最近図書館で「作曲家別名曲解説ライブラリー 」を借りてきて、
ボチボチ読んでいます。

目的は色々な作曲家の作品をなるべく漏れなく多く知りたいというのと
あとは趣味です。


昔はよく図書館で借りて、色々な曲の足がかりにしてきましたが、
ドビュッシーは大好きなので、
ドビュッシーだけはもう買ってもいいかな?と思うようになりました。
(ドビュッシーは全曲制覇してみたいです)


読んでいて多くの作曲家に共通する点として、
最初からではなく、ある時期から対位法の重要性に気づいて
勉強をするようになった作曲家が比較的多いことです。
(バッハの評価が遅かったというのも関係ありますが…)


例えばベートーヴェンは若い頃はホモホニックな作風で頑張ってきましたが、
だんだんと行き詰まってきて、とうとうスランプに陥り、
これでは駄目だと40代になってから、バッハの対位法を本格的に研究するようになって、
後期になればなるほどベートヴェン作品は対位法趣味になり高度化していきます。


そして対位法によってスランプを抜けて、
弦楽四重奏大フーガや第9あたりは完全に自分の血肉レベルで
使いこなしているように見えます。


モーツァルトも同じく後期になればなるほど対位法的になっていき、
ホモフォニックな曲の多いモーツァルトの音楽も
後期のピアノソナタK.576はかなり対位法的だし、
交響曲41番のジュピターではフーガが出てきます。


ロマン期になると対位法の大切さが理解されたせいなのか、
ブラームスは割と若いうちに対位法の大切さに気づいて
20代から既に勉強を初めており、
ブラームスの作品のあらゆる部分で対位法が見られます、
というよりは対位法なしではブラームスの作品を語ることが難しいくらいです。



もっと後のフランクやブルックナーもかなりきっちり厳格対位法を
学んでいますし、そういった努力はしっかりと作品にフィードバックされています。


かくいう私ですら、100曲から200曲くらいまでは
ポピュラーのメロディー+コード1つという方法や
ホモフォニックな書き方でなんとかやってきましたが、
やはり限界を感じてスランプになり、
ベートーヴェンと同じく、かなり一生懸命対位法を勉強しました。


厳格対位法のみならず学習フーガも一生懸命やりましたが、
過去の大家がそうであったように
対位法をしっかり勉強して良かったと今でも心の底から思います。


思うに多くの作曲を志す人間が通る道なのかなぁと
いろいろな作曲と対位法の関係を見ていくうちに思いました。



つまり最初から対位法の重要性に気がついて真面目に取り組む人は
実は結構少なく、
ある程度成長してから対位法の重要性に気がついて、
やむにやまれぬ必要性から対位法を一生懸命学ぶということです。


色々な方がいるので一概には言えないのはもちろんですが、
私の場合はまさにそうでした。
ベートーヴェンも同じだと思います。


なぜ大事なのかはこのブログでも何度も書いたことがありますが、
他人に言われてやるのではなく、
空腹に耐えかねて食べ物を食べるように、
さらなる自分の成長のためにどうしても必要に駆られて対位法を学ぶという
状態にならないと本当の対位法の大切さや応用法は
ひょっとしたらわからないのかもしれません。



ネットや書籍で対位法に関する情報は簡単に手に入る時代ですが、
空腹を感じたことのない人間に食べ物の大切がわからないように
大金持ちに貧乏のつらさがわからないように、
対位法の大切さも、対位法の技術を持っていないが故の
自分の限界や未熟さに自覚がないうちは
勉強の必要があるのかわからないのかもと思いました。
(私自身がそうでした)


レッスンをしていて今のところ対位法を学習フーガまでやった方はゼロであり、
なかなか本当の意味での対位法の大切を伝えるのは
言葉を尽くしてみるものの、難しいなぁとよく感じます。
(人によっては必要な方もたくさんいらっしゃいますが)


(音楽的な意味で)自分が貧乏だと気づかずに、苦労もしたことない人に、
貧乏の大変さを説いてもなかなか伝わらず、
本当の意味でそれがわかるのは実は自分が(音楽的な意味で)貧乏だと気づいてから、
あるいは苦労するようになってから、
というのが私自身の経験なので、
ある意味において、「別に対位法なんて勉強する必要ないんじゃないの?」
と現時点で感じている方はやる必要がないかも?とも思います。


