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2014年12月06日

イエルク・デームス86歳バースデーコンサートのご報告

テーマ:当店主催イベント

先日12月2日、巨匠 イエルク・デームスさんの86歳のバースデイ当日という特別な日に、

私共でコンサートを開催させて頂くことができ、

皆様と一緒にめくるめく感動のひと時を共有できましたこと、心より深く感謝いたします。

当日の様子をご報告いたします♪


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前日までの荒れた天候がうそのように、空は青々とした快晴!!晴れ

「誕生日はいつも雨だったから、珍しく良い天気に恵まれて嬉しいねぇ!」

デームス先生も大変嬉しそうでした。音譜


朝9時。横山はホール入りして、ピアノの調整・調律です。

デームス先生が常に求められる均一のとれた美しい和音と、伸びやかで優しい音色

限られた時間の中でピアノから引き出していきます。



側で調律中の音に耳を傾けているのは、スタッフの新堂。

後姿は、今回ライブ録音をしてくださる櫻井卓さん

櫻井さんは、世界的にも優れた技術を持つ、凄腕の録音技師さんです。キラキラ


あと、写真には写っていませんが、今回のコンサートは

JKarts 木下淳さん に、ライブの映像撮影をお願いしました。完成が楽しみです!!





開場前のひまわりの郷。響きが良く、アクセスも良く、とても有難いホールです。

調律の音に耳を傾けているのは、1ヶ月間ドイツでホリデーを過ごしてきたばかりの

スタッフ 津久井です。





ちょうど調整・調律を終えたタイミングで、デームス先生が会場に到着♪

昨日会ったばかりの二人ですが、

「Ohペテロ~!!」 「わぁ~デームス先生~!!」熱く握手を交わします。



デームス先生 リハーサル開始。

こんな贅沢なリハーサルはありません!!


カメラを片手にウロウロしてお邪魔になってはいけないと思い、

私はリハーサル開始と同時に外に出ましたが、

音響室の扉にしがみつくように、漏れ聴こえてくる演奏に酔いしれました。




いよいよコンサート開演です。

当日のプログラムはこちら。





最初のバッハから、今まで聴いたことのない、感じた事のない、

神がかり的な名演に接することになろうとは・・・


何かが降りてきているとしか思えない、並外れた演奏でした。

あるフレーズでは、イエス・キリストが語りかけている様子が見えて(聴こえて)くるようで、

バッハのマタイ受難曲と通じるものを感じました。




モーツァルトも、ベートーヴェンも、あまりに素晴らしい音楽芸術を前にして

ただただ、感動の渦に飲まれていきました。

デームスさん以外では決して味わうことのできない感動でした。

そして今日、この日、この瞬間でしか接することの出来なかった

特別な演奏に触れた喜びは、筆舌に尽くし難いものでした。



休憩を挟んで、イエルク・デームスさんご本人の作品(ソナチネ:全6楽章)。

ご本人の誕生日に聴く、ライブの自作自演

このような歴史的な場面をともにさせて頂く喜びもまた、筆舌に尽くし難いものです。





そしてショパン。

こんな舟歌、こんな子守歌、こんなノクターン18番、バラード3番は

今後デームス先生以外では一生聴けないと思いました。


こんなにも静かで、優雅で、悠々とした自然の息吹を感じる舟歌を

聴いたことがあったでしょうか。

こんなにも別世界へと誘われる、夢のような子守歌を演奏される方が

他にいらっしゃったでしょうか。

ショパンはこんな音楽にもなり得たのかと、まるで別の曲を聴いているかのような

素晴らしい音楽に、ひたすら感服しました。



驚くべきは、以前にデームスさんの演奏で聴いたショパンと

演奏が全く変わっていたこと。

全人生を、ピアノ演奏に捧げて生きていらっしゃるイエルク・デームス先生。

86歳になっても、絶えず研究され続けて、より素晴らしい音楽を追求し続けて

いらっしゃる御姿勢には、深い感動と感銘を覚えました。


だからデームス先生の演奏は、何度聴いても飽きないし、

何度聴いても新たな感動があるのですね。




終演後も拍手は鳴り止まないし、席を立つ方は一人もいらっしゃらず。

デームス先生は、アンコールを3曲(ドビュッシー2曲と、ショパン1曲)を

プレゼントしてくださいました。



「今日のような演奏は生涯二度と聴けない」

「他の演奏会に行けなくなる」

「こんな素晴らしいコンサートを開催してくださって有難うございます」

帰り際、何人ものお客様から声を掛けて頂き、

たくさんの皆様と感動を共有できたことを、本当に嬉しく思いました。



お客様アンケートでは、

「普段聴くスタインウェイの音と全く別の音で、調律の違いに驚きました」

「こんなに華やかに伸びやかに音を出すスタインウェイのコンサートは初めて。

ピアニッシモも長ーく音が消えず驚きました」

「ザルツブルグの教会で聴いたコンサートのような音色でした」

などなど、ピアノの調律に関する感想も多数頂き、これまた大変嬉しく思いました。



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終了後は、都合のつくスタッフも同席して、皆でディナー。

もちろん、ロイヤルホストです!ナイフとフォーク




頭の回転が速すぎるデームス先生、

次から次へと飛び出すジョークに誰もついて行けない一幕もあり、

「遅い!」と突っ込まれることもしばしばでした。汗

(著名音楽家のエピソード等が背景にあるために

そもそもの背景を知らなければ何がジョークなのかわからないという感じです)


意外にも、話していることの6割りはジョーク。

春にお会いしたときよりも、さらにジョークに磨きがかかっていました。


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今回、デームス先生のために、横浜の中心にあるホテルニューグランド

手配させて頂きました。

心地よくバースデーを過ごして頂きたいという思いで、眺めの良いお部屋をご用意したところ、

ームス先生はいたく気に入られたご様子♪

一休ドットコムからの予約方法を熱心に尋ねられ、

「イッキュードットコム・・・ホテルニューグランド・・・」と何度も復唱されていました。



翌日、お部屋にて撮影した一枚。(横山の自撮りにて)

写真からもおわかりかと思いますが、びっくりするぐらいお元気です。目キラキラ



来年は、春ごろチューリップオレンジに当店ショールームで

バッハのレクチャーをしようと話を進めているところです。


デームス先生、ご来場いただきました沢山の皆様、

素晴らしいコンサートを本当にありがとうございました!!音譜

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