せっせと頂いたお仕事の曲作りをしているのですが、
ハード音源から直接録音するときは
録音の時点で最初からマイクプリやコンプ、たまにEQを
掛け取りしています。


ところがソフト音源の音は今までいちいちバウンスしてから
一度外に出して、また録音しなおすという面倒な方法を取っていました。




ハード音源



マイクプリ



オーディオIFで録音


今までソフト音源の音をリアンプする場合は、
一度バウンスしてWAVEデータを生成してから
それをループバックするという方法を取ってきたので、
同じパートのWAVEが「バウンスしただけのオリジナルデータ」と
「アウトボードを用いたもの」の2つ出来てしまっていました。


わざわざアウトボードを使う理由はプラグインよりも音が良いのと、
マイクプリなどを通したほうがプラグインの効きも変わってくるからですが、
ソフト音源の場合はバウンスの工程が
無駄とは言わないまでも面倒でした。


オリジナルデータを残しておくという意味において
この行程は意味があるのですが、
そもそもハード音源もミックスで行う処理を見越して
コンプやEQを掛けてしまっているので、
よほど確定的でない限り戻れないくらい極端なことはしないで
ミックス時にプラグインを掛ける余地は常に残しています。


いちいちバウンスしてから、また録音という面倒な工程に対して
なんとかもっと楽な方法はないだろうか?と考えていたところ、
ソフト音源の音をバウンスせずに
そのままアナログ録音するという方法を思いつきました。


オーディオIFのOUTから出して、アウトボードを経由した音を
アナログ録音すれば、扱い的にはハード音源と同じになります。


実時間録音であることには変わりないので、
特にトラック数が多いときは大変なのは同じですが、
それでもバウンスするという行程がなくなり、
WAVEデータも未加工と加工済みと2重で出来てしまうこともなくなったので、
少しだけ程度楽になりました。


もちろん元には戻れませんが、
それはハード音源の掛け録りも同じですし、
どうしても戻り掛ければ、やり直してもいいし、
そのトラックだけ未加工WAVEを作ってもいい。


それでも面倒なことには変わりないので、
いっそサミングアンプが欲しいとも思うけれど、
私の場合はサミングアンプだけ買っても駄目で
例えばAMS NEVEの8816をフル活用するなら
16ch同時再生・録音可能な環境に乗り換えなければいけません。


AMS Neve  8816


現実的にはProtoolsHDシステムですが、
さすがに現時点でそこまではちょっとという感じなので、
ちまちまやっています。


そもそもマイクプリが16chあってもコンプやEQはそんなにないので、
結局は1つずつセッティングを変えつつやるしかない。


現時点でも同時で8chまでなら再生・録音同時可能なので、
ソフト音源ならアナログ録音は可能ですが、
スピーカー用のアウトやハード音源のモニター用INなどを除くと、6chになり、
パッチベイの結線が増えるので、
現状はとりあえずこのままで、
いずれもっとスピーディーに制作出来る環境に
パワーアップしたいなぁと考えています。

そこまで行かなくてもAPI3124+やRED1のチャンネルには余裕があるので、
パッチベイを増設して、せめてステレオ×2や×3になるだけでも
かなり楽かもと今文章を書いているときに思いました。
同時に6ch、ステレオ×3 ,モノラル×6ならパッチベイ増設で可能なので、
今の仕事が終わったら挑戦します。

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Q-CLONEの使い方をネットで検索していて、
手持ちのアウトボードイコライザーでもミキサーでも
MIDIコンのように使える方法を見つけ、
「Q-clone」ってこう使うのか~ととても便利でしたので、
書いてみたいと思います。


①ケーブル接続
まず、接続をオーディオIF OUT→アウトボード→オーディオIF INの
順で繋ぎます。


接続のIN、OUTはアナログでもデジタルでも構いません。










途中にMIDIコンとして使いたいEQやミキサーをなんでもいいので
アウトボードを挟みます。

私の場合はFocusrite RED2ですが、3バンドのミキサーについてる
簡易EQでもいいし、とにかくEQであればなんでもOKです。


②トラックにQ-Captureをインサート


オーディオトラックを一つ作ってQ-Captureをインサートし、
OUTPUTをイコライザーを通るように接続したラインに設定し、
それがそのままQ-Captureをインサートトラックにループしてくるようにします。


