「菜の花」の動画を作ったので、
以前作った「薔薇(ラヴェルの墓)」と「百合」も楽譜をカットして動画を作ってみました。




高解像度楽譜はこちらです。




高解像度楽譜はこちらです。


楽譜を切り貼りして、秒数を合わせて切り替えるだけですので、
動画の知識ゼロの私でもなんとか作れますが、
1280×720のサイズだと4段か5段あたりが限界とも思えるので
弦楽四重奏や木管五重奏が丁度良い、
ピアノ五重奏は行けるか?といった感じです。


五線を見ずらくなるほど小さくしてもいいなら、
もっと行けそうですが…


上の2つとも修業時代の課題として書かされた曲なので
分類としては古い習作ですが、比較的出来がマシなほうだったので
六花のシリーズとして作ってみました…


私自身決してサボっている訳でも手を抜いている訳でもないのですが、
未だになかなか習作の域を出ないです。


最近は過去の大家の作品をよく研究し、
作品について考えを巡らすことをが多いのですが、
やればやるほど自分の未熟さが目に付いて、
まるきり自分は駄目で話にならないと思ってしまいます。


それでも進むのを止めるわけにも行かないので、
下手くそは下手くそなりに、例え一歩でも良いので
毎日努力を重ねて進んでいくしかないわけで
あとどれだけ寿命があるかわかりませんが、
死ぬまでに少しでもまともになれば…と思っています。


自分への戒めと記録を残すという意味では、
昔の作品を形にしておくのも意味がないわけではない思いますので、
もっと研鑽を積みたいと思います。


多分私はブツブツ言わずに黙って納得行くまで修行を積むのが
一番有意義で似合っていると最近思うようになりました。



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久々にピアノ曲を作ってみました。
現状未完成の「六花」というピアノ組曲の「菜の花」という曲です。



高解像度楽譜はこちらです。

仕事もあり、なかなか時間が取れなかったりしますが、
自分の曲で作りたい曲はたくさんあるので、ちまちま作っています。


百合、薔薇、菜の花まで完成して、
残りは木の花、松、竹で完成の予定です。


冒頭のレミファ#ソ~という8小節のフレーズは
私が生まれて初めて作ったメロディーだったりします。
ここだけちょっとポップな感じがしますが、
個人的に思い出深いフレーズなのでこのままにしてあります。


今回はFINAREで楽譜を作りつつ、
同時にDAWで音符を入力するという方法を取りましたが、
複雑な記譜法になると
どう考えても手書きで譜面を書いた方が速いものの、
どうせFINAREで浄書しなければいけないので、
手書きをやめてFINAREのみでやってみました。


個人的には譜面を手で書くのが一番速く、好きでもあるのですが、
手書きの譜面は自分の保存用以外に用途はありませんから、
ある意味では無駄になるとも言えます。


手で書くのと同じくらいFINAREで書ければ良いのですが、
記譜法が複雑になればなるほど、
FINAREの操作が面倒くさくなり、
かと言って手書き→浄書は手書きの工程が無駄手間にもなりますので、
どうしたら一番効率的かと悩んでいます。


一つ一つのパートの記譜法がそこまで発展的でない
室内楽やオーケストラは先にDAWでMIDIを作って後で
FINAREに流し込むのが一番楽ですが、
複雑な記譜になればなるほどMIDI流し込みの意味が薄れていくので、
一番効率的な方法を今後も探していきたいと思います。


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ボカロの新曲を作りました。



タイトル:罪という罪は在らじ

歌:初音ミク

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24784154
ニコニコ動画へのリンク

https://www.youtube.com/watch?v=fOeGFIz6W1Q&feature=youtu.be
Youtubeへのリンク


【歌詞】
罪にまみれた豊葦原の瑞穂の国くに
一度に咲く梅の花
松にも竹にも花咲き
煎り豆にさえも花が咲く  

安国やすくにに成り出でむあめ益人ますひとの罪
あめ八重雲やえくも吹き放ち
朝夕あさゆう御霧みきり吹き掃い
清められてく

大津辺おおつべ大船ふね押し放ち
彼方おちかた繁木しげき打ち掃い
のこる罪はらじ


人の罪と穢れのすべてを洗い流す
が清める
磐戸いわと開けて闇は去る

大海原わだはら瀬織津比売せおりつひめは罪を持出でなむ
八百会やほあい速秋津比売はやあきつひめ持可々もちかかみて
この世の罪を消し去ってゆく

気吹戸主いぶきどぬし根底ねそこの国に気吹いぶき放ちて
速佐須良比売はやさすらひめ持ち失いて
現身うつしみの身と心にも罪という罪はらじと
はらい清められる

/////////////////////////////


現在女性ボーカリストさんを探しています。
もし歌ってみたなどで歌って下さる方がいらっしゃれば、
ご連絡頂ければ嬉しいです。

歌入り音源を聴かせて頂いた上でご相談させて下さい。
歌う以外のミックスなど作業をこちらで行います。

動画師さんやイラストを描いて下さるかたも探しておりますので、
ニコニコ動画などで一緒に動画を作って下さる方は
もし宜しければご連絡下さい。

uyuu.jp/



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対位法を学ぶ方の多くが、
最後の方でフーガを書く勉強をすると思うのだが、
私の場合もご多分に漏れずそうだった。


