独学で作曲を学ばれる方へ、
色々なジャンルと雰囲気の曲を作る練習の方法を
ご紹介したいと思います。

基本的には前回の基本理論の続きのような内容です。


最初は「①ジャンル」と「②雰囲気」を別に考えていくと良いと思いますが、
方法と言っても特別なやり方があるわけではなく、
基本的には地道な勉強になります。


例えばロックというジャンルを作れるようになりたいとしましょう。
既にある程度出来る方も出来ない方も色々な方がいると思いますが、
成り立ちから現代最先端のロックまで
一通りのスタイルを網羅するだけでも結構大変です。


【ジャンル別の勉強方法】

①歴史的な成り立ちや有名なアーティストや曲を知る。
まずはロックの大ざっぱな成り立ちや歴史について調べます。
いつ頃、どんな理由で、どうやってその音楽が生まれたのか?
どんな有名な曲があるのか?どんなアーティストがいるのか?
などは実際の作曲と関係がないと思う方もいるかもしれませんが、
深く広くその音楽を理解しようと思うと、
どうしてもこういった内容を無視出来なくなります。


ロックであれば、発生から現代に至るまでおおよそ60年くらいですので、
初期のロックンロール(あるいはそれ以前)の部分から
現代に至るまで自分で年表を作るのも良いと思います。

有名なバンド、アーティスト、曲などを知ることからスタートです。
各スタイルに取り組むことになったときも
有名な曲のリフやバッキング、あるいはアーティストのプレイスタイルは
大いに参考になります。

ロックの歴史


②1つ1つのジャンルのスタイルに取り組む。
そして1つ1つのジャンルのスタイル、
例えば「ロックンロール」「ヘヴィメタル」「パンク」などの
音楽的な特徴を分析します。

一口にロックというジャンルでも、
チャック・ベリーやプレスリ-のロックンロールと
現代のマリリン・マンソンやリンキンパークから聞えてくる音は
同じロックというジャンルに括っていいのかと思えるほどスタイルはまるで違います。

1つ1つの音楽的な特徴、
具体的にはコード進行やギター、ベース、ドラムなどのアレンジの手法、
各楽器の音色作り、ミックスのやり方などです。


基本的には各楽曲の音源とバンドスコアの分析し、
自分でもそのスタイルで作るという勉強方法になります。


楽器屋さんで売っている教則本なども非常に参考になります。
特にアーティスト別、スタイル別に焦点を当てている本も
世の中にはたくさんありますので、
そのとき自分が知りたいこと「ロックロール」「ハードロック」「ヘヴィメタル」「スラッシュ」
「パンク」「サイケ」「グランジ」etc…
これらに付いての資料があった方が助かるという方は
ネットや楽器で探してみましょう。


きっとたくさん揃うはずです。


そうして例えばロックンロールなら
何か1曲モデルを決めて自分でも分析で得た知識を活かして
見よう見真似でとにかくたくさん作っていきます。


そのようにして1曲1曲出来ないことを少しずつなくしていきます。


これと同じことをジャズやクラシックや民族音楽や電子音楽でも行います。



③汎用アレンジについて
具体的なジャンル作りの前にそもそもギターやドラムに関して
基本的な知識を持ち合わせていない方は
おそらくいきなり分析するのは難しいでしょう。


バンド系の音楽をやってらっしゃる方はギター、ベース、ドラムなどに
ある程度知識をお持ちの方が多いですし、
クラシックをやってきた方はピアノやヴァイオリンやクラリネット、
あるいはオーケストラに関する内容が得意だったりします。


また電子音楽が得意な方は
シンセの音作りやリズムマシンに強い方もいらっしゃいます。


このあたりは個人よって千差万別ですが、
具体的な曲作りの前に
ギター、ベース、ドラムなどの基礎を勉強する必要が人によっては
あるかもしれません。

例えばギターであればエレキギターの入門書的な本から勉強するか
誰かからギターレッスンなどを受けるなどして
各楽器に関する知識・技術を習得していきます。


何もプロのギタリスト並に上手く弾けるようになる必要はなく、
アレンジするのに困らないだけの基礎知識があれば
「とりあえずは」OKなので、
自分が全く触れたことのない楽器は
機会があればなるべく触れてみるのが得策です。


クラシックなら最低限ピアノを始めとして弦楽器、管楽器、打楽器などの
いわゆる管弦楽法(オーケストレーション)の知識が必要になります。
(和声法や対位法も)


