Slate DigitalのVirtual Buss Compressorsを導入した。

Slate DigitalのVirtual Buss Compressors


久々の買って良かったと思えるヒットプラグインで
ハードウェアに近い感じになって来ているなぁ…と感じた。


Slate DigitalはほかにVCCを主に使っているけれど、
アナログサウンドが大好きという方には人気があるはず。


個人的にはVERTIGO SOUND VSC-2に続くヒットだ。

VERTIGO SOUND VSC-2

過去記事で書いたVERTIGO SOUND VSC-2もそうだが、
最近の実機をモデリングしたプラグインコンプの性能は凄い。



個人的な感想としては
ソフトウェアプラグイン黎明期にリリースされた古いプラグインは如何にも
「コンプレッションしました~(べっちょり)」という感じだが、
VCCはアウトボードのコンプレッションのように
「ちゃんとコンプレッションされているけど、不自然に聴こえない」
「ガッチリ潰れていているのにカッコいい感じ」
「音がミックスに馴染んで埋まっていくのに、音が立つ」

という音に近くなる。


VBCには3種類のコンプがあるので、
三者三様のサウンドを出し、また設定によっても変わるので、
一概に○○だ、という風には言いにくいけれど、
その緻密さ、繊細さはVSC-2同様にひと世代前のコンプとは隔世の感がある。


言葉で色々説明を聴くよりも
興味がある方は実際に体験版で試して欲しい。


ミックスでは例えばWAVESのC1やSonnoxのOxford Dynamicsのように
どちらかというとデジタル的な無味無臭なタイプと
(Oxford Dynamicsはそうでもない気がするが…)
VBCのように思い切りアナログ感がするタイプと使い分けていくと良いと思う。


ロック系とテクノ系では使うコンプの変えていきたいし、
そのトラックをどういう音に整えていきたいのか?によっても
大いに変えていくべきだが、
アナログ系の最たるものとしてVBCは
ミックスでもマスタリングでも当分メインで使っていけそうだ。


あまりに音が良いのでお馴染みの
Kneeカーブと倍音増幅をスペクトラム分析で調べてみた。


潰し方云々はデータ化するのが難しいが、
倍音増幅やKneeカーブは眼で見てハッキリわかるので
良かったら参考にして下さい。



FG-grey

まずFG-Grey。
SSL4000のコンソールコンプをモデリングしているらしい。

SSL4000

同業他社の製品はたくさん出ているけれど、
これが一番新しいこともあり、かなり気に入っている。

実際の倍音増幅は偶数系は2倍音のみで
あとはすべて奇数倍音が9倍音あたりまで滑らかに出ている。




FG-greyの倍音増幅(クリックで拡大)

非整数倍の倍音はほとんど出ていない。
随分前に書いたDTMミキシングのやり方という本で掲載した
WAVEのSSL G-masterと見比べてみると、
基本的には奇数系ということをコンセプトがあるものの
細部は微妙に違う。

WAVES SSL G-Masterの倍音スペクトラム

非整数倍や2倍音がないあたりが大きな違いだけれど、
この辺りは個体差なのか、製作者の意図なのか。


あるいは同じ4000シリーズでも「B」「E」「G」「G+」の違いなのかもしれない。
WAVESの方は「G-Master」の名前の通りSSL4000Gのモデリングなのだろうが、
VBCのほうは4000シリーズのどれかというだけで
特に何も記載されていない。

FG-greyのkneeカーブ

上の画像はレシオが10:1のものだが、
ニーはかなりハード気味。

ロック系のサウンドと相性が良さそうな感じだ。
HPFも付いている。

次はFG-RED。


FG-RED

これはFocusrite Red 3のモデリングとのことだが、
常々実機が欲しいと思っている。

Focusrite RED 3実機

実機にはないプラグインならではの設定は「Drive」のツマミで
これによって文字通りドライブ、つまり倍音増幅の量を
変えることが出来る。



FG-REDのDRIVEの目盛ゼロの倍音増幅(クリックで拡大)


FG-REDのDRIVEの目盛最大の倍音増幅(クリックで拡大)

最大までDriveを回してもあまり高次倍音は出ていない。
やや控えめだけれど、それが程よい感じで良いかもしれない。


Driveのツマミで倍音増幅をコントロールできるという点では使いやすいし、
Focusrite Red 3をモデリングしたプラグインは今回のVBCと
もう一つ古いモノしかないので貴重なモデリングと言える。