オーディオルーティングのイメージ

Transmitting(送信)とRecelving(受信)の音量を
とりあえず同じくらいにします。


③作業トラックにQ-cloneをインサート


ギターやベースやドラムなどの各トラックにQ-cloneをインサートし
Captureをクリックすると、
アウトボードのEQのツマミと連動します。


EQカーブが決まったらHoldに切り替えて、
次々に同じことをしていきます。


リコールも可能で、あとでちょっと変えたいなと思ったら
またcaptureに切り替えてアウトボード側で補正します。

///////////////////////////////////

たったこれだけですが、DAWによっては信号が正確に送受信できない
ものもあるかもしれません。


テストトーンがうるさいですが、
かなり小さくしてもEQはキャプチャーできますので、
作業中は邪魔にならないくらいまで音量を下げて使います。


私の作業環境の場合は、丁度椅子に座ったまま
左手の位置にアウトボードのイコライザーがあるので、
EQのMIDIコントローラー代わりにRED2が使えます。


ノイズなしでお気に入りの慣れたEQカーブを使えるので
これが一番のメリットです。
作ったカーブは当然保存しておけます。


マウスでやるよりMIDIコンの良いという方はかなり便利で、
慣れ親しんだ3バンド、4バンドのイコライザーや
アウトボードのイコライザーを持ってはいるけど、
活用し切れていない方は、普通に使うだけでなくMIDIコン代わりに
してしまうのもありかもしれません。





Q-Coloneはこの利便性に反比例して
あんまり世の中に使い方が理解されていないプラグインのように思えます。


動画の中ではマセラッティーが使い方を解説しつつ
NEVE EQでやっていますが、
こういったEQカーブそのものに価値のある実機のカーブや
自分が慣れているアウトボードEQを
そのままプラグインで実機を触りつつ、いくつでも使えるのはすごいと思います。


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Focusrite RED2

Focusrite RED2以外のアウトボードのイコライザーは
SSL Alpha Channelのような簡易的な3バンドEQしか比較対象がないので
上手くレビューを書く自信がないのですが、
プラグインのEQよりもずっと音の崩れた感じが少なく(位相崩れ)、
綺麗な音になり、音がとても作りやすいです。


特にベースやキックなどの低音系の音作りは凄く気に入っています。


プラグインのEQと比べると何が違うの?と言われると
説明が難しいですが、音が作りやすいというか、
弄ってもEQでブーストした音です、という感じではなく
最初からこういう音なんだと思うような音になります。

下からHPF、LF、LMF、HMF、HF、LPFの6バンドです。

バンド数は問題ないのですが、
LPFとHPF以外はノッチ式ではないので、それ以外の左右のマッチッングは
「こんなもんか?」という目盛りの目視と耳が頼りで、
ミックスでは使えるけど、マスタリングではかなり厳しいです。
マスタリングで使ったことはありません。


曲の中の勝負どころ、つまりキック、ベース、スネア、
あるいはギターやシンセ、ボーカルでも良いかもしれませんが、
ミックスでは積極的に安心して使って行けます。


これよりも高価なアウトボードEQとなると
見たことはあっても語れるほど使ったことはないので
音質の比較は出来ませんが、
少なくともプラグインよりはずっと音は素晴らしいです。


目盛りがすごいわかりにくいです。

かなり勘というか耳で使っていくタイプのEQで
dBの目盛りもなければ、周波数の目盛りもありません。


周波数のツマミは直径が1.3cmしかないので、
左右のマッチングを正確に合わせるのは至難の業で
モノラル音源は問題ないですが、
ステレオをミックスで使うときは手探りになります。


EQのON/OFFスイッチ


EQのON/OFFスイッチはかなり便利で
バイパス音をボタン一つで聞けます。


シェルビングやフィルターのEQカーブはかなりおいしく、
WAVESのQ-Cloneでキャプチャーして使うこともあります。

WAVE Q-CLONE

カーブが同じというだけでも利便性はありますが、
やはり通したときの質感みたいなものは得られませんし、
ほかの通していないトラックとの奥行きの違いなども出せません。


またQ-CLONEは基本的に静的なキャプチャーなので弄れませんので、
決まり切ったイコライジングにしか使えなかったりします。
(たくさんキャプチャーすればいいのかもしれませんが…)




