんも大沢先生の知り合いとのことで、車の中で先生の話をしていた最中のことでした。


 この不思議な偶然に導かれ、わたしは今住んでいる場所に移り住みました。そのきっかけとなったのは、ずいぶん前の、大沢先生の断食リトリートだったのです。

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2010-04-12 23:16:18

インドに行っていました

テーマ:ブログ

 日本を出た日は大雪でした。


 だからインドは暖かいかと思ったのですが、今年は大寒波到来で、北インドのデリーのみならず、西のムンバイや南のチェンナイあたりも寒かったらしいです。


 とはいえ、こんな美しい花も咲いていました。春のインドは美しいです。







 ジャイプールのムスリムのお屋敷で撮ったものです。

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2010-04-12 23:06:11

『聞き書き ダライ・ラマの真実』 (NHK出版・生活人新書)出版のお知らせ(松本榮一)

テーマ:書評


~  天竺花園へようこそ ~

松本榮一の新しい本が出版になりました。本人からのご挨拶を紹介させていただきます。


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『聞き書き ダライ・ラマの真実』 (NHK出版・生活人新書)を書き終えて


 ダライ・ラマ法王がインドに亡命して今年は五十年になります。それを記念して「聞き書き ダライ・ラマの真実」(NHK出版・生活人新書) を上梓しました。前作の「聞き書き ダライ・ラマの言葉」(NHK出版・生活人新書) の姉妹編です。既に幾度かの訪日の度に人間の価値を語り続けている法王ですが、その日常はあまり知られていません。


 今年七十四歳になる法王は人生の大半をインドで暮らしたことになります。五十年前の三月、厳しい寒さの中、高山病と下痢に苦しみながらヒマラヤを越えた法王は、いまインド北部のダラムサラという町に暮らしています。亡命から五十年、仏教僧である法王は人類の幸せと未来について語り続け、世界中を駆け回ってきました。とりわけ先進国といわれる欧米の人たちのこころの空洞を埋めてきました。それが1989年のノーベル平和賞受賞に繋がりました。


 法王の胸中には、この五十年間の出来事が走馬灯のように去来しているでしょう。しかし法王にはその感慨に浸る暇はないでしょう。残された日々で、チベット民族の指導者として、これからの民族の進むべき道を示していかなければなりません。中国は非道な行為を今も変わらず続けています。

 わたしは何度かのインタビューを通じて、法王の歓びと悲しみを探りました。そこからはチベットだけではなく、仏陀からマハトマ・ガンジーへと続く人類の人間の有り様を深く探る姿が浮かび上がってきます。



松本榮一
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本の詳細はこちらになります。


『聞き書き ダライ・ラマの真実』(松本榮一著)777円
http://www.amazon.co.jp/dp/4140882840/


~  天竺花園へようこそ ~


第1章 ダライ・ラマと非暴力
第2章 チベット回想―幼児期からインド亡命まで
第3章 チベットの苦難―国を捨てて仏教を守る
第4章 よみがえるマハトマ・ガンディー
第5章 ダライ・ラマはブッダの再来か
第6章 人間の価値を語る
第7章 知慧の教え―チベット仏教に学ぶ(1)
第8章 空性の教え―チベット仏教に学ぶ(2)
第9章 ヒマラヤ山中の国際都市ダラムサラ
終章 これからのチベット


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2010-04-12 23:01:36

何が効くって大祓詞ほどのものはないんじゃないか

テーマ:ブログ

このところ、時々、大祓詞 という古い祝詞をあげることがあるのですが、どうも…大祓詞ってすごく「効果」があるように思えてならない。


大祓詞とは、中臣氏が宮中で唱えていた祝詞です。645年の大化の改新で政権を握り、栄華をほしいままにした中臣鎌足は、死去に際して天皇から藤原姓を受けます。以来、藤原氏は大いに栄えたのは、今でもたくさんの藤原さんや●藤さん、○藤さん(藤原氏と関係があることが多い)という姓が残っていることからも分かります。


そんな、古い歴史が生きている祝詞が、大祓詞です。大祓とは、もともと6月と12月の末日に行われる儀式で、禊のための祝詞です。が、神社では毎朝となえられてきています。


このような、呪文、マントラ、祝詞は、宗教のあるところ、どこでも唱えられているといってもいいでしょう。インドでもたくさんのマントラを耳にしたり、実際に唱えてみたりしてきました。わたしはチベット仏教のサキャ派の灌頂を受けたのですが、そのときも、サンスクリットの文言を、常に唱えなさい、といただきました。


