【コトノハ】


歌:IA -ARIA ON THE PLANETES-
音楽:烏有(mylist/33147666)
twitter:pierottlunaire 

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19961342
ニコニコ動画へのリンク



【備考】ボーカロイド、IA初挑戦。 


【歌詞】

好き あなたにすぐに伝えたいけれど
いつも言えないままで
まるで解けない魔法をかけられてるみたいで

素直な言葉が(あなたに)言えたらいいな(言えないよ)
わがまま過ぎる私のままじゃ 距離は縮まらない

言葉で伝えたい想いが あなたにあるんだ so love♪
世界にたった一つだけの気持ち
いま届け
この歌にのせて届け


嫌い そんな一言で傷つけ合っていつも迷ってばかり
あなたとの距離感がいつも
上手く測れないままで

憂鬱な毎日で(モヤモヤ)ため息ばかり(どうしよう?)
解けないパズルならもう捨てて この手で未来描こう

言葉じゃ伝わらない想いが わたしにはあるんだ so far☆
あなたと手を繋げる未来があるなら手を伸ばしたい


何気ない毎日に本当に大切なことがある
それを教えてくれたあなたと
さぁ未来へ進もう

(コーラス)
Everyday life is  best treasure
Take one's courage in both hands

Everyday life is  best treasure
Take one's courage in both hands
Everyday life is my …

言葉で伝えたい想いが あなたにあるんだ so love♪
世界にたった一つだけの宝物
あなたに今「大好きだよ」って伝えるんだ


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今お仕事で昭和時代のある楽曲をアレンジ&ミックスさせて頂いているのだが、
当時の時代背景を考えてアナログテープのシミュレーターを
意図的にたくさん使うようにしている。


アナログ・テレコなんて言ったらもう死語のような気がするが、
実際に当時レコーディングスタジオではこういう風にしていたんだろうなぁ、
という想像をしながら色々やっていると、
音色に対する新しい発見がいくつもあって面白い。


STUDER A820


現在でもアナログテレコを使っていらっしゃるスタジオも
調べるといくつか出てくるが、
磁気テープの持っている独特の味は
確かに捨てがたいものだし、
人によっては慣れているのでテープの方が良いという方もいるだろう。


いわゆるアナログテレコを使ったテクニックというのはたくさんあって、
その多くがデジタルに移行した現在でも代替えのプラグインなどで真似できるが、
テープが持っている特性と質感を出すことは
単純なテクニックの問題ではなく、純粋に音色の問題なので、
この点が非常に面白い。

愛用のテープシミュレータである Mc DSPのAC2


やっているうちに色々な技を思いつくので、
今後のミックスにも応用が出来そうだ。


アナログ・テレコには大きく分けて以下のような特性がある。


1.飽和レベル付近になると高い周波数が再生されにくくなる。

録音レベルが低い時はフラットなのだが、
レベルが大きくなるに連れて高い周波数の音が再生されにくくなる。

つまり高域にのみコンプレッサーが掛かるのと似たような効果がある。
(もちろんコンプとは掛かり方は違う)

コンプとLPFが合体したような効果があるのだが、
これが結果的に高域が減衰(コンプレッション)されて
落ち着いた良い感じの音になる。


この特性が非常に好きなのだが、
「あぁテープってこうなるよね」的な音色を聞かせてくれるので、
お好きな方も多いのではないかと思う。


デジタル全盛の時代で、Protoolsでミックスしていても
テープの良さに惹かれて実機のテープMTRを使う方もいらっしゃるし、
私のように実物は無理なのでシミュレーターで楽しむ人間もいるが
現代においてこれは完全に一つのエフェクトと言えるだろう。



WAVES  Kramer MPX

Kramer MPX は非常に良くできているのだが
バイアスを弄って積極的に音を作って行くのには向いていないので
AC2のほうが音作りという観点からはやりやすい。


Mc DSPのAC2


コンプやEQで特定の効果を狙うよりも
テープでそうなることを見越してやったほうが
アナログ的な音色になるし、音質も良い。


最近はProtoolsのBUSが足りなるくらい大量にBUSを使うのだが、
いちいちテープで録音したことを想定して、
そこら中にテープシミュレーターが入っている。


もちろん非常にアナログ的なサウンドになってしまうので
デジタルの冷たい感じを求めるときは考え物だが、
これはなかなか味があって好きだ。


2.飽和レベルにならなくても数%の歪みがある。

音量レベルが飽和すれば歪むのはテープでなくても起こり得るが、
テープの特徴として飽和レベルに全然届いていない状態でも
いくらか歪みが発生している。

歪みに以外にもヒスノイズなども出てくるが、
それがまたいい!という人はたくさんいると思う。


ミキサーでもアンプでもアナログ機器なら何でも
飽和レベルに達していなくても歪みが発生しているのだが、
(アナログ機器とはそういうもの)
その率が数%とほかのものに対して非常に大きい。


使っているだけで数%も歪むのだが、
音色に対する影響は多大なもので、
隠し味ともいえるし、完全に無視できるレベルでもないので
これを一つの効果として大いにデジタル世代の我々は使っていくべきだろう。


真空管の歪みはどちらかというと攻撃的というか
アグレッシブというか、尖がったイメージがあるが、
テープが柔らかく温かみがある印象があるので使分けていける。
(使い方によっては真空管でも柔らかくなるし、テープでも攻撃的になる)


倍音の付加特性の基本として
真空管は偶数倍音・奇数倍音問わずに付加されるのに対し、
テープは奇数倍音が付加されることが多い。


奇数倍音はオクターブ音ではないので、
和音的な歪になっていくが、
そこにある種の温かみや柔らかさを感じるのだ。


これはほかの機器やシミュレータでは得にくいものなので、
この点もテープシミュレーター(あるいは実機)が好きな人にとって
大きなポイントになっているのだと思う。


続きは次回また書きます。




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雑感。

テーマ:

久々にAmplitubeなどを使って自分の曲のギターパートを
生録音しているのだが、
自分のギターのオクターブピッチが結構ずれてきてる…。


半音の1/3くらいずれてきたのでこれではちょっと使えない。
オクターブピッチ調整をしなければ。


ギターの生録音をDTMでなさっている方で
あまりオクターブピッチを合わせたことがない方は
一度チェックしてみると良いかも。


http://www.soundhouse.co.jp/mi_maintenance/octave.asp 
ギターのオクターブチューニング方法


安物のギタ-なのだが、
自分でピックアップを換装したり、
減高を調整したりして使ってきたが、
一度しっかりとメンテナンスに出したほうがいいのかなぁ…。
(全然ギターは上手くないです)


自分でもある程度できるのだが、
一度もギターを業者にメンテナンスしてもらったことはない。

内容によるのだけれど、大体1万~2万円くらい掛かる。



別にギターに限ったことではないが、
アコースティックピアノも年に一度くらいは調律しなければならないし、
ヴァイオリンでもクラリネットでも、
楽器によって差はあるけれど、
どうしても生楽器である以上メンテナンスが必要になる。


