水曜連載「ピアノ教室のえらび方」カテゴリ記事です。


今回は、ちょっと視点を移動して「おとなのピアノ教室」のえらびかたについてのお話をしてみましょう。



「春から新しいことをはじめてみようかな」

環境が変わったり、心機一転、という気持ちでピアノをはじめようという方、また、

「ずっと休んでいたけど、余裕が出来たのでレッスンに復帰したいな」

という方もいらっしゃるかと思います。



ところが…。



大人の方の教室選びについては、お子様とはまた別の事情がつきまとうのです。



私が実際に、大人の生徒さんの体験レッスンやお問い合わせで聞いた「大人のピアノレッスン探しあるある」について、まとめてみました。


1)「大人のクラスを開講していない」または「大人の生徒がいない」教室しかなかった


2)我が子の先生に自分も習うのは恥ずかしい(ためらいがある)


3)「男性お断り」の教室が多くて困る。


4)あまりにも近所の先生だといろいろと気を使ってしまうので避けたい



1)については個人教室だと結構聞きますね。こどもの生徒が多くて、大人の生徒を受け入れる時間的な余裕などがない先生もきっと多いのだと思います。


2)も、気持ちは分からないでもないような…。ほかにも「我が子の先生は子どもの生徒しか教えていないので、別の教室へ」とか、「あえて子どもとは別の先生に習います」という方もいらっしゃいました。


3)これも実際にお聞きしました。

私の知り合いには男性指導者の方ももちろんいらっしゃるのですが、ピアノ教師はどちらかというと女性比率の高い職業です。若い大学を出たばかりの女性の先生のところに男性の生徒が出入りして、近所からあらぬ誤解を招いた(先生も生徒も真剣にレッスンをしていたのですが)なんてことを聞いて避けてしまう方も多いです。


4)こちらもなかなか複雑ですね。

近所だと通うのは楽ですが、同じ地区でごみ集積所も同じとか、同じマンションの同じ棟という場合は、プライベートも見えるのでなんとなく気まずい…なんてこともあるかもしれません。



ということで、大人の方がはじめてピアノを習う場合は


「大人のクラスがある(または、初めて大人を教える先生でも、一緒に歩んでくださる気持ちがある)」


「男性の方の場合は”ピアノを真面目に習いたい”意思を、女性よりも明確に示す必要がある」


「近くでも隣の地区、くらいの距離にとどめる(自転車で5分以上とか。お子様が学齢の方の場合は、自分のお子様と先生のお子様が同じ小学校・中学校ではないほうがよいかもしれません)」



なんにしても、先生との出会いはご縁です。おとなの生徒さんも先生と良い出会いがあることをお祈りしております。

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