作曲基礎理論の改訂をさせて頂きました。

 

いくつかの誤字脱字、画像のミスの修正と「Chapter 27 作曲理論に関する補遺」に「オスティナート」「エオリアの7」「反復進行」「偶成和音」が加えられています。

 

 

DLsite様などで登録ユーザーとしてご購入下さった方は再ダウンロードして頂けますが、ゲストユーザーなどで再ダウンロードが出来ない状態の方は書籍に最後にあるメールアドレスに「あとがき」の部分をコピー&ペーストして下さいましたら、個人的にWEB経由でお送り致します。

 

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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PSP preQursorがver.2になったのでダウンロードしてみました。既存のユーザーには無償で提供されます。

 

公式ページはこちら

 

はるか昔に買ったときはsQuadというセット売りだったのですが、今は個別バラ売りしているようです。

 

開発元のPSPaudiowareはショパンの国であるポーランドのメーカーでGUIはちょっとオモチャっぽいので好き嫌いが分かれるところですが、私は結構好きだったりします。

 

 

 

 

ちなみにPSPの会社があるのはワルシャワのすぐ南にあるピアセチュノという町で、ワルシャワは大都会ですが、そこから少し離れた郊外の町という感じです(町並みはGoogleMapでも見られます)。

 

PSPとショパンは関係ありませんが、早速使ってみた感想を書いてみたいと思います。

 

 

・アナログプリアンプのシミュレート

 

ver.2になってアナログプリアンプのシミュレートが付いたのが変更点の1つです。

 

アナログスイッチOFF

 

歪みのないクリーンなイコライジングをしたい時はアナログスイッチをOFFにしておきます。

 

アナログスイッチONで倍音付加

 

アナログスイッチONでフィルターが掛かる

 

 

アナログスイッチをONにすると倍音付加と100HzあたりからHPFフィルターが掛かります。ハイエンドも多少カットされています。

 

 

説明書にはアナログプリアンプを模した倍音付加とフィルターが掛かると書いてありますが、結構倍音が出ていて思い切り掛けると良い感じに歪みます。

 

±15の範囲で可変ですので少しだけ、または思い切り汚すことが出来ますが、歪み方はどちらかというと真空管のように偶数・奇数関係なく出ており音はかなり立ちます。単なるイコライザーというよりはプリアンプ&イコライザーという感じです。位相反転スイッチも付いています。

 

・MS処理が出来るようになりました。

MS処理でも使えます。

 

 

 

よくMS処理でミックスでもマスタリングでもMSのSのローだけをカットすることがありますが、Sの箇所にスライダーを合わせればお手軽にS成分だけのローをカットすることが出来るので、ローエンドの不要なステレオ感をコントロール出来ます。このスイッチはEQ全体に掛かるので特にミックスでのMSコントロールに活用出来そうです。

M成分とS成分に別の設定を1つEQで行うことは出来ず、S成分をイコライジングしたいときはM成分をイコライジングすることは出来ません。

 

・グライコのような4バンドEQ+HPF

 

肝心のイコライザーとしての性能は幾分かトーンコントローラー的な色合いを残していて、自由自在というわけではありませんが、上の画像のようによくミックスで行うハイを伸ばして、不必要に溜まりがちなミッドを削るようなイコライジングは可能であり、使った印象としてはミックスでよく使う美味しいポイントに絞っているように思えます。

 

 

HPF:OFF~250

LF:30 Hz, 60 Hz, or 120 Hz

LMF:200 Hz, 350 Hz, 500 Hz, or 900 Hz

HMF:1500 Hz, 2500 Hz, 4300 Hz, or 7200 Hz

HF:10 kHz, 16 kHz, or 25 kHz.

 

 

HPF+4バンドのイコライザーですが、選べるポイントは各バンドにつき3~4種類だけで自由周波数を設定出来るのはHPFだけです。

 

美味しいところは押さえてあるのでこれはこれでOKですが、ローもハイもシェルビングには出来ず、すべてピークディップであり、Q幅もボタンのONとOFFで2段階のみの可変です。あまり自由度は高くなくヴィンテージ系のイコライザーといった感じです。

 

 

ヴィンテージイコライザー風なのですが、元になっているモデルはよくわからずPSPのオリジナル設計なのかもしれません。一応アコースティック楽器用のイコライザーという触れ込みですが、極端なセッティングでなければほかにも色々使えそうです。

 

・サチュレーション機能付き

 

最終的なアウトプットと共にサチュレーション機能も付いていて、奇数倍音が付加されるテープシミュレーターのように汚すことも出来ます。プリアンプのシミュレーターと合わせ得て使えば、かなり汚すことも出来ます。

 

 

・グループ機能付き

ほかのEQとまとめて連動できるグループ機能付きです。

 

私はあまりこういうのは使いませんが、大量にインサートしてグループ化すれば、DAWのフェーダーのグループ化みたいな感じでEQすることが出来そうです。

 

 

・旧バージョンとの比較

旧バージョンと比べると、MS処理が可能になったこと、プリアンプ機能が付いたこと、位相反転スイッチが付いたこと、GUIがカッコ良くなってオモチャっぽさが減ったこと、などがありますが、今風に使えるイコライザーとしてバージョンアップした感じです。