それを思うとパソコンの音源やプラグインというのは便利なんだなぁと思ってしまう。
アウトボード1つとってもほこりを被るのに、
パソコンにインストールしているプラグインや
ソフト音源の楽器は汚れないしメンテナンスしなくても
ピッチが狂ったり故障したりすることはない。


メロトロンやMOOGやARP、
ベーゼンドルファーにストラディバリウス、
Fairchild670にPultec EQP-1A、
ノイマンにAKG、
こういったものがプラグインや音源の出来の差はあるにせよ
パソコンにインストールされて何時でも自由に使えるのは凄いことなんだと
ギターのメンテナンスをしてて思った。


私のストラトはメンテナンスしなければならないが、
ソフト音源のリアルストラトのメンテナンスなんてする必要はない。
使う前にチューニングする必要すらない。


パソコンはバックアップを取ったり、
埃を掃除したりする必要があるけれど、
楽器のメンテナンスに比べたら何ほどのことはない。

これって当たり前になりつつあるが、
「音楽を制作する」上で滅茶苦茶便利なんだなぁと思った。


私が録音を始めた頃はまだパソコンなんて持っている人はいなくて、
ハードディスクレコーダーで重ね録りしていたし、
もっと前の世代の方はテープMTR世代だろう。


それが今やパソコンでDTMする時代になり、
モデリングされたプラグインとはいえFairchild670やLA-2Aが使えるし、
あらゆる楽器のソフト音源もあり、
バウンスするので録音の必要すらない。


もちろんパソコンで行うことは疑似的なものなので、
実際に録音したりした方が良い場合は多々あるが、
1曲作る手間は格段に楽になった。


自分が弾けない楽器のパートも簡単に作れるし、
一人で夜中でも作業出来るし、
本当に時代が変わったんだなぁとつくづく思う。


勉強の方法も昔は情報自体を手に入れるのに苦労したが、
今はわからないことは大体インターネットで調べることが出来る。


本当に深く突っ込んだことは、インターネットでわからないことが多いけれど、
上っ面の百科事典に載っているレベルの知識なら
簡単に検索で出てくる。


反面、それを使っているのは相変わらず私で、
機械が進歩したほど私は進歩したのかと問われると
「うーん…」と思う。


これだけ簡単にあらゆる勉強に関する情報が容易に手に入るにも関わらず、
結局使うのは人間(私)だからだ。



例えば上の数式はシュレーディンガーの波動関数だけれど、
未だに複素数の波という概念を三次元的な空間で理解できない。


数学とか物理とか量子力学に関することは
ネットで簡単に調べられるけれど、
それを理解出来るだけの頭がないので、
結局はあまり意味がなかったりする。


複素数の波は必ずあるはずなのに、
なんで見つからないんだろうとか、
(何処にどうやって隠れているのだ?)
ヒッグスみたいに高エネルギー状態にしないと観測できないのだろうかとか
余剰次元は脳が認識する3次元空間に対してどういう風に
存在しているのだろうかとか、
色々考えるけれど、わからないことのほうが圧倒的に多い。


虚時間とか事象の地平線の向こうとかビックバン以前とか、
わかんないことがたくさんある。

自分が住んでいる星なのに知らない生物や植物はたくさんいるし、
自分の体についてすら知らないことのほうが多い。

ロジャー・ペンローズじゃないが、
心は量子化出来るのかと考えてしまう。


もっと成長したいのに、限界を感じるのはもどかしい。


勉強方法は楽になったけれど、
私が進歩したわけではないので、
結局はそんなに変わっていないのだ。


これは音楽でも同じで、
情報だけが手に入ってもそれを処理する能力は
昔とあまり変わっていない。


音楽であれば物理よりは幾分マシだけれど、
ネットを見てるだけでピアノやギターが上手くなるわけでもないし、
作曲やミックスも情報を得るということと実際に経験することは全然違う。


作曲もまだまだ未熟だが、
学ばなければならないことがたくさんあって、
その環境もあるのに、ちょっと上手く進んでない感じがしてもどかしい。


地道な努力が必要な反面、
何かこう一気に色々なものが変わってこないと
望むものは手に入らないのかもしれない。


人間を凄いと思うこともあり、
人間を未熟で脆弱で低能だと思うこともある。


もっと頑張らないといけない。




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LIA大好きな私にとってIAは非常に興味深いVocaloidなのだが、
今回IAで1曲作っていて非常に良くできているなぁと思ったことがいくつもあった。

IA- ARIA ON THE PLAVETES-


(後日談)
IAを使用したボーカロイド曲が出来上がりました。




【IA】コトノハ(オリジナル)  

ニコニコ動画へのリンク

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18735844 




1.言葉と言葉の繋ぎ
V
ocaloid2のミクより全然良い。

言葉と言葉の繋ぎの滑らかさは天使ミクよりもずっと良くなっている。
私の腕ではまだまだ人間のようにとはいかないけれど、
天使ミクと比較するとかなり違う。


VOCALOID3のエディタでも天使ミクを使えるので、
同じデータを2と3で比較しないとなんとも言えないが、
IAのサンプルライブラリーによるのか、それともエディタの問題なのか、
とにかく発音の滑らかさがアップし、
ぶつ切り感が改善された。


VOCALOID4が出たらもっと良くなって、
いつかは人間と同じようになるんだろうか…。


2.IAのピッチは相当良い。

「オレたちのLIAはやっぱり流石だ」と思ったのは
ピッチ感がとても良いこと。

エディタでピッチの色々な調整は出来るのだが、
基本的に天使ミクとIAを比べるとIAの方が全然ピッチがいい。


IAでボーカルを入力している時からミクより全然ピッチがいいなと思っていたが、
書き出してピッチ修正ソフトに掛けてみても
ほとんどズレがないのがわかる。



WAVES TUNEの編集画面


WAVES TUNEは黄緑(修正後)と黄色(修正前)で画面が表示されるが、
ズレがほぼゼロの部分がたくさんある。


全部が全部完璧というワケではないけれど、
これはエディタではなくライブラリー側の問題だろう。


LIA本人のピッチが良いのでこうなるのだろうが、
さすがオレたちのLIAだ。


ピッチ修正しなくていいレベルの音程の良さ。


3.IAの声質が良い。 

天使ミクは結構寝ている感じの声質だと個人的に感じているが、
IAはただ書き出して何にもしなくても、
そこそこ良いトラックになっている。


これはIAのライブラリーを作る段階で
裸のLIAの声を収録しているのではなく、
EQ補正などが既にされているからなのだが、
(説明書にそう書いてありました)
程よく綺麗に仕上げられていて、
専門的なボーカル処理の知識がなくても良い感じに出来ると思う。


4.変なノイズがほぼ出ない。  

ボカロなのでリップノイズなどのノイズは出るわけがないのだが、
天使ミクでは結構「プチ」とか「ピチ」というリップノイズ(のような音)に
前回は苦労させられた。

しかしIAはそういうのがほとんどゼロだった。
小さなことかもしれないが、
こういうことで地味に時間を取られるので、
ノイズ問題が改善されているのは有難い。

 
5.母音と子音の発音が明確。 


まだミックスしていないので、
突っ込んだことは何ともいえないが、
発音が良いのでフェーダーで母音や子音を立たせないと
駄目だなと思うようなところが基本的にはない。


