先日、
咬み咬みワンコちゃんです。ということで、

ご申告の上、ご来店頂きました
めっちゃ可愛い子。2歳。Мちゃん


ママさんは、子犬の頃から、

店を変えたら負担になるかな~と
良かれと思って同じお店に
1年半ほど通いました。

トリミングでは、やっぱり咬み咬みちゃん


そして、遠方ということもあり、

近所のお店に変えて、咬むので、口輪してください。

と、伝えて、2度ほど通われました。

川向こうの大きなショップ。



そして、今回、何とか現状を変えたいと

クッキーを訪ねて下さいました。

咬むんです。
何とかしたいんですけど
予約できますか?

「はい。大丈夫です。様子見させてもらいますね。」
そして、ご来店。


咬み咬みさんとは思えない
ちいちゃいプードルさん
毛はモコモコもつれてそうな気配。

カウンセリング開始。

前回のトリミングは1ヶ月半前、

大体そのインターバルだそうだ。
トリミング後は、
いつも機嫌が悪いそう。
前足とおしりが特に苦手とのこと、

食べてるごはんから
おうちでのお手入れまで、
根掘り葉掘り。聞きまくり。


お母さんは、色々、考えて努力されてきた

ごはんもよく考えて、良いものをあげてらした。

今までのトリマーさんからは、
「この子は、あきらめない子です。

普通の子はあきらめるんですけどね」

と言われていたと。

そして、ママさんには、

優先順位をお聞きし、Мちゃんに負担のないほうを

選んで頂いたので、お任せいただきました。


「怖い、痛いで咬む子もいます。

様子みながら、
今日は、痛いことしません。


もつれもありそうだったので、
身体は、ツルツルやと思ってください。

毛が残ったらラッキーくらいで」、とお預かりしました。


ママさんも、

「フワフワが可愛くて見た目重視だったから、、、」と

言われていました。

それは、当たり前ですよね。かわいいのがいいです。

私もふわモコのプードルちゃん大好きです



でも、状況と判断はトリマーが指南してあげないとね。


Мちゃん滞在時間、超長く頂きました。


絶対に長くいる子のほうがコミュニケーション取れて

落ち着いて、爆睡出来る子が増えます。

まず、お店の雰囲気に慣れてもらうため、
外散策。オモチャで遊び、寝て、

うんちして~おしっこして~。
休憩いれながら、トリミングの作業を。

まあ、トリミングは、
怖くての咬みが、2回ほど、空を切りましたが、

パニックになることなく、


口輪も着けずで、何とかトリミング終えました。


(口輪使用は悪ではありませんよ、、これはまたの機会に)