Q-Cloneの使い方動画


いまこの記事を書いていて思いついたのですが、
Q-CLONEした音ならステレオマッチングされているので、
マスタリングで使えるのでは?と思いました。

LPFとHPFのみノッチ式なので使えますが、
後は素通りしてRED2の質感を加えて、
Q-CLONEでカーブを描くという技は使えそうです。


Q-CLONEの利点はアウトボードEQのカーブをプラグインで使えることと、
慣れている機材のカーブをプラグインで使えることなので、
暇なときにたくさんキャプチャーしてもいいかな?と思いました。


プラグインのRED2

最近はプラグイン化されたRED2も出ていますが、
プラグインEQとアウトボードEQの明確な差みたいなものを
RED2はハッキリ感じさせてくれるので、
これからもボチボチ使っていきたいと思っています・


いつかはマスタリング用のイコライザーも欲しいです。


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今ちょうどIK MultimediaのGroup Buyをやっていますが、
1000人を超えましたので、
拡張パックが5個貰えるようになりましたが、
値段の違うソフトを買ってちょっと失敗してしまったので、
誰かのお役に立てばと思い書いておきます。


IK Multimedia公式に問い合わせても
「あなたはグループバイの権利はありますが、商品はもらえません」
という解答を貰ってしまったので、
特定のケースの場合選び方に注意が必要です。
正規に購入しても貰えないなんてことがありえます。

1つしか購入していない場合は何の問題もありませんが、
違う価格のものを2つ以上買っている方は注意が必要です。


似たようなGroup BuyはIK Multimediaではたまにありますが、
購入したソフトと同じかそれ以下のソフトを
〇〇〇人超えたら貰えるという場合に、
一万円のソフト(高いもの)と四千円のソフト(安いもの)を2つ購入した場合に、
グループバイ特典で貰える商品で
先に安いのを選んでしまうと高いものが貰える権利が
残っているのに使えないというケースに陥ってしまいました。


例えばこんな感じです。


ソフトのラインナップは一万円のソフトα、A、B、Cの4つ。
四千円のソフトβ、D、E、Fの4つだとしましょう。


そして一万円のソフトαと四千円のソフトβを1つずつ購入します。
〇〇〇人達成で特典で貰える権利は以下のようだとします。


/////////////////////////////////////////
一万円のソフトを購入分の権利
①特典でもらえる一万円かそれ以下のソフトA
②特典でもらえる一万円かそれ以下のソフトB
③特典でもらえる一万円かそれ以下のソフトC


四千円のソフトを購入分の権利
①特典でもらえる四千円かそれ以下のソフトD
②特典でもらえる四千円かそれ以下のソフトE
③特典でもらえる四千円かそれ以下のソフトF
/////////////////////////////////////////

普通に考えれば1万円かそれ以下のソフトをA、B、C3つ、
四千円かそれ以下のソフトもD、E、Fの3つ貰えます。

しかしIKのグループバイでは価格別に権利の区別がないため、
注意が必要です。

サイトではそれがわからないようになっています。


一律で並んでいるだけでどの価格帯のソフトの特典として、
どれが貰えるのかサイト上ではわからないようになっています。



順番に一万円かそれ以下のソフトを2つA、B、
る四千円かそれ以下のソフトも2つD、Eもらうと
残りは以下のようになります。

/////////////////////////////////////////
一万円のソフトを購入分の権利
③特典でもらえる一万円かそれ以下のソフトC

四千円のソフトを購入分の権利
③特典でもらえる四千円かそれ以下のソフトF
/////////////////////////////////////////

このときに先に特典でもらえる四千円かそれ以下のソフトをもらってしまうと
一万円のソフトを買った権利で四千円のソフトをもらったことになってしまい、
場合によっては残りの権利が以下のようになります。

/////////////////////////////////////////
四千円のソフトを購入分の権利
①特典でもらえる四千円かそれ以下のソフト
/////////////////////////////////////////

なんで自動的に一万円のソフトを買った権利で四千円のソフトをもらったことになってるの?
と思っても、そういうシステムなので、仕方ないわけです。
わからないようになっているちょっと不親切なサイトの仕様なので、
ここでミスするともう貰えません。


この時点で手元にあるのは
一万円のソフト2つA、Bと四千円のソフト3つD、E、Fです。


残り1つの一万円のソフトをもらおうと思っても、
グループバイの権利は「四千円かそれ以下のソフト」しか
残っていないためもらえないということになります。


四千円のソフトも元々D、E、Fの3つしかラインナップがないので、
既に3つとも持っていると、
四千円のソフトをもらう権利はあっても、選べる商品がなく、
結局権利の持ち腐れになります。