Wikipediaによれば、大祓詞も「唱えれば唱えるほど功徳が増す」とされており、何千回、何万回も唱えるという行があるらしいです。


わたしはお経とか祝詞とかマントラの響きが好きなので、お寺や神社などの場所に行けば唱えます。


しかし大祓詞はちょっと別で、自宅で朝唱えているのです。1回読むと15分くらいかかる、ちょっと面倒くさい祝詞なのに、なぜやるのか。


わたしが頂いたチベット仏教のマントラも、それはそれはすてきな響きではあるのですが、そして1分で終わるくらい短いのに、ぜんぜん唱えたりしません。(ごめんなさい。。)


実は、このような呪文系が好きなのにも関わらず、具体的な効用については関心がなかったため、サウンドやミステリアスな気分だけで、言ってみればノリでやっていたようなものです。


大祓詞も、最初はノリでした。


しかし、あるときなにかが「こつん」と気になりました。


大祓詞を唱えると、シャワーを浴びたような気分になりすっきりします。そしていろんなことに対してモチベーションが上がる。


それは、「気分」といったものなのかもしれません。


でも、一日を過ごしているうちに、大祓詞を唱えた日と唱えなかった日では何かが違うような気がするのです。とはいえ、朝15分も唱えているのは面倒なので、時々しかしない。というか、なんとなく運気が低調な気がしたとき、思い出したように唱えているだけです。すると、ふっとまた上昇するような。


じゃあ毎日やるといいのかも。なかなかできませんが。


今までインドやチベットに手を出してきましたが、大祓詞が一番しっくりくるとは、やはり日本人だなあ、と思いました。


大祓詞は、私は春日大社の宮司さん葉室頼昭さんによるCDブックを手に入れ、それにあわせてやっています。CDの中で葉室さんは40分以上繰り返し唱えていらっしゃいますが、わたしは1回唱えたらCDをオフにして終わりです。やはり朝日を浴びながらだといいのだろうと思って、海を見ながら朝日の降り注ぐ場所でやっています。

一人で唱えるより、気合が入る感じです。葉室さんの説明も好きなので。

大祓 知恵のことば―CDブック (CDブック)/葉室 頼昭
¥2,100
Amazon.co.jp


文字を見るだけなら、ネットでもいろいろあります。たとえばこれなど


やはり、日本人にとって大祓詞とはすごいものなのかもしれない、と思い始めたので、紹介してみました。


大祓詞の効果とは、私はなんとなく感じるのですが、別になんとも思わないという人もいると思います。しかし、これが古い昔から伝わり、いまだに現役で毎朝神社で唱えられている祝詞だということは、それなりの意味があるはず、と葉室さんは書いていらっしゃいます。


とにかく、大して時間もかからないことなので、最近なんとなくクリア感を失ってきたと感じる人、ぱっとしないと思っている人、だまされたと思って一度試してみてはいかがでしょうか。


私は、「何が効くって大祓詞ほど効くものはない」と最近思い始めているのです。


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2010-04-12 23:00:44

村上春樹氏と、「ダークプレイス」とか「地下室」とか

テーマ:ブログ

プレジデントの記者ブログaiaiといどきブログ というところに、村上春樹に会いに行く というエントリーがあります。


先月の中旬、ちょうど1ヶ月ほど前に、UCバークレーで村上春樹氏が新作のお披露目をきっかけに講演をすることになり、記者のaiさんは有給を使ってバークレーまで出かけ、講演を聴いてきたらしい。


この、aiさんの講演会の感想は、すでにネット上でかなり注目されているもよう。これが、すごくいい記録だった。


とくによかったのは、「ダークプレイス」についての村上氏の言葉。以下、aiさんの文章から引用です。


 質疑応答で、村上さんが話したことの中でとくに印象に残ったのは、「ダークプレイス」の話だった。


 僕は夜9時に寝て、朝4時か5時に起きて、3、4時間ほど書きます。早朝に起きて心の中の「地下室」までおりていくんです。そのあと、太陽のもとでジョギングをする。もう、25、6年走っている。暗さと明るさのバランスをとるんです。ダークプレイスに行くためには、肉体的にタフでないといけません。そこから帰ってくるには強くないといけないんです。強くなければ帰ってこれなくなってしまう。僕は「創作(make up)」しているのではなく、ダークプレイスで「観察(observe)」しているのです。心の奥底にあるダークプレイスまでに深く入っていくのは、危険で恐ろしいことです。世の中にはそこまで降りていかない人もいますよ。でも本当に、真剣に、何かをしようと思ったら、そこへ行かなくてはならない。