電子音楽ならシンセサイザーやリズムマシンの音作りに関する知識が
必要になりますが、
誰しも自分が普段取り組まないジャンルに関しては弱いものなので、
だからこその練習・勉強となるわけです。


既に持っている自分の強みをさらに伸ばすのか?
それとも自分の弱点を補強するのか?は
自分を最終的にどういう音楽家にしたいのかという指針によって
変わってくると思います。


先生や自分が目指しているスタイルを既に体現している人に
アドバイスをもらうのも良いでしょう。



簡単にまとめると①~③のように勉強しつつ、
自分の技術の幅を広げていきます。

言葉にすれば短いですが、
実際にやってみるととても大変かもしれません。
かなり膨大な量です。


とりあえず音楽ジャンルとして
「こういうの作ったことないな~」というのを
1つでも減らしていくのが目標です。


慣れてくるとやったことがないジャンルでも
簡単に真似て作れるようになります。



【雰囲気別の勉強方法】

雰囲気別の勉強方法はとても簡単です。
なぜならこれを十全に習得し、また勉強を進めていく上では
理論的な音楽の理解とジャンルの習得が伴っていないと
まともに進めていくことが出来ないからです。


音楽理論もばっちり習得(前回の牧神が分析できるくらい)、
ジャンル別作曲方もポップス、ロック、ジャズ、フュージョン、電子音楽、
民族音楽、クラシックetc…何でも作れることができるならば
あとは雰囲気別の作曲法は分析と作曲の
経験を積む問題になってきます。


一口にロックと言ってもロックンロール、ハードロック、ヘヴィメタル、パンク、etc…
ジャズもディキシーランドやニューオーリンズジャズ、スウィング、バップ、モード、フリー、etc…
クラシックもバロック、古典、ロマン、近代、現代、etc…
電子音楽もハウス、テクノ、トランス、ユーロビ-ト、ブレイクビーツ、ダブ、etc…
民族音楽もケルト、雅楽、ガムラン、ボサノバ、サンバ、フォルクローレ、ハワイアン、etc…
まだまだありますが、こういった書き切れないくらいたくさんのジャンルを習得してきた方は
既にたくさんの経験を持っていますので
基本的な勉強は既に終わっているはずです。


というよりは基本的な勉強が終わっていないと出来ないはずです。
私が昔書いた作曲基礎理論の本の内容くらいは
最低限終わっていないと少々苦しいかもしれません。


雰囲気別の勉強は実際の楽曲を分析して
「〇〇な雰囲気」を出すために実際の楽曲で
どのようなテクニックが使われているのかを分析し、
分析が終わったら、それで得た知識を活かしてどんどん作っていきます。


「感動的な雰囲気」「コミカルな雰囲気」「夕方っぽい雰囲気」
「戦闘っぽい雰囲気」「悲しい雰囲気」「楽しそうな雰囲気」etc…
こちらも例を挙げたら切りがありません。


具体的には自分の好きなゲーム、アニメ、映画なんでも構わないので
何かサントラを用意して、
自分がそのサントラを担当したつもりで
丸々作品1つ分の音楽を作ってみましょう。


ある意味実際の仕事の疑似体験なので、
とても有益な訓練になります。


もちろん分析しながらなので、
オリジナリティーの追求というよりは技術習得の意味合いが強いです。


実際にやっていく中では上手く作れなかったり、
真似出来ないものも出てくるでしょう。

そんなときは基礎理論かジャンル別の勉強に戻ります。
誰かにアドバイスをもらうのも良いかもしれません。


そもそも「クラシックの現代音楽って何?」という方が
何かのサントラでウェーベルンのような現代音楽を聴いて、
聴いただけでいきなり作るというのは難易度が高いです。


ですので実際には基礎理論やジャンル別を行ったり来たりしながら
勉強を進めていくことになりますが、
とにかくサントラを聴きまくり、
自分が作ったことのない雰囲気を持ったBGMがあったら
どんどん挑戦していきます。
ボーカル曲でも全く同じです。