もっと簡単にいうと一万円の商品券と四千円の商品券を持っていて、
お店に一万円の商品と四千円の商品があれば、
普通に考えるならば両方とも交換して貰えるはずです。


【自分】 【IK Multimedia】
一万円の商品券 ←→ 一万円の商品券
四千円の商品券 ←→ 四千円の商品券


しかし、先に四千円の商品を選んでしまうと
それを一万円の商品券を使ってもらったことになってしまい、

結局手元に残るのは四千円の商品券であり、
残りの一万円商品が欲しいと思っても、
手元には四千円の商品券しかないのでもらえない、というようになります。


IKのサイトのプログラムが自動的に価格の高い方から
権利を行使するという風になっている?のかわかりませんが、
選び方によってはせっかく正規に購入しても
場合によっては正規分が貰えないということになってしまうので、
要するに高い順から先に選ぶようにしないといけないということになります。


この辺の注意書きなどがIK公式には一切なく、
どの商品でどれが貰えるのか?もサイトの仕様なのか、
全くわからない状態になっているので
選んでいく中で上記のような状態になってしまいました。


とはいえ1個買って4つ貰えたのでまぁ満足ではあるのですが、
あと一個権利があるはずのなのに、選べなくなっているので
IK Multimedia公式に問い合わせたら、
「あなたは権利はあるけど、選び方が悪かったから諦めてくれ」
みたいな返答で対応もしてもらえず、
結局グループバイを達成したのに正規分が貰えない結果になってしまいました。

多分マニュアル通りの対応なのだと思います。

いずれサイトの仕様もちゃんと上記の問題がわかるようになるのかもしれませんが、
現時点ではそうなっていませんので、
私と同じようなケースの方は注意が必要です。


まぁ損はしていませんし、
日本の企業なら正規購入したものならちゃんとしてくれることが多いですが、
外国の企業ではよくあることなので私は「まぁこんなこともあるさ」と諦めているのですが、
(IK Multimediaのサポートは日本語です)
人によっては正規に購入しても貰えない状態で、
メーカーが対応もしてくれないのでは悔しい
という方がいるかもしれませんので、
誰かのお役に立てばと思い記録に残しておきます。



ReCycle2.2を購入しました。

テーマ:
前回の記事でReCycleを買うかどうか云々という記事を
書きましたが、結局ReCycleを購入しました。


理由はやはりテンポ検出とスライス数のコントロール、
そしてREX化の際の微調整の問題です。


どうせならこの際手持ちのループに出来そうなものを
Stylusで使えるように数百個単位でREX化しようと思い、
それをやる上でいちいち1小節分のテンポ検出の手作業が面倒だったのと、
スライス部分の微妙なズレを補正するのは
ReCycleなしではやっていく中でかなり面倒くさいということに気づきました。


ReasonでチマチマREX化していたのですが、
やっているうちに上の画像のように微妙にスライス位置が合わなかったり、
小数点以下が微妙に違ってテンポの合わないもの があることに気づき、
端的にまとめると細かい微調整が出来ない点に
「これは面倒くさい…」と思ったわけです。


テンポは小数点第3位まで検出。

どうせ死ぬまで音楽をやるのだし、
テクノ、ハウス、ミニマル、トランス、ブレイクビーツ、
ヒップホップ、ダブステップやEDMなどエレクトロミュージック全般を
作る上で強力なツールなので、
100ドルの割引が生きていたこともあって購入しました。



REX化に際してスライスポイントの増減や微調整、
エンベロープ、トランジェント、4バンドの簡易EQがあり、
Reasonで行うよりも出来ることは多いです。

たくさん行うときに一番便利なのは
ループの正確なテンポがわからないときに
「Bar」の部分に小節数を入れると一発でテンポが出てくるのと
スライス位置の微調整が大きな画面で行えることです。


これで音楽製作の幅がまた一つ広がりました。
オリジナルのループ素材をStylusで使うことでかなり楽しめそうです。

ReasonだけでもREX化は可能ですが、
あくまで簡易的に出来るだけなので、
微調整がしたいならやはりRecycleがあったほうがずっと便利です。


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Propellerheadから「ReCycle」の100ドル引きのメールが来たので、
前々から欲しかったReCycleを買おうかと思い
色々とネットで検索を掛けていたら、
いつの間にか「ReasonでREXファイルが作れる」ようになっていたらしく、
買う前に試してみようと思いやってみました。