どんな風に対位法を教わるかは先生次第だけれど
私の場合は最後の方で学習フーガを書かされた。


音源がSC-8820時代のもので
ちょっと音が古いのだが、
楽譜とともに世の中の勉強している方の
参考になればと思い
未熟な習作ではあるけれどアップロードしたい。

学習フーガ(習作)

譜面と参考音源はこちらからDL出来ます。


MP3はハード音源時代の昔の音源でちょっと聞き映えが悪いのだが、
(ブツっとノイズが入る箇所あり)
今更ブログのためだけに
現代のViennaなどのソフト音源に
差し替えるのも面倒臭いので、
譜面が作品本体でMP3は参考程度に聞いてもらえると嬉しいです。


当時ほかにもたくさんの対位法楽曲を書いたが、
フーガが一番面白かった。


ほかにもカノンや2声のインヴェンションや
3声のシンフォニア的なものや
バロック時代の舞曲(アルマンド、クーラント、サラバンド、ブレー、ジグetc…)や
ブランデンブルグ協奏曲のような室内楽も作った。


バロック的な楽曲はBGM系では
イメージとしてお城・お嬢様・お金持ちキャラetc‥なんかで
良く使われるので
技術習得の意味合いでも是非身に付けておきたい
スタイルの一つではある。


「対位法」と「バロック時代の様式」はイコールではないけれど、
独学で勉強なさっていて
対位法を勉強したいという方へのために
出来うる限りのアドバイスをしてみたい。


対位法は概ね以下の流れやっていくことをお勧めです。


まず何か一冊教科書的な対位法の書籍を購入し、
二声の全音符からスタートして、
三声も同じ流れで、転回可能やカノンを学びつつ課題を解いていく。


お勧めの本はいくつかあるけれど、
私が使ったのは「対位法(ノエル=ギャロン著)」だった。

対位法 ノエル=ギャロン (著), マルセル・ビッチュ (著),


上記の本は最初に規則がズラ~~と書いてあって
その後で「じゃあ2声からやってみろ」的な感じなので
独学者にとってあまり親切な書かれ方をしていない。
(譜例は凄い綺麗)


なので現代だったら
厳格対位法: ~パリ音楽院の方式による~が良いかも?と思う。


厳格対位法: ~パリ音楽院の方式による~山口 博史 (著)


内容的には「独学でという条件付きならこちらの方が
遥かに親切な書かれ方をしている。
以前書いた記事も参考にどうぞ)


対位法関連の書籍も今はよりどりみどりで
どれを選んだら良いのか迷ってしまうが、
畢竟、技術を身に付けることが出来れば何でもいいので
自分とフィーリングが合いそうな書籍を
立ち読みしつつ選べば良いと思う。


独学で学ぶには対位法はかなり厳しい分野ではあるが、
何もしないよりは遥かにマシなので、
どんどん課題を解いて自己添削するしかない。


チャンスがあれば誰か先生に例え1回でも
見てもらえると良いと思う。


そして厳格対位法を勉強していくと同時に
バッハのインベンションやシンフォニアやフーガを題材にして
分析も同時進行しながらやっていく。


特にバッハの器楽フーガとヘンデルの声楽フーガを
題材にどんどん分析して、
自分でも見よう見真似で二声、三声の自由曲や
フーガやカノンをひたすら作曲する。
(これが一番大事です)


どんな曲を分析したらいいの?という質問が来そうだが
オーソドックスにバッハならインベンションとシンフォニア、
平均律クラヴィーア曲集ⅠとⅡ、
フランス組曲、イギリス組曲、
音楽の捧げもの、フーガの技法辺りがお勧めだ。


声楽も良いけれど、分析するなら
鍵盤がとっつきやすいのではないかと思う。


ヘンデルは個人的には声楽が好きなので、
声楽がお勧めです。


興味があればバッハ以前の作曲家、
すなわちジョスカン・デ・プレマショーなど
誰でも良いので興味を湧いた作曲家にも取り組んでみる。


そして最初は真似でも良いので
分析して得た知識を元に作曲していく。


フーガに関しては冒頭のサンプルように
学習フーガというスタイルがあるが、
別に学習フーガに拘らなくても
バッハやヘンデルを参考にガンガン作曲すれば
それで良いと個人的には感じている。