実機同様にオートリリースも付いているので使い勝手も良いと思う。

FG-REDのkneeカーブ

上の画像はレシオが10:1のものだが、
FG-Grey(SSL4000)と同じくハードニー。
こちらもプラグインならではのHPFが付いている。


最後はFG-Mu。


Fairchild670やMANLEYのVariable Mu Limiter Compressor
モデリングと公式には書いてあるが、
両機のハイブリットのようなコンプになっている。

MANLEY Variable Mu Limiter Compressor実機

Fairchild670実機


外見は670のようだが、670の実機にはアタックもリリースもないし、
Variable MuにあるRecoveryのパラメーターもなくなっているので、
両者の良いとこ取りをしたようなニコイチのプラグインだ。

プラグインらしくHPFもついており、
個人的にはかなり気に入っている。


Variable Muのプラグインは使ったことがないが、
倍音増幅はFairchid670を彷彿とさせる振る舞いになっている。

非整数倍の倍音が大量に出ている点の特徴で
このへんがいわゆる「アナログらしい」音になるポイントだ。

FG-Muのスレッショルドの浅目の倍音増幅(クリックで拡大)


FG-Muのスレッショルドの深目の倍音増幅(クリックで拡大)


スレッショルドを深めにするほど(コンプが強く掛かるほど)
倍音増幅が強くなる。


音的にはWAVESのPuigchild670と似た感じの音になるが、
WAVE社の製品ほど倍音増幅は強くない。

またこちらのほうがアタックやリリース、HPFなどが付いているので使いやすい。

FG-Muのkneeカーブ

ニーカーブはほかの2つ違いややソフト気味(設定によります)。
ほかの2つがハードニーなので対比として使いやすいと思う。

670にもVariable Muにもレシオはないので、
それを引き継いだ感じだ。


これら3つのプラグインは3つとも個性が異なるが、
ミックスバス、マスターバス、あるいは普通にトラックに挿すときに
これらの個性・特性・得手不得手を把握して
使い分けていけば強力なダイナミクスツールに出来そうだ。


すべてのコンプでWETとDRYのミックス量を調整できるので、
アナログ的なサウンドをコンセプトにしつつ、
デジタルの使い勝手の良さを追求したような出来になっている。


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名曲で学ぶ和声法という本を
近所の楽器屋で見かけたので
前回の名曲で学ぶ対位法の記事同様に
レッスンで使えそうな譜例目当てで買ってみた。


和声のレッスンをするときに
有名な「和声-理論と実習」を使って進めているのだが、
この本はレッスンをする際に手間を取られる「実際の作品での譜例」と
「ロマン派の和声法」を比較的簡便に述べているので、
独習者の方にもお勧めできる。


またあまり小難しく述べていないのも
学習者にとって親切なのではなかと思う。


実際にレッスンするときに感じる
「和声-理論と実習」の難点は、
とても良い本だと思うのだけれど、
大体以下のものが挙げられる。



・用語・説明が難解
もちろんある程度は仕方ないにしても
「何もこんな難しい書き方しなくても…」と思うことがある。
特に青本は独学の方は挫けてしまいかも…と思うくらい難解な説明がある。


・禁則がなぜ禁則なのか書いてない
例えばなぜ属7の和音の以外の7の和音は予備が必要なのか?などの説明が一切ない。
ただ駄目の一言で本の中では終わっているので、
意味もわからず独学の方は鵜呑みにするしかないが、
そうすると何のためにこんなことするかよくわからないまま
結局身に付かないことが多い。


・実際の作品での譜例がない
譜例はレッスンの時に私が用意したり、
実際の作品を分析したりするときに用意するが、
譜例は学習者にとってはあったほうが親切だと思われる。


・最後の方まで進まないとロマン派の和声法が説明できない。
これが一番難点なのだが、かなり最後の方まで進まないと
内容が古典和声の一部に限定されており、
学習者が実際の作品を分析するときに多くの疑義、齟齬が発生する。

例えばⅢの和音は青本の最後の方にならないと出てこないし、
Ⅰ7、Ⅵ7や偶成和音、Ⅵの一転などロマン派の作品のみならず、
古典派の作品でも当たり前のように使われるような音使いが、
かなり最後の方まで進まないと説明できない内容になっている。