(引用終わり)


ダークプレイス、もしくは地下室とは、あの場所のことです。


村上小説の読者なら多分みんな知っている、羊男とかが住んでいるあの場所。井戸だったりすることもある場所。


私は年に1回くらい、村上春樹期間という時期 に入り、すべての活動を可能な限り放り出して村上春樹氏の長編に浸る(溺れる?)というサイクルが、ここ5年以上続いています。


静かに暗い部屋に籠って、なにかと向かい合っているような感じ。

それをすると、なにかバランスが取れるような気がする。

破れたなにかがふさがる感じ。

治癒というか。


自分にとっての村上春樹期間の「効用」とは、そのようなものでした。すごく疲れて、元気がないときも、ときどき春樹時間に浸るのですが、そうするたびに、なんとなく、動物が丸くなってじっと怪我を堪えながら時間が過ぎるのをまっているような気分になる。



--やはり、ご本人自ら「ダークプレイス・地下室」に入っていって書いていらっしゃったのですね。だからあんなにリアルな地下室なんだ。命がけで下りていっている地下室なんだ--



村上春樹サイクルに入る前、リアルで村上春樹氏と近距離にあったことがあります。単に物理的に、オフィスのある場所が同じ建物内だったというだけなのですが、けっこうよく出くわしました。なので、なんとなく親しみに近い気持ちもあるくらいです。


一度など、2階にある自分のオフィスに行こうと(手抜きして、階段を上らずに)エレベーターに乗ったわたしの目の前に、村上さんが買い物袋を両手に提げて駆け込んできたことすらあります。


こちらは突然の事態にアセって、ひたすら扉に張り付いて緊張していたのですが、両手がふさがっていた村上さんは「●階押してください!」とずっと上の階を指定しました。「は、はい」と固まったままエレベーターのボタンを押したのですが、なにが恥ずかしかったといって、1階から2階までの階段を歩いて上らず、エレベーターを使っていた自分のだらしなさが、節制する作家である村上氏の前で際立つことが本当に情けなかったなあ。。。


また、仕事中、疲れてふと窓の外を眺めていたら、偶然出入りする村上氏とばっちり目があってしまい、その瞬間「ストーカーと思われたらどうしよう!」と、待ち構えていたわけではないのに勝手に慌て、あらぬ方向に視線をずらしたりした記憶もあります。


そのオフィスにいた数年間、けっこう出くわしたり姿をお目にかかる機会もありました。


でもその頃はまだ、私は「村上春樹期間」に入ったこともなく、真剣に村上春樹氏の小説を読むこともなく、したがって村上春樹氏にまつわる思い出は、ほんとうに日常的なシーンばかりでした。


それからしばらくして、再びインドと深く関わるようになって、多分そのために、私は村上春樹氏の小説を必要とするようになりました。どうも、インドに関わるということは、人間の心の深い場所「ダークプレイス」と直面せざるを得ない何かがあるようです。


そんなわけで、今はときどき、村上春樹氏の地下室に下りていって小さく丸くなっているのですが、同時にやっぱり今でも、あの数々の「平凡な日常」の思い出も浮かび上がってきます。


めったに表に姿を現さない作家として知られている村上春樹氏ですが、私にとっては羊男の住んでいる地下室の暗い空気と同時に、日当たりのいいオフィスでの日常の空気も同時にフラッシュバックする、とても特別な存在です。


世界の文学好きとおしゃべりするときの日本文学の共通語が、「ミシマ」から「ムラカミ」に変わってもうずいぶん経ちます。


今までも、そしてこれからも、枠を破ることに試み続ける稀有な作家と同時代に生まれたことの喜びをひしひしと感じます。新作がたのしみ♪







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2010-04-12 22:58:15

少子化問題についてひきつづき。。。

テーマ:ブログ

前回の投稿 で、少子化問題について書いたのですが、いくつかコメントをいただいたこともあり、もう少し踏み込んでみたいと思います。


pupper さんの

女性に
「男女雇用均等法作ってやったぞ!社会進出して男並みに働け!」
「介護保険作っってやった!が、身内(女)が見るのを被介護者は望んでいる」
「育児休暇制度も作ってやった!」公務員以外で気安く取れる職場はあるのだろうか?
「子供が小学校に上がったらパートでも何でも働いて年金保険料負担しろ」