 

 

世の中にプラグインメーカーは山ほどありますが、かなり昔にVintage Warmerで有名になったものの、日本ではPSPはあまり知られているメーカーではなく、フックアップさんが日本代理店だった時期もあったようですが、今は撤退しているようです。

 

 

個人的にはわりと好きなので、今後も貴重なポーランドのメーカーとして頑張って欲しいところです。

 

最後までお読み頂き有り難う御座いました。

 

 



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DMG  AudioのEQuilibriumを随分前に購入したのですが、当時あまりのイコライザーの効きの良さに感動したのを覚えています。

 

 

プラグインイコライザーで感動したのはこれで2度目ですが、思うに現時点におけるデジタルイコライザーの決定版とも言って良いほど私にとっては素晴らしい出来で、これがあればもうデジタルイコライザーは当分要らないと感じています。

 

 

dmg

特に効果を発揮するのがブースト量が増えた時で、かなりがっつりブーストしても全然行けるじゃんと思えるのがEQuilibriumのすごい所です。

 

正直色々あり過ぎて、プラグイン業界は飽和状態になってるような気がしますが、アウトボードのアナログEQを別とすればこれは特に気に入っています。

中川統雄様のみみにっきというブログでかなりEQuilibriumについて色々書かれていますので、面白そうだなぁと思われた方は参考になるかと思います。

 

 

良くも悪くも音が崩れないので、あるトラックでイコライジングをかなり行いたいけれど、崩したくない時のEQとしては手持ちの中では一番良く出来ているように感じています。

 

 

DMG Audioはワンマンカンパニーらしく DTM業界ではもはや一般的な○○%OFFみたいなセール販売なども私が知る限りほとんどやっていないみたいなので、特売セールに慣れている感覚からすると£174.99(ポンド)という価格はEQ一つとしてはやや高額な部類に入るかもしれませんが、そのぶん音は素晴らしいです。

 

 

買うだけ買って、結局使うことがなくなってしまうプラグインが結構ある一方でEQuilibriumはデジタルEQが欲しいという時にほとんど必ず出番があります。

 

圧倒的に音色が崩れない、アナライザー付き、MS処理が出来るetc…など便利な点がたくさんありますが、EQそのものの設定をかなり弄れるのが特徴です。

 

 

 

eq2

 

 

カスタマイズ出来る部分がたくさんあり、IIR(Infinite impulse response無限インパルス応答)、FIR(Finite Impulse Response(有限インパルス応答)の選択から始まり、デジタル信号処理の専門用語が出てくるため、正直完璧に理解出来ません。

 

 

イコライザーは音波をフーリエ変換して行う原理ということくらいは知っていますが、通常プログラマが弄る所までユーザーが設定出来るようになっています。

 

 

CPUパワーが少ない環境で作業なさっている方でもCPU使用率によるEQのクオリティーまで設定出来るので、ミックスでたくさん挿すときは軽めに、マスタリングではフルパワーで、のように使い分けることも出来ます。

 

 

GUIやアナライザーの詳細な設定もかなりカスタマイズ出来るので、慣れたらこれが一番良いと思えるかもしれません。

 

 

eq3

 

EQポイントを好きなように追加出来るタイプですが、PEAK、HPF、LPF,SHELFなどには見慣れた4kg(SSL4000G)、110(ISA110)、550(API550)、Pultecなどの設定を選ぶことが出来て、自分好みのEQをざっくり作っていけるタイプです。

 

 

ハイシェルビングはSSLが良いとか、ローのブーストはPultecが良いとか、中域のカットはAPI550が良いかと、自分好みで使っていけます。

 

 

04

 

 

使い始めた当初は色々出来るから結構動作は思いのかな?と思ったのですが、意外と軽くうちのcore i7980XXという型遅れのCPUでも上記の設定で相当挿せます。

 

 

もちろんご自身のパソコンのCPUや同時に使っているVSTたその他のプラグインの種類・数にもよりますが、ご興味をお持ちの方は体験版があるので使ってお試しになると良いかと思います。

 

 

普通に使うだけでも十分効果的ですが、普通の一般的なイコライザープラグインと違い設定を追い込めば追い込むほど、それに応えてくれるというある意味で上級者向けのイコライザーという感じです。

 

 

実務では多種多様な用途があるのでこれ以外使わないというわけではありませんが、プラグインイコライザーで1個だけ選べと言われたらEQuilibriumがかなり多機能且つ高品位なので、これをお勧めしたいです。

 

 

最後までお読み下さって有り難う御座いました。

 


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DTMマスタリングのやり方(改訂中)

DTMミキシングのやり方

 

 

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7~8年くらい前だと思うのですが、ABBEY ROADから出ていた「TG12413 Limiter」「EMI TG Mastering Pack」というプラグインがありました。

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TG12413 Limiter

 

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EMI TG12412

 

当時はまだWIN XPで、32bit環境で普通に使っていたのですが、64bit環境やAAXへ移行する時代になった時に大棚のABEEY ROADスタジオが経営難になって買収されたこともあり、事実上のディスコンとなってしまいました。日本ではMedia Integrationさんが代理店だったのですが、日本での取り扱いはなくなってしまいました。