天使ミクとIAしか使ったことがないので、
その二つの比較しか出来ないし、
実際にミックスすれば意見が変わるかもしれないが、
とにかく発音がいいなと感じだ。


オレたちのLIAはプロの歌手なのだから
当たり前なのかもしれないが、
さすがだなぁと感じている。

//////////////////////


めぐっぽいどとかリリーとか色々使えば比較対象が増えるので
意見が変わってくるのかもしれないが、
天使ミクは「ちゃんと仕上げようと思うとそこそこ専門知識がいる」と感じだが、
IAは書き出しただけでもそこそこの仕上がりになっている。
初心者に優しい感じだ。


前回、天使ミクを初めてやったときは
「これって何にも知らない人がやったら挫折する人がいるんじゃないの?」
というくらい色んなことに手が掛かったが、
IAは全然そんなことがない。


ライブラリーそのものが良いのもあるだろうし、
エディタも進歩しているのだろう。


今回は私のテクが全然足りていないので、
あんまり良いデータには出来なかったが、
とにかく使い易いと感じた。


IAもこれからは天使IAと呼ぼう。
エンゼルがまた一人増えた。



今ボカロ曲を作っているのだが、
間奏のコーラス部分を自分で歌ってみるという行為に挑戦した。


今住んでいる部屋は結構壁が薄いので
スタジオみたいに防音完璧+反射対策完璧というわけにはいかないが、
自分の部屋で少し大きめの話し声で録る分には
問題ないだろうということで挑戦してみた。


メインボーカルはIA(LIAのボーカロイド)なので、
男の私の声は全然合わない…


色々と加工しまくって、通常のプラグイン編集だけでなく、
子供っぽい声にしたり、大人っぽい声にしたり、
フォルマント弄ったりしてみたが、
私って歌下手だなぁ~とか、
声が気に入らない(自分の声なのに…)
ということで結局ボツに。


大人しくIAを使ったほうが賢い…という結論に達したので
自分の声を録音するのはやめた。


ボーカルを録音できる最低限の道具はあるのだが、
Forcusrite red1やsplのVitalizerを使うと相当綺麗に録れる。


Model 9530 Tube Vitalizer


実際にやってみて意外にいいなと思ったのが、
Vitalizerで声が立つというかエッジが利くのでなかなか良い。


そもそもVitalizerはグラミー賞を取っている
マスタリングエンジニアのアダム・アヤンが使っているというので
それなら自分も…というミーハーな気持ちから買ったもので、
(ちゃんと効果も考えて買ったけれど)
マスタリング用途で使うことが多かったけれど、
別に何の楽器に使っても良いのだ。


ミックスではプラグインのVitalizerを楽器を問わず良く使うし
音の方向性は限定されるけれど
マイクプリの後段に入れてボーカル録音にも使える。


自分の声を録音する云々は問題外として
色々と考えているうちに
ボカロ用に1ch分のチャンネルストリップがちょっと欲しくなってきた。


Liquid Saffire 56は処分してしまったので
現在はマイクプリとしてred1を使っているが、
綺麗というか滑らかな感じなので、
もっとこうガッツのある感じが欲しいときに選択肢を増やしたい。


Forcusrite red1 


red1はマスタリング+DTM音源からの録音用としては大活躍だが、
ボカロ用にそんなに高くないものがもう1つ欲しい感じだ。


Forcusrite Plutinum penta


実際に使っていてペンタも悪くないけれど、
red1の方が全然音は良いし、
方向性的にも同じFocusrite社なので似ている。


となると予算のことも考えるとやはりDBXの376あたりだろうか。

DBX 376 


本当はAvalonとかsslとか欲しいのだが、
ちょっと今は手が出ないので
真空管であること・コンプやEQが付いていることを
(ディエッサーも付いている)
考慮に入れるとこの辺が現実的かもしれない。



「ボーカルのためだけ」という目的なら
個人的にはAVALON の VT737SPが欲しい。

AVALON DESIGN VT737SP


もしくはMANLEYのVOXBOX。


MANLEY VOXBOX


MANLEYはSLAM!とか欲しいものがほかにもあるが、
将来の夢としてとっておこう。


後はそこそこお手頃な所でsslのXLogic Alpha Channel。

ssl XLogic Alpha Channe



でも、これクラスを買うならボーカル(ボカロじゃなくて)専用として
本気モードなので、
これを自宅に購入するのは自分でスタジオを持つときだなぁと思ってしまう。


ボカロの良さは自宅で楽しめることであり、
人間のボーカリストの仕事で例えばVT737SPを使いたいなら
それが置いてあるスタジオに行けば良いのであって
「ボカロのために」となると、ちょっとな~と思ってしまう。


目的はボカロの音質向上であって、
手持ちのものでも頑張れるのだが、
もちっと何かないかと模索している。


ボカロは実際に自宅でマイクを通して録音するわけではないので
出来ることは限られているのが、
何かボカロ用にチャンネルストリップが欲しい~と思う。


歌が上手くて、防音設備があれば自分で歌うのだが、
どちらもない私のような人間にとっては、
ボカロは本当に神のようなプラグインだと思う。


マイクプリを通して実際に録音することで得られる質感は
プラグインではどうにもならないので欲しいのだが、
あまり安いものを狙うと安物買いの銭失いになってしまうし、
かと言ってレコーディングスタジオにおいてあるようなものは
〇の数が1つ変わるくらい高いので、自宅用に買うのはちょっととなってしまう。


現実的なことを考えるとDBXかJOOMEEKあたりになりそうだが、
もう少し考えて見たい。





前回の記事でディレイの種類について
色々と書いてみたが、
もう少し普段使っているディレイについて書いてみたい。


現在のプラグインとしてのディレイには
テープ、アナログ、デジタル、真空管など色々あって
迷ってしまうくらいたくさんのラインナップを
お手軽に使うことが出来るのだが、
私のお気に入りのディレイを紹介したい。


〇ステレオ音像作りの自由度が極めて高いディレイ

WAVES SuperTap

WAVESのSuperTapは長らくお気に入りのディレイだった。
使い易いという点では本当に良くできている。


ほかのディレイと一線を画す点としては
ステレオで使用するときにディレイ音のパンニングの自由度が
極めて高いという点だ。


ディレイ音のステレオの広がりを
ステレオイメージャー並みに簡単に調整出来るので、
広げ過ぎ、広がらなさ過ぎ、あるいはステレオ乱れ打ちみたいな
ディレイも簡単に作れる。


LRの音像を明確に意図したディレイが欲しい時は
こんなに便利なディレイはない。

音に関しては特筆すべき点はないのだが、
簡易フィルターやモジュレーションも付いていて、
一通りのことは出来る素晴らしいプラグインだ。


またあまり使わないが、
ディレイ音1つ1つに対してテンポ同期した音符のタイミングや
msecでの設定が出来るので、
1回目のディレイは8分音符、2回目は付点8分音符、
3回目は付点4分音符などの特殊なタイミングのディレイを作ることもできる。