この条件で子供3人産めなんて無理な話です。


ですが、今の時代に女性が子どもを生むのはほんとうにたくさんの犠牲を払わなければならないという点で、極めて勇気が必要な行為なのだと思います。


そういえば、昨日ネットで人気になっていたのがこのニュース。

妊娠のリスク知ってほしい―現役産婦人科医が11か条の心得


「この男の子供を産むためなら死んでもいい!」と思うような男の子供しか妊娠してはいけません。
妊娠出産は何が起こるかわかりません。妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、妊娠糖尿病など、妊娠にまつわる病気になるかもしれません。また、お産も体にとっては大きな負担となります。
毎年、約60人の妊婦が出産で死亡しています。あなたが生きて出産を終える保証はどこにもありません。
妊娠をするにはそれなりの覚悟が必要ですよ!
(妊娠はよく考えて、覚悟を持って! というたとえであって、シングルマザーなどの選択を否定するものではありません。)


いつの時代でも、女性が子どもを産むのは命がけ、なのですよね。


ただでさえ命がけなのに、生めよ増やせよ、介護も税金もしっかりよろしく、保育施設は足りないからおばあちゃんに頼んでね、では、少子化が進んで当然ではないでしょうか?


日本が、生活者にとってやさしくない国なんだ、ということを実感したのは、10年ほど前イギリスに行ったときのこと。ロンドンで出会った日本人のシングルマザーは、シングルで生むことを決意してすぐ、イギリスに渡ったそうです。理由は、ロンドンだと子育ての費用、教育費がすべて国から出るから、だとか。


日本では、残念ながら、相当自己負担しなければなりませんよね。


シングルの女性が自力で子育てするのは厳しい。貧しい暮らしになってしまうのは否めません。


ちなみに、ロンドンで出会ったその女性は、自分の選択を正しかったと言っていました。日本人だから援助してもらえないとか学校に入れてもらえないとか、そんなことはないらしい。


フランスなどは、シングルのほうが経済的に(税的に?)有利だから入籍しないカップルもいるそうですね。


いつもインドの話になってしまうのですが、少子化問題についてインド人と話し合ったことがあります。


かつてボスだったインド人、といえば東京駐在なのでエリートではありますが、彼いわく、


日本で年老いていくほど惨めなことはない、家族は核家族になってしまいバラバラ、コミュニティーでの助け合いも期待できない、しかも国家からの援助は見込めないとなれば、もうお先真っ暗だ。日本で年を取るということは、極めて厳しい状況に直面しなければならないということだね。


と言っていました。


われわれ日本人はなんとなく、インドよりも日本はいい国と思ってしまっていますが、そして実際そのとおりだと思える点も多々あるのですが、こと少子高齢化問題に関しては、インドのほうがぜったいすばらしい。


インドでは、老人の孤独死はほぼありえないだろうな、と思います。


おせっかいで口うるさくて噂好きの連中ではありますが、命の問題に関してはとってもハートウォーミングかつ懐の深い人たちです。


江戸時代の人々を想像すれば、ちょっと分かってもらえるかな?


日本もかつては、コミュニティ社会が生きていました。国家が少しくらい揺らいだって、いいコミュニティがあるから大丈夫、なんて言えるように暮らしていきたいですね!