 

TG12413 Limiter、TG Mastering Pack、RS124 Compressorについて今後のバージョンアップはありません。また、64bit、AAXへの対応もありません。

Media Integrationさん公式より

 

TG12413 Limiter、EMI TG Mastering Pack、RS124、も使っていたものの、そんなわけで結局は使えなくなってしまい残念に思っていたのですが、最近UADとapolloで使えるこの2つと同じABEEY ROAD系統のプラグインが新しく出たので、まずはイコライザーの方だけ購入してみました。コンプの方は迷っています(値段が高いので…)。

 

01

Chandler Limited Zener Limiter

 

01

Chandler Limited Curve Bender

 

Zener Limiterはまだ体験版を試しただけですが、どちらも復刻版として実機があります。プラグインとして旧ABEEY ROAD版と現UAD版を開発していたのはSoftubeらしいので昔使っていたABEEY ROAD時代のプラグインの代わりというわけではないですが、久しぶりにABEEY ROAD版のEMI TG12412の代わりとして活用しています(作りはちょっと違いますが…同じTG系ということで)。

 

chandler-limited-emi-tg12413-zener-limiter-1126369

Zener Limiter実機

 

curvebender-large

Curve Bender実機

 

見た目もなんか強そうです。UAD-2のEQはオーバーサンプリング技術やモデリング技術の高さからAPIやNEVEを始めとして全然崩れないというか、アナログらしさを持ちつつも非常に綺麗にイコライジング出来ますが、Curve Benderも相当綺麗です。

 

Curve Benderは1コアに付き30.3%とややDSP負荷はやや高めで、実機の方はマスタリング用となっており、UAのサイトでもマスタリングのカテゴリーにありますが、ミックスでも使っています。

 

EQやコンプは実機の場合はノッチ式(周波数やゲインがステップするカチカチ)タイプじゃないとステレオで使うときにちょっと嫌なのですが、プラグインの場合はステレオでもLRのツマミがノッチ式でなくても困ることはありません。にも関わらずCurve Benderはノッチ式になっており、マスタリング用途であることを感じさせます。

 

主観的な表現で申し訳ないのですが、高級EQにあるようなブーストしてもあんまりブーストした感じがしないのに、ちゃんと綺麗に持ち上がっている、つまり全然音が崩れずに、綺麗なままであり、無茶しなけば加工後も最初からそういう音だったかのように感じさせる自然さがあるというマスタリング向きな感じです。

 

マスタリングでゴテゴテ弄るのは嫌いなのですが、BGMでたくさんご依頼を頂いたときにどうしても曲数が増えてくると各曲の印象がどうしても揃わない時など調整のためにCurve Benderを使うようになりました。

 

見た目も綺麗ですし、音も気に入っています。32bit時代の「EMI TG Mastering Pack」はこんな音じゃなかった気がしますが(7~8年前なのでよく覚えていません)、UAD-2の比較的新しいプラグインということもあり、今後も色々なところで出番がありそうです。

 

 

cb02

シェルビングで20kHzを3dBブースト

 

ハイをちょっと足そうとする時に、20kHzからシェルビングしても実際はグラフを見る限り2kHz辺りからシェルビングがスタートしています。聞いたままやればいいので別にグラフを見る必要もないと言えばないのですが、この手のアナログモデリングタイプはパラメーター数値と実際の変化の数値が違うということがよくあるので、一応は見ておくと参考にはなります。

 

 

cb03 ×1.5のスイッチ

 

ゲインは±5dBが基本でQはありませんので細かい作業は苦手です。5dbだとちょっと足りないときは△ ×1.5のスイッチを使うと3倍量のゲインが可能ですし、4バンドEQ+フィルターで計51箇所のEQポイントがありますので、Qがないこと以外はかなり汎用的と言えます。

 

 

cb04

フィルターはかなりヌルいです。

 

旧ABBEY ROAD時代のTG12414もそうでしたが、フィルターがかなりヌルく昨今のデジタルプラグインの-48dB/octや直角に切れるようなHPF、LPFが欲しいときには使えません。良くも悪くもマスタリング用で大味なイコライジングが出来る感じでしょうか。小回りの良さならデジタルEQには絶対に叶わないので、Curve Benderはミックスでは使いどころがマッチして、音が気に入れば出番があるという感じです。

 

cb05

アナログEQなので、ハーモニックディストーションもあります。

 

ほかのアナログEQがそうであるように、Curve Benderにもハーモニックディストーションがあります。通すだけで少し音が変わるのはアナログEQの宿命というか、売りというか、人にによって、ジャンルによって、トラックによって、目的によって、好みが分かれますが、音質の良さならハイレート処理の外部DSPに文句はないので、個人的には好きです。

 

マスタリングのEQは実機の高級機がベストではあると個人的には思うのですが、基本的にかなり高額ですし、そうそうみんながみんな持てるわけではありません。出来るだけ自分の好みやニーズにあったプラグインを見つけるというのが現実的な落としどころだと思うのですが、妥協点を少しでも高めるために、色々と試していく中で自分なりの方法を探していくのがみなさんがやってらっしゃることだと思います。

