玉栄丸爆発事故のこと
歴史を知るということは、とても大切なことです。
でも、ひとりの人間が一生かかっても知りきれないのも歴史。
だからこそ、自分が知り得た歴史のひとコマには、とても意味があると思っています。
先日、「玉栄丸爆発事故」のことを知りました。
第二次世界大戦末期の1945年4月23日に、鳥取県境港市で起きた爆発事故。
境港市を山陰唯一の戦災都市にした爆発事故であり、事故発生から今年で68年になるので、特別展が開催されているそうです。
人や鉄骨など、ありとあらゆるものを舞い上げた爆発のすさまじさは、「境港の原爆」と例えられているとか。
この事故で重要なのは、
①死傷者400人以上で、市街地の三分の一を焼く大惨事にもかかわらず、当時は軍事機密であったこと。
②積荷が火薬であることは一部幹部にしか知らされておらず、住宅密集地に近い岸壁での軍の強引な陸揚げ作業が大惨事を招いたこと。
③1回目の爆発の時に積荷が火薬であることを知らせ、退避命令を出していれば、多くの犠牲者を出さなくてすんだかもしれないこと。
この出来事を知っただけでも、ずっと「愚」を繰り返している、あまりにも歴史から学んでいないこと、を強く感じます。
ブルームーン
直訳すると「青い月」。大気中の塵の影響で月が本当に青く見えることがあるそうですが、今夜の月が青く見えるというのではありません。
「極めてまれに」とか「めったに……ない」という意味の英語で「once in a blue moon」というのがありますね。かなり稀でいつ起こるか分からないけれど、月が青く見えることは本当にあることから、19世紀半ばにこの熟語が生まれたそうです。
ブルームーンはめったに起こらない幸運なことなので、「見れば幸せになれる」という言い伝えもあるようですよ。
「ブルームーン」の本来の定義は「1つの季節に4回ある満月のうちの、3度目の満月」だったようで、19世紀の『メイン州農民年鑑』にもそう載っているそうですが、20世紀の半ばごろ、アメリカの天文誌『SKY & TELESCOPE』が、「同じ月の2度目の満月のことをブルームーンと呼ぶ」という誤った記事を掲載してしまい、その誤った定義が定着してしまったそうです。
これもまた、「めったに起こらない」出来事ですね。
さあ、今夜はどんな稀な出来事に出会えるんでしょうか?
8月最後の日。明日からは9月です。
夏の名残の金曜日。何か体験された方は、ぜひコメントしてください。
サリンジャー氏の訃報
今朝の天声人語は、サリンジャー氏の訃報を取り上げていましたね。
落合恵子さんのエッセーの一節が引用されていました。
「十八歳。紺サージの制服を脱ぎ捨てて、ジーンズとバスケットシューズが新たなる制服になったあの頃。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』が愛読書だった季節……」。
ぼくが『ライ麦畑でつかまえて』と出会ったのは、もうちょっと早かったかな。でも18歳の頃は、まさにジーンズとバッシュ姿でしたね・笑。
「世界で最も読まれた青春の一冊」と書かれていましたが、ぼくにとっても、まさに青春の愛読書だったと思います。
その後、村上春樹氏の小説(『ノルウェイの森』がベストセラーになる前ですよ!)と出会い、愛読書はそちらに大きくシフトしていく訳ですが、村上春樹氏が翻訳した『キャッチャー・イン・ザ・ライ』はまだ読んでいません・笑
天声人語からもうひとつ引用。
▼決定的な一作を残してあとは終生沈黙するという、伝説めいた作家がまれにいる。たとえば『風と共に去りぬ』のマーガレット・ミッチェルがそうだ。サリンジャー氏も似たところがあった。寡作で知られ、名声に包まれる中で筆を折った▼
これを読んで、小・中学生を通して愛読していた下村湖人氏の『次郎物語』を思い出しました。下村湖人氏は、この代表作以外ほとんど評価されなかったと思います。
『次郎物語』はぼくにとって、「愛読」というよりも「心酔」と言ったほうが正しいぐらいでした・笑。いつも文庫本を枕元に置いて読んでいたほどですから。主人公の次郎と自分の生い立ちに重なる部分があって共感したのだと思います。
振り返ってみると、これまで自分は何冊の本を読んできたのでしょう?