通常の使い方においてはほぼ万能でありながら、
効果音的な音像を作り出すのにも
非常に使い勝手が良いディレイだ。


〇テープディレイ

テープディレイはほとんどどのディレイプラグインのプリセットにも入っているし
原理を知っていれば誰でも簡単に作れるのだが、
個人的には如何にリアルなテープディレイのサウンドを聴かせてくれるか?が
大事なポイントだと思っている。

WAVES Kramer Master Tape


Kramer Master Tapeはテープシミュレーターだが、
当時使われていたテープディレイマシンとしても
もちろん使用できる。


シミュレートされているAmpex350と351を使ったことがないので
再現性に関してはわからないのだが、
非常にリアルなテープディレイなのではないかと思う。


随分前の記事でKramer Master Tapeを紹介したが、
ボカロ(ボーカル)でスラップで使ったり、
エレキ・アコギどちらでもギター用のディレイとして出番が多い。


Ampex350 Ampex351 


マスタリングでもシミュレーターとしてよく使うが
テープディレイを使いたいときはKramer Master Tapeが一番のお気に入りだ。


1回きりのスラップ+奇数倍音が加わった柔らかいディレイ音は
デジタルで作業するのが主体に私にとって
アナログ的な要素を加味するのに一役も二役も買っている。


ほかにも手持ちのディレイプラグインにテープディレイの
プリッセットが付いているものはたくさんあるのだが、
なんとも古臭くて味のあるテープサウンドは
Kramer Master Tapeならではだと思う。



〇ヴィンテージなデジタルディレイ

一昔前はギターの録音などでラックマウント式の
ディレイを持っている方が多かった。


Lexicon PCM42

往年のデジタルディレイの銘機の中で
レキシンコンは非常に有名なディレイだと思うのだが、
今でも中古で買おうと思えば買うことができる。


ただ昨今はアンプシミュレーター系のソフトや
LINE6のpod、BOSSのマルチエフェクターなどで
アンプのシミュレーターに加えて色々なエフェクトが
入っているのでラックマウント式のディレイを単体で買うのは
よっぽどの物好きと思われてしまうかもしれない。



LINE6 POD

BOSS GT-5

GT-5を持っているのでギターはこれで音作りができ、
アンプシミュレーターソフトなしでも
これだけで十分に対応できる。


ギターはちょっと弾けるだけで、
とてもじゃないがスタジオミュージシャンのギタリストの方々には
足元にも及ばないので、
個人的にはギター録音のディレイに関して
ラックマウント式を買おうとは思わない。


GT-5で十分だし、ディレイのプラグインもたくさんあるので、
必要であれば後で足せば事足りている。


レキシコンのPCM42のプラグインとして、
PSP AudiowareのPSP42を前回の記事で紹介したが、
デジタルディレイの良さを詰め込んだようなプラグインなので、
何か1つずつ、テープ、アナログ、デジタル、それぞれにディレイプラグインが
欲しいならデジタルディレイはPSP42とそのパワーアップ版のPSP85はお勧めだ。


PSP Audioware PSP42

PSP42はノーマルのディレイとしても使えるが、
ワウやフランジャーが利いた飛び道具的なディレイも作れるので
個人的にはデジタルディレイシミュレーターはPSP42とPSP85があれば
もういらないかなと思っている。


〇アナログ的なデジタルディレイ 


WAVES H-deley

WAVESのH-deleyはその名の通りHybrid Delayで、
出てくる音はアナログ的なデジタルであり、
デジタル的なアナログでもある。

MPXのテープディレイはまさにテープという感じだが、
こちらはテープディレイの音を作っても、
アナログ的なテープの音なんだけれど、デジタルの綺麗さがあるのだ。


Hybridと言えば聞こえはいいが、中途半端とも言える。
逆にそれが良いと感じる方もいらっしゃるかもしれない。
この辺りは一つの味であり、好みの問題でもある。
(個人的には選択肢の1つとして考えている。)



このディレイの凄さは汎用性の高さであって、
極限までアナログ的なサウンドを求めるなら別のプラグインを選ぶけれど、
そこまで拘らずお手軽に色々なディレイ音を作りたいのなら
極めて便利なディレイなので、なんだかんだでいつも使ってしまう。


さすがWAVESという感じで使い易く、音も良く、汎用性が高い。



〇オイル缶エコー 

オイル缶エコーはその名の通りオイルを用いてディレイ音を生み出すのだが、
Nomad Factoryのプラグインが一番有名だろう。
(ほかにもあります)

Nomad Factory  BT Oilcan Echo 


ディレイ開発の黎明期には現代では忘れ去られた色々なディレイが
開発されては消えていったが、
オイル缶エコーはオイルに電気を流してディレイ音を得る仕組みで、
テープとは違うなんとも言えない劣化気味の独特なサウンドを聴くことができる。


非常に珍しいヴィンテージなサウンドで、
これはこれで味があって好きなのでたまに使っている。



〇アナログディレイ

アナログディレイという言葉をBBD素子を使ったディレイという風に定義したいのだが、
厳密にこれをシミュレートしていると銘打っているプラグインは意外と少ない。


D16 SYNTORUS

D16のSYNTORUSはコーラスエフェクトなのだが、
二系統のディレイが付いていて、
「BBDボタン」がちゃんと付いている。

BBD EMULATIONボタンでON/OFFを切り替えできる。


アナログ的なサウンドを出せるディレイは山ほどあるので、
それほどBBD素子のディレイに拘らなければ
似たような音が出るプラグインはたくさんあるが、
買おうかな~と思っているディレイでBBD echo80というディレイがある。


BBD Echo-80


名前の通りBBD素子を用いたディレイをシミュレートものだが、
探せばほかにもいくつか出てくる。


既にたくさんディレイを持っているので、
買うべきか、買わないべきか迷う…。


〇ボカロでお気に入りのディレイ


今ボカロにハマっているので、
ボカロで「これいいじゃん」と感じているのが、
Softubeの真空管ディレイだ。

Softube Tube Deley


別にボカロ専用ということはなく、
何に使っても良いのだが、
珍しいディレイでもあるので面白がって使っている。


このプラグインはどちらかというとショートディレイで使うのが好きで、
(音があまりにも独特なので)
ほかのどんなディレイとも違う独特のキャラクターを持っている。



〇リージョンを貼ってディレイを作る。

プラグインを使わずにProtoolsでリージョンをコピペして
ディレイを作ることもある。

飛び道具的な用法なので滅多にやらないが、
実際にリージョンをコピペすることで
自由度が極めて高い(実際に自分ですべて調整できるので)ディレイ音を
作り出すことが出来る。


一発SE的なもので
あまりにも効果音的な特殊ディレイを作りたいときは
この方法が一番手っ取り早い。



〇創作ディレイ

こだまを得るとか、馴染ませるとか、空きスペースを埋めるとか、
そういった基本的なディレイの用法ではなく、
なんか面白い音作れないかな~?という時に頼りになるのが
Nomad FactoryのEchos