親の苦労は自分が親にならないとわからないという感じです。



つまり空腹で例えるならばお腹が空いてから物を食べればいいので、
お腹が空くまでは対位法の勉強をせずに
たくさんオリジナル曲を作って経験を積んでいくことの方が
その人にとっては重要なのかもしれません。


その人の音楽性によりますが、
時が来れば否が応でもやりたくなり、
お腹が空いて食べ物を探すように、
対位法を学びたくなるはずです。



そうは言っても「対位法って大事なんでしょ?」と
その大切になんとなく気づいて
勉強なさっている方もたくさんいらっしゃると思います。


それは素晴らしいことですし、無駄にはならないでしょう。
いつか本当に対位法の重要性やそれをもっと高いレベルで身につけないと
自分の壁を破れないときに、若いうちにある程度学んでおけば、
年を取ってからゼロスタートよりもずっと有利なはずです。


私も最近ますます対位法的な趣味になり、
和声法と対位法を上手く組み合わせて作ることに興味が傾いてきました。
人間死ぬまで勉強なので、
もっと勉強したいと思います。


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作曲において大切なようで、
意外と軽んじられたり、人それぞれの考えがある
異名同音についてちょっと考えてみたいと思います。


異名同音は転調などの特別な意図や問題がなければ
「正しく書くべき」というのが私の基本的な姿勢ですが、
それだけでは割り切れない種々の複雑な問題が
過去の大家の作品にたくさん見られます。


現代において作曲をなさる方はみなさんは
それぞれ考え方をお持ちだと思いますが、
私なりのこの問題に関して考察してみたいと思います。


異名同音についてある程度の理解が持てれば
アナリーゼの役にも立ちます。


ここでは過去の大家のいくつか譜面を挙げて考察していきます。


①フレーズの流れを重視

ブルックナー 弦楽五重奏第一楽章 21小節目

上の譜例はブルックナーの弦楽五重奏の抜粋です。

ポピュラーでいうところのAdimコードですが、
(第二ヴィオラのA音が最低音なので)
和声では常に何かのキーのⅤ9の根省と考えます。


チェロの2番目の音が「ソ♭」で
残りは下から上に向かって「
ラ・ド・ド・ファ#」なので
全部で「ソ♭・ラ・ド・ド・ファ#」という音名で、和音を取れます。

鍵盤で押さえればD7(♭9)F
7(♭9)A♭7(♭9)C7(♭9)のどれかの
根省になりますが、
D7(♭9)と取ればチェロのソ♭がおかしくなります。
D7ならファ#と書かなければいけませんし、
実際第一ヴァイオリンはファ#で書かれているのに、
なぜかチェロではソ♭です。

F7(♭9)だとチェロのソ♭が♭9thになりますが、
今度は
第一ヴァイオリンのファ#がおかしくなります。

ほか
C7(♭9)でもA♭7(♭9)でも
正しく異名同音を書くという観点からは間違っており、
ブルックナー的にはチェロのフレーズを「
ファ#→ファ」だと
下行半音階として適切ではないので
「ソ♭→ファ」と書き換えたのか?と推測します。


和音の異名同音を無視して良いなら、
弦楽器の習わしに即した書き方だと感じます。


第一ヴァイオリンはファ#の後にソが続くので、
一般的には上行フレーズとしては「♭ソ→ソ」と書くより、
「ファ#→ソ」と書くのが習わしですし、
弦楽器ならファ#とソ♭は違う音ですから、
なおさらそうするべきです。



つまり減七の和音(dimコード)であれば、
本当ならⅤ9の根省だけれど、ブルックナーは
異名同音はフレーズによって臨機応変に書いて良いと
思っていると考えているように感じます。