ジャンル別もそうですが、雰囲気別も千変万化で色々ありますので、
全部網羅するのは難しいですが、
やはりこれもやったことのないことを一つでも減らすのが目標です。


毎日続ければそのうち終わりが見えてくるので、 独学で作曲を学ばれている方は、 一つの方法論として取り入れて見て下さい。

書いてあることは当たり前のようなことばかりですが、
逆に言えば作曲に近道はないということでもあります。

頑張れば頑張った分だけ自分の財産になりますので、
地道に勉強や練習を続けて下さい。

いざという時に役に立つのは付け焼き刃ではなく
体に染みついた技術だけです。


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DTMマスタリングのやり方

DTMミキシングのやり方





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レッスンではポピュラー理論や和声楽や対位法、
クラシックのアーリーミュージックから近現代の作曲法や
ポップス、ロック、ジャズ、フュージョン、テクノ、民族音楽、
アニソンやバンド曲あるいはボカロ曲の作り方や、ミキシング、マスタリング、
果ては映画音楽やゲームミュージックの分析に至るまで色々なことをやっていますが、
独学で作曲を勉強なさっている方のために、
ここまで出来たらちゃんと「基礎」の勉強が出来ているという目安を
出して差し上げたいと思います。


私のレッスンで「これが出来たらポピュラー・ジャズ理論(基本理論)が
十分理解出来てる」という理論習得のテストで使っているのが、
ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲のピアノアレンジ版です。



ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲のピアノアレンジ版
横山 幸雄編



なぜポピュラー・ジャズ理論(基本理論)なのに、
クラシックの曲なんだ?と思われるかもしれませんが、
理由は簡単で副属7や裏コード、sus4やモードや転調など
ポピュラー・ジャズ理論で学ぶ基本的な知識の詰め合わせとして
適切な難易度の楽曲だからです。


クラシックの曲ではありますが、
ポピュラーと同じようにコードネームやディグリー、
コードスケールをつけることが出来ますので、
この曲が難なく分析出来るのであれば、
ボーカル曲の作曲と分析で理論的に困ることはなくなるはずです。


実際には流行のアニソンやバンド曲、ゲームや映画音楽の分析なども
レッスンでやっていますが、
1曲のみで理解度を測るというのであれば、
この曲が非常に適切だと思います。


ここで「何処までを基本理論と呼んでいいのか?」と問題が起こりますが、
一応私が昔書いた「作曲基礎理論」という本に載っている内容を
基礎と仮定しましょう。
(基礎の範疇は人それぞれです)


Chapter 24の「長調・短調を脱した作曲法」は
モードや移調の限られた旋法、12音技法や神秘和音etc…など
これって基礎か?と思える比較的高度な内容がありますが(BGM制作で使います)、
詳しい応用を説いているのではなく、
あくまで分析やBGM系の作曲で必要になる基礎レベルに過ぎないので
作曲の土台という意味では一応の基礎と考えています。



移調の限られた旋法、12音技法がポピュラーのボーカル曲で
登場することはほぼないと思いので、
コンペなどのボーカル曲のみが志望でBGM系のお仕事は範囲外という方は
これらは理解出来なくても何の問題もないと思います。



実際にどうやるかというとまず楽譜の入手ですが、
私が使っている横山 幸雄編の牧神のピアノアレンジ版は
どうも絶版になっているのかネットで検索しても出てきません。


IMSPLのここからDLしてもいいかもしれませんが、
以前ある生徒さんがIMSPLからDLした楽譜で分析していたら
普通に音が間違っている部分があったので、
正直IMSPLに上がっているスコアはいまいち信用出来なかったりします。



しかし無料で手に入る著作権フリーの楽譜なので、
手っ取り早く手に入れるならとても便利です。


実際の分析のお手本。


実際の分析は上の画像のように
五線譜の上のコードネーム、下にディグリーとコードスケール、
出来れば出身キーも書き込んでいきます。


大切なのは調判定で、その部分が一体なんのキーなのかが
ちゃんと取れない生徒さんが結構いますので、
しっかり調判定できるようにしましょう。


まずはコード進行の面白さ、高度さだけでも理解出来たらOKで、
余裕があれば作曲技法的な面に目を向けるのもありです。


この曲は変奏曲+3部形式のような非常に変則的な形式であり、
主題展開の多彩さやオーケストレーションにも語るべきところに
枚挙に暇がありませんが、
「調判定」「コードネーム」「ディグリー」「コードスケール」「出身キー」だけ
ちゃんと理解出来れば
「これが出来たらポピュラー・ジャズ理論(基本理論)が十分理解出来てる」
ということになると思いますので、
独学で頑張っていらっしゃる若い作曲家の卵さんたちは頑張ってみて下さい。


今までレッスンをしてきた中で最年少で高校生の子が
牧神の分析を何なく出来ていましたので、
やろうと思えば誰にでも可能なはずです。



これが出来ればポピュラーの歌ものやゲームBGM作りの
技術の幅の広さはかなり広がっているというか、
一応職業として成り立つレベルの音楽の理解度(理論だけですが)となりますので、
このあたりを目安に理論の勉強はしていけばいいのではないでしょうか?