概ね以下の3つを平行して進めていく。


①対位法の課題と添削
②アナリーゼ
③対位法楽曲の作曲


上記の3つを同時進行で進めて、
ひたすら頑張るしかない。


独学だとどうしても課題がちゃんと出来ているかわからないとか、
なんのためにこんな課題を解かなければいけないのかなどの
疑問にぶつかるかもしれないし、
分析も和声学に関して知識がないと分析そのものが
困難だったりするかもしれない。


分析がちゃんと出来ないから
曲も見よう見真似でなんとなく作っても
果たしてこれで良いのかと疑問に思うかもしれないが、
まず分析がちゃんと出来ないという方は
和声からやることをお勧めしたい。


バッハ、ヘンデル辺りの和声が難なく分析できるなら
後は声部書法の習得度の問題であり、
個人的に見てきた中では
対位法楽曲が作れない=分析ができない
という生徒さんが多い気がするので
何よりも分析出来るかどうか?を第一に考えてみる。



自力で分析すら出来ない曲、
つまり自分が見ても一体何をやっているのかわからない曲を
自分が作れるわけがない
ので、
まずはちゃんと分析して、その曲の和声などの
技術的な側面を把握出来るようになることをお勧めしたい。


料理で例えるなら
Aという料理をレストランで食べたときに
その料理の材料・調味料や調理方法がわかれば
見よう見真似で家に帰ってからも作ることが出来るはず。


けれど材料が何の肉か野菜かがわからない、
使われている調味料も塩か胡椒かわからない、
焼いているのか煮込んでいるのかもわからない、
「わけがわからないよ」
という感じでは手の付けようがない。


逆になんとなくでも、推測の範囲でもわかるなら
自分でも似たような料理を作れるはずだ。


これには各種食材や調味料、または調理方法に関する
予備知識が必要になる。


音楽で言い換えるなら
和声法などに関する予備知識があるかどうかだけれど、
大概意味がわかって、特徴さえ掴めればなんとかなるはず。



バッハやヘンデルの曲が一体どういう風に作られているのか
完全に分析出来て把握できるなら、
すなわちそれは作品を丸裸に出来るということなので、
芸人のモノマネのように相手の特徴を掴むことと同義であり、
そこまで出来たら後は努力次第で作れると思う。



見よう見真似で作る、というのはそういう意味で、
ちゃんと見れる=分析できるか?が最大のポイントとなると
個人的には感じている。


抽象的な言い方で申し訳ないが、
まずは分析できるようになり、
次にそれによって得た知識を活かして作曲する。
これを繰り返すことで段々と上手くなっていく。



対位法の修行で得ることのできる技術は
クラシックのみならずポピュラー音楽や
BGM的な曲作りでも大いに役立つので
勉強したい方は時間を掛けてじっくり頑張ってみて欲しい。


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修業時代に課題として書いたクラシックの声楽曲です。

水面みなもに揺れる三日月
http://uyuu.sakura.ne.jp/sample/op17minamo.zip
DLはこちら(楽譜とMP3です)


声楽パートはヴァイオリンに差し替えてあります。


昔作った曲がまだいくつかあるので、
いずれアップロードしたいのですが、
WAVEデータ+Finareの浄書楽譜が揃っているものは問題ないものの、
演奏データ(WAVE)データがなく手書きの楽譜しかないものや、
Finareの楽譜しかないものなど
(クラシックの曲でもWAVEしかないものもある)
色々あって手間が掛かりそうなので整理は
ボチボチやっていきたい。



この曲もWAVEデータがなかったので、
ソフト音源で簡単に作ってみました。


最近は全部パソコンでやるので
ほとんど手書きの譜面を書かなくなってしまったが、
あまり良くない傾向な気がする。


この曲は随分前(10年くらい前?)に作った曲だけれど、
海辺に映る三日月が波間にゆらゆら揺れるのを見ながら
作ったのをなんとなく覚えている。


最近はこういった芸術音楽としての曲をあまり書いていないので、
今後はもっとそちらに時間を使っていきたい。



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修業時代に課題として書いた2つのヴァイオリンつのための小曲です。
無伴奏ヴァイオリン同様にツィゴイネルワイゼンが好きだったので、
こちらもツィゴイネルワイゼン(ロマ風)になっています。
ソフト音源(ヴァイオリン)はSynfulを使っています。