 

SSL、NEVE、APIなど色々ありますが、個人的にはTG系が結構好きなので今後も活用していきたいと思います。

 

 

 



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DTMマスタリングのやり方(改訂中)

DTMミキシングのやり方

最後までお読み頂き有り難う御座いました。

 


BGMを作るときに、一般的なよく知られたエフェクト、
つまりディストーション、コーラス、ディレイ、フランジャーなど
ギターのコンパクトエフェクターにあるようなものではなく、
もっと飛び道具的で劇的なエフェクターが欲しいときに
LinPlugのrelectroがお気に入りです。


LinPlug relectro


なかなか分類が難しいのですが、
シンセサイザーのオシレーターがないようなイメージの
エフェクターで主にフィルターやLFOなどを駆使して
ハチャメチャな音が作れます。

参考動画
http://vk.com/videos149086558?z=video149086558_168050744%2Fpl_149086558


Linplugは日本では唯一の国産DAWを作っている
インターネット社と提携?しているのか
インターネット社のDAWを買うと
Linplugのいくつかのプラグインや音源が付いてきたのですが、
ABILITY2.0からはrelectroも無料で付いてくるようです。


Linplugは個人的には結構気に入っていて、
SSW時代から付いてきた音源なども
VEproで使いたいという理由から個別に買っていたりしました。


テクノ系やダンス系全般で
「この音どうやって作ってるの?」
というなんだこれ??という音を簡単に作れます。


リズムパートやシンセ、あるいは一発ものの効果音に掛けたりして
かなり独創性の強い音を作れるあまり同類の製品のないプラグインで
曲調が合えばかなり使えるプラグインです。
とにかく面白い音が作れます。



フィルター系の面白いエフェクターというコンセプトなら
soundtoysのfilterfreakもたまに出番があります。

soundtoys filterfreak




relectroとはちょっと方向性が違い、
フィルターの可能性を追求したようなエフェクターですが、
これもなかなか面白い音が作れます。


常用するものではなくて飛び道具的なものですが、
こういったエフェクトがあると、
曲の細かいところで興味深い変化が付けられますので、
普通のエフェクターに飽きてしまった人にお勧めです。


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Boz Digital LabsのT-Boneを
随分前に購入しました。

Boz Digital Labs【T-Bone】


ティルトタイプのEQで、
なるべく音を崩さずに簡単にハイもしくはローを
バランス良く調整出来ます。


ティルトEQとは簡単にいうと遊具のシーソーみたいなもので
片方が上がると片方が下がってバランスを取る動きを自動で行うタイプの
イコライザーです。




動画の中ではオケにティルトEQを掛けていますが、
通常のティルトEQのみならず、
レゾナンス機能+HPF&LPF+アナログシミュレーター+ABスイッチ(設定保存)
パラレルイコライザー+MS処理(但し使えるのはMかSどちらかのみ)という
機能を持っており、
イージーアクセスでさっと使えるのが気に入っています。


パラレルEQでEQ音と原音のバランスを取れる


MS処理可能(但しMのみ、Sのみの片方)


真空管シミュレーター

大きな特徴としてはMS処理(ティルトでMSはあまりやりませんが)や
パラレルイコライザー機能でしょうか。
(原音とEQ音のバランスを取れます)


softube Tonelux TILT

ティルトEQと言えばsoftubeのTonelux TILTも持っていますが、
こちらはなんだかあんまり使う気になれず、
これを使うくらいな普通のEQを使うよ…という感じだったのですが、
T-Boneの方は割と出番が多いです。


スペクトラムをグラフィックで見られる点が大きいのかもしれませんが、
ソフト音源で作曲していく最中に
簡易的な音作りとしてとりあえず挿しておくEQとしては非常に便利です。



パラレルEQもなるべく音を崩さずに、
とりあえず作曲・編曲しやすい音にするのには有効で、
最終的に追い込むためのEQではなく、
あくまで作曲時の音作りに使う大雑把な音色調整のためという感じです。


しかしながら実際の作業ではすべてのトラックに
緻密なイコライジングが求められるわけではなく、
T-Boneで作った音でそのままOKという場合もあるので、
ティルトタイプを今まで使い込んで来なかったこともあり、
選択肢の一つとして購入してみました。



ミックスにあまり時間を掛けたくない、
でも手軽に良い結果が欲しいというときの
選択肢の一つとしてはありだと思います。



昨今はWAVESのSIGNATUREシリーズやTOONTRACKのEZ MIX2を始め
お手軽ミックスツールが増えてきましたが、
将来エンジニアになりたいならば、
こういったものに頼るべきではないと思いますが、
本業は作曲や編曲で将来エンジニアを目指しているわけではない
作曲家志望の方や作家志望の方はどんどん使って行けばいいのでは?と思います。