爪切り、前足触らず、
カット足元、適当仕上げ。

恐らく、Mちゃんにとっては、
初めての痛みのないトリミングになったはず。


そして、

ママさんにとっては、
まあ、今までにない、一番ひどい
仕上がりのトリミング♪

まあ、トリマーの私から見ても
まあひどい。

クッキーパパさんも、「そんなんで帰すの?」(*_*)とびっくり。

いいんです。
Mちゃんの心のリハビリ。傷が深すぎました。

ちっちゃな体に、怖くて痛くて、

こんなにひどい心のキズをおってしまった。


しゃべれないから、いろんなシグナル出してたけど

伝えても伝わらなかったから、

怒らざるをえなかった。やめてよと口が出た。
怖かった。痛かった。一生懸命伝えたけど、届かなかった。


ウーッも言わない。

歯も見せないままの速さで、咬んでくる。

あきらめないじゃなく、あきらめらめる状況になかった
ずっと怖かった、ずっと痛かった

こんな我慢して頑張れる子やのに、
トリマーが罪作りなトリミングしてたと思うと
痛々しくて、とても悲しかった。



ママさんに、今まで毛玉料金とられたことはありますか?と聞いたら
1度だけ取られたことがあると、、


毛玉料金取らないってことは、時間にきっちり返すってことは、

どこかに負担がかかっている。


飼い主さんもわからない。ずっとМちゃんが我慢してきた。


トリマーは人見知り、接客が下手な人が多い。自分もその一人だ。

だから私は、ブログでつらつら書く。

そして

お仕事に対しての対価をきちんと取らない人が多い。

そして、どこかにひずみと、我慢と、犠牲が回っている。


そして、Мちゃんのママには、
うちのお店で、今日のもつれを負担をかけず、刈らずに取ろうと思ったら、

毛玉料金だけで+3000円~5000円は普通にかかります。と伝えると
びっくりされていました。

飼い主さんはわからない。
だからプロが伝えなくちゃいけない。

こんなになるまで、心の傷を大きくしたМちゃん

辛かったろうと思う。

しゃがむと、ちょこんと背中を向けて寄り添ってくる

支配欲があっての咬む行動じゃない。


ただ怖かった、


なんとか慣れてくれると良いな~。

トラウマを取り除くには、まだまだ掛かると思う。

そして、近いお日にちで、ご予約取られ帰られました。

飼い主さんのお手入れにあったスタイル。

ワンコに負担の少ないトリミング
トリミング間隔の提案。


お客様にご提案できず、言うなりで、
「毛玉料金取らない」のが善じゃない


何も伝えず、咬む子を「いい子でしたよ」と

飼い主に伝えないのは、トラウマを大きくするだけです。

伝えてもその後の対処を教えてあげなきゃ難しい。



そして、なぜ、現状がこうなるのか考えた。


またまたいつものごとく、

クッキーママ、意地悪で

人聞きが悪いけど(笑)


まず、飼い主さんは、

ワンコを養えないお金のない人は、飼い主になっちゃいけない。

ワンと生活するのは、手をかけ、時間をかけ、

最低限のお金をかけなくちゃいけない。


プードルは、特に手間とお金がかかる犬種

お金が少なくても、手がかけられる人なら、ワンも幸せだ。

でも、貧乏出身のクッキーママが言えるのは、

お金のない人は、やっぱり時間もない。忙しい。


そして、トリマーさんは悪者にもなる、救世主にもなる、いろんな方向から

手を差し伸べないといけないと思う。わんこ目線、、代弁できるのは

私たちしかいないよ。そうしてワンコの幸せな顔見て飼い主さんも笑顔になる。


昔は、しつけもトリミングも、犬に対して厳しいのが多かった。


まあ、人それぞれだけど、、

優しく、負担の少ないトリミングをするには時間がかかる。


しかし、今の、トリミングの料金は、40年前から変わっていない。

驚きっ。

物の値段がこんなに変わって来てるのに。


動物愛護に関して、まだまだだけど、

20年前から考えると、少しずつ少しずつ優しい方へ変わってきた。


トリマー業界も転換の時が来てる。

もちろん、すでに、きっちりされてて

すごいな~尊敬するな~と思う方もいらっしゃる。

こんだけ情報過多になったから、なんとでもできる。


仲間もすぐ見つかる。私もこの考えに至ったのは、

意識の高い仲間の存在が大きかった。


例えば、うちのプードル料金7560円~。

相場としては、関西ではちょい高くらい。

でも、まだまだ苦しい経営。

ホントは最低でも10000円~頂かないと

思うくらい、割に合わない命と向かい合うお仕事。


とにかく相場が低すぎる。


それでも、

ご近所サロンの中では、かなり高い方。

ぼったくりサロンと思われてるんじゃないかと

ネガティブ思考の時に考える(笑)



まだまだ、相場を気にする自分にも嫌気がさすけど、

これでも、徐々に考えをシフトしてきた発展途上


命と向き合い、動き回るワン相手に

ハサミやバリカンを駆使して、可愛く仕上げる。

トリマーってすごい仕事だっ。自画自賛。


で、主婦のパートよりは少し、稼げる。でも

危険なことを考えれば絶対に割に合わない

リスクの高いお仕事だ。

雇われていれば、コンビニのバイトさんよりも稼げない場合も。


技術職だから見習い時代は当たり前と言われるかもしれないけど、

20年経っても、人間の1000円カットの店の半分も、

稼げてないトリマーさんがほとんどだっ。

私も稼げてない。 もちろん、中には、稼いでいる人もいる。


私も、おそらく、今、トリマーを雇用しても、年金、健康保険もつけてあげれない、

有給休暇あげれないそんな状況。 

福利厚生が、整っているのは、大手の他から収入のある企業だけ。

それが普通になっている異常な状況。


とっても素敵なトリマーの仕事を、世間並の職業にしたい。。

無許可、もぐり営業、

雇用保険もなく、有給もなく、、最低賃金をわる、、

普通の経営じゃ考えられない状況。まだまだある。


20年前は、日給3000円、、なんて普通にあった。

でも、この業界はそうだからと、働きに行く人が居た。

そんな

異常な状態が、今もまだ、ずっと続いてることを、認識しないといけないと思う。


おそらくこんな内部事情は、お客様には、伝わっておらず、


「けっこうトリミングにお金かかるのね。パパの散髪より高いわっ。」

だからトリマーさんは、稼いでるんだろうと、、と

思ってらっしゃる飼い主さんも多いと思う。


トリマーさんは、みんな基本いい人だ。

ちょい人間苦手、頑張って接客するけど実は、人見知り、犬好き、、

「この仕事に就いて、こんな好きなことを仕事に出来て、幸せだ。」

と、真剣に思ってる


だ・か・ら・お金を稼ぐことは出来ない。悪だと思ってしまっている。

だって、好きなことを仕事にしてるんだもん。


自分の時間や労力は、、私が我慢すれば、、という、

どМが多い(笑) 

