2006-03-28 17:15:50

九州発:「新」亭主関白道

テーマ:男と女の★話

九州発:「新」亭主関白道 福岡・久留米の協会が提言 /鹿児島



◇「平和主義」掲げ、熟年離婚回避へ
 「全国亭主関白協会」(全亭協)が福岡県久留米市にある。

関東や岡山にも支部があるが、会員は29人。

女性団体が聞けば目をむくような名前は、実は「関白といえど、

天皇(妻)にはかなわない」が前提で、夫婦げんかを円満に回避するための

心と技を競いあう平和主義の男たちの集まりだ。

最近、会員増加に力を入れていると聞き、たずねると、

意外にも「夫婦関係の2007年問題」に行き当たった。【竹花周】
 


■目標は100万人
 「会員の要望でこんなのを作ってみました」
 久留米市中心部のビルの6階。全亭協事務局で、

会長の情報誌プロデューサー、天野周一さん(53)は名刺大の会員証を示した。

表には、会員の氏名と会が独自に認定する「亭主関白道」の段位が

記されている。


これまでは、段位認定証が会員証代わりだったが

「大き過ぎて、飲み屋で見せびらかすこともできない」と不満が続出していた。

天野さんは「会員証だけでなく、メディアへの露出も、今年は積極的に

したいと思ってます。目標は100万人。本気です」。
 

入会すると、妻とのエピソードをもとに関白道の段位が認定される。

公式認定基準は表1の通りだが、実は“ウラ基準”(表2)がある。

基準を見比べれば、会員の気の弱さが透けて見えるようだが、

これを今はやりの「偽装」と見るかどうかは読者の判断次第。

現会員の最高段位は八段という。


 ■隠されたエピソード
 会の設立は99年。天野さんがプロデュースしている地元の

月刊女性情報誌で始めた同名コラムがきっかけ。

東京での出版社勤務を経て久留米に戻ったのが94年。

仕事に打ちこむあまり家庭を顧みずにいたが、98年に妻のうつ症状に気付く。


 「妻は夫しか頼る相手がいないのに、自分は妻を見ていなかった」。

当初は妻の気持ちが理解できず、妻を責めることもあったが、

やがて会話が不足していたことを悟る。

その反省から「ユーモアに託して夫婦の会話を取り戻そう」と始めたコラムだった。

 

■2007年問題
 会員増に乗り出したのにもわけがある。

熟年離婚の増加に加えて、団塊の世代が大量に退職する「07年問題」は、

同時に妻から三くだり半を突きつけられるケースの急増につながりかねない、

というのだ。天野さんは「全亭協こそ、熟年離婚を防ぐ唯一の手段だ」と力説する。
………………………………………………………………………………………………………



 ◇あなたは何段?

 ◆「亭主関白道」段位認定基準◆<表1>
初段 買い物に同行し、荷物を持つことを断れる

→何気に断られてるかも・・・
二段 ゴミ出し、風呂掃除などを断ることができる
三段 意見が割れても自分の意見を通すことができる
四段 隣がピアノを買ったとき、うちはピアニカでいいとキッパリ言える

→ピアノとピアニカだぞっ!ありえな~い!
五段 女房や息子を正座させて説教したことがある
六段 女房のほおを平手打ちしたことがある……おおコワ

→こんなとこされたら10倍にして返してやる!
七段 女房と外で待ち合わせをして、2時間以上待たせて、なおかつ文句を言わせない
→はーっ?

八段 気にくわないことがあったら、おかずなどが載ったちゃぶ台をひっくり返せる
九段 けんかをしたとき、間髪を入れずに、心の中でなく、声に出して「出ていけー!」と言える
→あーあー、出て行ってやるっ!

十段 女房に「あなたのような亭主関白は見たことも聞いたこともありません」とお墨付きをもらっている(女房の署名が必要)
→こんな旦那いたら、お目にはかかってみたい



 ▲公式認定基準
 ウラ認定基準▼
 ◆新!亭主関白道段位認定基準◆<表2>

初段 3年以上たって「妻を愛している」
二段 家事手伝いが上手
三段 浮気をしたことがないか、ばれていない
四段 レディーファーストを実践している
五段 愛妻と手をつないで散歩ができる
六段 愛妻の話を真剣に聞くことができる
七段 嫁姑問題を一夜で解決できる
八段 「ありがとう」をためらわずに言える
九段 「ごめんなさい」を恐れずに言える
十段 「愛してる」を照れずに言える
 ※この認定基準は門外不出とする

3月28日毎日新聞朝刊





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