大体上記の点が難点だったのだが、
受験目的なら別として作曲するために和声を習得したいなら、
今回の名曲で学ぶ和声法の方がはるかに親切だと思えてくる。


一言で言うと「実際の作品の和声法」と「和声-理論と実習の和声」は
狙いがズレており、
純粋に自分の作品を作るために和声を勉強したい、役立てたい、
またはバロックからロマン派までの音楽の勉強を
効率的に進めたいという内容を和声-理論と実習は求めていない気がする。


試験で採点しやすくするためとか、
考え方を簡単にするために実際の作品にあるような和声法を除外していたりとか、
ちょっとそういうところがあったりする。


多分この辺りは世の中の先生が独自でフォローなさったり、
生徒自身が実際の作品を分析していく中で矛盾点に気が付いたり、
そんな感じでみんな勉強を進めてきたのだと思う。
(私自身もそうだった)


例えばⅢやⅥ、あるいはその転回形や偶成和音といった用法は
多くの作曲家の作品に当たり前に出てくるが、
名曲で学ぶ和声法だと比較的最初の方に出てくるので、
さっさと実際の作品の和声法を理解できるようになるのは
学習者にとっては嬉しいことなのではないかと思う。



個人的には和声法は対位法と同じで訓練的な側面があると感じており、
「連続五度は~」とか「属9の和音の時に9音は~」などの
ルールをただ丸暗記することにはあまり意味がない。


自分でバス課題やソプラノ課題を軽々と解けるようになり、
実際の作品を分析できるようになるには
相当な訓練が必要だが、
それは理論的な内容を暗記しても出来るようにはならない。


筋トレの本を買って効率的な腕立てや腹筋、スクワットのやり方を
本で勉強してもそれだけでは筋肉は付かない。


筋肉を付けたければ実際に自分で汗水垂らして
体を動かさなければならない。


作曲において「理論」と「実践」は全く別物、別問題なのだ。



和声-理論と実習ではそういったストイックな訓練を求めるなら
かなり良い練習になると思う。
単純に和声を把握する力、譜面を読む力、楽譜を書く力、
声部を美しくする力、etc…などは課題をひたすら解いて、
出来れば先生に添削をしてもらうことで身についていく。


しかし、実際の作品に多く触れて、
それらの和声法を理解し、
自分でもそれらを活かした曲作りが出来るようになるためには
和声-理論と実習のみやっていれば足りるということは
大変申し訳ないながら難しいので、
名曲で学ぶ和声法はその辺りを上手くカバーした良書だと思う。


ただ訓練的な側面を行わないと和声学の勉強はあまり意味がないので、
実際に独学で勉強するならやはりたくさんの課題を解いて、
自己批判を行えるかどうかがポイントになる。


和声学の習得のゴール?なんてものはないのかもしれないが、
少なくとも「○○っぽい曲」が作れるか?ということと、
「○○の曲を見てその和声を理解し、自分で応用できるか?」ということが
1つのゴールだと思う。


○○の中には過去の大家たちの名前が入るが、
例えばバッハっぽい曲、モーツァルトっぽい曲、ベートーヴェンっぽい曲、
ショパンっぽい曲、シューマンっぽい曲、ドビュッシーっぽい曲、
ラヴェルっぽい曲、スクリャービンっぽい曲、シェーンベルクっぽい曲etc…
を作って?と言われて
「いいよー。はい、出来たよ」と実際に作れるようになるのが一つの
通過点だと思う。


また彼らの作品を見て「なぜここでこの和音が使えるの?」とか
「どうしてここで#が付くの?」などわからないことがなくなり、
ちゃんと理解できて、さらに自分の作品に応用できるようになる必要もある。


ここまででも初心者の方には大変に思えるかもしれないが、
ここまで出来れば座学としての和声学はひと段落だと思う。



あとはそれらを適宜に活かして自分の作品作りに没頭すべきであり、
もし叶うなら自分なりの和声語法を探求するべきだ。


そういったことを目的に独学で作曲の勉強を進めていく上で
名曲で学ぶ和声法は今までにあまりないタイプの親切な本なので
僭越ながら感想を書かせて頂いた。



もちろんこの本でカバーしているのはロマン派までであり、
調性の枠を出てはいないが、
これから勉強したい、あるいは赤本、黄本、青本は難しい…と
頓挫してらっしゃる方には一見の価値があると思う。