もちろんこういうものに100%頼ればすべて上手くいく、
というほど甘いものではなく、
現実問題として色々な基礎的・応用的なテクニックを知らないと
ミックスは上手くならないのが現実だとは思いますが、
ある程度のレベルに達している方が「楽を出来る」というのは
ガチンコのエンジニアを目指しているわけではないけれど、
自分の作った曲は自分でミックスしなければいけないという方にとっては
便利なツールになり得ます。


ティルトEQはパライコでちょこちょこ弄るのとは
また違った音になりますし、
ミックスにおいてティルトで超大雑把にイコライジングすると
どういう結果をもたらすのか?
そのメリットとデメリットを感じさせてくれるイコライザーです。


最後までお読み頂き有り難う御座いました。


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ずっと昔にSPL Vitalizer mk-2の使い方の記事を書きましたが、
アナログ感の付加やブラッシュアップに結構使えるプラグインなので
改めてもう少し掘り下げてみたいと思います。


変則的・複合的なプラグインではありますが、
基本コンセプトとしてはイコライザーと考えて良いと思います。

Stereo Vitalizer Mk2-T

Model 9530 Tube Vitalizer


現行のVitalizerは実機に2タイプありますが、
プラグイン化されているのは廉価版の1Uの方です。


自宅では2UのModel 9530 Tube Vitalizerを使っていますが、
こちらよりは設定できるパラメーターの数は減るものの、
プラグインも基本コンセプトは全く同じで出来ています。


今回はスペクトラムに焦点を当ててみていきます。

デフォルト(クリックで拡大)

デフォルトの画像です。
プラグインの目盛りとスペクトラムを対応させてみて下さい。

通すだけでは何も変化はありません。


○MID-HI TUNEとPROCESSとハイシェルフと
 60Hz付近の低音コントロール

基本はMID-HI TUNEとPROCESSで音作りを行っていきます。

MID-HI TUNE「3kHz」 PROCESS「5」(クリックで拡大)

MID-HI TUNEを3kHz~8kHzあたりにして
PROCESSを回していく使い方を私はよく行いますが、
60Hz辺りが3dBカットされ、
画像では3kHzからシェルビングでハイがブーストされているのがわかります。

MID-HI TUNEはハイのシェルビングを行う周波数を何処にするのか?を
決めるパラメーターと考えてOKです。

60kHzがへこむのはMID-HI TUNEを何kHzに設定しても変わりません。


マスタリングでこの設定のまま使うと低音を支えるベースの基音や
キックの成分が減っていくため重心が上がっていきます。

微調整の仕方は後述しています。

MID-HI TUNE「1,1kHz」 PROCESS「18」(クリックで拡大)

わかりやすくするために極端な設定にしていますが、
MID-HI TUNEを1,1kHzに下げると
シェルビングの開始周波数も1.1kHzまで下がっています。

60kHzのカット部分は周波数に変更はありません。

PROCESSのパラメーターを「18」と極端ですが、
これはそのままMID-HI TUNEで設定した周波数からの
ハイシェルビングと60Hzのカットをどれくらい強烈に
行うかというパラメーターになります。

ハイシェルビングと60kHzのカットは2つセットで連動します。


MID-HI TUNE「8kHz」 PROCESS「18」(クリックで拡大)

MID-HI TUNEを8kHzに上げると
シェルビングのスタート周波数も当然8kHzになりますが、
周波数が上に上がれば上がるほど単なるシェルビングではなく、
MID-HI TUNEで設定した周波数より低い周波数が
広めのQ幅でカットされているのがわかります。

画像では1kHz~8kHzあたりまで広めのQ幅で
やんわりカットされています。


普通のイコライザーのように杓子定規に動くのではなく
スペクトラムカーブの動きはやや変則的で
このあたりがsplの宣伝文句である
「音響心理学と聴力検査の原理を活用したプロセッサー」
ということなのでしょうか。

音響学的にベストな音像をsplなり研究した結果を
簡易的に使うことの出来るプラグインという感じです。

基本はハイファイなサウンドになっていきます。


○LC-EQ とINTESITYはハイシェルフ

LC-EQ 「HIGH」  INTENSITY「MAX」(クリックで拡大)

LC-EQは高域のブーストの位置(周波数指定ではありません)を決め、
INTENSITYはブースト具合を決めます。

LC-EQの値がHIGHだと2.7kHzあたりからシェルビングでブーストし、
2kHzあたりが少しカットされています。

LC-EQ 「LOW」  INTENSITY「MAX」(クリックで拡大)

LC-EQの値がLOWだとだと1.9kHzあたりからシェルビングでブーストが開始しています。
(その少し下の周波数はへこんでいます)

つまりLC-EQはおおよそ1.9kHz~2.7kHzからの
シェルビングの開始位置を決めるパラメーターになるわけですが、
MID-HI TUNEもハイのシェルビングを決めるパラメーターですので、
MID-HI TUNEをを補強するような形で使い事が多いです。


○BASSは低音作り

MID-HI TUNE「3kHz」 PROCESS「4」(クリックで拡大)

前述の通り60Hz付近の低音は
MID-HI TUNE とPROCESSの値によって連動しています。

BASSだけを動かしても意味はありません。

MID-HI TUNE とPROCESSによって作られた60Hzの
イコライジングカーブに対して低域をよりシャープにするか
モワっととブヨブヨにするかを決めるのがBASSのパラメーターです。