Nomad Factory Echos


このプラグインは通常のディレイとしても使えるのだが、
面白いディレイ音がたくさん作れるので
ディレイを基調とした面白い音を作るのに重宝している。


本当はそんな使い方ではなくて、
普通にヴィンテージサウンドを想定したディレイ音を目的として
作られている。


まずギター用のディレイとしてヴィンテージサウンド聞かせてくれる
以下の2つのディレイのシミュレートがある。



Boss DM-2



Electro Harmonix Deluxe Memory Man


どちらもお金を出せば手に入らないことはないが、
こういったディレイは個人的には有難い。
どちらもややヴィンテージの領域に入ってきている気がする。


BOSSのDM-2はヤフオクで見かけるが
プラグインでお手軽に楽しめるのは嬉しい。


Maestro Echoplex 1


Maestro Echoplex 3

Maestro Echoplexはヴィンテージと呼んで差支えないと思うのだが、
テープや真空管を用いたディレイは
なかなかいい味を出してくれるので、
ECHOSは重宝している。


Nomad Factoryというと安っぽい・B級というイメージを
持っている人がいるかもしれないが、
最近リリースされたものは良い意味で普通に使えるものが多い。


ECHOSとかPulse Tecとか最近はNomadは頑張っているので
今後も期待したい。

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ディレイの「音色」そのものについて色々書いてみたが、
前回と今回合わせて使い方に関してはまだ全然書いていないにも関わらず、
こんなにもたくさんディレイ1つで語るべきことがある。
(勝手に語っているだけだが)


コンプもEQもリバーブも高いレベルで使いこなしたいと思うなら
こういった知識はないよりはあったほうが断然有利だ。


ただこだまが鳴っていればOKとか、
ホールの残響が付いていればOKとか、
人それぞれいろいろあると思うが、
求めるレベルが上がれば上がるほど色々なものが必要になる。


お金だったり、機材だったり、知識や技術だったり、チャンスだったり、
時と場合によって色々だが、
もし音楽制作をがんばっている方がいらっしゃれば
普段自分が使っているプラグインや機材について色々調べてみることをお勧めします。


何か新しい発見があるかもしれないし、
もっと高度な使い方が出来るようになるかもしれない。



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作曲・DTMの個人レッスンの生徒を募集しています。
このブログの書き主の自宅でマンツーマンレッスンをしています。
詳しくはこちらをどうぞ。


電子書籍ですがDTM関連の書籍も書いています。
宜しければどうぞ。

DTMマスタリングのやり方


DTMミキシングのやり方。


【パソコンで始める日本一簡単なDTM作曲本】 

販売ページへのリンクです。  
 


ディレイについて色々考えてみたい。


様々な長さやフィードバック量の調整といった使い方を駆使して
トラックをオケに馴染ませたり、
あるいは「こだま効果」を出したりするディレイだが、
効果は極めて単純である反面、
ちゃんと効果的に使いこなすのはなかなか難しい。


最近は今まで以上にディレイ音について結構こだわるようになってきたのだが、
なかなかミックスの中で「これだ!」と思えるディレイ音を作るのは
簡単なようで意外と難しかったりする。


〇テープディレイ
ディレイが開発された当初はテープの再生ヘッドを
時間差でズラすことによって作り出していた。

1950年代頃はまだアナログディレイも開発されていなかったので、
このような非常に単純な方式でディレイ音を作り出していたのだが、
今でも多くのディレイプラグインのプリセットに存在している。

Karlette フリーソフト(昔Cubaseで使われていたものが今はフリーで公開されている)
http://japan.steinberg.net/jp/support/unsupported_products/vst_classics_vol_2.html 


テープ自体はディレイに限らずデジタル全盛の現代でも
シミュレーターとして多くのメーカーが優れたVSTプラグインを制作しているが、
奇数倍音がたくさん加わる柔らかい歪みや
テープ独自の劣化したサウンドは個人的にも大好きだ。


テープディレイを持っていなくても、
基本的にフィードバック量はゼロ設定で
ディレイタイムは100ms以下にし、
フリーソフトなどのディレイの後ろにテープのシミュレーターを入れれば
簡単に疑似テープディレイを作り出すことは出来る。



〇アナログディレイ
BBD素子という遅延素子を使ってディレイ音を作り出す方法で、
高域が劣化するのが大きな特徴だが、
現在では当時デメリットととして捉えられていた高域の劣化具合が
逆に味と捉えられていて、わざわざアナログディレイを選択する人も多い。


BBD素子とはBucket Brigade Deviceの略で
簡単にいうとバケツリレーで遅延を作り出す方法で
デジタルディレイが登場する前のディレイにはBBD素子が使われていた。



MoogerFooger MF-104M


MAXON  AD9Pro
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=486^AD9PRO^^&rk=01001xqc006ne3 


今でもギター用コンパクトエフェクターではBBD素子を用いた
アナログディレイが作られているが、
自宅にアナログディレイをお持ちの方はもうほとんどいないだろうし、
ましてやレコーディングでアナログディレイを現役で使っている人は
ほとんどいないと思うのだが、
個人的にはちょっと欲しいかも…と思っている。


高域の劣化具合が独特なので、
アナログディレイは今でも多くの人に人気がある。

〇デジタルディレイ


ディレイの歴史はこだまを如何に忠実に再現するか?を追ってきたが、
1970年代以降のデジタルの時代になると、
段々とディレイの性能が上がってきて、
少しずつノイズや劣化の問題が改善されてくる。


それでも初期のころのディレイは独特のローファイ感があり、
今でもギター録音などでRoland SDE-2000や
Lexicon PCM42などを使っている方はいらっしゃる。


Roland SDE-2000 



Lexicon PCM42


Lexicon社のPCM42はPSP Audiowareからプラグイン化されて
リリースされているので私もミックスで重宝している。

PSP AudiowareのPSP42とPSP85
http://www.pspaudioware.com/plugins/delays/lexicon_psp_42/ 


プラグインのPSP42は往年のデジタルディレイサウンドが欲しいときに愛用しているが、
なかなかいい味を出してくれるし、
パワーアップしたPSP85もなかなか使い勝手が良い。

まさにプラグインでお手軽に楽しめるデジタルディレイという感じだ。

テープともアナログとも違う独特のローファイ感を持ったサウンドが
デジタルディレイの特徴で、
同時にデジタル技術を駆使して面白いディレイ効果も作り出せるので、
飛び道具的ディレイとしても重宝している。


〇真空管ディレイ

Softube社 TUBE DELAY
http://www.tacsystem.com/products/softube/000371.php 


Softube社のTUBE DELEYも結構気に入っている。
出てくる音はまさに真空管の音なので、
好みが分かれるところだが選択肢の一つとしていつも試してみたりする。


ボーカルでもドラムでもギターでも独自の味があるので、
なかなか重宝しているが、
普通のディレイの後ろに真空管のシミュレーターを入れれば
似たような音は作り出せる。


トラックに太さや立ち上がりを求めるときは
真空管のディレイを好んで使っている。


//////////////////////////

色々なディレイがあるのだが、
時代が現代に近づくに連れて技術が進み、
最終的には完全に原音と同じ音を出せるようになり、
DAWのプラグインとして使えるディレイに至っては
もはや何でもアリの時代になる。


今ミックスや作曲でディレイを使うなら
プラグインのディレイを使うというのが一般的だが、
非常にお手軽に広い選択肢の中から選べるので本当に良い時代になったなぁと思う。

