ノートpcを持ち歩くのと同時にACアダプターを持ち歩くのは面倒だし、なにより忘れたりするので、作業場にもACアダプターを置くことにしてある。ACアダプターは断線とかすることもあるので、予備に1つ持つことにもなって、万一のときのリスク回避にもなっている。なにしろ、最近はノートpcが動かなかったりしたら、全く身動きが取れない状況になってしまうのだ。もちろん、バックアップ用のパソコンも用意してある。


今メインで使っている VAIO BX の AC アダプターは 19V タイプで、今まで使っていた Z は 16V だから、共用できない。つまり、作業場用の AC アダプターを買いなおさなければならない。もっとも、最近はサードパーティから、16V と 19V、どちらでも使えるタイプのものが出ている。プラグを交換すると電圧が変わるような仕組みなのだが、最初からこういうのを買っておけばよかったのだ。


AC アダプターを買うということで、新宿の某量販店に行ってきた。ところが、AC アダプターがどうも見つからない。1階を半分ほど探索して、地下1階もざっと探索したのだが、結局挫折して、1階にある案内コーナーで尋ねてみた。地下1階にあるということが分かった。地下1階も見たつもりだったが、見落としてしまったのである。


ところで、これを探索するときにちょっとしたルールを決めて探してみた。ノートパソコン用のACアダプターだから、ノートパソコンの売り場の近くに置いてあるだろう、と推測したのだ。実際、昔はそのような場所に置いてあった。現在は、マウスなどは本体の売り場の近くに置いてあるのだが、ACアダプタは別フロアに行かないと買えないという配置になってしまっている。


AC アダプタのような、かなり必要としている人でないと買わないアイテムは、どこに配置してもそれほど売り上げには影響しないかもしれない。ただ、買う人の視線で考えると、何がどこに置いてあるか分からないようなショップよりは、買いたいものがすぐに見つかるショップに行く気になるというもので、そのあたり、現場の人はどう考えているのか、ちょっと謎である。


アプリケーションの画面設計をするときにも似たような話があって、ユーザーがどういう使い方をするかを調査して、それに沿った配置をすることで、使い勝手を向上させるという手法がある。基本的には、視線をいったりきたりさせないで、上から下とか、左から右に順番に見ていくだけで自然に全ての作業が終わる、というような構造にするのがいい。関連のあるものは近くに配置する、というのも常識である。


誤動作を避けたいものをあまり近くに置かないとか、そのような応用技もあるが、基本はユーザーがどう動くかを知るということで、それを把握することがユーザビリティを考えるときに極めて重要なのである。

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