音楽のブログ

主に作曲のブログです。
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http://uyuu.jp/lesson.html
作曲、編曲、ミックス関連、楽曲分析の本も電子書籍で書いています。


テーマ:

DSPプラグインを作曲環境に導入しようと考え、

新しい機材を購入した。


まだ届いてないが、

DSPで動作するFocusrite LIQUIDMIXを購入。



NATIVE系のプラグインも良いけれど、

色々試したいという気持ちもあり、

DSPものを購入。



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Focusrite LIQUIDMIX

http://www.allaccess.co.jp/Focusrite/LIQUID/LIQUIDmix.html
日本正規代理店 オールアクセス


素晴らしい製品なのに

全然国内では売れていないらしい。




私が一番気に入ったのは

コンボリューションで動作するEQがあるということ。




DTMではリバーブで有名なこの演算方法は、

インパルスレスポンスファイルというデータ用意して、

高速フーリエ変換で残響を再現するというものだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A8%E5%A4%89%E6%8F%9B




利点はデジタルリバーブよりも、

実際の空間の残響を録音したデータから

その残響性質を再現するため、

非常にリアルであるということ。




なので別にリバーブだけではなくて、

アンプシミュレーターなどにも用いられている技術でもある。




もちろんEQにも使うことが出来て、

Focusrite LIQUIDMIXではいわゆるPULTECなどの

ヴィンテージEQの音を実際に収録して、

それを再現するという方式をとっている。



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PULETC EQP-1A



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NEVE2254



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API550A



DSPプラグインはPOWER COREやUAD2などがあるけれど、

コストパフォーマンスと畳み込みという点で

Focusrite LIQUIDMIXに決めた。



畳み込みが好きなのだ。




ただ弱点もあって、

一定の波形に対して常に同じ動作をするものでしか、

精密な再現は得られない。



リバーブはある波形に対してどういった振るまいをするのを

1つのインパルスレスポンスファイルから読み取れるが、

コンプなどのように、その前後の音量によって針の動きが変わるような

リアルタイムで変動するものは苦手だったりする。





リバーブは一度設定したら残響音の量は

いちいち変化したりしないが、

コンプは圧縮する量がリアルタイムで変化する。




リリースタイムやスレッショルドなどによって、

圧縮量はリアルタイムで変化するので、

こういった時間軸において流動的なものを

再現するのは畳み込みでは難しい。



波形があまり動かないようなものなら楽なのだろうが・・・・・・・・。


EQは目盛りごとにインパルス・レスポンスファイルを作成していると思われる。

コンプみたいにリアルタイムで掛かる量は変化しないので、

基本的にリバーブ同様に畳み込みに向いている。


コンプレッサーに関しては出来ないわけではないが、

再現性という意味ではEQやリバーブに一歩譲ってしまうというのが、

機器の性能うんぬんよりも、

畳み込みという方式の性質だろう。




ただFocusrite LIQUIDMIXのコンプは

実用に耐えることが出来ないほど粗悪なものではなく、

むしろこういうものだと思えば十分に良いと私は感じている。



多分、アタックタイムやリリースタイムの

パラメーターごとに複数のインパルス・レスポンスデータを

比較的細かく取得しているのだろう。



何段階でこれを行っているのかはわからないが、

(もちろんピアノのvelocityレイヤーと同じで多いほど良い)

Focusrite LIQUIDMIXのコンプは十分に使える。




40種類のコンプと20種類のEQ。

これだけのものを畳み込みで再現するなんて、

2010年の段階ではFocusrite LIQUIDMIXだけだと思う。



買う前に色々調べてみたが、

DAW上のセッティング画面が全部同じなので、

初心者向けじゃないなぁとは思った。



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LIQUIDMIXのDAW設定画面



何を立ち上げても、上の画面になる。

例えばPULTECを立ち上げても画面が変わらないので、

見た目で何のプラグインを立ち上げてるのかもわからないし、

そういう意味ではUADとかのほうが

直感的に使えるし、見た目もかっこいいのでやる気がでる。



FAIRHCILD?PULTEC?NEVE?

という方にはちょっと敷居が高いかもしれない。



基本的にヴィンテージの再現というのが売りだし・・・・・・・・・。


届いて少し使い込んでみて、

またレビューを書きたいと思う。





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