2つのヴァイオリンのためのツィゴイネルワイゼン
http://uyuu.sakura.ne.jp/sample/violinduo.zip
DLはこちら(楽譜とMP3です)


ツィゴイネルワイゼンとは、「ジプシーの歌」という意味で、
(ジプシーという用語は近年差別用語になり、現在ではロマというらしいです)
サラサーテのツィゴイネルワイゼンやラヴェルのツィガイーヌ、
モンティーのチャルダッシュなどが同じく、
ロマ音楽に影響を受けて名曲を残しています。


ハンガリー音楽と混同されがちだが、
バルトークに言わせるとロマ音楽とハンガリー音楽は別物であり、
作曲上の技法の習得という点でも両者は異なっている。


民族的な要素の習得目的以外で
作曲を独学で学ばれている方にお勧めな練習法の1つが、
「取り組んだことのない編成」で曲を書くことだ。


色々な楽器の無伴奏を書いてみたり、
この曲のように2つのヴァイオリンや木管五重奏、
あるいはピアノ五重奏や八重奏など書いてみると勉強になる。


特に良く書かれている無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロを始め、
無伴奏のフルート(ドビュッシーのシンクラスのような)などもとてもためになる。


実際に前回紹介した無伴奏ヴァイオリンのような曲を書くためには
その楽器の特殊奏法や音域によるキャラクターなども勉強するようになるし、
技巧的にどのようなことが可能・不可能であるのか?を調べたり(出来れば楽器に触れて)、
過去の大家の名曲を分析したりすることに大いに意味があるので、
是非色々な無伴奏を書いてみて欲しい。


基本的に楽器の数が少ないほど個々の楽器の繊細さが目立つので、
(その究極系が無伴奏)
どの楽器で弾いても変わらないようなフレーズではなく、
「このフレーズはヴァイオリンだからこそ」「フルートだからこそ」のような
ものが望ましいし、そうでなければ学習という観点から無伴奏で書く意味は半減してしまう。


一つ一つの楽器の可能性を突き詰めるという点で
無伴奏は作曲家にとってとても良い課題になる。


次に今回のような2つの独奏楽器による曲もまた
別の角度からの勉強になる。


今回の2つのヴァイオリンのためのツィゴイネルワイゼンは
民族音楽風ということもあり、
片方が伴奏を担当するような部分もあるが、
ヴァイオリンやフルートのように旋律しか演奏できない2つの楽器で
作曲する場合は個々の楽器の特性を活かすと同時に
必然的に対位法的な能力が必要になる。
(ヴァイオリンはやや和音的な奏法も可能だが、ピアノのようにはいかない)


旋律と伴奏ではなく、旋律と旋律、しかも2声となると、
メロディー+和音伴奏とは全く別種の作曲技法が必要になり
どうしてもある程度の対位法的、和声法的な知識が必要になる。


これが無伴奏との違いであり、また大編成の曲とも異なる
少し特殊な難しさを持った曲になる理由だ。


無伴奏同様に楽器特有の奏法や音色を活かしつつ、
対位法的な要素を取り入れて書くための
色々な創意工夫にこの課題の意味がある。



ポピュラー音楽のように「メロディー+和音伴奏」というスタイルに
慣れきっているとこういった対位法的な曲は難しく感じるかもしれないが、
だからこそ訓練の意味があり、
こういった訓練で養われる対旋律を作る能力は
ポピュラー音楽を作る上でも大いに役に立つ。



これ以上の大きな編成、つまり三重奏曲以上は
様々な組み合わせが考えられ、
過去の大家に色々な興味深い編成がたくさんある。


バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1043)のような
バロック的な編成も良いし、
ドビュッシーのフルート、ヴィオラとハープのためのソナタのような
やや特殊な編成も興味深い。



四重奏なら最もスタンダードな弦楽四重奏はもちろん、
メシアンの世の終わりのための四重奏曲のような
ちょっと変わった編成も面白い。


いずれにしてもまずは一つ一つの楽器のことをしっかりと学び、
そして日頃学んだ和声法や対位法を活かして実際の作品を書くという訓練を行い、
さらに過去の多くの大家たちの名曲をアナリーゼして、
自分の技法に吸収していくという点に意味がある。


最初から名曲を書こう!のようにあまり気張らずに
とにかく勉強のつもりでたくさんの曲を分析し、
(なんとなればパクリでも構わない、なぜなら学習の一環だから)
普段自分が使わないような作曲上のテクニックを研究したり、
自分に欠けていると感じる知識や技術を身に付けるための一連の訓練の過程として
書くと良いと思う。