しばらくReasonはご無沙汰だったので
全然知らなかった・・・・・。


ReCycle


ReCycleはREXファイルを作ることが出来るソフトで
SpectrasonicsのStylusPropellerheadのReason
あるいは昨今ではDAWに直接ドラッグ&ドロップしても使えるものもあります。

Spectrasonics Stylus


StylusReasonも両方持っているけれど、
あくまでインストール時に入っているループを使うだけだったので、
前々から自分でもREXファイルを作ってみたいと思ってはいました。


オーディオデータをスライスして、
好きな部分をMIDI管理して鳴らすことが出来るようになるので、
(オーディオをMIDI管理してブレイクビーツが簡単にできる)
テクノやダンス系音楽では重宝されてきたソフトです。



自分でドラムパターンやシンセ音などを録音して、
ループ素材として使えるので、
簡単に手順を解説してみたいと思います。


①素材選び

素材は何でもいいのですが、
ずっと「これ何の役に立つの?」と思っていた
JV-2080の拡張ボードに入っているループ音色にしました。

JV-2080

SR-JV80のループ音色

SR-JV80のループ音色はテンポ同期も出来ず、
本当にただ鳴らすだけで、
そのまま使うならループと同じテンポの曲でそのまま使うだけしか
用法がありませんでした。

音は良いのですが、これはハッキリ言って役立たずだったものの
ついにこのループパッチが役立つときが来ました。


②録音と波形編集

まずは普通に録音します。

普通に録音したWAVEデータ


次にちゃんと前後の無音部分をカットし、
耳でループが綺麗に繋がるかどうかチェックして保存します。

無音部分やループが上手く繋がるように波形編集します

ReCycleがあればReCycle上で簡単にできます。
ない場合はこの部分を丁寧に行う必要があります。


③WAVEをREXファイルに変換

やり方はとても簡単でWAVEデータを
Reasonにドラッグ&ドロップし、
波形をダブルクリックするだけです。

波形の上の▼マークがスライスポイント


ダブルクリックすると自動でスライスマークが表示されます。

ReCycleとの違いはこのスライスの細かさを
自分では決められない部分が一番大きいです。
(横にはずらせます)

試してみたのですが、Reason上では変更出来ないようで、
あくまでREXファイルを作る簡易的なソフトという扱いになり、
スライスポイントを任意で決めたいなら
やはりReCycleを買う必要があるみたいです。

もう一つ面倒なのが、
テンポ同期を自分でとらなければいけない点です。


素材のテンポが正確に分かっている場合は
Reasonのテンポと合わせればいいだけですが、
わからない場合は自分で計るか、
テンポ検出ソフトを使う必要があります。

おそらくこの部分もReCycleだと簡単にできるのではないかと思います。

次に波形を右クリックして、
「バウンス」→「クリップをREXループへバウンス」を選択します。

このままReasonのDr.Octo Rexで使うことも出来ますし、
REXファイルとして別途保存して、
Reason以外のソフトで使用することも出来ます。

Dr.Octo Rex

REXファイルとして保存することが出来ました。



②Stylusで使うには

私の場合はStylusを使うことが多いので
一度REXファイルをStylusで使えるように
コンバードする必要があります。

SAGE Converterで変換する

WINDOWSの場合は
「Cドライブ」→「Program File」→「Spectrasonics」→
「SAGE Converter」→「SAGE Converter.exe」で起動します。

出来上がったREXファイルをそのままドラッグ&ドロップするか、
ある程度まとめてフォルダごと変換することも出来ます。

変換後は「User Libraries」の「Converted REX Files」の中に
変換したデータがあります。


ここまで来たらあとは普通のStylusの使い方と同じで、
MIDI管理出来ますので、
テンポがいくつにでも変更出来ますし、
特定の拍にエフェクトを掛けたりも出来ます。


Reason内のDr.Octo RexとStylusは似たようなソフトで、
それぞれに独自の機能がありますが、
個人的にはエフェクトをたくさん使ったり、
ヘンテコな音を作るならReason内のエフェクトデバイスを自由に
ルーティング出来るという点で
Dr.Octo Rexのほうがちょっと有利かなと思っています。
(StylusもChaos DESIGNERやTIME DESIGNERがあるので、一長一短ですが)