ここで述べていることはあくまで私個人の独断と偏見に満ちた主観ですが、
「基礎の習得」という目安は人それぞれであり、
現実にはこれよりも遙かに低いレベルでも基礎の習得が出来ていると
考える方もいらっしゃいます。



それはそれで全然ありだと思いますし、
自分がやろうとしてる音楽の方向性によって
求められる知識・技術は変わってきます。


DJ志望の方とコンペの歌もの作曲家志望の方と
BGMでオールジャンル作れる作曲家志望の方は
それぞれ必要となる知識と技術の内容とその分量は違うので、
最終的には作曲を続ける中で
「自分が困らなければ何でも良い」という状態を目指すのが目標です。


言葉にするのは簡単ですが、
なかなか簡単にできることではなく、
この基本理論習得のテストである牧神の分析一つとっても
実際多くの方にはとっては難しいのではないかと思われます。


独学で作曲を頑張っている方にはおおざっぱに
「なるほど、これが分析出来たら作曲の基礎理論はOKなのか」と
誰かが言っていたと思って頂き、
出来ない方はここを目標に頑張ってみて下さい。


ゴールがあれば、音楽の何を何処までやったら一応の目処が立つのか
わかりやすいと思うので、
分析していてわからない部分が出てきたら
市販の理論書などを紐解いて自分の理解度が足りていない部分を
どんどん埋めていきましょう。



さて、ここまでが基礎です。


「牧神のスコア見たけど、難しい…」という風に
感じた方がいらっしゃるかもしれませんが、
あくまでここまで述べたことは基礎に過ぎません。


基礎は何よりも重要である意味、
応用的なテクニックよりは遙かに重みがあるのですが、
それでもやはり基礎は基礎です。


大切なのはここから先で、
実際の曲をたくさん分析して、
自分でも分析で得た知識を活用し、
たくさんの曲を書いていきます。



それって基礎とどう違うの?と思うかもしれませんが、
例えば「ポップス」「ロック」「ジャズ」「フュージョン」「電子音楽」
「民族音楽」「クラシック」などのジャンル別作曲法は
副属7やSDMがわかるだけでは作ることは当然出来ません。


ギターやドラムなどのアレンジに習熟しなければいけませんし、
ジャンル別作曲法に取り組みたい方は
勉強すること目白押しです。


さらにBGM系やコンペなどのボーカル曲を作るかたは
単なるジャンルを飛び越えて「雰囲気別」の作曲技法も
習得していく必要があります。


例えば「感動的なシーン」とか「カッコいい感じ」とか「夕方っぽい感じ」とか
「重々しく暗い雰囲気」「ホラーっぽい」「戦闘曲っぽい」
「遊園地みたいな感じ」などこういったことは
基礎でもなければジャンルでもありません。



実際には依頼に基づいて、
あるいは自分が作りたいものに基づいて作曲していくわけですが、
こういった「雰囲気別」の作曲技法も重要です。


レッスンでは基礎がある程度終わった方には
任意でこれに取り組んで頂いてますが、
これが基礎の土台がある上で
実際の作曲で必要になる能力となります。



BGMと歌物とクラシックジャズで何曲かずつ例を挙げてみましょう。







例えば流行のアニソンがあったとします。
コンペや依頼制作というのはリファレンスがある場合がほとんどですが、
上の曲を聴いて一言で言うなら「同じような雰囲気を作れますか?」ということです。


コード進行などの基礎はもちろん、ジャンル別の技術習得も重要ですが、
それ以上にどうやったら「こういう感じになるのか」がわからないと
実際の作曲ではかなり手間取るはずです。


コード進行やリズムの特徴、
ギターやベースやドラムなどのアレンジのされ方、
ボーカルのメロディーラインの作られ方、
ミックスの仕上げ方の方向性etc…。


即座に分析し、自分のテクニックとして吸収し、応用する力が必要になります。


こういった技術は千差万別で個性に繋がっていく部分ですが、
ある程度依頼や趣旨に基づいて作る力が求められる場合がほとんどです。


BGMも見てみましょう。





この曲を聴いてやはり「同じような雰囲気を作れますか?」というのが
ポイントなります。

曲そのものは古いのですが、それは音源の問題であり
作曲技法的には今も昔も変わらないので、
現代のVienna Instrumentなどの楽器に差し替えれば
そのまま現代のゲーム音楽で通用します。


長調とも短調とも取りにくい、
何とも言えない不思議なBGMと
破滅的な暗さを持ったBGMですね。



分析してみるとなかなか興味深い技法が使われているので
是非やってみて欲しいのですが、
色々な雰囲気別の作曲技法は
基礎やジャンル習得の土台の上に存在します。


実際にレッスンでやっていると
生徒さんが苦戦するのはこのあたりです。


次はジャズです。


どうでしょうか。作れるでしょうか?