WAVES H-DELAY
http://www.minet.jp/waves/id=164 


WAVESのH-DELEYはその名が示す通り、
Hybridなので、デジタルとアナログの両方の特性を
非常に簡単に呼び出すことが出来て結構出番が多い。
これは便利すぎる。


デジタルの綺麗なディレイ音や
PCM42的な音、テープ的な音、BBD素子を使ったアナログな音、
スラップ、ピンポン、レコード盤が曲がったモジュレーションが利いたディレイ音まで
何でもアリの素晴らしい機種だが、
最近のプラグインのディレイはH-DELEYのように非常に多機能なものが多い。


色々買わなくても
1つ多機能なものを持っていればなんとかなったりする。


ミックスの中でディレイとEQを併用してわざと音を劣化させるテクニックは
誰でもやると思うのだが最近はEQで劣化させるのではなく、
テープディレイやアナログディレイなどを積極的に使って、
自分好みのディレイ音を作り出すことを模索している。
これが結構面白い。


ディレイが鳴っていれば何でもいい、
EQでちょっと劣化させておけば何でもいい、
という感じであれば拘る必要もないと思うのだが、
ミックスも非常に細かい所までしっかりと詰めていこうと思うと
そうもいかなくなり、ディレイにもこだわりたくなるのだ。


特にテープディレイとアナログディレイはその質感が独特なので
元々の特性をある程度は勉強しておく必要がある。


ディレイの使い方も大切だがそもそも作り出される音自体は、
使い方云々という話ではなく、
プラグインの持っている性能に左右されてしまう。


ミックスにおける様々なディレイの使い方は勉強や経験で
なんとでもなるが、
出てくる音そのものは使い方だけではどうにもならない。
(ある程度はEQなどで疑似的に作り出せるけれど)


特にテープディレイやアナログディレイは
いい味を出してくれるので
是非ご自身の持ってらっしゃるプラグインを使って研究してみて欲しい。



リバーブでもディレイでもイコライザーでも
1つ1つは小さなことではあるのだが、
こういう小さなことが積み重なって
最終的な作品の出来の大きな違いになっていく。


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まだ1曲しかボカロ曲を完成させていないが、
ボカロ曲におけるボーカル処理で活躍するお気に入りのプラグインとして
WAVES Aphex Aural Exciterが結構気に入っている。



WAVES Aphex Aural Exciter 

非常に貴重なAphex Aural Exciterの真空管ユニットをモデリングしているそうだが、
同じWAVESのPuigchildと同じくらい非常に良くできている。


実機を触ったことはないので再現性云々に関してはなんとも言えないが
純粋にプラグインの有用性としては極めて高い。


ボカロ曲をミックスするときに初音ミクの声は何もしなければ
結構寝ている感じなので、
輝きを与えたり、立たせたり、良い意味で汚していくのに重宝している。


最近買ったVocaloid3のIAは
なんか最初からミックスで補正した後みたいな声だなぁ~と思ったら
やっぱりIAのライブラリーから直で出てくる音が
既にEQ補正などが掛けられているそうだ。

最初から少し中高域を立たせてあるように聴こえる。


何もしなくてもある程度は音が立つようにとメーカー側の配慮なのだろうが、
個人的には何もしていない裸のLIAの声が欲しかった。


初音ミクの声はIAに比べて引っ込んでいる感じなので、
どうしてもリアンプしたり、
結構きつめにプラグイン補正を掛けたりしなければならない。


敢えて寝ているボーカルが欲しいときはそれでもいいが、
しっかり存在感を出したり、明確に立たせたい時に
Aphex Aural Exciterが活躍する。


真空管やテープをモデリングしたシミュレーターはたくさんあるが、
「声に合う」という点ではこれが一番気に入っている。


ほかにも個人的にボカロに有効だと思うのが、
spl社のVitalizerだ。

spl Vitalizer mk-2


EQはbrainworx社のdyn_EQが気に入っている。

brainworx dyn_EQ 



もちろんこれは私の個人的な好みであり、
あくまで「比較的自然に聴こえるようにする」目的での
プラグイン選択なので、
求めている音が変われば選ぶプラグインも当然変わってくる。


エレクトロ系の曲でデジタルチックにしたいなら
Aphex Aural Exciterもdyn_EQも使わないかもしれない。


Vocaloid3を使って気が付いたのだが、
第2世代の初音ミクよりも滑舌が良くなってい部分がある。


全く同じデータを再生させても、
明らかに発音が滑らかだったりして
より人間に近い自然な感じになっているのだが、
初音ミクだとどうしても裸のままではロボットボイス感が強いので
より自然な感じを求めるときは
スタティックタイプのEQで高域を持ち上げたりするよりも
VitalizerやダイナミックEQを使ったほうが良いように感じている。


滑舌の問題に限界があるのならせめてプラグイン処理は、
デジタル的なものではないものを選びたい。


あとはいかにフェーダー書きをするか、
各種パラメーターを弄っていくかが
ボカロ曲のポイントだと感じた。


音源の音でもピッチベンドやエクスプレッションやブライトネスを
リアルタイムで演奏中の表現として弄っていくが、
初音ミクでもそれは同じで、結局今までとやることは変わらない。


まだまだ始めたばかりなので慣れるまで時間が掛かるかもしれないが、
出てくる音が人間の声というだけであって、
結局はボーカロイドも【音源】なのだ。


ミックスに関しても人間相手に使う手法がそのまま適応できるので
なんかボーカロイドは非常に難しいとか面倒とか思っていたが、
やってみたら何も難しいことはなかった。


しばらくはボーカル曲をたくさん作ってみよう。
さすがにそんなにすぐには上手くならないと思うので
まずは10曲くらい作って経験を積むところからスタートしようと思う。






ハーモニックマイナーについて作曲的な考察をしてみたい。


マイナースケールには3種類あることは周知の通りだが、
クラシックの古典以前においては
Ⅴの和音において導音が用いられるのみで
ハーモニックマイナー(和声的短音階)という音階はあったものの
全体を通してハーモニックマイナーが用いられる曲が出てくるのは
現代まで待たなくてはならない。


時代の流れに沿ってマイナースケールへの
作曲家のアプローチは変化してきたが、
前述の通り昔はⅤの和音のみハーモニックまたはメロディックを用いて
残りはナチュラルマイナーという音使いが多かった。


近代に入ってからドビュッシーなどが通常のメジャーとマイナーの
枠を飛び出して実に様々な手法で調性の広がりを見せてくれたが、
ドビュッシーはメロディックマイナーにも着目している。


前奏曲集第2巻 2:枯葉 "Feuilles mortes"


上の譜例はドビュッシーの前奏曲集第2巻の枯葉の最後から5小節目の
ルートがBbの部分だが、
旋律の動きがラ→ラ♭→ソ♭→ファとなっている部分で
最初のラは倚音(M7)と考えて
ラ(M7)→ラ♭(7)→ソ♭(♭6)→ファ(P5)のように私には聴こえる。


和音としてはB♭augだが、増5度の音というよりむしろ♭6と考えて、
シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ・ソ♭・ラ♭というスケールに私は感じる。
(ドは旋律にも伴奏にも出てこない)