絵柄のイメージでなんとなくわかりますが、
■側に回すと低域がシャーブに、●側に回すと丸みを帯びてきます。


具体的には以下のようになります。

(クリックで拡大)


●側に回すと45Hzあたりがブーストされているのがわかります。
このあたりはキックよりももう少し下の可聴周波数ギリギリのちょっと上あたりなので
超低音がモワっとします。

よく言えば低域がふくよか、悪く言えば低域がだらしないという感じでしょうか。

■側に回すと45Hzあたりが逆にカットされて、
超低域がスッキリして、その上にあるキックやベースがより
シャープな感じになっていきます。

BASSのパラメーターを弄らなくても
60Hz付近は少しカットされてしまうので
この辺りを触りたくない場合は
●側に時計の10時半くらいに回すと
多少の変化はありますがなんとかバランスがとれます。

(クリックで拡大)

あるいは■側に最大してわりとフラット気味になります。

(クリックで拡大)

この設定ならまぁ少しくらい動いてもいいか…という感じです。
MID-HI TUNE とPROCESSを使いたいけれど
低域を完全にフラットにしたり、低域に影響を与えないようにすることは
Vitalizerでは出来ません。

低域を全くいじらずに高域だけの音作りをしたいなら
LC-EQ とINTENSITYで行います。


しかしミックスで使う場合はそれほど問題にはならず、
●と■を調整して「これでいいかな?」という風に耳で調整していけば
多少ローが弄られてもVitalizerの持つ効果と差し引くと
十分にプラスになります。



○DRIVEは効果の強さ

MID-HI TUNE「8kHz」 PROCESS「18」+「DRIVE-20」


MID-HI TUNE「8kHz」 PROCESS「18」+「DRIVE+6」

DRIVEのパラメーターは上の2つの画像を見比べてわかる通り、
その設定の効果をどれだけ強調するか?です。

MID-HI TUNE、 PROCESS、LC-EQ、INTENSITYを動かしても
DRIVEを最低の-20にしてしまうと
ほぼバイパスと変わらなくなります。


MID-HI TUNE、 PROCESS、LC-EQ、INTENSITYで作った設定を
微調整するのに使えます。

実機のVitalizerは真空管機材ですし、
DRIVEというと歪みを付加するというイメージですが、
このプラグインのVitalizerにおけるDRIVEのつまみは
純粋にEQカーブのコントロールのみのようです。

1kHzのサイン波にDRIVEを最大にした倍音付加の画像


VitalizerのDRIVEを最大にして1kHzのサイン波を通してみましたが、
基本的に倍音の付加がないことがわかります。


また述べていませんが、ステレオエキスパンダーも付いています。


○まとめ

非常に変則的ではありますが、
MID-HI TUNE とPROCESSによって中高域と同時に低域も作るのが
Vitalizerのコンセプトなので、
もの凄い不自由なイコライザーだけれども
型に嵌れば凄く良いイコライザーという風にとらえても良いかもしれません。

ミックスの中で似たような処理を行うことは多いので、
その代替えとして使うことも出来なくはありません。

しかし現実には単純なイコライザーというよりは
音作りに使えるエフェクターという位置づけになっています。


基本的に細かい周波数設定をしたりするのではなく音をハイファイにしたり、
マイクでレコーディングしたような空気感やアナログ感、
奥行きなどが生まれる効果を求めて使うことが多いので、
イコライザー○○Hzを○dBブーストしたい」というときは
普通にイコライザーを使ったほうが便利です。


また単にスペクトラムだけに注目して記事を書いていますが、
公式に書いてあるようにマスキングされた音を取り戻したり、
奥行きを出す効果はスペクトラムには現れない処理をしているということなので
アナライザーには映らない部分もたくさんあるのでしょう。

複雑なアルゴリズムが組まれているはずです。


ハードウェアのModel 9530 Tube Vitalizerの方は
高級機を通したときのような立体感・空気感・奥行きみたいなものが
出るのが顕著にわかりますので、
周波数スペクトラムだけがすべてではなく、
むしろトラックに立体感を出したり、ハイファイにするために
ミックスやマスタリングで使うのが私個人の用法です。


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DTMマスタリングのやり方


DTMミキシングのやり方

 

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イコライザーを使う上で個人的に良いと思う練習方法を
1つご紹介したいと思います。


方法としてはミックス時にイコライザーの周波数やブースト、カットの値を
ほとんど見ないというやり方なのですが、
周波数やゲイン値を見ないことでより感覚を重視して音作りをするということと、
耳を鍛えるという意味でこれはとても有効です。


人に寄るかもしれませんが、
ネットや本などの情報もある意味有益ではあるものの
やはり最後は自分の耳なので先入観に一切囚われることなく
EQのパラメーターを見ないでやる方が
良い結果が出るかもしれません。