大変かもしれないけれど、
そうやって一つ一つ積み上げていった技術や経験は
いつか必ず役に立つ。
経験だけが真の財産であり、本当の自分の助けになるものだからだ。


ある意味、大編成のオーケストラを書くよりも難しいので、
是非作曲を勉強なさっている方には取り組んでみて欲しい。




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昔作った無伴奏ヴァイオリンのための曲です。


サラサーテのツィゴイネルワゼンが好きだったので、
修業時代の無伴奏ヴァイオリン課題のために作ったもので、
ソフト音源(ヴァイオリン)はSynfulを使っています。


無伴奏ヴァイオリンのためのツィゴイネルワイゼン
http://uyuu.sakura.ne.jp/sample/solo_vn.zip
DLはこちら(楽譜とMP3です)

無伴奏を書くコツや学習上のメリットは
その楽器の特性、音域、特殊奏法を勉強できることにある。

例えばこの無伴奏ヴァイオリン曲で使われているテクニックの幾つかを
簡単に見てみたい。

押弦と解放弦をした利用フレーズやハーモニクス奏法の使用。


ポルタメントの使用


ヴァイオリンの重音奏法の使用。


二重ハーモニクスの使用。


解放弦を利用した他声部構造。


ピチカートとバルトークピチカートの使用。



無伴奏ヴァイオリンだからといってただメロディーをひたすら
弾き続けるのではなく、
上のいくつかの例を見てわかるとおり
「ヴァイオリンの特性や構造」を活かしたフレーズを
書けるようになることが学習の最大の目的となる。



楽器によっては音域で大きくキャラクターが違うし、
様々ば特殊奏法があるので、
それらを勉強し、使えるようになれば、
以後の自分の作曲に大きく関わってくるはずだ。



この楽器ならでは、というフレーズを書いたり、
そのフレーズを担当させるに相応しい楽器を選択できるようになることは
良い編曲を行うための必須条件なので、
是非色々な無伴奏に挑戦して欲しい。


多くのことを身に付ければ、
その後の編曲のやり方も少なからず変わってくるはずだ。



ピアノ曲、室内楽、オーケストラ曲に比べると数は少ないが、
古くはバッハの無伴奏チェロやヴァイオリンにスタートし、
新しいものであればドビュッシーのシンクラスやイベールやバルトークの
無伴奏ヴァイオリンなど探せば過去の大家の素晴らしい作品もあるので
色々の曲をアナリーゼすると良いと思う。


ある意味、大編成の曲を書くよりも難しい部分があるが、
だからこそ勉強になる部分でもあり、
現在作曲の勉強をなさっている方は
是非色々なスタイルの無伴奏楽曲に挑戦してみて欲しい。



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(初心者向けの作曲導入本です)

ボーカロイド(初音ミク)の新曲です。
良かったら聴いて下さい。

【ごはんのうた】

画面サイズがおかしい方はこちらのリンクからどうぞ!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21843095?mypage_nicorepo

【備考】初音ミク3作目です。
(やっとボカロに慣れてきた感じです)

【歌詞】

お米★大豆☆麦♪粟△小豆
全部おいしく食べよ☆彡

お米を食べると
勇気が湧いてくるんだ ホントさ(食べてね☆)

野菜を食べると優しい心が育つんだよ
食べ物は大事

お肉を食べると優しさが減る
魚を食べると知恵が付くんだ~

五穀野菜をおいしく食べよう
お米が一番ヘルシー
消化にいいよ しっかり噛んでね
さあ!おいしく食べよ☆

食べ過ぎるのは体に悪いよ
お腹は8分目がイイ~
「まだ食べられる」くらいで止めよう 
健康の秘訣なんだよ☆


お芋★大根☆葱♪茄子△トマト
牛蒡☆みんなで食べよ☆彡
ご飯を慎むと運がグングン良くなるんだホントさ
(試してね☆)

麦を食べてばかりだと陰気になりがちになるから
お米を食べよう

悪い食べ物を悪く食べると
不運と貧乏のフェスティバルだよ

だからご飯は8分目がいい
昔の人は言いました
体だけじゃない心の材料
病気も良くなるよ☆

ごはんは僕らの人生を左右するほど大事

興味があればネットで調べてね☆
さあ!ググッってみよう!