ホールトーンがたくさん出てきたりする結構アウトな感じの曲なので、
ドミナントセブンスにM7の倚音が出てきても
そんなに不思議な感じはしないし、
ジャズ風にいうならビバップドミナントスケールのようにM7がドミナントなのに出てくるが
これはミクソリディアン♭6と取っても良いと思う。


異論がある方が是非、ここは〇〇スケールだと思うのように
考えを聞かせて下さい。


そもそもクラシック和声にはコードスケールという概念はなく、
すべて「転位」で考えるので、
コードスケール分析はどうかとも思うのだが、
考え方が分かりやすいのでコードスケールで考えるようにしている。


結局は出身調と音階の相互関係的視点から見れば同じことだし。


ミクソリディアン♭6スケールということは当然メロディックマイナー出身
(メロディックマイナーの第5音からの転回)なので
ドビュッシーは通常の長短調からの脱却として
メロディックマイナーを活用していることがわかる。



メロディックマイナーは前半マイナー、後半メジャーという
メジャーとマイナーの中間的な音階なので、
音階の前半だけでフレーズを作ればマイナーだし、
逆に後半だけで作ればメジャーになる不思議な音階だ。



メロディックマイナーを上手に使っている作曲家さんはたくさんいて、
日本だと千住明氏をはじめ極めてメロディックマイナーの使い方が
上手な方がたくさんいらっしゃる。


この時のポイントはⅤの和音の部分だけでなく、
1曲通してメロディックマイナーで作っても大丈夫ということだ。


つまりメロディックマイナーをペアレントとするすべての音階を
自在に使っても作曲や即興演奏が成り立つのだ。

・メロディックマイナー
・ドリアン♭2
・リディアンオーグメント
・リディアンドミナント
・ミクソリディアン♭6
・ロクリアン#2
・オルタード

同じコードスケールが別の名称で呼ばれることもあります。

メロディックマイナーのみについて書かれている本もあります。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-vol-4-%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB-Ricker/dp/4754930959 


要するに上記の7種類のメロディックマイナーをペアレントとするスケールを
曲中で自由に使うことが出来る。


実際にそういう曲は山ほどあるし、
私も山ほど作ってきたし、
マーク・レヴィンのジャズセオリーでも
メロディックマイナーを基本にした考え方が大いに考察されている。




お馴染みのジャズ・セオリー
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3-%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC-%E6%84%9B%E5%B7%9D-%E7%AF%A4%E4%BA%BA/dp/4754930789 



ところがハーモニックマイナーについてはほとんど全く語られず、
ジャズセオリー では最後の方で「未解決の問題」のコンテンツで僅かにその内容を
説明している過ぎないのだが、
これは彼の頭の中ではハーモニックマイナーという概念が作曲上重要でないということを
意味しているような気がする。


これに対しては理論的な説明がされており、
それ自体は納得のいくものだし、
クラシックでもメロディックマイナーほどハーモニックマイナーの使用は
進んではいない。


ロックのギターソロなどでハーモニックマイナーや
HMP5Bを用いたソロがたまにあるけれど、
あくまで1つの和音に対して
ハーモニックマイナー(及びそれをペアレントとするスケール)を
当てているだけであって、
ハーモニックマイナーをダイアトニックとしてコード進行が形成されたり
ハーモニックマイナーをペアレントとする種々のスケールで
1曲(あるいはある程度の長さ)書かれているわけではない。

あくまで飛び道具的に使用されているように聴こえる。


・ハーモニックマイナー
・ロクリアン♮6
・アイオニアン#5
・ドリアン#4
・HMP5B
・リディアン#2
・ロクリアン♭♭7
同じコードスケールが別の名称で呼ばれることもあります。 


ハーモニックマイナーをペアレントするダイアトニックのスケールは
上の通りだけれど、
あんまり聞きなれない名前のものが多い。


よっぽど専門的に作曲を勉強していない限り、
使用頻度はかなり低いだろうし、
ハーモニックマイナーを前面に押し出した理論書もない。


私もⅤの和音でのHMP5B以外では
モーダル・インター・チェンジでロクリアン♮6を使ったり、
ハーモニックマイナーの雰囲気を活かした曲を作るときに
アイオニアン#5を使ったりするが、
例えばⅠ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴとか、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰなどで
ハーモニックマイナーを通して使うことはない。


あくまで瞬間的な用法でハーモニックをペアレントするスケールを
用いるにすぎず、
ジャズのアドリブでもそういった実例は相当特殊だと思う。


ここで注目すべきはメロディックマイナーではそれが可能なのに、
ハーモニックマイナーではなしになっている点だ。


多くのジャズミュージシャンはメロディックマイナーに通じている人はたくさんいても
ハーモニックマイナーでのアドリブに通じている人はあまり見たことがない。


理由はアボイドが多すぎて、不協和が強すぎるからだろう。





ジャズにおける最重要チェンジとも呼べるⅡ-Ⅴだが、
このお決まりの進行一つとっても
メロディックマイナーでは出てこないハーモニックマイナー独自の
不協和を生み出す不都合がたくさん出てくる。



まずⅡの和音が〇m-5、〇m7-5の和音で不完全和音であること。
そして第5音と第6音の間に増2度音程があること。
Ⅱの和音に関しては比較的大丈夫なのだが、
Ⅴの和音は結構厳しい問題がある。



スケールとしてはHMP5Bなのだが、
第5音と第6音の間が半音で不協和が強いこと。

オルタードではあくまでルートと♭9thの間に起こる短9度も
ここではルート以外の音で短9度が発生している。


ルートは絶対にどかすことは出来ないが、
それ以外の音はいくらでも変えることが出来るので、
HMP5Bよりもオルタードを使う人のほうがずっと多いはずだ。


またコードトーン以外の3つのテンションも
全部コードトーンから見て半音関係
で、
テンションコードを作ろうと思うと
協和とは程遠い非常に厳しい和音になってしまう。


アボイドとは何か?ということに関して
それぞれの作曲家がどういう考えを持っているか?がここでは重要になるが
私は狭義のポピュラー理論を別とするならば
オルタードにおけるルートと♭9のみが許されて
コードトーンの半音上の音はすべてアボイドという考える。


例えばHMP5Bの第6音は♭13thのテンションと考えることもできるが、
私にはこれはかなり厳しい音に聞こえる。


それは第5音と半音関係だからだ。


オルタードにおける♭9thはルートだから仕方ないが、
それ以外はいくらでも避けようがある。


避けようがあるからこそ、
ルートと♭9以外半音関係のないオルタードスケールが
好まれている気がする。


もしルート以外の音との半音関係も協和するテンションと
考えて良いのなら、
つまりHMP5Bにおける第5音と♭13thをテンションと考えて良いのなら
長3和音におけるsus4の音もテンションと考えて良いはずだ。


なぜなら同じ半音関係なのだから。
しかしこれを許容する人間は誰もいない。


全く同じ条件なのに
片方は良くて片方が駄目では筋が通らないのだ。


敢えてあ自己反論するとしたら、
HMP5Bにおいてはドミナントセブンスのトライトーンが
不協和を緩和するという言い訳もできるが、
半音のぶつかりが消えるわけではない。


おそらくこの問題がクラシックやジャズやポピュラーの作曲家や演奏家から
ハーモニックマイナーを遠ざけてきた理由の1つだと考察する。


つまりマーク・レヴィン風にいうなら
不協和(ディゾナンス)が強すぎるのだ。


増2度音程があること、テンションの不協和が強いこと、
そしてさらに一つ付け加えるなら
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰなどのお決まりのフレーズを
増2度を含まない一つのスケールで
弾ききることが出来ないことも理由の1つだと思われる。



一般的な音楽素材としてハーモニックマイナーは非常に使いにくいのだ。


しかしモーダルインターチェンジを応用した
ボイシングでは隠し味的に使い勝手がある。


上の譜例はマーク・レヴィンのジャズセオリーに載っているものだが、
(原著では半音上のC/D♭)
こういうボイシングの場合にメロディーを作るなら
どういうスケールが可能だろうか?