もちろん我慢してるだなんて思ってない、

それが、ふつうだから。


私もそう思ってたからよくわかる。

なので、

稼ぐどころか、体を酷使し、ワンコに負担をかけ、

まともな対価が得られてない現状だと思う。


そして、咬み咬みワンコのレッテルを貼られたМちゃんのような

この仕事の、ひずみに苦しむワンコがいる。


時間がないから、負担はそっちのけ。本末転倒。


「高ければいい」と言ってるのではない。


「5000円でできるお仕事はここまで。」と

きちんと社会の仕組みを知るのが大切かなと思う。


今の学校は経営のことも少しは、勉強してるのかな?

私たちの時代は、全くと言っていいほど、

技術しか教えてもらわなかった。


だから、私はほんまアホです。胸を張って言える。

元々、頭悪いから、何にも知らない、知ろうとしなかった


賢い人は、もっと早くに気付いて

すでに行動している。

遅遅出発の

クッキーママですが、おばさんになって、やっと気づいたので

このブログを読んで、

一人でも二人でもワンコの未来と飼い主さんの未来、

トリマーの未来を

考えてくださる方が居たら幸いです


私は、ずっと普通もわからない、麻痺してる状態だった。

動物業界の常識は世間の非常識。



飼い主さんもトリマーはそんなもんだと思ってらっしゃる。


今のトリミングの相場が当たり前だと思っている


まあ、最近は、意識を高く持とうとするお店も

増えてきたので、飼い主さんの方が、意識が高いかも知れない。



そして、2年前にできた、日本ペットサロン協会では、

この状況を皆で打破しようと、犬の地位向上、

トリマーさんの意識の向上に

様々セミナーを行なっている。

私もとってもお世話になってる

9月には田中理事長 直々のセミナーが大阪である。


トリマーさんは、ワンコも笑顔に人も笑顔に出来る素晴らしい

この仕事のスゴさに気づくことがまずは、大切だと思っている。


そして、一番、この業界が複雑なのは、

「うちは安いけど、優しくしてるし、可愛くトリミングしてる」という自負。

とにかく、みんな一生懸命、働いている。

どМだっ(笑) あっ、どSもいる(笑)



私も10年前、安い料金でしていたので、その考えはとってもよくわかる。

真剣にそう思っていた。高いのは悪、、、とも思っていた。



「5000円のトリミングだから適当にしよっ」なんて人は少数だ。

トリマーさんは、ほんと真面目。

やるだけのことをやってあげようと思っちゃう。



だから10年選手は、、若い子達が自信を持って対価をいただけるように

まず、私たちが、行動しないとダメ。「うちの店だけ生活できたら良いわ」じゃないですよ。

悪循環を作ってきたのは、長いことやってて変えてこなかったクッキーママのような人です。


若い人たちは、「こりかたまった長いことやってきた人」を飛び越えて

きちんとした対価を頂いて大丈夫。「技術がないから」、、「自信がないから」と

安く料金設定しちゃダメ。トリマーは、ホントに素敵な仕事ですよ。


「だからトリマーの仕事は最高だっ、きっちり対価を頂こう」を

普通にしたい。


それが社会全体につながっていく、次の世代の人にもバトンタッチしていける

業界人が意識を高くすれば、ワンコ飼う人も、必ず意識があがる。


売る側もポリシーを持ち、安易に渡さなくなる。

大切に飼おう。捨てる人も少なくなる、安易に飼う人も少なくなる

殺処分も少なくなると。思ってる。

そして命を大切にする社会になって欲しいのが、

クッキーママの希望なのです。


複雑に絡み合い、、答えの出ない問題です。が

クッキーママは、こう思っています。


勝手な一個人の、思いなので、どなたとも闘いません。

読んでご気分悪くされた方がいたらゴメンナサイ。


ワンコ、飼い主さん、トリマーさん、

皆が、納得して、安心して、笑顔に慣れたらいいなと思います。


熱くなりすぎて、いつもよりもっと、


超、スーパー長文に、なりましたが、読んで頂き、ありがとうございました


ワンコの代弁者で、

笑顔を増やすトリマーさんで居たいなと思います



ラブラブ人に優しくワンコにはもっと優しくラブラブ



by クッキーママ

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  • ”トリマーの現状 咬み咬みワンコ”

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    Ringo

    2016-06-14 02:34:26

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