これはビバップスタイルですが
一口にジャズといっても 様々なスタイルが存在し、
さらに一つのスタイルの中でも 色々な雰囲気を持った曲が存在します。

ロックや民族音楽なども同様です。



クラシックはせっかくですから牧神と 古典和声の権化とも言えるモーツァルトにしましょう。




端的に言うならドビュッシーやモーツァルトの和声法、作曲技法を理解し応用できますか?
ということになります。

バッハやハイドン、ベートーヴェンやショパン、シューマンやブラームス、
ラヴェルやシェーンベルク、メシアン、スクリャービンも同様です。


もちろん完全にある一人の作曲家(例えばドビュッシー)を理解するのは難しくても
なんとなくそれっぽい曲を作れるか?がポイントです。



特に依頼制作、もっというならBGM系がまさにそうですが、
「なんとなくそれっぽい曲」を作れるかどうかが
作曲する上での最大のポイントとなります。


これが出来るようになるには色々なアプローチがあり、
耳コピだけを頼りに努力で出来るようになった人もいますし、
地道にコツコツ勉強して出来るようになった人もいます。



聴くだけで出来るようになる人は
どちらかというと天才肌のタイプで
そういう方は勉強の必要はないのでしょうが、
勉強していくのであれば
①基礎理論(牧神が分析出来たらOK)、
②ジャンル別作曲法(色々なジャンル)、
③雰囲気別作曲法(色々な雰囲気)

の3段で勉強を進めていくと良いと思います。



実際の勉強では①から③を進んだり戻ったりを繰り返しつつ
進めていくことになりますが、
概ねこんな感じで勉強を進めていくと良いのではないでしょうか。
(あくまで私からの提案ですが…)


これらに加えて、自分で2mixの完成まで持っていこうとすると
ある程度はミックスやマスタリングの勉強もしなければならないので
勉強することがたくさんあって大変だと思いますが、
どうか頑張って下さい。


年単位の勉強量ですが、
やってやれないことではありません。

続きはこちら


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nano PAD2というMIDIパッドを生まれて初めて購入したので、
色々と試しながら作曲に活用しています。

nano PAD2

MIDIキーボードや電子ピアノではなく、
合成樹脂?のような堅めのゴムっぽいパッドを叩くデータ入力を
今までやったことがなかったので結構面白いです。


鍵盤を叩くよりはドラム&パーカッションに対して
イメージが湧きやすい。
(音階を割り当てることも出来ます。)


基本的な使い方はとても簡単ですが、
誰かの役に立つかもしれないので、
DAW(ABIRITY)+nano PAD2でドラムセットの使用方法の一例を
ここに挙げてみたいと思います。


まず使うドラム音源(ドラムでなくても構いません)の
各ノートナンバーと楽器の位置がどうなっているのかを
説明書などで調べます。


説明書を見るまでもなく、音を聞けばわかる人は
DAWやMIDIキーボードでその音のノートナンバーがわかるので、
これをnano PAD2に割り当てていきます。





INTEGRA-7/SuperNATURALのドラムセットのリスト


上の画像はINTEGRA-7/SuperNATURALのドラムセットのリストです。


nano PAD2は16個のパッドがありますので、
自分が良いと思った配置で覚えやすいように
Korg Kontrol Editorを使って各パッドに楽器を割り振っていきます。

Korg Kontrol Editor


Korg Kontrol Editorで作ったデータをnano PAD2へ送信するには
「転送」→「シーンセットの書き込み」で出来ますが、
「CTRL」
+「T」のショートカットで行うと便利です。


このとき注意しなければならないのは
DAWを立ち上げながらこの割り当て作業を行うことが多いと思うのですが、
​KORG USB-MIDI Driverは、32bitと64bitアプリケーションで
同一ポートを扱えない(同時使用ができない)仕様になっており、
64bitのDAWでnanoPAD2を繋いだまま
Korg Kontrol Editorで作ったデータをnano PAD2へ送信することは出来ません。


32bit版のOSやDAWでは問題なく使えるのですが、
64bitアプリケーションと32bitアプリケーションが、
同一のMIDI INポートを同時に使用することはできないという仕様のため
不便ではありますが、毎回DAWのMIDI INから
nano PAD2を外す必要があります。