////////////////////////////////////

ボカロ通算4曲目、初音でミク3曲、IAで1曲だけど、
やっとボカロの扱い方に慣れてきました。

ボカロの良いところ、悪いところ、扱い方、人間との違いなど、
やっとわかってきた。


とりあえず10曲くらいは練習で作ってみようと思っているので、
取り組んだことのない曲調をあと6曲くらい作ってみたい。


随分前に作った管弦楽曲です。


編成は以下の通りです。

3 flûtes
2 Hautbois
1 Cor anglais
2 Clarinettes  Si♭
2 basson
4 Cor en Fa
Timbares
Cymbale (pettit
2 Harpes
1er er Violons (16 )
2nd Violons  (14 )
Altos (14 )
Violoncelle (10 )
Contrebasses (8 )

演奏時間約11分。




DLはこちら。


フォルダ内に楽譜と解説文とMP3が入っています。
この曲を作曲した当時はまだソフト音源がないほとんど時代で、
OSはWIn98SEや2000を使っていた。
(音源=ハードという時代でした)


RolandのSC-8820という古い音源で作ってあるので、
今持っているviennaなどの最新のソフト音源と比べると非常に聴き劣りするのだが、
こんな何年も前の古い曲をいまさらViennaに移し替える気力はない。



演奏時間も11分と長いし、
編成もやや大きく、Divisiも多いのでずっとこのままの予定。
もしやるとしたら何週間も掛かりそうな大仕事になってしまうので
多分一生移し替え作業は行わないと思う。



むしろSC-8820での音源は楽譜の確認のために作ったようなもので、
メインは楽譜の方だと思っている。


作曲することももちろん大変だったけれど、
楽譜を浄書するのに物凄く手間が掛かった記憶がある。


今この曲の楽譜を読んでいると、この頃は幼かった…、と思ってしまう。
Viennaに移し替えれば聴き映えは良くなるかもしれないが、
それは音源が良くなっただけで
和声や管弦楽法が変わるわけではない。



私が拙いと感じているのはパソコンや音源の性能ではなく、
楽譜だけを見て把握できる、純粋な私個人の技量の問題だ。
(若い頃に作った曲なんてそんなものかもしれない)


どんないい音源使っても結局作曲するのは人間なのだから、
人間側がいい曲を書けるように頑張らないといけない。
特にクラシックはそれが顕著だ。



この頃はほとんど毎日楽譜を書いていたが、
最近は楽譜をめっきり書かなくなったので、
今書けと言われたら昔ほど書けないかもしれない。


ただでさえ楽譜が書けないのに、
余計に書けなくなってしまっていそうだが、
今はもうパソコンで直接MIDI入力→楽譜ソフトみたいな流れで、
手で書くという行為をしている人は私に限らず少ない気がする。


パソコンがあまりにも便利なので、
ついつい頼ってしまいがちだが、
個人的には楽譜を書くという行為そのものが大好きで、
昔は専用の鉛筆やシャーペンや定規など色々集めていた。



0.3と0.5と0.8のシャーペンを使い分けて丁寧に書き分けたり、
鉛筆だけで書いたり、
本格的にGペンとインクで浄書したりしたりと色々やったけれど、
「書く」という行為は作曲において結構大切な気がする。



MIDIデータをパソコンに入力するのは大変楽で結構なのだが、
なんというか味気ない気がするし、
1つ1つのフレーズや音符が軽い気がしてしまう。



昔の人はみんな手で書いたわけで、
パソコンに入力するなんてここ10年くらいの話なのだから、
今でもたまに手書きの譜面が書きたくなる。


私は作曲家の直筆譜が大好きで
バッハやベートーヴェンやドビュッシーの手書きの譜面の切れっぱしが
作曲家の伝記や音楽の友のような雑誌に載っているのを、
コピーしてスクラップにして集めていた。


直筆譜からは作曲家の息遣い?みたいなものが感じられて大好きだったので、
今でも金銭的に余裕があれば、
バッハ、ベートーヴェン、ドビュシーあたりのファクシミリ版のスコアは欲しいと思っている。


バッハは几帳面で倹約家、ベートーヴェンは強引で頑固、
ドビュッシーは繊細で神経質な人間だということが
楽譜を見れば伝わってくる。


ブラームスは哲学的な深い思索の跡が感じられるし、
モーツァルトとシュ-ベルトは筆に迷いの跡がなく、
ひらめきが楽譜へダイレクトに伝わっている書き方だ。
(この二人はて筆使いに迷いがないのがすごいと思った)


バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、
リスト、シューマン、シベリウス、ドヴォルザーク、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、
シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン、メシアン、ミヨー、武満徹etc…
みんな個性があって見ていて飽きない。


陽気な人、陰気な人、几帳面な人、雑な人、天才肌の人、努力家の人、神経質な人、
色々な作曲家がいて曲そのものにももちろん興味があるけれど、
どんな人がその曲を書いたのだろうかと昔はよく考えたものだ。



バッハにもドビュッシーにも会うことは出来ないけれど、
せめてもの慰みに彼らの手によって直接書かれた楽譜を見るときに、
味気ない印刷された譜面では感じられなかった一人の人間としての
作曲家が感じられるのが好きだった。


