辻1F教室の小林です。
本日レッスンだった育脳クラスの1~2歳さんたち
今回も一つ一つの活動に、とても真剣なお顔で取り組んでくれました
みんなの夢中な表情、毎度ながらたまりません
さて
育脳クラスレッスンも今年度残すところあと4回となりました。
生徒さんたちは現在、数を学ぶ上で最も重要な基盤となる「1」の認識・理解を深めるため
1個だけ摘まむ、1個だけ入れる
というルールをこれまで行ってきた活動に加えて行っています。
数字ではなく、個数の「1」です。
…こう書くとなんだか小難しいかもしれませぬが
お母さんや私が何かを出し入れするお子さんの動作に合わせ、その都度「いっこ☆」と声かけをするようになった
ということでございます。
でもこれが、「1」を認識してもらう上で何より大事な第一ステップだったりするのです
※幼児さんのレッスンでは、混乱しないようあえて「一つ」を使わず「1個」で統一して声かけするようにしています。
写真は「1」の活動の一つで使っている容器と、真剣に取り組むみんなのご様子↑
この容器、実は丸型の氷を作るための製氷皿です
ビバ☆100均の台所用品!
本来お水を注ぐためのスペース一つにつき、1個ずつビーズやおはじきやビー玉などを入れていきます。
この製氷皿に限らず
何かの容器に1個ずつ物を入れるという活動を行う時、最初のポイントとなるのは
入れる物を、入れる場所の数ピッタリ渡すこと
+どのような大きさの物を使うか?です
大きさに関して
初めの内は↓こんな風に、そこに1個以上入れたら溢れてしまうというジャストサイズの何かを使います。
この段階では、生徒さんにとっては単純にスペースを埋めていく遊びでしょう。
1スペースに1個以上入れてしまったら
「こんなに食べられませーん!」
「こっちにもくださーい☆」
なんて声かけをして、空いているところをやんわり示しつつ行います
余談ですが
「食べる」に纏わる言葉というのは、幼児さんたちにとっては最も身近でわかりやすいものだと思います
大人からすると食事に全く直結しない活動も、そこは想像力をフル稼働させて
「ここが空いてるよ!」じゃなく
「この子にも食べさせてあげて~!」
この方が子供たちに伝わりやすいのは、私の経験上確かです。
そんなこんなしている内に
どこに入れたら良いかよ~く見て
鷲掴みせずに一つ一つ摘まんで入れられるようになってきたら
次のステップとして、徐々に入れる物のサイズを小さくしていきます。
ここで初めて声かけに「いっこ☆」が登場します
1個以上「入ってしまう」スペースに、1個だけを入れる
より「1個」を意識して取り組まなければならないので、その分注意と集中が必要となりますね
そしてこれは
数の分割という算数の学習に後々繋がる活動でもあると思います。
生徒さんたち、今日はみんなあっという間に出来ちゃったね
容器の丸穴の底一つ一つに貼った、アナ雪と妖怪ウォッチのシールが一役買ってくれたかな
久し振りのblogで長くなってしまいましたが
一人一人のご様子を見つつ、小さなステップアップを繰り返すレッスン
みんながヒョイヒョイッ♪と得意気に取り組める活動をゆっくり増やしていってくれたら
先生的にはガッツポーズです
育脳クラスさん
また次回、2月レッスンでお待ちしております
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