少なくとも
Ⅴ9の根省における正しい異名同音表記はしておらず、
「フレーズの流れを意識した表記」のほうが
「異名同音を正しく書くこと」よりも重要視されています。


つまり
減七の和音など状況によっては
必ずしも異名同音を正しく書く必要はないと
ブルックナーは考えていたように感じます。



②保留などどうしようもない場合

ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲


ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲に出てくる異名同音ですが、
同じ音を保留するときには
本来は正しく書くべきだけれども、
異名同音で書かないとフレーズが続かないという場合があります。


A#7のコードはラ#・ド*ミ#・ソ#で、
E7のコードはミ・ソ#・シ・レですが、
牧神の例ではレとド*が異名同音になるため、
A#7の部分でバスがレの♮になっています。

A#7としての和音の書き方はおかしいですが、
後ろの偶成和音のことを考えるとこれしかないわけで、
こういう場合は異名同音は仕方ないと考えることが出来ます。



③奏者が見やすいように配慮


リスト リゴレット パラフレーズ


一番多い異名同音を正しく書かない理由は
「単純に見にくいから」です。


リストのリゴレットパラフレーズの最後のほうで
ナポリの和音→主音上のⅤという和声進行が出てきますが、
KEY-DbなのでナポリはEbbM7/Dbになりますが、
ダブルフラットが読みにくいからという理由で
EbbM7をDM7に変えています。


こういった異名同音の正しくない表記はあらゆる曲に散見されます。
誰だってダブルシャープやダブルフラットは見にくいでしょうし、
特に子供向けの曲には非常に多いです。



このあたりは作曲家によって考えが異なり、
ブラームスはダブルフラットだろうが厳密に書く例が見られますし、
フランクなどはかなり適当です。


前述のようにちゃんと理由があれば、異名同音は正しくなくても良いと思いますが、
逆に言えば明確な理由がなければ正しく書くべきという風に私は思います。


個人的にはブラームス同様にかなり厳密に書く方ですが、
色々見ているうちに別に正しくなくてもいいのかな?と思うようになったので
記事を書いてみました。


勉強中の方の異名同音の表記の参考になれば幸いです。


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教員を辞めてから基本的に座り仕事になったので、
何もなければ一日中座っていることになり、
最初の1年くらいは全然平気だったのですが、
徐々にお尻や腰が痛くなり始め、
遂にはまともに座っていられなくなりました。

とにかく座るとお尻と腰が痛いのです。


座り仕事である程度同じような悩みをお持ちの方は
いらっしゃるのではないかと思います。



一番良いのは適度に時々立ち上がり、
軽く歩いたりすること、
あるいはあまり同じ姿勢で座りすぎないことですが、
そうは言っても座らないと仕事が出来ないというケースもあるでしょうし、
なかなか難しいと思います。



オフィスなどで複数の方の目がある場合は難しいですが、
自宅で、という条件付きで私はこうして楽になりました、
という方法をご紹介します。


順番に私がとった対策を紹介していきます。


①クッションを大量に敷く
出来れば低反発のものや、通常のものなど複数用意して、
その時々の具合に合わせていくと良いと思います。


私は最初はこれで多少改善しましたが、結局は駄目でした。

どうも上半身の体重がお尻に掛かるのが良くないようで、
それはクッションがあってもなくても、変わらないため
背もたれを使ったりもしましたが、
早々と別の方法に移りました。


②キューブの上に正座

西洋式の椅子に座るとお尻が痛いので、
普段からよく正座をする私はキューブ状の箱を買って、
その上で正座して作業していましたが、
大体30分くらいで足が痛くなるので、
丸一日正座というのがキツく
これも別の方法に移りました。


上の蓋が開いて収納になっているタイプは
中に小物を入れることも出来ます。

私は試しませんでしたが、正座椅子なんてのもありかもしれません。



③バランスチェアにする

普通の椅子でも正座でもどのみちお尻に負担が掛かるので、
負荷をお尻と膝に分散するバランスチェアを買いました。



バランスチェアも最初は良かったのですが、
結局はお尻が痛くなり、今度は膝も痛くなり、
手放してしまいました。


普通の椅子、正座、バンスチェアなどを交互に使い分けたりしたのですが、
それでもとにかくお尻が痛いので、
これも結局は私には合わなかったようです。


背もたれがなく、体重を背中に分散させるということが
正座もバランスチェアも出来ないため
やはり背もたれがあって、背中に体重を掛けれられるような
タイプが良いと思ったため、背もたれのある椅子に戻りました。


