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前回、ホワイトバンドの記事 で、これおかしくねー?と大人げもなく僕が書いたのは、実はその背後に気にしていることがあって、それに直結することだったからなんです。


■『田中宇の国際ニュース解説』から引用 http://www.tanakanews.com/  

日本では「国際機関」とか「国際支援」といった言葉が「素晴らしいもの」「良いこと」と同義語になっているが、それは表側だけしか見ていない。


欧米の国際支援は、植民地支配の手法がバージョンアップしたものという側面がある。


貧しい子供の顔が大写しになっているような、国際支援系のポスターのイメージに騙されてはいけない。(これは、子供の顔を写すフォトジャーナリズムという業界が、根本的なところで偽善を抱えていることも意味している)

http://www.tanakanews.com/f0930japan.htm  



■NPO・NGOは新植民地主義・新帝国主義の道具?

最初に断っておくのだが、僕は、NGOのような非政府組織は、増えるべきだし、この組織の歴史的・世界的価値は計り知れないと思っている。NGOなどをなくせとか、存在そのものが邪悪とは、全然思っていない。むしろ、これからの世紀は、こうした非政府組織が、主役となる時代だと思う。


が、しかし、そもそもNGOは、たとえば規模の大きなものが、なぜか欧米に集中しており、とりわけ世界的ネットワークを持っているものは、米英つまりアングロサクソンに集中している。そもそも僕がNGOなどに興味を持ったのは、経済学部の学生の頃であった。オゾン破壊がクローズアップされ、自然保護・環境破壊ということが地球規模でクローズアップされはじめたためだ。自然環境とりわけ温暖化というようなボーダーを越えるようなものは、ネイションステイツでは解決ができない問題であった。それを、超えるような鋭い活動や提言を、したのがNPOやNGOであった。


が、日本のしょぼい第三セクターしかみたことのなに僕には、NGOたとえばグリーンピース などのほとんど過激派としか言いようのない激しい(笑)活動をする彼らは、すごく不思議に見えた。というのは、そもそも国際的な地球環境破壊を提言するには、情報が必要だからだ。考えてみてください。


・国家を超える規模での気象情報とその生態系へ影響の数字による事実把握

・それを数理モデル化してシュミレーションを行えるだけの分析力

・さらに解決するための提言力

・実行のための国際的組織力


ちょっと考えただけでも、せめて上ぐらいのことは『最低限』ないと、国際的な地球環境保護なんてほざくのは、ガキのたわごとなんです。地球をきれいにしよう!そのために、毎日ゴミを拾う!とか割り箸を使うのをやめよう!とかいうのは、はっきりいってマクロとミクロの区別がついていないバカがいうことなんです。もちろん、「個人の気持ち」は大事ですよ、確かに。けど、「気持ち」で、産業廃棄物の垂れ流しを止められますか?。核開発を止められますか?。そんなの不可能です。もちろん気持ちは出発点なので、バカにはできませんが、その気持ちに支えられた近代的科学と資本と組織の力がなければ、マクロの問題は解決つかないんです。


せめて上をカバーするくらいの情報力やパワーがなければ、しょせん偽善です。そしてなによりも、参加している仲間が、確信を持った行動をできないでしょう。何が正しいかわかんないのに、言葉だけでは動かないですよ近代人は。


けど、しらべると欧米のNPO、NGOは、トップにグローバル大企業に遜色のないサラリーを出したり、また独自の国際的ブレーンを抱えて、しかも毎年巨額の研究開発や分析のための投資を実行しているものが多いんです。その背景あっての、確信的行動なんですね。


さて、これほどの情報力を持ったシステム・組織によって、たとえばアフリカや政府がカバーできないような地域の人口動態や地形、産業発展の状況などあらゆる情報をモニターしてしまうわけですよね?。しかも、慈善という名の国際協力の下に。井戸の場所とか、地層とか、地図とか・・・・それって、物凄く重要な軍事情報ですよね。ないと、援助できないだろうけど。


この情報が、本当に国家にばれないと思います?


むしろ、国家のエージェントと組んでこの情報を取得しようとするに決まっているじゃないですか。もしかしたら末端で働いている人は、慈善の善意の塊かもしれない。が、そのレポートが本国で、どのように活用されるかは・・・・微妙でしょ?。だから、何もしなくてもいいというわけではないが、かといって、世界の現実がこういう偽善と矛盾を抱えながら動いている、ということを知らないでいいわけがない。


と、思った僕でした。

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前回ホワイトバンドについて記事 の引き続き


辻斬り書評さんのところ 、笑えるのを見つけたののでご紹介。


gazou  

http://whiteband.sakura.ne.jp/  


red  

http://www.geocities.jp/red_band_campaign/index.html  




僕のブログを読んでいただいている人は、理解していただけると思うが、ホワイトバンドが個人の善意に支えられている運動であって、その個人の善意を否定するためにこういう意見を紹介しているわけではありません。むしろ、そういった意思は重要だと思いますし、リスペクトしたいです。


