飢餓大陸
飢餓大陸 (徳間文庫)
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1993年に発売された本。ジョンランドという作家さんが書かれています。神保町の100円ラックで購入しました。
いやあB級(誉め言葉)
以下amazonから抜粋させていただきましょう。
米政府の特命工作員が緊急事態を打電してきた。それはコロンビアの小農村全滅にまつわる信じがたい報告だった。「まさか、そんなはずはない!」という言葉を残し、工作員は息絶えた。この謎のメッセージを追い、一人の大学教授が南米に旅立つ。CIA工作員として、将来を嘱望されていたこの人物の前に立ちはだかったのは、人類を飢餓状態に追い込むことにより「地球支配」をたくらむ、超巨大組織の存在であった。
(「BOOK」データベースより)
すでにこの紹介文で物語の核心を言ってしまっているのがまたB級らしくてよろしいです。昔、B級巨大サメの映画の予告VTRで巨大サメをヘリからロケットランチャーで粉々にするシーンを出していて、ラストシーンじゃん、ダメじゃんと突っ込んだことを思い出してしまいます。
しかし500ページを超える量ながら、早めに読み終えてしまうのでなかなか面白いということなのでしょう。
人がどんどん死にます。最強のスパイが出てきます。怪物のような中国人用心棒が出てきます。退役軍人飛行機乗り達が大活躍します。
どうだ面白そうだろう。
100円で見かけたらぜひ手に取ってください。
ジョンランドの作品、そんなに多くは国内で発売されていない模様。以前紹介したジェームズロリンズ同様、もうちょっと作品を読んでみたくなる作家さんなのですが。。