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修業時代に課題として書いたクラシックの声楽曲です。

水面みなもに揺れる三日月
http://uyuu.sakura.ne.jp/sample/op17minamo.zip
DLはこちら(楽譜とMP3です)


声楽パートはヴァイオリンに差し替えてあります。


昔作った曲がまだいくつかあるので、
いずれアップロードしたいのですが、
WAVEデータ+Finareの浄書楽譜が揃っているものは問題ないものの、
演奏データ(WAVE)データがなく手書きの楽譜しかないものや、
Finareの楽譜しかないものなど
(クラシックの曲でもWAVEしかないものもある)
色々あって手間が掛かりそうなので整理は
ボチボチやっていきたい。



この曲もWAVEデータがなかったので、
ソフト音源で簡単に作ってみました。


最近は全部パソコンでやるので
ほとんど手書きの譜面を書かなくなってしまったが、
あまり良くない傾向な気がする。


この曲は随分前(10年くらい前?)に作った曲だけれど、
海辺に映る三日月が波間にゆらゆら揺れるのを見ながら
作ったのをなんとなく覚えている。


最近はこういった芸術音楽としての曲をあまり書いていないので、
今後はもっとそちらに時間を使っていきたい。



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どうも最近作曲していても集中力がない。
しかも疲れやすくなってきた。


これはおかしい!ということで色々と調べていたのだが、
私の場合はどうも食事に原因があったようで、
スローカーボの食べ物を食べるようにしたら
自分でも驚くくらい体力・集中力が戻ったと実感できるように
なったのでちょっと紹介したい。
(以下、私は医学が専門ではないので間違いがあったらすみません)


スローカーボやクイックカーボで検索すると
たくさんの情報が出てくるが、
カーボ(carbohydrate)とは炭水化物のことで、
クイックカーボは急激に血糖値を高めるもの、
スローカーボはゆっくりと血糖値を高めるものだ。


現代では人間の活動エネルギーになるものは
ブドウ糖だけと言われているが、
これは血液を通して全身に運ばれる。
(炭水化物がブドウ糖に分解される)


いわゆる血糖値とは血液中に含まれる糖分の量で
これが高いと高血糖症(糖尿病)、
低いと低血糖症(様々な心身の異常)になると言われている。


高血糖はいわゆる糖尿病であり、
現代病の代表的な病の一つだが、
なぜ戦後の頃は日本でわずか数万人にすぎなかった糖尿病の患者数が
現在では740万人に激増したのかが、
(患者予備群と合わせるとその数じつに1600万人と言われている)
実際に自分の体感としてわかった。


糖尿病は遺伝的なものと環境によるものと
二種類があるが、
環境的なものとはすなわち食べ物や生活習慣にほかならない。


具体的にはどういうことかというと
糖質(炭水化物)は急激に血糖値を高めるクイックカーボと
ゆっくりと血糖値を上げるスローカーボの二種類があるのだが、
砂糖を使ったお菓子やポテトチップスなどの油で揚げたお菓子の類、
あるいは白米、麦、うどん、コーラや清涼飲料(砂糖たっぷり)などは
急激に血糖値を上げてしまう。



ようするに急激に燃料に変わるわけだが、
急激に血糖値が上がると膵臓からインスリンが
大量にドバっと分泌されて血糖値を下げようとする。


砂糖やジャンクフードやチョコ系のお菓子などはその代表格だが、
この急激なインスリンの分泌を慢性的に繰り返していると
そのうち酷使された膵臓の機能が壊れてインスリンが
正常に分泌されなくなる。


ちょっと甘いものを食べただけで必要以上にインスリンが分泌されて
低血糖になったり、
あるいはインスリンが必要な分だけ分泌されずに
高血糖になったりするので
糖尿病(高血糖)の方はインスリンを外部から摂取する必要がある。
(医学には色々な説があります)


高血糖は糖尿病なのでここでは除外したいが、
心身に異常をきたす低血糖
不安、めまい、脱力感、強い疲労感、気力・集中力の低下、
目のかすみ、言葉が出にくい、ろれつがまわらない、動作がうまくいかない
極端に酷いのになると倒れたり、痙攣が起こるなどの症状がある。


