私の最初のピアノの先生はとってもとっても優しくて、大好きだったいづみ先生。
たくさんお歌を教えてくれて、ピアノを大好きにさせてくれた。
はじめての発表会では、はじまりのご挨拶をさせてもらって、はじめてドレスを着て、先生と一緒に舞台で弾いた。
あの頃
将来の夢はいつもピアノが弾ける○○屋さん。笑
まっしぐらに夢に向かって歩んできた日々。
途中大きな挫折もありました。
それでも周囲の方々に支えられてなんとか続けてくることが出来たピアノ。
沢山の方の応援で2009年に留学。
2年後に帰国して、近所の子供たち数人からスタートした小さなピアノ教室。
市内の小さなレストランではじめて開いた発表会は2011年の冬でした。
あれから一年経つ毎に少しずつ通ってきてくれる生徒が増えて
広い会場で発表会を開けるようになって
いつしか集合写真も客席も満席になって
それがとても嬉しくて。
一時間以上かけて遠くから通ってくれる生徒さんも増えてきて
今年は二部制にするまでになり
始めた頃には予想出来ない程に大きな教室にして頂きました。
そしてここに来て、これから新しい人生を進む決断をしました。
5月の連休明けに開催した教室の発表会は
この地で最後の単独の会となりました。
半数の生徒さんは私の信頼を寄せる先生方のもと
新しいお教室でレッスンをスタートされています。
私自身は少しの期間、これまでの教室と新居を行き来する形でもう少しお預かりしている生徒さんもいるので、来年の発表会は多くの生徒さんを引き受けて下さった先生との合同になります。
最後の発表会には保護者の方がこれまでのピアノ教室の歴史を振り返るスライドショーを作ってくださり、涙涙の発表会でした。
まだしばらく通ってくる期間もあるし
ほんとのさよならはまだ少し先だから
あまり実感はないのだけど
きっと新しい場所でスタートをする時
時々切なくなったりするのかなって。
その時に寂しさを実感するんだろうなって。
こんにちはーって元気に通ってきてくれて
幼稚園や学校であったこと話してくれたり
絵やお手紙を書いてくれたり、毎年成長していく生徒さんたち。
ずっと側で見ていたかったな。
でも、少し距離があっても、ピアノを大好きで頑張っていてくれてる限り、心は繋がっていて
いつか大人になった時、きっとまた会えると信じています。
最後の発表会は例年以上に沢山のドラマがあり
語り尽くすことが出来ませんが
生徒1人1人の音楽に感激したと共に、人生の中に音楽があるということの喜びを更に実感。
私はいつの時も良き出逢いに恵まれ
師匠、両親、同志の皆さんのおかげでひとつひとつ少しずつ夢を叶えさせてもらってきて。
心から感謝
心から幸せだと感じています。
0からスタートしたピアノ教室
大きな決断をすることで再び0からのスタートだとずっと思っていた。
だけどそんなことはなくて、沢山沢山学ばせて頂いた今日まで、得たものは絶対に消えないんだって。私はまだまだ未熟者なのだけど、良いことも悪いことも含めて、全てが土台を作らせてもらっていたのだと感じることが出来ました。
これから新しい場所で新しい目標に向かって
どんな時も最後は必ず良くなると信じて一歩一歩開いていこうと思います。
どうぞこれからも変わらずよろしくお願いいたします✨
いよいよ毎週本番
胃が痛くなる日々。笑
そして北海道の夏はいつくるのか。
まだ寒いから生徒も風邪ぎみ
健康第一でがんばろー!