④リクライニングチェアにする

背もたれがあり、横に肘掛けもあるので、
時には体をやや斜めにして体重を分散出来るので、
かなり楽になりました。

しかし結局は背中とお尻に体重が掛かり、
お尻が痛いのでこれも駄目でした。


長時間座っていられなかったのです。


このとき発見したのは肘掛けを使って体を斜めにして座れば
体がかなり楽ということに気づいたので
それなら二人がけのソファを使おうということになりました。


一人用の椅子なので体を横にして座ることが出来ず、
斜めに座るにはやや窮屈でした。



⑤2人掛けのソファにする


現時点で最終的に辿り着いたのがソファに座って仕事をする、
という方法です。

これが一番楽でお尻も痛くならず、
なっても簡単に姿勢を変えられるので、
長時間座っていられます。


但しのままだと、高さが普通の椅子に比べて足りないため、
継ぎ足を買いました。



継ぎ足で高さを足してもまだ普通の椅子に比べる高さが足りないので、
クッションを多めに敷いたりしてやっていたのですが、
柔らかすぎるクッションだとどうも具合が悪く、
この問題は低反発の堅めのクッションを買うことで解決しました。




ソファは普通の椅子に比べて、
深く腰掛けるように出来ているので背もたれまでの距離が長く、
もたれながら仕事をするには背中と背もたれの間にクッションを
入れる必要がありました。

また微妙に足りない高さも
低反発の堅めのクッションを間に入れて、
ソファをほとんど普通の椅子と同じ具合に今は使っています。


お尻が痛くなったらいつでもクッションの配置を変えられるし、
二人がけのソファなら斜めに座っても余裕なので、
頻繁に楽な姿勢に変えることができ
お尻が痛くて座っていられないという職業病はこれで解決しました。


疲れたらクッションをどかして普通のソファのようにも座れますし、
長時間同じ場所に負荷が掛かるという問題を
これで回避することが出来ます。


そもそも私がしっかりまっすぐ背筋を伸ばして座る必要があるのは
鍵盤を弾くときくらいで後は少々姿勢が悪くても大丈夫なので、
現状はこれで十分です。


3人がけのソファなら足を伸ばせそうですが、
今のところは二人掛けで十分です。


会社勤務の事務仕事では無理ですが、
在宅での座り仕事ならこういうやり方もあるので
是非参考になさって下さい。



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ドビュッシーの夢はなんとなく旋法っぽいです。

ドビュッシー=旋法を使うというイメージも強いので
よく夢も旋法かと間違う方もいらっしゃる。
(実際にはラヴェルの方がずっと旋法的ではありますが…)



楽譜はこちらです。


コード付けをするなら(取りにくいですが)、
KEY-Fで
Gm C7 Gm Fというスタートの仕方なので、
Ⅱm7 Ⅴ7 Ⅱm7 Ⅰ
Gドリアンスタートだからドリアンモードと感じる方もいらっしゃり、
Gmの部分も長いのでその気持ちもわかります。



ディグリーとしては
ⅡmⅤ7Ⅱm
なのでⅡm-Ⅴの後にⅡmが出てきてⅠに進み、
冒頭部分は完全にFメジャーキーと私としては解釈したいです。


ⅡーⅤーⅠというカデンツも見られますし、
必ずしもそのKEYのⅠ度から和音がスタートするとは限らないからです。


ただ全体的には結構曖昧で、
そもそもにして最初の左手のアルペジオが
右手の旋律の音次第で別のコードに取れるような音になっているため、
解釈が分かれそうな感じではあります。


ローマ留学の後の作品なので、
既に旋法を復活させるというテクニックを
使い始めている時期ですし、
わざと曖昧に書いているのかもしれません。



夢のようなロマンチックな曲ですが、
どうも作曲者本人的には不満だったらしく、
「駆け出しの頃に、経済的な苦境から必要に迫られて書いた曲」といい、
なかなか出版はしようとしなかったようです。