一番古い記憶は、5歳の頃に父が買ってくれた、『小鹿物語』(ローリングス著)。やっぱり主人公の少年ジョディに自分を重ねていました。
小学生時代は転校が多かったので、どこの学校でも同じように本の匂いがする図書室が好きになり、一年間に400冊から500冊は読んでいましたね。伊豆の小学校にいた頃は、毎年、最多読書賞というのをいただきました・笑。ずいぶん背伸びして、日本の古典とか、ヘッセやトーマス・マンを読んだのもこの頃。逆に鴎外や漱石は中学生までほとんど読んでいませんでした。
皆さんは、どんな本が好きですか?どんな本に思い出がありますか?
ミツバチの悲劇
逆に、蟻は異常に増えているような気がします。
忙しそうに蜜や花粉を集めていたミツバチたち。
実は数年前から、世界的にセイヨウミツバチが大量失踪していると報道されていました。
蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれていますが、セイヨウミツバチの働き蜂たちが、一夜のうちに、女王蜂や幼虫たちを置き去りにして姿を消してしまうのだそうです。
ミツバチが消えれば、農業には大打撃です。田畑は不毛の地となり、食料不足に陥るだろうといわれています。
大量失踪の原因は未だ謎に包まれていて、いろいろな説がありますね。
ウイルス、病原菌、カビやダニ、環境急変などによる過度のストレス、環境汚染物質による免疫力の低下。
そしてこの度、携帯電話の端末や基地局から発生する電磁波が、ミツバチにとって脅威になる可能性があるとの研究結果も発表されました。なんと、巣箱の近くに携帯電話を置くと、働きバチは巣箱に戻ることができなくなり、ハチのコロニーが崩壊したのだとか…。
基地局や携帯電話の数がさらに増えれば、ミツバチは10年ほどで姿を消すかもしれないと警鐘が鳴らされています。
ミツバチの悲劇は、やがて我々にも…。
真夜中の地震
いやぁ、揺れましたね
かなり大きな地震でした
平成20年05月08日01時49分 気象庁地震火山部 発表
08日01時45分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.2°、東経141.7°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.7と推定されます。
茨城、栃木で震度5弱だったそうです。
そちら方面の方、大丈夫でしょうか?
被害がないことを心から祈ります。
それにしても、真夜中の地震って昼間よりも怖いと実感しました。
慌てて部屋を片付けたりして・笑
親が慌てている状況の中、我が家の子供たちは爆睡してます
ここで一句!
親だけが 地震にビビル 夜更けかな
気象庁発表の情報は下記を参照↓
たいへんご無沙汰いたしました
たいへんご無沙汰しておりました。
昨年の9月から、ずっと放置状態でした。
アクセスしないでいるうちに、アメブロもすごく進化していて、驚くばかりですね。
アクセス解析も充実していて、とっても見やすくなっています。
こんな放置ブログに毎日百名近くの方がアクセスしてくださっていて、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。本当にゴメンナサイ
今はmixiが中心になっておりまして、なかなかブログには手がまわりませんでした。
でも、また復活しますね(って、何度も言ってますが・恥)
ハンドルネームも、ブログ用のファントム!!からmixiでも使っている悠輔に統一します。
改めて、よろしくお願いします
さて、復活ついでに宣伝を・笑(すみません)
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」が、ソニーが手がける新しい映画館上映プロジェクトの第1弾として、5月10日(土)からロードショー上映されます!!
映画館で楽しむミュージカル!大スクリーンの迫力! これまでにない感動空間!
ぜひご覧下さいませ!
【5月10日(土)首都圏先行ロードショー】
109シネマズグランベリーモール
12:10~、18:10~
東急田園都市線 南町田駅前
0570(012)109
109シネマズ川崎
15:00~、18:20~
JR川崎駅西口直結・ラ・ゾーナ川崎プラザ5F
0570(007)109
109シネマズ佐野
イオン佐野新都市ショッピングセンター隣り
0283(20)0109
【他、6月上映決定!】
109シネマズ四日市
109シネマズHAT神戸
109シネマズ佐賀
109シネマズ名古屋
109シネマズ http://109cinemas.net/