またここで紹介しているからといって、賛同しているとも限りません。当然ながら、↑のような活動する人々は、何がトクでやっているか?って穿った観察をさらにしています(苦笑)。こういう不安を醸成させるいわゆる新都市型ライトは、警戒感を持って僕は見ています。が、意見は、極と極をかならずチェックする、というのが僕の流儀です。真実とは、ウソとウソにまぎれて断片であると、僕は考えるので。


ちなみにメディアリテラシーやアカウンタビリティーという横文字はよく流れますが、この意味は、全然理解されていません。組織的な背景に対する警戒感が弱すぎる。たとえば、だいたい環境にやさしい宣伝を一番している企業はタバコとか石油とか一番地球を汚している産業とかだったりするのは、すぐ疑いの目で見抜くでしょう?。それと同じです。


善意で行っている意図が必ずしも、よい結果をもたらさないし、むしろ悪い結末に結びつくことはとても多い。何か大きなムーブメントが発生する時は、善と悪が絡まった微妙なものが多く、単純に正しいことはこの汚いこの世界ではありえない。だから、つねに、全く逆方向の意見を参照しながら、行動は起こさなければいけない、と僕は思ったりするのです。


・・・・・・ただこうなってくると、もうジョークの世界ですね。


ホワイトバンドは僕は賛同できないが、しかしアフリカ問題などへの気持ちが潰されてしまうのは、イヤだな、と思う。


追記--------------------------------------------------------------------------------


◆知らなかったが、バンドという存在の過去の歴史

http://babelbabe.exblog.jp/295528/
It all began with yellow~全てはイエローから始まった



考えてみればヨーロッパに駐在している先輩が、いつも黄色いリングをつけていて、それっえ流行のホワイトなんチャラですか?と聞いたら、ニヤってわらって。どうかな?といっていた。



Ethical wristbands made using 'slave labour'
By David Harrison
http://money.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2005/05/29/nwrist29.xml  


-------------------------------------------------------------------------------------

◆こういうのも確かに興味深い

dif05.9.11  

これがいいというわけではないが、やっぱ仕組みをもう少し信頼できる形で構築しないと、NGO、NPOはすごく胡散臭くなりやすい。そうでなくとも、日本はチャリティーの伝統がないのだから。

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『誰もが十字架を背負っている』のbuleさんの


ホワイトバンドに関する記事。

http://onyx.blog9.fc2.com/blog-entry-16.html#more
http://onyx.blog9.fc2.com/blog-entry-54.html#more  


あまりに同感だったので、紹介させていただきます。


リングをつけている人は、あれがどこで作られているのか?

(中国なんですよね)


そしてこれほどメディア露出しているということで、どれだけの広告費がかかっているのか?

(原価を考えてみればすぐ分かるはず)


一体プールした金が、何に使われているのか?

(たぶんぜったい欧米の高いNGOの人件費の支えとビルになっている・・・)



そういったことに無関心なのだろうか。



けっこう不思議なんだけど。。。



フェアトレードの観点からは、ちょっと矛盾する。

white05.8.21

*************


いや、とわいえ背景は、わかる。


樹衣子さんの『千の天使がバスケットボールをする』  


アフリカの記事 『21世紀の潮流アフリカゼロ年』で、


僕は、アフリカの話は、つらくて話せないと、腰が引けました。


もう、どうしようもない悲惨さだから。


**************


だから、一歩踏み出す行為は大事なので、


まぁ後ろ向きの批判ばかりしてもよくないのだけれども、


・・・・とはいえ、僕は根本的に偽善に満ちたアングロサクソン系のNGO団体は信用できないが。。。。


**************


善き意図から発したことが、かならずしも、善きことにつながらない世界の理不尽さが世界にはあります。


僕は、ホワイトバンドのブームを見ると、どうしても、そういうものを感じてしまう。


**************


また、基本的にアフリカ諸国は、援助をたくさんされた国ほど、経済がメチャメチャに破壊されています。


自立できなくなるからです。



開発経済学の最大のテーマは、むしろ援助しない方が、いいんじゃないか!です。


富める国の裏には、表裏一体として奴隷として収奪される貧しい国がいます。


遠く離れているからといって、それは事実であり、真実です。


僕は、自由競争を信奉する古典主義的な経済学の賛同者ですが、


それでも、ウォーラーステインなどの視点が無視できるとも思っていません。


********************

でも、買った!という人たくさんいるし、なかなかいいづらい雰囲気もあるし、この前取引先の課長さんが付けていたり(笑)、もとが善意だけに、批判するのもなんか水を差すようで、つらいのだが、、、かなり前のCNNのニュースで見たとたん思っていたことなので、思わず書いてしまいました。

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