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2010-04-12 22:54:34

旅とドライブの共通点

テーマ:天竺花園

伊豆にやってきてから、今までぜったいにできなかった「あること」ができるようになり、しかも大好きになりました。


それは、ドライブ。


もともと二十歳そこそこで免許は取得していたのですが、親から運転しないよういわれ、苦手意識がありました。


思えば、ひとりでどこでもなんでも、世界中出かけていたのですが、事、ドライブに関しては、人にお願いして運転してもらう立場がず~っと続いていました。


自分の力ではどうにもならないこと、だったのですね。


しかし伊豆で暮らすにあたって、運転ができないというのは考えられません。仕方なく、運転免許センターに通い、ペーパードライバー講習を受けなおしたのです。


幸い伊豆での運転の練習は難しくありません。誰もいない山道でゆっくりドライブできるのですから。


最初は時速20キロくらいから(!)おっかなびっくり走ってました。都内ならぜったい考えられないのですが、ここでは、周りに誰もいない道に入ればまったくOKです。


そんなふうにして、ようやくそれなりにドライブができるようになりました。運転が得意な人にとってはなんということもない話ですが、自分にとっては大きな成功体験です。


運転できるようになると、ときどき無性にドライブしたくなるものです。


運転というのは、自分の意思で、自分の行きたいところに行くことができる、特別な力だと思いました。


考えてみれば、旅行と同じです。


わたしが旅行を大好きだった理由は、「自由」と「移動」というふたつのキーワードにまとめることができます。


考えてみれば、ドライブって自由も移動も、どちらの要素も持っていますよね。


自由に移動している最中の自分の心を観察してみると、シャキっと引き締まって好奇心と感性が前に出ている感じ。そしてたまらない幸福感に包まれています。


旅はなかなか簡単にできることではありませんが、ドライブは思い立ったらすぐできます(ガソリンの無駄遣い、という面もありますが。。。ともかく)。


昔は精神状態をハッピーに保つためにも定期的に旅に出なくてはならなかったのですが、よく考えてみればドライブでも同じような効果が得られるのです。


これは、すばらしいことだと気付きました。


自分の幸福な状態を、「do」や「have」ではなくて「be」として認識するというのは、わたしがワークショップをやっているソースという考え方を通して知りましたが、今回気がついたのもそのひとつの応用。


自分は旅が好きだけど、実際どんな気持ちで幸せなんだろう・・・と考えてみたら、「自由に移動して心が新鮮でいる状態」と気がついたわけです。


では旅行以外のことで同じように幸せになれないかな、と考えてみた。わたしの好きな旅、たとえばインドやチベットやNYにはちょっと気軽に出かけるというわけにはいかないので。


だから、ドライブでもいい!というのは嬉しい発見でした。


なにしろ、伊豆のドライブは、息を呑むような光景が続出だから。


海辺もいいし、今のシーズンの山道は黄金色の光と紅葉でいっぱい。ショッピングの帰りには冠雪した富士山がくっきり見えたりする。


ほんとに、どこに行っても美しいのです。


今日も山道を一人走ってきました。輝く光の中のドライブは、ほんとうに幸せなひとときです。



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2010-04-12 22:51:33

ちょっとハイソなインド家庭料理レッスン

テーマ:天竺花園

現在我が家に、元インド政府の高官ご夫妻が滞在中です。そのようなわけで、我が家では上品なインド料理クッキングクラスが続いている、というわけです。



リタイア後はお料理のお手伝いもします、とだんな様。日本でもそういうおうちは多いのではないでしょうか。


今日のランチは、アルプーリー。揚げパンのプーリーに、あっさりトマトベースのジャガイモのカレーを合わせます。


インドではアルプーリーは定番の軽食ですが、今までわたしはこれが油っぽくてもたれて苦手でした。が、本日食べたものはまるで別物!! 素材も吟味しているし、やはり作る人が違うとまったく味が違います。


インドの家庭料理はおいしいですが、きっかけがないとなかなか味わうことができません。とくに上流階級の家庭料理は上品でおいしいのです。今回は、ちょっとハイソなアルプーリーをマスターしました。




夜はベジタブルプラオ(炊き込みご飯)とパコラ(野菜の揚げ物)です。ベジタリアン料理はきちんと教えてもらわないと、なかなかコツがつかめません。今回はけっこう勉強になりそうです。



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2010-04-12 22:50:41

2009「天竺花園」セミナーツアーを開催します

テーマ:天竺花園

インドに学び、未来を考えるセミナーツアー


「天竺花園」では、ヒンドゥー教で最高の聖地バナーラスを徹底的に知り尽くす体験型のセミナーツアーを開催します。


 インド思想の原点である小宇宙バナーラスを、現地を知り抜いたピンクー・パンデー氏の解説のもと、ヒンドゥー世界の迷宮に分け入ります。ここから始まりアジア全土に影響を与えたインド思想の原点を知ることができる学びの旅です。




 バナーラスはガンジス河に沿って並ぶガート(沐浴場)で世界的に知られる聖地です。それぞれ歴史と多様な個性を持つガートとそこで祈る人々の姿とが渾然一体となり、他に類を見ない小宇宙を形成しています。世界の四大文明のひとつであるインドの宗教思想が都市という形に結実したのがバナーラスなのです。滞在はかつてのマハラジャの私邸を改装したプライベートホテルで、通常立ち入ることができないインド貴族の伝統の暮らしを体験します。