詳しくは下記のKORG公式サイトでどうぞ。

https://www.korg.co.jp/Support/OS/windows7.html
Windows 7 SP1の対応状況


私も買うまで知らなかったのですが、
nano PAD2の設定を変える度にDAWのMIDI INをオンオフしなければ
ならないため結構面倒くさいです。


購入検討される方は上記のKORG公式サイトをよくお読み下さい。

ABILITYのMIDI INを毎回外したり繋いだりする必要があります。


私は毎回DAWのMIDI INを外したり繋いだりしながらやっています。
(私の場合は一回ちゃんと作れれば後はそんなに変えることもないので、
まぁありかな?と思える不便さです。)



自分の好きな位置に配置します。

好きな位置に適当に配置すればOKなのですが、
自分の中でルールを作って規則的に配置すると覚えやすいです。

グループごとに分けると便利です。


nano PAD1のプリセットはKORGの公式に出ていたのですが、
第2世代は見つけることが出来なかったので自分で作るしかありません。


TOONTRACKのSUPERIOR DRUMMERを使っているのですが、
プリセットがあったら便利だなぁとは思うのですが、
当面は自分でゼロから作るしかなさそうです。



パッドの数は16個ですが、SCENEという4つのレイヤーがあり、
これはボタン1つで切り替えることが出来るので、
実際には4×16=56個の楽器を割り当てることが出来るので
まず困ることはないと思います。


SCENEボタンを押さずに同時に使えるのは16個ですが、
本体のサイズが小さいのが売りなので、
丁度良いくらいです。



一旦オリジナルのPAD割り当てデータが出来たら
名前をつけて保存しておけば次回は呼び出すだけで使えます。


あとはPADを叩きながらリアルタイム入力、もしくはステップ入力です。
サイズが小さいので作業場の
MIDIキーボードとは違う場所におくことも出来ます。


MIDIキーボードがあれば別になくても別に困らないものですが、
あったらあったで面白いMIDIデバイスです。


参考動画





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先日のnano2シリーズを購入したときに
DTM関連機材購入時によくある
体験版と製品版の中間のようなバンドル・ソフトウェアの中に
UVI Digital Synsationsがあったので
早速インストールしてみました。


UVI Digital Synsations


予てより欲しかったRolandのLA音源シンセである
D-50がソフト音源化されたDS90Sがあったからです。

Roland D-50

LA(linear arithmetic)音源と呼ばれる 8bit PCMサンプルを使用したシンセで
難しいFM音源をわかりやすくしたような音源なのですが、
音がとても好みなので
今までは音源のプリセットに入っているD-50のパッチを使っていました。
(D-50bassやD-50padみたいな名前で音源にたまに入ってます)


D-50は初音ミクのモデルになったDX-7などが全盛期だった時代の
シンセなのではっきり言えば昔のシンセなのですが(大体30年くらい前)、
この時代のシンセは今のソフトシンセとは毛色の違う良い音がたくさんあって
個人的には非常に好きだったりします。


初音ミクのモデルになったDX-7


Integra-7のプリセットにも少しだけ入っていますし、
こちらIntegra-7にインポートすれば拡張して使うことも出来ます。
(D-50のデモサウンドはこちらでも聞けます)



LA音源に関して知りたい方はこちらをどうぞ。


Digital Synsationsは1980年代に発売されたシンセである
Roland D50 、KORG M1YAMAHA SY77 、ENSONIQ VFXの
4つをサンプリングした音源です。


この中で現在でも残っている会社はRoland、KORG、YAMAHAのみですが、
昔の名機と呼べるようなシンセがたくさんあって、
それらを現代のソフトウェアとして楽しめるのは
素晴らしいと思います。


オークションや中古などで実機を購入できるのですが、
物理的に大きなキーボードなので場所を取りますし、
D-50のためだけに大きなキーボードを一つ増やすほど
広い部屋にも住んでいないので
こういったデジタルでの復刻は非常に有り難く、嬉しくもあります。



今までUVIとは全く没交渉で1つも持っていなかったのですが、
Digital Synsationsを見てほかの製品にも興味が湧きました。
色々とデモを聴いていると面白そうな音源がたくさんあります。