ドビュッシーらしさを十分に表した曲というには
ちょっと単純なので、本人もその部分が気になっていたのかもしれません。



彼は1918年(55歳)に直腸癌で亡くなっていますが、
死ぬ3年前に冬の薪代に困った彼は
「もう家のない子供たちのクリスマス」を書くなど
ドビュッシーは生前、お金に困って自筆譜を欲しがるファンのために
曲を二束三文で書くことがよくあり、
生活費欲しさに書いた曲がいくつか残っています。
(だからといって作品の価値が損なわれるわけではありませんが…)


本人の自己評価に反して、
ドビュッシーの作品の中では人気作品であり、
演奏されることも多く、
そのままBGMで使えそうな世界観なので私も好きです。







作品の高度さという意味では牧神や海や夜想曲の方が
何倍も何十倍も高度ですが、
芸術は趣味嗜好の問題を別とすれば
すべからく受け取る側の知性の発達度合いによって
評価されるという良い例であり、
音楽的に高度だからといって人気が出るかどうかというと
それがまた別問題であり、
そのことにどう取り組みべきか?ということを考えさせられます。



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izotope  TRASH2導入しました。

izotope  TRASH2
公式サイト(日本語)

もうたくさんエフェクトプラグインは持っているのですが、
技術の進歩は恐るべし、
今までにない歪み系エフェクトということで買ってしまいました。


歪み系エフェクトなので要するに単なるディストーションや
オーバードライブと思ってしまいがちですが、
設定できるパラメーターが膨大で作れる音も無限に近い可能性があり、
一般的な歪み系エフェクトの概念を大きく超えるプラグインです。


ディストーションのような破壊系エフェクトとしてだけでなく、
エンハンサー的な音質を上げる目的でも使えるので、
音質アップ、ギターの歪み、破壊系エフェクト、そして効果音まで
その多様性と音質の良さに「これは凄い!」と驚きました。


とにかく歪みに関してなら色んなことが出来るプラグインです。
技術の進歩は凄い。

6種類ルーティング

単に歪ませるセッティングのみでなく、
実際には様々な歪みを作り出すために
6種類のルーティングがあります。

①FILTER(歪む前のイコライザー&モジュレーション調整)

②TRASH(2段階歪み調整)

③FILTER(歪み後のイコライザー調整)

④CONVOLVE(マイクやWIDTHなどの調整)

⑤DYNAMICS(コンプ&ゲート)

⑥DELAY

上記の6段階のエフェクトの組合わせで
FILTER以外はDRYとWETの調整が出来るので
単なる歪み系エフェクトという概念を超えて、
非常にたくさんの音を作ることが出来ます。


ソフト音源の音をブラッシュアップするために買ったのですが、
実際に使ってみるとギターにも使えそうな、
特にスラッシュ系やグランジ系に合いそうな強烈な歪みが作れるのが、
個人的には掘り出し物的な感じでした。




実際にどんな用法でどれくらい音が良くなるの?という疑問に
上の動画は答えてくれていますが、
主にエンハンサー的な用法としては十分過ぎる効果ですし、
クリーンギターに対する歪みもかなりリアルで
アンプやストンプエフェクトで作るだけでなく、
TRASH2でのアプローチもありかなと思える感じです。


歪ませる周波数を詳細に設定出来るのが良いですね。

設定出来るパラメーターが非常に多いので操作は複雑です

しかしその分、使い方は複雑で膨大なプリセットがあるものの、
日本語の説明書なしだと、翻訳サイトを使いつつチビチビ
各パラメーターの使い方を調べて行く感じなので、
まだまだ使いこなしているとは言えません。


これから少しずつ覚えて行こうと思いますが、
歪み系なのに、出来ることが多すぎるくらいなので、
大量のプリセットがあるものの
WAVESなどのイージーオペレーションとは対極位置する
複雑な操作への理解が必要なソフトです。


ギターの歪みにも使え、
エンハンサー的な音質の底上げにも使えるプラグインであり、
破壊系面白エフェクトも自由自在なだけあって、
単なる歪み系エフェクトでこの値段か、というのに
納得出来る久々の両プラグインでした。


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