 近隣にある仏教の四大聖地のひとつサールナートでは、高等チベット学中央研究所を訪問し、チャムパ・サムテン教授による特別講義やチベット人学生との交流、そしてチベット式のお祈りを体験します。


 今回はセミナー形式のため、6人限定の少人数ツアーとなっています。全行程に通訳が入ります。

           詳  細



日程   2009年1月24日(土)~2月1日(日) 9日間

出発地 東京

旅行代金 290,000円+サーチャージ40,000円程度を予定

         (詳細は参加者に通知)

   (一人部屋使用の場合は40,000円追加)

目的地 インド(デリー、バナーラス)

航空会社 日本航空およびインド国内線

募集人数 6人

申し込み方法 メール にて受付

          (住所・氏名・telをお知らせください)

          折り返し詳細を案内後、前金を確認できた順に確定

申し込み締切 11月末



           行 程 表


1日目(1/23・土) 成田からデリーへ

           夕刻デリー国際空港着

           ワールドブッディストセンター泊


2日目(1/24・日) 朝空路バナーラスへ

           ホテル・ガンジスビュー着

           バナーラス泊


3日目(1/25・月) バナーラス滞在

           ゴールデン・テンプル、マニカルニカ・ガート

           などガンジス川沿いを視察

           夜はインド古典音楽鑑賞 バナーラス泊


4日目(1/26・火) バナーラス滞在

           インド占星術、シルク織物工場見学、

           アカラ(インド式武術)見学、古典音楽体験

           バナーラス泊


5日目(1/27・水) バナーラス滞在

           仏陀が始めて説法したサールナートの

           チベット大学にて、図書館長サムテン氏や

           学生と交流

           バナーラス泊


6日目(1/28・木) 夕刻、空路デリーへ

           ワールドブッディストセンター泊


7日目(1/29・金) デリー滞在

           世界を魅了したムガール王朝の栄華と

           イスラム文化を知る一日

           ワールドブッディストセンター泊


8日目(1/31・土) デリー市内視察

           夜空港へ

           機中泊


9日目(2/1・日) 朝成田到着


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2010-04-12 22:46:02

感情を解き放つマンダラ塗り絵

テーマ:ブログ





突然マンダラ塗り絵がやりたくなったので、ネットでダウンロードしてきました。


最近は書籍も発売されていますが、まずひとつ、ということで、ここからダウンロード してきました。


部屋のステレオで大祓詞を大きめの音響でかけながら、塗り絵を開始です。


大祓詞という場所(音)の力も相乗効果があったのか、エモーションがどんどん出てくるんですね。色や形と戯れるのは、普段目にすることの少ない情動に光を当てて浮かび上がらせる効果があると思います。


人は日ごろからさまざまな情動を感じ、ときには(もしかして多くの場合)抑圧して、ふたをして、目にしないようにして過ごしているのかもしれません。ときには夢の中でその情動を昇華させたりしているのかもしれません。


その情動---エモーション---に光を当てるためのツールとして、マンダラを描くというのは、ほんとうによくできたシステムだと思います。


踊りなどの身体表現や音楽演奏などはもちろんすばらしいのですが、表現のための技術や、そのためのスペースなどを考えるといつでもどこでもできるというわけにはいきません。


しかしこのマンダラ塗り絵なら、ほんとうに誰でもできるんですよね!


色を塗りながら、巡礼中の歩いていたときの思い出がどん、と浮かび上がってきました。


また、なぜ自分が図工が苦手だったのか、辛かったのか、ということについても理解ができました。学校の授業は罪ですね。すべて成績で評価されるので、成績が悪いと表現活動そのものに苦手意識が付きまとってしまいます。クラブで踊ったり、ヨガをやるようになって初めて「体を動かす」ということについての苦手意識が解き放たれ、純粋に体を使うことそのものを楽しむことができるようになったときのことも、思い出しました。わたしはとっても体育の成績が悪かったのですが、だからといって体を使うことまで苦手だと感じる必要はなかったのですよね。


今日は2次元的な表現に関する苦手意識から解き放たれたいい日となりました。


これから、「天竺花園」でのリトリートのメニューのひとつに、このマンダラ塗り絵を取り入れてもいいなあ、と思っています。きっといろんなことに気がついたり、自分の中にある光を当てられることのなかった感情が解き放たれたりする体験が、多くの人にやってくることと思います。


リトリート にいらっしゃる方で、マンダラ塗り絵がご希望の場合はその旨おっしゃってくださいね!




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