答えは上のスケールになる。


スケールの勉強をなさっている方ならお馴染みだと思うが、
リディアン#2スケールだ。

出身キーはEハーモニックマイナーになる。

B/Cという和音だが、このUST的な用法を
Cがダイアトニックで出てくるキーでなら自由に使えるし、
(GメジャーのサブドミナントやFメジャーのドミナント)
SDMやセカンダリーで用いても面白い。


その部分にハーモニックマイナーの風味を隠し味的に活用することができる。


勘の良い方なら「それってモーダルインターチェンジじゃん」とお気づきだろうが、
調性の揺らぎとしてハーモニックマイナーを活用できる例が
ほかにもたくさんある。



個人的にはこういった活用法が多いが、
今のところハーモニックマイナー関して辿りついているのは
今回ブログに書かせて頂いた程度のレベルで
なかなか発展的な活用法に至っていない。



ハーモニックマイナー独自のクセを前面に押し出す曲か
逆にモーダルインターチェンジで隠し味的に借用として使うか
どちらかの用法に留まっている。


メジャー・マイナーは既に研究され尽くしているし、
メロディックマイナーに関しても一時ハマって
メロディックマイナニストとして全面的に自分の曲で活用していた時期があったが、
もう飽きてきたので、ふとハーモニックマイナーを活用できないかと思ったのだ。


ハーモニックメジャーをはじめとする人造音階も良いかもしれないが、
やはりメジャーと3種類のマイナーというスタンダードな部分、
言い換えれば非常に基本的で当たり前で凝ったことをしていない部分を
土台にしたいと個人的には思っている。


突飛な素材を持ってくれば突飛な曲になるのは当たり前で
それは誰にでもできる。


武満徹作曲賞でリゲティーが
応募者全員を落としたことがあったが、
その時リゲティーは理由として「歴史から何も学んでいない」と言った。


ドビュッシーやシェーンベルクを聴くと
それまでの音楽から完全にぶっ飛んでいるように聴こえるが、
ちゃんと聴いてみると非常に古典的であることがわかる。


ドビュッシーなんてあんなにも発展的なのに
どこが古典的なの?と思う方は
しっかり分析してみれば彼が新しい手法を取り入れつつも
ちゃんと過去の歴史を足場としていることがわかるだろう。


ちゃんと過去に学んでいるのだ。
猫が鍵盤の上を走れば、たしかに新しい音楽かもしれないが、
それは単なる見世物やゲテモノ的音楽であって、
私はそれをどうしても真の芸術とは思えない。
そこに大きな価値を見いだせないのだ。


ドビュッシーやシェーンベルクの評価が高いのも
ちゃんと過去に立脚しているからだと私は思う。


あんなにも発展的なのにあんなにも古典的なのは本当にすごい。


音楽とはかくあるべしなのだ。
元をマゼコゼにしたりしては駄目だと思う。


何処までを元にするのかは人それぞれだけれど、
ドビュッシーの音楽の中にベートーヴェンやバッハを垣間見るとき、
100年後に生まれた私は彼らを捨てよう気がどうしても起こらない。


猫に鍵盤の上で走らせて
「どうだ!私の新しい音楽は!」というのは
別にそういう人がいても良いとは思うけれど、
それは彼らが歩いてきた道を捨て去っているように思えるし、
あんまり意味や意義を感じない。



発展性と古典性は同居できる。
極めて進歩的であると当時に極めて保守的であり、
新しいと同時に古いということは可能なのだ。


新しいことが新しいのではなく、
古いことが新しいのだ。


今は新しことが古くなっているように思える。


過去の大家が歩んできた道を捨て去らずに、
そこにもう一歩付け加えてみたい。


そうすれば私が死んだ後に、
また誰かがもう一歩付け加えてくれるだろう。


私は私なりにバッハやベートヴェンやドビュッシーたちを捨てたくないのだ。
可能性は常に一本の樹のように元の種にある。


枝はとして生まれてきたのに、
元の種をすり替えるような真似はできればあんまりしたくない。





ボーカロイドに遅まきながら挑戦ということで
VOCALOID3 IA -ARIA ON THE PLANETESを導入しました。




IA -ARIA ON THE PLANETES 


LIAが大好きなので早速少し使ってみたが
「おぉ!LIAの声がする!」と喜んでました。


ミクで何曲も作ろうとも思ったが、
色々なボーカロイドをとりあえず使ってみたいので、

前から持っていたミクとIAに加えて


・ミクのアペンド

メグッポイドの色々入っているヤツ


を取り敢えず購入してみた。


メグッポイドはコンプリートを買えば全部入っているのだろうと
勝手に思い込んでコンプリートのライブラリーを買ったのだが、
メグのNATIVEが入ってないことに買ってから気が付いた。
(追加パックのコンプリートという意味だった)


とりあえず、ミクのアペンドやIAやメグミッポイドの色々があるので
当分これで曲作りは出来る。


ボーカルパートでダブルやトリプルやツインボーカルをやろうとするときに
いくらプラグインで色々工夫しても
ノーマルのミクだけでは前作で既に「無理だ」と感じたので
これだけあれば色々と遊べそうだ。


ボーカロイドといえども結局は人間の声を元に作られている以上、
必要とされる能力は人間のボーカル処理を大して変わらない。



大してと書いたのは、そこはやっぱりソフトウェアなので、
妙に融通が利かない部分やソフトウェアである以上仕方のない部分があると
とりあえず1曲作ってみて感じたからだ。


なんか変な偏見があったのかもしれないが、
やってみたら存外楽しかったので、
これからもバンバン作って行こう。


結局ボーカロイドって言っても
自分で作曲、編曲、ミキシング、マスタリングするのだから
人間相手に仕事するときと大して何も変わらなくね?と思った。


ボーカロイドエディタに入力する手間も知れているし、
色々とボーカロイドを微調整する手間も
人間相手に楽譜を作ったり、色々と打ち合わせしたりする手間を考えたら
ボーカロイド相手の方がトータルの労力は少ない気がする。


昼間でも夜中でも自分のペースで進められるし、
これは結構楽しい。


これからはボーカロイド関連の記事も書いていきたい。

とりあえずこれからはIA→メグッポイドの順で1曲ずつ作ってみよう。