どんなイコライザーでもそういったミックスのやり方は可能ですが、
何Hzを何dBブーストしたとか、カットしたとかは気にせずに、
思うがままやるということです。


GUIを見る以上どうしてもある程度は目に入ってしまいますが、
自分が常識的だと【勝手に思っている】やり方ではあり得ないイコライジングや
本やネットで見たやり方と著しく異なるやり方になっても
そこは気にせず自分が良いと思った音が良い音と割り切って
ミックスしていくわけです。


McDSP 4020 Retro EQ


4020 Retro EQ辺りはまさにそんな感じで、
いま買おうどうか体験版を使いつつ迷っているところですが、
このEQにはそもそも周波数やブーストorカットのdBが
ものすごく大雑把にしか書いてありません。


RTAS、AAX、AU対応なので、
PROTOOLS以外にはLOGICなどでも使えますが、
体験版を使っていて、
音も太くなるし、感覚重視せざるを得ないGUIなので
「これは良いなぁ」と思いつつ使っています。


ハイシェルフ部分の拡大

ハイシェルフ部分やフィルター部分の拡大画像を見ると
ゲインは0と15しか書いていませんし、
周波数も4k、8k、16kしか書いてありません。




よく雑誌などで5kHzを3dBブーストして~とか、
2.7kHzを4dBカットして~などのように書かれていますが、
このGUIだとそういった細かい数字を設定することが出来ずに
直感に頼らざるを得ないミックスになってきます。


ローシェルフとフィルター部分の拡大


ローシェルフやフィルター部分も同様に大雑把な値しか書いていないので、
ベースやキックなどで低音の音作りや整理を行うときも
必然的に耳を頼りに行わざるを得ません。

あくまで数値は「おおよそ」「だいたい」「大雑把」です。


「具体的な数値を気にせずに耳を頼りにイコライジングする」ということですが、
この点については「それ、もうやってるよ!」という方もいらっしゃれば
「本とかネットの情報を参考にしてるから、具体的な数字が見えないのはちょっと…」
という方もいらっしゃると思います。


何が正しいか、自分に合ったやり方なのかは
結局、個性の現れの一つなので一概には言えませんが、
個人的には常識や先入観よりも自分の耳を信じてやったほうが
より音楽としては良い結果が出せるのではないか?ということを言いたいわけです。


もちろんこのやり方でやったら大失敗したということもあると思います。
単にモニター環境が悪いせいだったり、
そのときは良いと思ったけれど、翌朝聴いたら「あれ~?」となったりすることは
誰にでもあります。


しかし具体的な数値を気にせずに耳を頼りにイコライジング出来ないということは
言い換えれば自分の耳を信用出来ないということであり、
最初は苦戦することがあったとしても
どう考えても最終的にはこの方法の方が
ミックスが上手くなるのではないかと思っています。


人によっては劇的にイコライジングが上手くなる人もいるでしょうし、
失敗したミックスになってしまう人もいるでしょうが、
自分の感覚を信じて行った結果であれば
失敗も財産になります。


自分で良かれと思ったやったことの一体何が駄目だったのか?
それを省みることで成長していくわけですから、
むしろ最初からいきなり上手くやろうとせずに
試行錯誤を繰り返しつつ「感覚重視で」経験を積んでいったほうが
長い目で見れば最終的には良いミックスが出来るようになるのではないでしょうか。



Focusrite Liquid Mix 


個人的にはliquid mixラブ状態なので、
ヴィンテージ色の強いものが好みなのですが、
概ねヴィンテージと呼ばれるプラグインには
このような傾向が強く感覚重視にならざるを得ないものがたくさん存在します。
(全部が全部ではありませんが)


Avalon VT-747SP


liquid mixには色々なコンプとEQが揃っているので
色々使うのですが、例えばAvalon VT-747SPのEQ部分を使うときは
実機は見ての通りグライコの数値が書いてありません。


Avalon VT-747SP グライコ部分の拡大


もちろん説明書には書いてあるでしょうし、
liquid mix上ではプラグインとして動くので数字を見ることができますが、
数字を見てツマミを動かしているのではなく、
音を聞いてツマミを動かすことの方が圧倒的に多いです。


耳を信じて、感覚を頼りにやっていく方法は
特にミックスの初心者にとっては大変かもしれませんが、
慣れてくるとこの方が楽だと思いますし、
ネットや雑誌の情報もある意味有益ではあるのですが、
経験の中でそれらとは異なる自分なりの方法論を見つけることが
出来ると思うので
「なるほど、面白そうだ」と思う方は是非やってみて下さい。


上手くいかないときはなぜ上手くいかないのか?を省みることで
失敗は大きな財産に変わっていきます。


理屈や常識、あるいは他人の方法も大事ですが、
もっと大事なのは自分の感性なので、
たくさんのミックスの中で失敗しつつ、成功しつつ、経験を積んでいくのが
上達のためには遠回りのようで実は一番近道だったりします。


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DTMマスタリングのやり方

DTMミキシングのやり方



前回の記事で鍵盤が反応しなくなった
MIDIキーボードを自分で直してみたが、
今度はポータブルレコーダーである
RolandのR-09が電池の液漏れで
壊れてしまったので、
またまた分解し洗って直してみた。