Digital Synsationsはインストールだけで9GBで、購入すると199$ですが、
nano2を買った人には無料で付いてきます。


ほかにもM1 Le、EzDrummer Lite、Lounge Lizard Session、
Ultra Analog Session、Strum Acoustic Session、のソフト音源に加えて
DAW兼音源のReason Limitedと
DAWのAbleton Live 9のディスカウント・クーポンが付いてきます。


nano2を買うと無料で付いてくるバンドルソフト一覧。
詳しくはこちらです。


こんなにたくさん付いてきてKORG太っ腹だなぁと思いました。
Le版とは言えKORG M1も付いてくるし、
欲しかったものが色々付いてくるので
nano2は買って良かったです。


KORG LEGACY COLLECTION

ちなみにややnano2よりも上位機種である
microKEY-61taktileTRITON taktileなどを買うと
KORG LEGACY COLLECTIONも付いてくるらしいのですが、
nano2のバンドルソフト(M1 Le)から1万円弱でアップグレード出来るようです。
(普通に買うと2万円弱)

KORG M-20

M1 leのフル版であるM1やM-20のソフト化されたものもあるし、
POLYSIXのような古いシンセ入っています。


POLYSIX

昔のD-50、SY-77、M1、M-20、POLYSIXなどは
現行開発のソフトウェアシンセでは出ない
なんといか丸みのある、可愛い、使いやすい、太い音が出たりします。


こういった昔のシンセを好き嫌い、
興味のあるなしは全く関係なしに
現代でのDTMでの音色選びの一つの選択肢として
全くこれらのシンセと関わってこなかった世代の方にも
有意義な選択肢の1つとなり得るのではないかと思います。

良かったら色々と調べたり、試したりしてみて下さい。
特に若い方には新しい発見があるのではないかと思います。



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作曲基礎理論~専門学校のカリキュラムに基づいて~

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Korg nano2 の3セットを買いました。

Korg nano2シリーズ


玩具みたいな小さな機材ですが、
使ってみるとかなり使えます。

特にMIDI PADを買うのは初めてなので、
ドラム入力などにも活用出来そうです。


nano key2


nano keyは正直大きな電子ピアノがあるのでいらなかったのですが、
お手軽に遊ぶときに使えそうです。

さすがにこれでピアノを入力というのは難しいですが、
MIDI PAD的な使い方で楽しめます。

キーボードというよりはスイッチ的な意味合いで使えそうです。


ピッチベンドがボタン式なので、
ベンドの速度が自由にコントロール出来ないのが弱点ですが、
それ以外であればちょっとしたMIDI入力に活躍しそうです。



nano KONTOROL

スライダーとノブに自由にMIDI CCを割り当てることが出来るため、
MIDI入力にも使えるし、
ミックス時のオートメーションにも使えます。

8ch分のフェーダーやパンのツマミはそのままミックスでも使えるようですが、
主に作曲時のMIDI CC送信用に購入しました。


キーボードは電子ピアノを使っているため
ピッチベンダーとMIDI CC送信は今まで別の機材を
MIDIマージすることで行ってきたのですが、
そちらが壊れてしまったので、
何か新しくて、小さくて、たくさんのMIDI CCが割り当てられる
MIDIコントローラーないかな?ということで探していました。


まだ使い始めたばかりですが、
MIDI CCの割り当てには十分過ぎるくらい使えます。

ツマミもスライダーもボタンもすべてにMIDI CCを割り当てることが出来るため
Integra-7のSUPER Naturalトーンの割り当てにも大活躍です。


nano PAD2

MIDI PADを買ったのは人生で初めてですが、
玩具という意味合いと新しいMIDI入力方法を試してみたい
という気持ちで買ってみました。

これが思いのほか思し楽しかったです。

パッド部分はゴム?樹皮?シリコン?のような素材で出来ており、
値段の割にはなかなか叩き心地もいい感じです。

MIDI ドラム パッド

MIDI パッドというと上の画像の
本物のドラムセットサイズのものや
そこまで行かなくても
下の画像の大きめなものを想像していました。


MIDI ドラム パッド

ドラマーでも何でもない私は
これを買うくらいならMIIDキーボードの鍵盤で頑張る、
という感じだったのですが、
nano PAD2は値段も安く、サイズも小さく、
MIDIパッドが欲しいけれど、本格的なのじゃなくていいから
安くて小さいのない?という方にかなりお勧め出来ます。