これらの原因の多くは低血糖症であり、
血糖値の乱高下によって発生する。


砂糖をやめればうつにならないという学者さんもいるくらいだし
落ち付きがない子供や刑務所の受刑者などに
ジャンクフードや砂糖をやめさせたら性格が改善されたという
実験結果もあるくらいだ。


いわゆる砂糖依存症やジャンクフード依存症の人は
イライラしやすかったり、疲れやすかったり、
集中力がなかったり、極端になるとうつ病の人が多いそうだ。


クイックカーボの中で最も危険なのが
砂糖(を大量に使ったもの含む)で
なぜ江戸時代以前の昔に糖尿病の患者が現代に比べて
極端に少なかったのかも砂糖の歴史を調べたらわかった。


砂糖はサトウキビやサトウ大根が原料になっているが、
ここからビタミン、ミネラル、食物繊維など人体に必要な栄養素を
完全に除去し、カロリーだけを残した純化学物質が
私たちの良く知っている砂糖になる。


砂糖には二コチンやアルコール同様に依存症があり
甘いお菓子やジュースなどは
血糖値を急激に上げてしまうクイックカーボの代表格なので
まさに糖尿病や低血糖症の原因となっている。


日本で砂糖が自由に使えるようになったのは比較的新しく
砂糖の統制が解除され自由販売が可能になったのが
昭和27年であり、さらにビスケットやチョコ菓子などが自由化されたのが
昭和42年なので、現代のようにお菓子がたくさんお店に並ぶようになったのは
比較的最近なのだ。


もちろん戦前や江戸時代以前にも砂糖は存在し使用されていたが、
その使用量は歴史を調べてみると現代に比べて極端に少ない。


戦国時代の日本にチョコレートやアイスクリームなどがあるはずもなく
大福などの甘いお菓子はあったものの
はっきり言って高級品だったらしく
特に庶民は滅多に食べることはできなかったらしい。


昔の日本人にとって甘いお菓子(クイックカーボ)は
高級品であり、貴重品だったのだ。
(血糖の乱高低が起こりにくい)


砂糖やチョコ菓子などの自由化の時期と
糖尿病や低血糖症の関連性の研究については調べていないが
まんざら無関係とも思えない。



よくお菓子を食べすぎると体に悪いと言われるのは
クイックカーボの摂取によって
膵臓に極端かつ慢性的な負荷が掛かり
糖尿病や低血糖症(軽い症状も含む)になりやすいからだ。



こういったことを調べて私はとりあえずクイックカーボの
食べ物をやめて、
スローカーボの食べ物に切り替えてみた。


具体的にやっていることは砂糖そのものや
砂糖を使った食べ物を食べないことが中心だ。

加えてポテトチップス系(というかチョコ菓子系や揚げ物系菓子は全滅)も食べない。
要するにお菓子はほぼ全滅。


ケーキ、アイスクリーム、チョコレート、ポテトチップス、etc…など
枚挙に暇がないが、これらを一切食べていない。


紅茶やコーヒーにも砂糖を入れないので、
飲まなくなってしまった。


代わりにハトムギ茶や水(純粋なH2O)を飲んでいる。


そうすると今までお菓子などを
食べていた代わりに何か食べたくなるのが人間だが、
それらは木の実や果物や海産物にしている。


クルミ、ピーナッツ、松の実、クコの実、スルメ、
あるいはレーズンなどの果物類全般など
砂糖を使っていないものはたくさんある。


インスタントラーメンなども食べなくなって
代わりに豆腐を冷奴にして食べたりするようになった。


白米を玄米に変えたり、うどんを蕎麦に変えるのも
クイックカーボ→スローカーボになるので良いようだ。


油をサラダ油からオリーブオイルなどに変えたりもしている。
またサラダを大量に食べる(一食サラダのみ)。


如何にも健康に良さそうな食事だが、
これらをやっているだけで劇的に体調が良くなった。



このブログを読んでらっしゃる方で
最近疲れやすい…、集中力が続かない、
自分はちょっと精神的な病気が…という方は
クイックカーボで検索を掛けて
砂糖(砂糖を大量に使ったお菓子なども)やジャンクフードを
一切止めてみると良いかもしれない。


2週間から1ヵ月くらい続けてみれば何かしら変わる可能性がある。


もちろん原因のすべてがクイックカーボにあるわけではないが、
私自身が改善されたということは別にしても
スローカーボの方が健康に良いことは言うまでもない。