だから今でも作曲家の作品=音楽CDやMP3ではなく、
譜面だと思っている部分がある。


ロックやジャズではCD音源が作品だけれど、
クラシック音楽は録音技術が確立する遥か昔からあるわけで、
演奏される音楽のみならず、
作曲家が直接書いた譜面もまた1つの作品のように私は感じている。


それに楽譜を書いていると、いかにも作曲している感じがして気分もいい。
DAWに入力するのはなんというか、味気なく、
1つ1つの音符に重みや価値があまり感じられない。


本当に些細なことだけれど、
案外楽譜を書かなくなったことで効率化された反面、
失ったものがあるような気がする。



久々の自作発表。 
12音技法で書かれたピアノ曲です。
(これも修業時代の終わりに書いた記憶が…)


12音技法そのものは結構有名な書法なのでご存知の方も多いと思うのだが、
クラシックにおける様々な作曲技法を習得する上で非常に重要な技法になっている。


ゲームとかアニメなどの劇伴音楽でも当たり前のように登場する作曲技法なので
私自身もたくさん仕事で書いている。


まだ取り組んだことがないけれど、
ご興味がおありの方は是非一度取り組んでみて欲しい。
(こういう技法が作曲にはたくさんある)


楽譜(下に高解像度版のリンクがあります。)

【MP3】
「百合(Lily) ピアノ組曲「六花」より 」 
http://uyuu.sakura.ne.jp/sample/mp3_op23_lily.zip 
MP3はこちらからDLできます。


【楽譜】「百合(Lily) ピアノ組曲「六花」より 」
http://uyuu.sakura.ne.jp/sample/op23_lily.zip
↑楽譜もあります。良かったら楽譜を見ながら聴いてみてください。
(楽譜にミスがあったらメールで指摘してくれると嬉しいです)



興味がある方は高解像の楽譜PDFをDLしてよく見て欲しいのだが、
「楽譜が非常に複雑」だとは思わないだろうか?


少なくともロックやポップスで書かれるような書き方では全くない。


クラシックの現代音楽にはたくさんの特徴があるが、
その1つとして作曲家が音楽そのものよりも
「楽譜に興味を持った」ということがあげられる。


音楽そのもののありとあらゆる可能性は
ロマン後期から近代の終わりにかけて掘りつくされてしまったので、
作曲家たちは今度は楽譜に興味を持ち始めたのだ。


クラシック音楽において、音楽の可能性を極めつくした一例として、
ジョン・ケージ4分33秒が有名だが、
音楽の歴史を勉強するとこうなるのも頷ける。


そこまで到達する前にも色々な紆余曲折があったのだが、
今回は12音技法に焦点を絞って書いてみたい。


12音技法は20世紀初頭にスクリャービン、シェーンベルク、ドビュッシーの3人を筆頭に
三者三様の手法で切り開かれた無調性音楽の技法の1つだが、
クラシックの現代音楽ではもっともポピュラーなものの1つとなっている。


調性音楽(ポップスやジャズにおけるキーという概念がある音楽)の可能性は
バロック、古典派、ロマン派と栄華を極めてきたけれど、
結局音楽というのは12種類の音の組み合わせで作るものであって、
数学的に限界がある。


音の高さ、音の強さ(大きさ)、音色など色々な要素があるものの、
音の種類として素材が12種類しかないというのは音楽芸術にとっては致命的で、
これらをひたすら組み合わせ作曲していればいつかは限界がくる。



最近の日本でも昔ヒットした曲を今のアーティストが歌い直している音源が
たくさんリリースされているが、あれはなぜかわかるだろうか?


もちろん新曲も出ているけれど、
昔は過去曲の焼き直しなんてほとんどなかったのに、
最近は焼き直しが非常に多い。


それは単純にネタ切れだからというのも一つの原因と言える。


結局は12種類しか素材がないので、
組み合わせていくうちに限界が生まれてきてしまうのだ。
「どの曲を聞いてもなんか同じように聴こえる…」という現象が起こってしまう。


クラシックの世界ではそれが100年以上前に起きているのだが、
(その出来事が遅れてほかのジャンルに転写される)
当時の作曲家たちがその問題を乗り越えるためにとった方法が
調性(キー)を飛び越えて作曲するというものだった。



ほかにも微分音を始めとして実に多種多様な試みがあったが、
ヴィシネグラツキーが有名)
たまにクラシックの楽譜で見かけるくらいで 
ポピュラーな技法としては確率されているとは言い難い。