値段の安さよりもサイズの小ささ優先で買ったのですが、
小さく軽く置き場所もあまり取らないので気に入りました。


今までは電子ピアノでドラム&パーカッションのリアルタイム入力を行ってきましたが、
(別にそれでも何も困らなかったです)
パッドで打つのも新鮮で面白いです。


実際の作業でもよりドラムのリアルタイムなグルーブ感を出すのに
電子ピアノでスネアやキックを叩くよりは
雰囲気が出るので重宝しそうです。


このnano PAD2で面白いのが、
KAOSSILATORのタッチ・スケール機能、
GATE ARP機能を備えるX-Yパッドで
面白いMIDI入力が出来ます。

KAOSSILATOR


作曲用のDTM機材というよりは
パフォーマンス用に使える手のひらサイズのシンセですが、
色々と面白いことが出来ます。




以前生徒さんが持っていたので、
ちょっと触らせてもらったのですが、
黒いパッドの部分を指で叩いたり、スライドさせたりして、
鍵盤では絶対できないような「いかにもシンセ」な音を
出すことができるため面白いなぁと思っていました。


nano PAD2の左側についているX-Yパッドにも
同じパッドが付いています。


KAOSSILATORを持っていないため
機能的にKAOSSILATORと同等なのかはわかりませんが、
GATE ARP機能やタッチスケール(スケール割り当て)機能があるので、
十分に新しいMIDI入力方法としての可能性を持っていると思います。


X-Yパッド


ちなみにnanoシリーズはこちらの動画で紹介されているのですが、
こちらを見て「面白そう!」と思って買いました。





MIDI CCの割り当てはハードウェアからではなく、
専用のエディタ上から行います。


KORG KONTROL Editor


MIDIキーボードではなく電子ピアノをMIDIキーボード代わりに使いたい、
でもそうするとピッチベンダーやMIDI CC送信に困るという方には
nano2シリーズはピッタリな気がします。


唯一の弱点はやはりピッチベンドがボタン式なので、
自由自在なピッチの速度変化が出来ないことです。


これはボタンで大体のアタリをつけて後はDAW側で
マウスで入力するしかありません。


XYパッドやフェーダーにピッチベンドを割り当てることが出来れば良かったのですが,
ピッチベンドはMIDI CCでないせいか、
機能的に不可能なためこればっかりは諦めています。


nano3のキーボードにボタンでないピッチベンダーが付いたら
買いなのですが、当分は期待出来なさそうです。


値段が安い、サイズが小さい、上に良かったのが、
ソフト音源のお試し版が付いてくることです。



次回のブログで書こうと思っていますが、
かなりたくさんのソフト音源(機能制限版)が付いてくるので、
結構楽しめます。


購入時にもアップグレード価格で買えるようになるので、
Korg的にもかなり力を入れている商品なんだなぁと感じました。



ちなみに動作報告ですが、2014年11月現在、
ABIRITY pro(64bit)だとKORG KONTROL Editorと両方同時に立ち上げて
MIDI CCを変更することが出来ません。

32bitのABIRITYやSSWでは普通に使えます。


ABIRITY proを落とすか、もしくは
以前のバージョンSSWだと使えるので、
何が悪いのかまだわかりませんが、
使えるようになったらまた書きたいと思います。


回避策としては、「ABILITY Pro」の「MIDIポートの設定」画面内
MIDI INポートのデバイスにて、転送操作が実行したいnanoシリーズの
任意のデバイスを外せば変更が可能です。

また、あわせて「設定」メニュー→「コントロールサーフェス」を
開き、画面下部にある「コントロールサーフェス用入力ポート」に
nanoシリーズのデバイスが割り当てられている場合は、一旦、[設定なし]に
変更したのちに、「KORG KONTROL Editor」での転送操作を行えば可能です。


こちらの方法ならABIRITYを落とさなくてもMIDI CCの
割り当ての変更ができるようになりました。


いちいちMIDI INポートを弄らないといけないのは面倒ではありますが、
DAWを丸ごと落とすよりも楽です。

原因はKORG側とのことなので、
現在KORGに問い合わせています。

【KORGサポートさんより回答を頂きました】 

WIN764並びにABIRITYが64bitの場合、

OSの32bitシステムを使っているnano2パッドでは

同時に使うのはOSのMIDI規格上不可能だそうです。


毎回ABIRITYのMIDI INを外して使う以外に方法はなさそうです。






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普通に読み進めて、譜例をDAWに入力するなどすれば
楽器の音域などのことも含めて
ビックバンドの基礎を学ぶことが出来ますし、
従来のコードトーンへのアプローチだけではなく、
テンションに対するアプローチの仕方なども
示唆に富んでいるので十分に実践的と感じています。


この手の本は種類自体がすくないので、
ビックバンドを書けるようになりたいけれど、
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