私が使っているABILITYまたはSSW8.0の場合は
ABILITYはRewireがなんだかバグ?のような感じで
上手く機能せず(REWIREモードにすると起動に滅茶苦茶時間が掛る、
部分再生が上手くいかないなど)、
SSW8.0の場合はそもそもRewireが未対応なので、
必然的にStylusになりますが、
Rewireが気分良く使えるならReason内で使うのが一番楽かもしれません。

DAWでMIDI管理して使えます。


テクノ、ハウス、ミニマル、トランス、ブレイクビーツ、ヒップホップ、
ダブステップやEDMなど格好いいループがあれば、
これで加工し放題のオリジナルサウンドを作れますのでかなりお勧めです。


ループ素材をそのまま使うとどうしても他者との差違が出にくいですので、
StylusのようにMIDI管理して、オリジナルのビートの組み直すのが
いかにも「オレ音楽製作してるぞ」という感じがして面白いです。



結局のところReCycleを買うメリットはReason7以降を持っているなら
「テンポを自分で検出しなければならないのが面倒」
「スライスポイントを自分で決められない」
の2点以外はDAWと組み合わせて補えるので、
単体で2万円くらい出して
ReCycleを買うかどうかは悩ましいところです。


テンポ検出は「それくらい自分でやるよ」という方も多いと思うので、
どうにもならないのは「スライスポイントを自分で決められない」点だけになります。

どうしても細かい(大きな)スライスポイントで使いたい部分は
面倒ですが、その部分だけ波形を切り出して、
kontaktなどのサンプルプレイヤーで鳴らせばいいので
面倒を厭わなければメリットはなくなります。


私自身もやり方そのものは10年以上前から知っていましたが、
昨今のソフトはループ素材集がよりどりみどりで
「わざわざ自分で作らなくても別に困らない」くらい
恵まれている時代になりましたので、
自分でループ素材を作成するという方は減って来ているかもしれません。


よほど音作りに自信があるか、この手の手法に興味があるかでも無い限り、
他人が作った市販品で十分満足出来るはずです。


しかし「音色」も自分で作ると愛着やそれに関する興味が深く湧いてきますし、
アイデアも広がっていきます。

音源のプリセットに飽きてきた方は
時には自分で作ってみるというのも面白いかもしれません。

スーパーで総菜を買ってくることを「料理」とは呼ばないように
市販のループをただ使うだけでは味気ないというかつまらないというか
少なくとも「音楽製作」ではないような気がするという方は是非挑戦してみて下さい。


悩んでいる間にセール期間が終わってしまいましたが、
とりあえずReCycleを買わなくても使えるということがわかったので、
当面はこれで行こうと思います。


【後日】
その後、ReasonだけでしっかりとREXファイルを作るのは
結構面倒くさいということに気づき、
結局Recycleを購入しました。


後日記事はこちら

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最近、というか少し前からi-lok関係のソフトが
「認証に失敗しました」とか「オーサライズしてくれ」とか
エラーが出まくって困っており、
同じようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃるかもしれないので
誰かの役に立つかもと思い対処方法を書いておきます。

Protoolsのi-lokエラー

ソフトによってエラーメッセージは異なると思いますが、
まずi-lok本体が物理的にささっているかを確認し、
認識しているのに駄目な場合は以下の部分を調べます。

以下WIN764bitの場合です。


①コントロールパネルのシステムとセキュリティーを選ぶ。


②システムとセキュリティーの中の管理ツールを選ぶ。

③管理ツールの中のサービスを選ぶ。

④一覧から「PACE License Services」を見つける。

この「PACE License Services」の右横の状態の項目に
開始が付いていない場合は
「PACE License Services」の上で右クリック→「プロパティー」。


サービスの状態の部分で「開始」をクリック。


これでi-lok認証ソフトが動きますので、
ソフトが立ち上がるはずです。


私の場合は、プロパティー内の「スタートアップの種類」を自動にしても
なぜか再起動すると開始状態にならないので、
毎回手動でやっています。

デスクトップにショートカットを作っておくと便利です。


毎回コンパネからサービスまで潜るのは面倒くさいので、
デスクトップにショートカットを作っておくと便利です。


私個人やレッスンの生徒さんで同じ症状の方を確認していますが、
ソフトのエラーであれば上記の方法で解決するはずです。


そのうちバグフィックスされるかもしれませんが、
現状ではこの方法で回避出来ます。



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