Roland R-09

携帯用のポータブルレコーダーとしてはかなり利便性が良く
48KHz/24bitで録音できるので、
(今はもっと良いのがあります)
かなり重宝していていた。


もう何年も使っているので、
型遅れになってしまったが、
電池を入れっぱなしにして保管しておいて、
ある日、久々に使おうかなと思って出したら、
電池が液漏れして電源が入らなくなってしまった。

電池は長期間放置すると液漏れするらしい。

使用途中の電池は内部のガス圧が高まってくると
安全のために自ら液漏れするようになっているそうだ。

参考サイト


ギター・ベースのコンパクトエフェクターとか
アクティブタイプのギター・ベースの電池、
あるいはそれ以外でも様々な環境で電池を使うことが多いけれど、
長期間入れっぱなしにしておいて
液漏れで機材が故障という目に初めて会ったので勉強になった。
長期間使わないときは電池は抜いておくべきだ。


子供のおもちゃや電池を使ったちょっとした
家電なんかも電池の液漏れで故障してしまうことが多いらしい。


液漏れした電解液が回路や電気の接点部分に
ドバっと掛かってしまって通電しなくなるのが
主な故障の原因のようなので、
駄目元でバラして洗浄したらなんと直ってしまった。


こちらのサイトが参考になった。


マイク部分を濡らさないように水に付け置いたり、
水道で流したりして、
乾燥した電解液が付着した金属部分はカッターやヤスリで
丁寧に磨いて組み直しただけで
特別なことは何もしていない。


水が完全に乾くまで一晩くらいはかかるので
直ぐに電源を入れては駄目なのがポイントらしく
濡れた状態で無理やり通電させると
故障の原因になるらしい。


その点は注意が必要だが、
基本ただの掃除のみなので
こんなに簡単に直るとは思ってもみなかった。


Roland R-09HR


正直後続機種のR-09HRを買おうかと思っていたが
これでまた暫く使えそうだ。


なんでもやってみるものだ。

ただ複雑な構造の機械だとバラして戻せなくなったり、
形だけ元に戻しても組み方が悪いと正常に動作しない場合があるので
やっぱりこの辺は自己責任だが、
「このまま捨てるなら駄目元でやってみるか」
くらいの気持ちで挑戦してみるのは良いかもしれない。


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最近elysiaのalpha compressorが気に入っている。

elysia alpha compressor


元々はマスタリング用に新しいものが欲しいなぁと思って
購入したものだけれど、
付属で付いてくるミックス用の簡易バージョンが結構良い感じだ。


elysia alpha compressor

簡易バージョンと言ってもマスタリングで必要になるであろう
MS処理のモードがないだけで、
後はマスタリングバージョンとほとんど同じだ。


前の記事でも書いたけれど、
このコンプの主な特徴である以下の機能は
ミックス用の簡易バージョンでもそのまま使える。


・フィードフォアード・モードによる圧縮動作ののリアルタイム可変。
・HPF or LPFを用いたサイドチェインコンプレッション。
・セミオートのアタックとリリース設定
・原音と圧縮音を任意にミックスできるパラレルコンプレッション。
・ウォームボタンによる歪み。



上記の機能のどの辺が具体的に良く作用しているのかは
上手く表現できないけれど、
とても自然な感じでコンプが掛かる。


やはりレシオ可変、アタック・リリースセミオートという
その都度最適な圧縮を行うことの出来る機能や
原音とコンプ音のミックス量の調整やサイドチェインが
良く作用しているのだと思う。


このコンプレッサーの紹介動画があったので
良かったら見て下さい。




動画からもかなり自然な感じのコンプレッションが伝わるはず。


「ただ単に潰す」とか「潰し方にヴィンテージな味がある」とか
そういった感じではなくて、
レシオ・アタック・リリースが可変となっている知的なコンプなので、
自然な感じのコンプレッションを求めるなら
よくこのコンプの出番がある。



WAVES CLA-2A

WAVES CLA-76

ヴィンテージ系で気に入っているのが
WAVESのCLA-2A CLA-76
昔ながらの機種だけれど今でもかなり出番はある。


Sonalksis SV-315


ほかにもヴィンテージでもモデリングでもないけれど、
SonalksisのSV-315も良く使う。


コンプはどれも味があって、
荒々しいドラムや迫力のあるディストーションギターの音が欲しい時や
パンチのあるベースの音が欲しい時、
柔らかい感じのストリングの音が欲しい時など
時と場合によって使い分けているけれど、
elysiaのalpha compressorは味みたいなのはあまりないけれど、
自然で緻密な動きをしてくれる素晴らしいコンプレッサーだと思う。

個人的には特にボーカルに最適と感じている。



そもそもコンプの使い方の妙技は
レシオやアタックやリリースの設定を如何にソースと自分のイメージに合わせて
設定出来るか?が肝であるのに
それらをコンピューターがセミオート(大体のアタリは手動です)でやってくれるので、
ある意味ではとても便利だ。


高性能化したパソコンやプラグイン開発メーカーの
技術力アップあってこそのものだが、
最近はこういうのがたくさんあって
DTMを楽しむというだけでなく、
頑張ればプラグインだけでも相当いいものが作れるようになってきた。


良い時代になってきたと思う。



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