12音技法はシェーンベルクが確立した作曲技法だが、
12個の音をすべて平等に扱うというルールに基づいて作曲する技法で
これが次の100年間の音楽世界に深く浸透した。



 

百合の音列。12の音を均等に用いるため音列を作る(これはちょっと特殊で11音音列)。



ただ音列を作るだけならコンピュータープログラムでも可能なのだが、
音楽素材として優れた音列を作り、
それを十二分に展開していくことが作曲家の仕事となる。

(ちなみに百合は11音音列で作っている)


個人的にはウェーベルンが大好きで
数学的に凝縮された理知的な音楽はとても興味深い。


この音列をカノンやフーガを用いて対位法的に扱ったり、
お馴染みの逆行・反行・拡大・縮小を用いたり、
トータル・セリエリズムと呼ばれる音価や音量や音色にも応用した技法もある。


メシアンの論文で「わが音楽語法」というのがあるので、
高度な作曲技法に興味があれば是非読んでみて欲しいのだが、
(書籍化されています)
こういった技法がさらに進歩した一例をメシアンにみることが出来る。



私自身も色々と勉強してたくさん作曲したが、
この手の曲はハーモニー以外のポイントに如何に工夫するか?が
非常に重要になる。




楽譜の書き方に工夫している1

例えば上の楽譜は百合の一部を切り抜いたものだけれど、
上の赤い丸はクレッシェンドに休符があるし、
下の紫の〇は連衡の書き方が前から余韻が現れるのをイメージして
このような書き方になっている。



楽譜の書き方に工夫している2
ピアノの二段譜だけれど、多声的な書法になっている。

ピアノのハーモニクス奏法

あるいはピアノハーモニクス奏法を使ったり、
リズムや音高に工夫を凝らしたり、
私の場合は色聴なので、その要素を組み込んだりして、
ハーモニー以外の音楽的要素に作曲家の腕の見せ所があり、
音楽の美しさがある。
(こういう工夫がたくさんしてあります)


12音技法で作る以上ハーモニー的な要素は似たり寄ったりになるので
(ドミソレファラみたいな音列は別です)
それ以外の要素に工夫する技術がないと作曲すること自体が難しい。



テクノ音楽でもハーモニーの要素においてコード1つで出来ているような楽曲があるが、
ある意味それと似ているかもしれない。


普段ポップスやロックやジャズなどのコード進行がある曲を書いている人に
「コード1つでテクノ作ってみて」というと突然まともに作曲が出来なくなる人がいるが、
それは音楽と音の「リズム」「メロディー」「ハーモニー」「音色」「音量」「音高」の6要素のうち
「ハーモニー」に頼りすぎているので、
それに頼れなくなると途端に作曲のクオリティーが下がることがある。



ワンコードのテクノと12音技法はハーモニー(コード進行)が作曲において、
全く重要でないという点において似ているが、
ハーモニーにベッタリ頼り切っている作曲家は
言い換えればほかの5つの要素を軽んじているということであり、
リズムやメロディーや音色や音量や音高に十分に工夫しているとは言い難い。



もししているのであればワンコードのテクノも12音技法の曲も
ルールやシンセの使い方などの基本がわかっていれば
スラスラ書けるはずなのだ。



なんでもそうだが偏っているというのはあまりよくない。
両足があるのに、右足にだけ体重を掛けて立つような立ち方はあまり
良いとは言えない。



12音技法を習得するメリットとしては
純粋にクラシック音楽の勉強という以外に、
劇版音楽における重要な技法の習得があるが、
それ以上にハーモニーに頼り切った作曲家にそのことを認識させ、
残りの5つの要素を工夫することに力を入れることで
作曲家としての全体的なレベルアップを図るというメリットがある。



現代だったらこれにミックステクニックやエフェクトの知識などが入るのだが、
メロディーやコード進行がいくら良くてもそれだけでは不十分なのだ。



それだけでは良い曲とは評価してもらえない時代になりつつある。

音楽=リズム・メロディー・ハーモニー、たしかにそうなのだけれど、
それだけでは足りない。



音楽=リズム・メロディー・ハーモニーと思っていても
ハーモニーにベッタリな人はリズムとメロディー(特にリズム)に対して
真摯に研究するだけでかなり作曲のレベルが上がるはず。


それだけではまだ足りないが、
足掛かりとして12音技法という作曲法は単に技法を超えたものを
作曲家に与えてくれるので、真剣に作曲を志しているならば是非取り組んでみてほしい。



コードとメロディーとアレンジだけが音楽の要素だと考え、
ポップス的な曲しか作らない人なら不要かもしれないが、
あらゆるジャンルを作れるようになるためには必須のテクニックなので
興味があれば頑張ってみて下さい。


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